笑顔でハイヒール♪

働くオンナのハイヒールは、女性の心意気と体重を支えているのだ☆ 
さ~、今日も背筋伸ばしていこ~~~っっ!!

高学歴ワーキングプア

2008年03月26日 21時37分17秒 | 本のお話
高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)
水月 昭道
光文社

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「無職」という肩書きの人が起こす事件が、最近とても目に付く。
一昨日の荒川沖駅での8人死傷事件、昨日の岡山駅での線路へ突き落とした事件。
今日のニュースだけを見ても、大きな事件が2件もある。

無職が悪いのではないと思うけど、
居場所、とか、生きる場所とか、活躍する場所というのは、
人には、必要なんだと思う。


さて、この本は、博士号を取っても、多くの博士さんたちには、
フリーターの道しか残されていないという現状が書かれている。

大学院に行って、博士の学位をもらうと、普通に順調にいけば、
27歳。
んんん~~~~、たしかに、この年まで学生で、社会経験がないというのは、
一般的な企業では、腰がひけそう。
しかも、高学歴で、カシコイってなると、扱いづらそうにも思えるだろうな~。

この本では、なぜ、最近、博士なのにフリーターが多いのか、
とってもわかりやすく書いてある。


大学の非常勤講師室には、こういう高学歴フリーター(失礼っ!)が
多くいらっしゃったりする。

40代半ばを超えてる(と思われる)女性は、
いまだに大学院に勉強しに通っておられる。
英語の先生も、何が専門なのかよくわからない先生も、
普段何をしておられるのかと尋ねると、
他大学でも非常勤講師をしておられるとのこと。
ようするに、非常勤講師のはしご・・・。

えっ?生活、大変なんじゃ・・・
そういえば、ほとんどの人が、家からお弁当を持って来られている。

非常勤講師の講師料は、残念ながら、とっても低料金。
フツウの授業だと、大学によっても多少差はあるけど、
一コマ数千円~1万円位がフツーかな。
(ホントは、ここにも枠が数段階あって、人や内容によって、
数万円もらえたりもあり・・・)

みなさん、いい年をした方々で、平均でも30歳は軽く超える。

研究員として残るために、授業を受けるワケでもないのに、
院に学費?を払い続け、
学会に所属するのに、年会費を払い続け、
国内・海外で開かれる学会への出席の交通費も自費なので、大変だとか。

非常勤講師なんて、一番にクビ切られる可能性も高い。
なんてったって、そういう人たちが、ワンサカいらっしゃる。

思わず、質問をしてしまった。
「で、みなさんは、そこまでして、何を目指していらっしゃるんですか?」

一様に返ってきたのは、「専任教員(正規雇用の教員)」。

ほ~~~~、そうなんだ・・・。

「競争率、高そうですね」

っていうか、客観的に見ると、どうもそんなポストが、簡単に空きそうには見えない・・・。
特に、研究している人が多い分野なんぞ、空きを待ってる人が、
ワンサカいそうだし。。。
学府の頂点でもある東大院卒の方が、見えないところから飛んできて、
スポっと納まってしまったりすることも、よくあるし。。。
大学が、有名になるために、著名な先生を招聘することも多い。。。

でも、ラッキーにも、空きが出ると、誰かが納まるというのは、間違いなく、
みなさん、そのチャンスをじっと待っていらっしゃる。


非常勤講師のほかに、非正規雇用の教員というと、
大学には、一見、専任教員と見分けがつかない教員が存在する。
いわゆる「ポスドク」(ポストドクトラルフェロー:博士研究員)
と呼ばれていたりする。
年収4~500万くらいはあるし、研究費も100万円くらいは、いただける、
各種保険付き。
でも、いかんせん、任期が、平均3年ほど。
任期が終わると、(終わる前に)次の職場を探しておかなければならない。

