督促OL 修行日記 (文春文庫) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
コールセンターの仕事の様子が、具体的にわかります。
いろいろなところがあるのでしょうけれど、
「今度電話してきたら、ぶっ殺す!」などという
なかなかな言葉をぶつけられる仕事現場で、
どう対応し、
どうやって神経を保つのか、が、興味深く書かれている本。
いきなり怒鳴るお客様に、どう反撃するか。
「謝ればいいと思ってんだろ!」と言われない謝り方。
「ごめんなさい」と「ありがとうございます」の黄金比。
などなど、
コールセンターじゃなくても、いろいろな職場で使えそうな技が満載です。
『日本人は、表情やしぐさよりも、「声の感じ」で受け取る』
これには、激しく同意!します。
最強のモチベーション術 人は何を考え、どう動くのか? | |
クリエーター情報なし | |
日本実業出版社 |
モチベーションは、他人に上げてもらっても、上がるもんじゃない、と
思っているのだけど、
たしかに、あるのが、「足かせ」。
そう、
他人に、やる気を挫かれることは、よくある。
筆者のモチベーション関連の著書は、多数出されていて、
いままでは、「承認」に焦点が当たっていたように思う。
この新著では、この「足かせ」と、その外し方に
観点があるのが、゛買い”のポイント。
そして、中高年のマンネリ社員のやる気アップにも言及している。
定年65歳の社会で、高齢社員のモチベーションを、
若い上司がどうアップさせるか。
この課題も、最近の研修ではご要望の多いテーマ。
この本に割かれているページは、まだ少ないけれど、
これから、このテーマの本が増えるだろうな~。
京大医学部で教える合理的思考 (日経ビジネス人文庫) | |
クリエーター情報なし | |
日本経済新聞出版社 |
本当に京大医学部で教えているのか、とか、
合理的思考の定義は?
なんていうことが、頭に浮かんでしまうことが、
この本の読後の成長かもしれません(笑)。
どっちかというと、思考法というよりも
イメージや脳の錯覚、思い込み、そんなことに引きずられずに
客観的に事実を見つめる、ということができるようになる本です。
逆に考えると・・・、
人って、そういうことに引きずられるのか~と
利用法を考えるお利口な人なら、なにかに使えそうです(笑)。
頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法 | |
クリエーター情報なし | |
朝日新聞出版 |
突きぬけた題名に、思わず買ってしまった本(笑)。
「剣を取る者はみな剣で滅びる」
出典:『新約聖書』-マタイによる福音書(マタイ伝)
というように、
闘いには、リスクが伴う。
戦ったほうがトクなのか、気にしないほうがトクなのか、
そんなこと、や、そいつに、
時間とエネルギーを、かける値打ちがあるのか、
そんな感じに考えて、感情の整理をしよう。
本の説明にはなっていませんが・・・、すみません。
内容は本屋さんで、ご確認いただくか、
Amazonで見てみてくださいね。
http://www.amazon.co.jp/dp/B015IF8VLG
このアイディア、いい!!
輪ゴムをするだけで、おリボンになる。
輪ゴムにリボンの型をつけただけなのに、
この段違いなありがたさは、すごい!