これは、この本によると、余っている博士活用の一つの制度らしい。

そうなのか~~。
この2月に、任期が切れた先生の送別会をしたばかりだった。
次の大学が決まっておられたけど、「運がよかったです」って
言っておられたっけ。

知人のご主人は、この研究員だった。
でも奥様が、有名企業にお勤めで、しっかりした年収のある方だったので、
小学生のお子さんもいらっしゃったけど、
奥様に生活を支えられて、自由に好きなだけ学問に打ち込めておられるのが、
ちょっと今風で、ちょっとカッコよくも見えた。
ところが、最近、ご主人もその研究員を辞められ(たぶん任期切れね)
おや?と思っていたら、すぐに株式会社設立のハガキが来た。
新築マンションの管理会社、ご一家は、最上階の数部屋分をワンフロアにした
ペントハウスに。
おおおぉぉぉ~~~~、もともとご主人もお金持ちだったんだぁ・・・。
世の中には、いろんなヒトがいらっしゃる。


「博士」と呼ばれる人たちで、現在、正規雇用にない者(つまりフリーター)の数は、
すでに、1万2000人以上。
一方で、大学院生の数は、戦後最大となり、昨年には26万人を突破した。

らしい。

勉強してきたことの何を、社会でどう活かすのか。

甲子園を目指して、日々野球に打ち込んでいる高校球児たちだって、
ほとんどのコたちは、野球では食っていけない。
甲子園に出場したコたちでも、プロに行けるのは、ほんの少し。
彼等は、高校3年生のときに、いやでも人生の大きなシフトチェンジをすることになる。
特に小さいときから、野球一筋、特待生で進学を繰り返した子達にしてみると
それは、とても大変なことにちがいない。
本人に、少しは時間的余裕をもって、
人生における野球の存在をどう捉えさせておくかが、大事なように思う。

野球だけでなく、どんな部活動でも、勉強でも同じ。
勉強でいい学校に行っても、その先が見えていないと、同じこと。


大学院に入るのは、ほとんどが22歳以上でしょ。
大学院に入院することが、学卒時の目標になってしまってないか。
何をするために、何になるために、誰に貢献するために、どういう生活をするために、
入院という手段を選ぶのか、
目の前だけでなく、もうちょっとだけ先を見て、自分の生きていく方法を
選んだほうが良さそうよね。

この少子化の現代、どう見ても、アカデミックポジションの数は、
院生の数から見ると、とんでもなく少ない。

「専任教員」とはいえ、昔とちがって、
今の大学の先生方は、色々な仕事をしてるよ。
高校を回って、ウチの大学を受験してくださいって、お願いをしに、
授業のない日(つまり休日とか研究日)に、自分の車で担当地域をまわったり。。。


夢を追いかけるのは、とっても素敵なことだけど、
周りを見渡して、柔軟に、世の中の流れに乗って生きることも大事かな。

でも、いつの時代も、ピンチはチャンス!
もしかして、いまが、あなたのビッグチャンスかも!!
さぁ、視点を変えてみよぉ~~!!!

この本には、博士余りのこの時代でも、
うまくシフトチェンジできている人の、「成功談」や、考え方も挙げてあって、
少し、ホッ(^。^)っとできました。




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2008年03月25日 22時48分07秒 | aliment
友達には、旅行するなら、のんびりした田舎で、
海外でも、なぁんにもないような自然の中に行きたい
っていう人もいるんだけど、
私は、大都会も大好き。

人々が、エネルギッシュに動いている街に行くと、
パワーが出る・・・ような気がする。

だから、ニューヨークも、東京も好き。


先月東京に行ったとき、
N700系新幹線を品川で降りて、OL時代にゴハン食べてたお店に
行ってみた。
そこは、女性のおひとり様も多いので、おお~~、さすが東京♪って
思いましたねぇ~。
大阪も都会だけど、女性がおひとり様でオシャレに夕食を食べれるところって
あんまり思いつかない。
どっちかというと、「今日、ゴハン行かない?」って誘ってしまったりするよね。
ひとりで、夕飯食べるのは、ちょっとさみしい人っていう気がしてしまったり。。。
東京の働く女性は、その点、たくましい。
次から次へと、ひとりで入ってきて、ひとりでゴハン食べて帰ってる。

そして、近くの、これも東京出張のときに、泊まっていたホテルに。
すると、まさか、覚えていてくれたわけじゃないと思うけど、
アップグレードしてくれて、にゃほほ♪
上層階のいいお部屋で過ごすことができました。らっき~~♪

翌日は、久しぶりに、ひとりで、表参道、渋谷、銀座、六本木・・・。
(場所バラバラだし(笑))
疲れたぁ~~。
都会は歩くとこが多い。
駅の乗り換えが、何でこんな遠いのよ~。駅中を300M歩くなんて、ありえんっ。
しかも、名所?が、ショッピングセンター(と言ってしまっては、見も蓋もないけど)
なのは、ど~して??
ヒルズ(表参道も、六本木も)も、ミッドタウンも、ショップの集まり。
大阪でいえば、ハービスエントかな。

といいつつ、ミッドタウンでは、チョコレートで有名なJEAN-PAUL HEVINで、
しっかりと、芳醇なチョコのケーキと、そのケーキにピッタリな紅茶で、
優雅にお茶してきました(^^)。

知人の社長さんと待ち合わせ、
ちょっとこだわりありそうな、居酒屋さんに連れていっていただきました。
うふふ(^^)、朝掘りのタケノコを焼いたものや、のどくろも美味しかったです♪
でもねぇ、さすが東京価格。
大阪だと、新地だとしても、ちょっと高いカンジ・・・。


帰りも、新幹線にしました。
東京駅の大丸で、「ねんりん家」のバームクーヘンに30分並んで買った。
いまどき、東京でしか買えない美味しいものって、コレくらいじゃない?
と、同じ理由で、東京バナナの最新版「ハート」を買って(笑)、
エクスプレス予約していた新幹線よりも、早い出発のに変更して、
ビューーーンと帰ってきました。
今月末からは、EX-ICサービスも始まって、新幹線が、また便利になりますねぇ。


エネルギッシュな街で、パワーチャージしてきたら、
さぁ~~~、頑張ろ~~~~~~♪♪って、なぜだか、元気がでる。

東京に住みたいとは、思わないけど、
ときどき行く、くらいがちょうどイイ♪
あんまり、そう思うところってないんだけど、
東京って、不思議と、ときどき行きたくなる街です。。。

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言葉を聞かずに、意図を聴け

2008年03月20日 02時13分30秒 | ひとりごと
「橋下知事いじめるな」 直言職員に抗議メール1千通(朝日新聞) - goo ニュース


マスコミは、発言を省略して伝えるのではなく、正確に伝えるためには
発言の全てを報道に載せるべきです。
(ここには、たまたま朝日新聞のWEBサイトからの記事を引用してますが、
朝日に対してというわけではありません。)
いろいろなマスメディアで、一部抜粋され、
加工されて報道されている記事だけを見ると、
知事が、朝礼の15分を勤務時間に入れないのが当然だと言ったことに、
反論しているように読み取れてしまいますが、
発言全てを聞くと、朝礼は勤務時間云々というような表面的な話ではなく
知事が、職員の喫煙も私語も認めないなどと、
その日の15分の朝礼の扱いの話から、
熱くなって、府職員を責める言い方を続けた知事に対して、
彼女が立ち上がり、
普段相当な時間を、サービス残業するなどして、
府民のために、府民のことを考えて、ガンバっている多くの職員のことも
理解してモノを言ってほしいという意味の発言をしたというのが、
全体像だと思いました。



このニュース、ワイドショーのコメントも、賛否両論あるようですね。


でも、私は、彼女の言っていることを聴いて、
「なるほどなぁ~」
と思ったんです。

「知事が、府職員の怠慢を強調して言いすぎるので、
一生懸命に府民のことを考えて働いている府職員までが
府民に信頼されなくなり、府民と府職員との間が分断されて、
仕事がしづらくなっている」

なるほどと、思いませんか?

民間企業に例えたら、
社長が、社員をボロクソに貶している会社の商品を
お客様が信用して買うだろうか、という意味のことですよね。

店長が、店員のことをボロクソに貶している店に
食事に行きますか、と。

彼女は、そういう意味のことを言おうとしたんだと、
私は、そう理解しました。



私は、知事に、一般職員が直接モノ言ったら、
批判メールが一千通っていうほうが
よほど世の中のみなさんは、エライ人に遠慮して生きていらっしゃるんだなぁと
どっちかというと、そちらのほうに、驚いたりしてしまふ・・・。
出る杭を打つ風潮が、まだまだあるのねぇ~。。。