大ヒットになる商品、みつけた♪
下町ロケット | |
クリエーター情報なし | |
小学館 |
宇宙開発機構に勤めていた主人公が、おやじの会社を継ぐために
下町に帰ってきて・・・というお話。
事業承継は、本人にとってはキャリアの問題。
会社にとっては、経営の問題。
社員にとっては、死活問題。
事業承継をどう決断するか、
元々あった会社をどう継いで、
どう新しく展開していくか。
しかも、大手企業を相手に、理不尽に対する怒りをエネルギーに変換する
アンガーマネジメントの目線からも、良い素材。
事業承継の観点から考えるもよし、
キャリアの観点から考えるもよし、
経営の観点から考えるもよし、
アンガーマネジメントの観点から見るのもよし。
今週日曜日からのドラマ放映を楽しみにしております~♪
友人の家に、2匹の猫がいる。
1匹は、アウトローな目をして、なつかず、
時折、飼い主にも「シャー」と凄む。
もう一匹は、自由気ままに我関せずと
媚を売ることもなく、自分の好きなところで
寝ている。
大きな顔をして、自分の存在をアピールして生きている。
ただ、ゴハンの時間になると、
2匹とも、どこからともなく現れて、
しっかりと食べる。
家からは、出たことがない。
しっかりとした飼い主の家で、
安定した生活をしているニャンズ。
飼い主を癒すことが、彼らの大切な仕事。
たぶん、このまま、家を出ることなく
窓から外を見て、家の中に差し込む日の光の中で日光浴をし、
毎日、種類の違うペットフードを食し、
気持ちよく寝て、毎日を過ごし、老いても、ちゃんと看病してもらって
病院にも連れて行ってもらい、蚊に刺されることもなく
いじめられることもなく、飢えることもなく、
健康に、快適に毎日を楽しくすごして、生涯を終えるのだろうな。。。
のら猫は、こういう生活と引き換えに自由を手にしているのか。
このニャンズを見ていると、猫になりたい、という人の気持ちがわかるぅ~、
なんて思います(笑)。。。
1匹は、アウトローな目をして、なつかず、
時折、飼い主にも「シャー」と凄む。
もう一匹は、自由気ままに我関せずと
媚を売ることもなく、自分の好きなところで
寝ている。
大きな顔をして、自分の存在をアピールして生きている。
ただ、ゴハンの時間になると、
2匹とも、どこからともなく現れて、
しっかりと食べる。
家からは、出たことがない。
しっかりとした飼い主の家で、
安定した生活をしているニャンズ。
飼い主を癒すことが、彼らの大切な仕事。
たぶん、このまま、家を出ることなく
窓から外を見て、家の中に差し込む日の光の中で日光浴をし、
毎日、種類の違うペットフードを食し、
気持ちよく寝て、毎日を過ごし、老いても、ちゃんと看病してもらって
病院にも連れて行ってもらい、蚊に刺されることもなく
いじめられることもなく、飢えることもなく、
健康に、快適に毎日を楽しくすごして、生涯を終えるのだろうな。。。
のら猫は、こういう生活と引き換えに自由を手にしているのか。
このニャンズを見ていると、猫になりたい、という人の気持ちがわかるぅ~、
なんて思います(笑)。。。
逆転力 ~ピンチを待て~ (講談社 MOOK) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
久しぶりに名著に出会った、そんな気がしました。
新著じゃないけど、たまたま縁があって読んだ、この本が
今年一番の私の中での、おすすめ本です。
19歳の女の子が、こんな考え方ができるなんて、
やっぱりスターになる資質って、あるんだなって思います。
ピンチこそチャンスだと思う、とか、
むやみに腰をひくくしない、とか。
自分のキャラは、周りがつけてくれる。
同じ場で戦わずに、自分の強みで戦う、なんてことも
書いてあるんだけど、
コレって、ビジネスでいうとドメインだったり、
ブランディングというところだったりしますよね。
他にも、お客様の視点で考えるところ、
置かれた状況をうまく使って上がっていくところ。。。
ただのアイドル本じゃない、
ビジネス本としての示唆が、半端ないです。
姫路駅前が、きれいになっています。
世界遺産の姫路城が、リフレッシュしたのに
合わせたように、JR姫路駅あたり、
そして。姫路城前の整備もなされました。
JR姫路駅から、姫路城までの、
約1km、幅50m。
ストーンと通ったこの道路。
通称『50メートル道路』といいます。
昭和27年に、当時の石見市長が
闇市のど真ん中を、 命がけで通した道路。
世界遺産になった平成5年までは、
とくに、国有地だったお城の回り辺りは
バラックの名残が色濃く残っていたし、
現在でも、駅前辺り、駅から北に延びる細い路地、
駅西のあたり、そこここにお店がひしめくところに
戦後からの様子が読み取れます。
老人に話をきくと、戦後は闇市から力の強いものが広く店を出しのだとか。
そういう、いわゆるゴロつきたちの生活の場を
ダダ広い道路を通すために、立ち退きを迫り
石見市長の自宅に暴徒が押し掛けたことも
あったようです。
でも、その英断と、実行力のおかげで
このように、姫路駅から姫路城までが
ストーーーンと、眺められる
今の風景があるのです。
政治家の仕事は、後世の風景を思い描き、作り上げること、
なのかもしれません。