「知事をいじめるな」ってコドモじゃないんだから・・・・
なぁんか、その表現間違ってないかなぁ~~。

民主社会に生きているんだから、
相手が誰であれ、思ったことが言えることは大事なことだと思うなぁ。
社員が、上にモノも言えない企業が、偽装事件を起こしているじゃないですか。
「社長の指示で」「社長の命令には逆らえずに」
そんな主体性のない社員のほうが、よっぽど要らんわぁ~~。
そもそも、社員が社長にモノも言えないようだから、そういう問題が
起こっているんですよね。
それを考えたら、あの女性府職員の姿勢のほうが、よっぽど健全だと思ってしまうなぁ。



「言葉を聞かずに、意図を聴け」
という言葉があります。
人は、発信側の表現や、受信側の言葉の受け取り方が、主観的になるので、
そういう表面的なものに惑わされずに、
言葉の奥にある意図のほうを理解せよ、という意味です。

例えば、帰りの遅いご主人に
「いま、何時だと思っているのよっ!!(怒)」という妻の言葉に、
「2時30分です」じゃなくて、
「(心配してくれてたんだなぁ~、と意図を理解して)
遅くなってゴメンね」
というでしょ。
時間を訊かれてるんじゃなくて、その奥にある、心配してた、という
何を言わんとしているのか、という意図を汲み取ることが大事だという
ことです。


知事に対して、一般職員がモノを言うなんて、
ましてや、礼儀だのなんだのという意見が多いようですが、
知事も一般職員も、役割が違うだけ。
府民のことを考えて、一生懸命なのは、役割は違えど、同じだと、
知事も彼女も、両者とも、思いのベクトルは合ってると思うけどなぁ。
たしかに、知事に「あなたが」と言ったのにひっかかっている人もいるようだけど、
英語では「You」って、誰にでも使う言葉だしねぇ。(これは多少ムリがあるか・・・)
丁寧語という敬語で、彼女は一貫して話してましたよね。
もうワンランク上げて、尊敬語で話すと印象はちがったかもね。


でも、あのとき、府職員の意見を、ちゃんと正面で受けとめて、
そういう議論を、知事である私にも、もっとぶつけてください、って
言った、橋下知事も、器の大きい、いい知事だと思うし、
現場の一線で、府民のために働いている頑張っている府職員としての気持ちを
自分の言葉で、知事に対しても、ひるまずに
はっきりと伝えた彼女も、私は、どっちもエライと思います。

一般職員といえども、盲目的に上に従うのではなく、
ちゃんと、自分の仕事に責任感と誇りを持って、
主体的に役割を果たそうとしている職員も大切にしてほしいなぁ。

職級や、役割の違いを超えて、
フラットに対等に議論に参加できる、ということも、
「風通しのよい」の意味の一つだと思います。
それは、「礼儀を欠く」とは、意味が異なります。

橋下知事も、そういう気骨ある職員と一緒になって、活発に議論をし、
府民の意見も、府職員の意見も、そして知事の意見もよく理解しあうことで
一丸となって、
ぜひ、いい大阪を作っていってほしいと思います。
応援しています。


心無い批判メールという類のものも、きっと多いんじゃないかと
思います。
そんなメールで、
仕事に真剣な彼女の良心を、つぶさないでほしいと
心から、願います。
彼女を守れるのは、橋下知事だと思いますよ。




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新入社員教育

2008年03月02日 17時48分01秒 | ハイヒールなお話
またまた、ご無沙汰しておりました。

先週は、ひさびさに東京へ行ってました。
ひっさしぶぅりぃ~~~~~な東京で、ウキウキ満喫してきました♪ルル♪

この時期、東京は受験シーズンで、ホテルが取りにくくなってるんだよねぇ。
私が宿泊したホテルでも、大学受験の男子高校生と付き添いのお母さまが
チェックインしてた。受験なんて一人のほうが、落ち着くだろうに・・・・。

私は、ネットで探してみて、いいのがなかったら、会員になっているグループの
ホテルを予約することにしてます。
事前予約の場合は、ホテル探しのネットよりも、ホテルのHPの会員価格のほうが
すこしだけ安かったりするのよね。

今回は、前にコケた(笑)飛行機じゃなく、文字通り地道に新幹線。
初めて、N700系新幹線に乗りましたよ~♪
快適、快適♪ なんか広く感じるし、揺れも少ないような気がします。
CM通り、「スムース」なカンジです♪

名古屋で打合せがあったので、まずは名古屋駅で降りて、
ホテルのティールームで打合せをしていると、
衆議院議員の藤野真紀子さんが入ってこられました。
ん~~~~、やっぱりキレイな方でしたよぉ。
ぜぇ~~~ったい58才になんて、みえなぁい!!
あの若さの秘密は、なんなんだろおぅぅ~。
どこの化粧品使ってらっしゃるのかしらん。。。

やはり、スタイルと髪は、必須項目だわ。

なぁんて思いながら、まぁた新幹線に乗って、東京へ。

今回は、2泊3日で、まだ見てなかった六本木ミッドタウンはじめ、
嵐の二宮君主演のドラマで、観光の人気スポットになった神楽坂、
築地のお寿司と、まぁんぞくしてきました。
最終日は、今回のメインイベントの講座に出席して、脳みそが1日FULL回転。

関西に帰ってきてすぐに、3日間連続で、勉強のために講座に出席して
あ~~、よく勉強したわ~~。
今週は、さすがに疲れて(笑)、ぐったりしてました。


さぁて、春が近づいてくると、新聞でも新入社員の話題が多くなってきます。
今日の日経新聞のプラス1の特集は、「新人さん、ここに気を付けて」だった。
学生気分が抜けきらない言葉づかいや行動で、上司や同僚から反感を買う
新入社員のケースも少なくないということで、これまで遭遇した
「困った新人」を挙げてランキングしている。

1、あいさつがきちんとできない
2、メモを取らず、同じことを何度も聞く
3、敬語が使えない
4、雑用を率先してやろうとしない
5、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができない
6、同じ間違いを繰り返す
7、返事ができない
8、自分のミスを謝らない
9、「指示待ち」で自分から積極的に動こうとしない
10、プライドが高く、知ったかぶり
11、忙しい先輩に「手伝いますか」の言葉のなく帰るなど、協調性がない
12、仕事中の私語が多すぎる
13、注意すると「逆ギレ」する
14、仕事の優先順位がつけられずパニックになる
15、好き嫌いで物事を判断し、露骨に態度に表す


・・・・採用した時点で間違ってんじゃないのん????


というのは、まぁ採用してしまってるんだから、しかたないというか、
来年度は、ちゃんと採用する側にしっかりしていただくこととして、


『新入社員教育のしかたが悪い』んじゃないのん?????


まずは、集合教育の新入社員教育のしかたが拙い。
そして、その後の職場内教育のしかたが拙い。
だから、仕事をしないといけない段階になっても、そんなんなんじゃないかなぁ。
本人の問題ももちろんあるだろうけどねぇ。
イマのコたちに合わせた教育をすることに、追いついていないのも、現状かも。

集合教育のときに、「できる」レベルにして職場に行かせてないのが、まずは、問題。

そして、職場に行って、上司や先輩が、「この程度か」と、
新人たちに、思われてしまっているのが、その次の問題。

現場には、そういう「この程度」の先輩や上司が、
うよめいているという職場も実際にあるけど、
近頃のワカイモンは、よく知らない人には、まず見下げるところから
入るという傾向もたしかにある。

大学でもそうなんだよね。先生だからといって尊敬なんてしないし、
先生がコワイから、ちゃんと授業を受けるかといったらそうではない。
彼等は、まずは、なにか機会を見つけて
直球や変化球のタマを投げてきたりして様子を見る。
そのタマの受けとめかた、処理のしかたで、相手を読み取る。
信頼できると読むと、ガラリと態度が変わり、相談に来たり、
自分のことを話し始めたり、
授業を進めやすいように、積極的に自分たちでいい雰囲気を作りあったり、
あるときは、助けてくれたり、
宿題の課題も自分たちで連絡しあったりという「組織」を作り出したりする。
彼等は、ある意味、「用心深く」て「評価者」だったりするんだよね。

職場でも「先輩だから」といって、尊敬をするわけじゃないんです。
なにか、尊敬できるところを知ると尊敬する。
なので、デキル、ってとこを、早く見せておく必要があったりする。

言い方を変えれば、相談するのも気の毒に思うくらい、
先輩が見た目イッパイイッパイなのかもしれない。

どちらにしても、ちゃんと採用試験をくぐりぬけてきた新卒の場合、
集合教育と、OJTのやりかたで、ナントカなるんじゃないかなぁ・・・。
(もちろん、資質を見抜けていない採用に問題がある場合もあるけど、
・・でも、最終面接までの、すべての面接官の目をごまかせるくらいの学生
なんだから、教育次第でやればできる素質はあるんじゃないのかしらんねぇ)


薄紅は、春の新入社員教育で稼いでいる講師ではないけれど、
というか、そういう講師として新人と言われる時代は終わってしまったというか(笑)、
なんだけど、それでも依頼をいただくと、教育に行きます。
毎年依頼をいただいている大手電機メーカーさんや、大手通信会社さん等には
今年も行かせていただきます。
昨年、ひょんな方からのご紹介で、1社、全社員で数百人という規模の会社の教育を
依頼されました。

私がいつも研修させていただいている企業様は、
何万人という社員を抱える会社が多いので、
いつもとちょっとイメージや雰囲気がちがう規模の会社です。
それでも大阪に、しっかりと十数階建ての自社ビルを持っておられるのもあって、
たぶん堅い商売をなさっている会社です。

そこで依頼されたのは、「マナーマナーしたマナーは、教えていただかなくていい」
ということでした(笑)。

依頼されたプログラムは、「ビジネスマナー」なんだけどね(^O^)。

マニュアルのような、教科書に載っているようなビジネスマナーじゃない
「ビジネスマナー」であり「接客マナー」を教育してほしい。。ということでした。

「合点承知の助!!」

実は、任せていただけるなら、私の新入社員教育は、
マナーマナーしてないマナー&成功するコミュニケーション教育なので(笑)、
そのほうが、やりやすいのよね、実を言うと\(^o^)/。

フツーは、お客様である企業の人事の方のご要望に沿って
研修を行ないますからね。
直接、依頼をいただく場合は、最低ラインだけ提示して、あとはお任せ、
という依頼のタイプが多いですけど、
やはり、特に教育に力を入れているような企業ほど、研修の進め方まで
指定するところもあります。特にエージェントを通しているような
『法人じゃないと取引できない(前例がない)』なんていうくらいの大会社は、
細かい指定があったりするところもある。
でもねぇ、エージェントもその担当者も、
実際に講師(プロ)じゃないのにねぇ。。。
「そういう(研修)のがイイと思ってるんだぁねぇ・・・」とハラの中では思いながら、
ま、それがお相手のご要望なんだからねぇ、しゃ~~ないもんねぇ~。


お辞儀の角度は30度ぉ~~??!!そんなもん、お客様の誰が計ってんねんっ!!
相手から見てぇ・・・
・・・・おっと、企業秘密なんで、あんまり詳しくは書かんけどねぇ(^^)。

新入社員教育では、感じよく「できる」社員になるために、知っておくことや
トレーニングしておくことが、「形」や「型」プラスもっとあるわけですよ。

社内にもお客様にも(広い意味で)「ウケる」社員に育てる必要がある。
(これは、特に関西でビジネスするなら、一番大事かもしれん(笑))
【※注:この関西弁の「ウケる」は、標準語に訳すと、(周囲に)「受け入れられる」の意】


その会社くらいの規模の社員数だと、
新入社員たちも一年目から即戦力。
研修は3月に済ませてしまって、入社式の翌日から配属された部署に出勤する。
なので、彼等は、研修中に「できる」「使える」レベルにする教育をする
必要があるわけです。
もちろん、マナーだけじゃなく、他の分野の研修も受けて、意識もスキルも
教育されて職場へ配属されたのだと思います。



その会社の新入社員教育、今年度も、リピートでお仕事をいただきました。
今年は「先生にお任せします」ということで、打合せもなし。。。

去年の新人たち、きっと周囲の期待通りに、ガンバったのね~。やるじゃん♪

君たちのおかげさまで、今年もお仕事いただきました。ありがとう♪
また月末に、本社で会いましょう~~(^^)v!















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