今里機長、見事な胴体着陸でしたっっ!
高知空港での全日空機の胴体着陸、
生中継で、かたずを飲んで見ていました。
薄紅、どうも風邪をひいたみたいで、商売道具の声が
出にくくなり、昨日は引きこもって、一言も発せずにいたのです(^_^;)。
抗生物質がゴンゴン効いて、ヒリヒリ痛かった喉も、
今日は、違和感もなくなってます。
今日も喉の保護のために、一言も喋ってない(笑)。
「機長の一万日」にも書いたように思いますけど、
パイロットって、やっぱりスゴイねぇ~~。
今回の今里仁機長(36歳)と岸野安芳副操縦士(34歳)の若いコックピットクルー。
(今日とあるニュースで、今里機長のお顔を拝見しましたが、とても落ち着いた感じの方でした。)
この今里機長、ANAの社員じゃなくて、ANAの子会社の所属なんですって。
入社したときの会社が、ANAに吸収されたという関係のようです。
航空会社の旅客機の機長というと、人命を預かる責任ある職なのに、
ANAは、それでも社員に迎えないのか、と少し驚きましたが、
ある意味、大会社の“温泉”につかっていない方だったからこそ、
しっかりなさっているとという見方もできるかもしれません。
全日空(ANA)へ、「決められた通りにちゃんとやりました」と報告したらしいし(笑)、
なんとなく、所属のちがうハングリー精神とプライドを感じます(^^)。
2時間の燃料消費の時間たっぷりかけて、対処方法や着陸シュミレーションも
十分にできたんでしょうけど、ホント、お手本のような対処と
胴体着陸でしたねぇ。
技術はもちろんのことですが、
何かが起こったときの冷静さが、やはりスゴイ。
今回の機長は36歳の若い機長だったようですが、
技術はマニュアル通り。→機長の一万日に書いてあったとおりだった(笑)
タッチ&ゴーも、JALでは、アメリカの訓練用の空港で何度も練習する
と「機長の一万日」に書いてあったし(^O^)。
(ちなみに、全日空の訓練は沖縄で行ないます。)
空中で急旋回して、Gをかけて、前輪の扉が遠心力で開くように
やってみたり、
できることは全てやってみて、最終的に胴体着陸というリスクを伴う
手段しか残っていなかった。
乗客が平静でいられたのも、機長が落ち着いた声で
逐一の情報を全て乗客に知らせた、という点が大きい。
ヒトは、「わからない」ことに一番苛立つものなんですよね。
機内が落ち着いていたのは、乗務員の冷静さがホントに大きく影響する。
乗客は、タッチ&ゴーのときに、窓から見えた、消防車や警察車両などの
緊急車両の多さに、「これは、大ごとなんだ」と初めて思ったと
語っている人もいるくらい、乗務員の働きは完璧だったということでしょうね。
火災のリスクを最小限にするために、燃料を使い果たすのに
2時間旋回を続け、
(この機は、燃料を放出する機能がついていないタイプだったのね)
10分後に胴体着陸を決行すると決めてから、
5分後、2分後、1分後と、アナウンスがあったらしい。
また、少し前には、容器に入ったお茶が配られたらしいです。
むかし、飛行機の緊急時には、客室に音楽を流したり、飲み物をサービスする
なんていうマニュアルがあると聞いたことがあるけど、
今回もそんなふうに、お客様に落ち着いていただくために
乗務員が働いたんでしょうねぇ。
以下は、ニュースより----------------
5分後、機長は機内放送で
「燃料の残りがあと10分になりました。最悪の場合、胴体着陸します」
「衝撃があるかもしれませんが、訓練を受けているので安心してください」と説明。
冷静な口調だった。
乗客56人の多くは男性のビジネスマンで、
表面的には動揺は見られなかったという。
「もう、腹をくくるしかないと思った」と乗客の一人。
胴体着陸の衝撃に備え、乗客は全員、前かがみの姿勢をとった。
「あと5分で着陸します」「あと2分です」「1分前」。
刻々と流れる機長のアナウンス。
客室乗務員は「ボールペンや携帯電話は危ないのでポケットから出して下さい」
「ネクタイを緩めて下さい」と呼び掛ける。
30秒前。
「歯を食いしばって下さい!」「おなかに力を入れて下さい!」
「足に力を入れて下さい!」。もうマイクではなく肉声だった。
10時54分、機体は機首を滑走路にこすりつけ、
火花を散らしながら数百メートル走って止まった。
その瞬間、機内は歓喜の拍手に包まれた。
「衝撃はあまり感じなかった。そりで滑っている感じだった」。
「大丈夫だったんだ」。無事生還に喜びがはじけた。
以上ニュースより--------------------
「歯を食いしばって下さい!」「おなかに力を入れて下さい!」
「足に力を入れて下さい!」。
って書いてあるけど、実際は、
「頭、下げてーー!」
「力入れてーー!!」
「足、踏ん張ってーー!!」
って、CAが肉声で繰り返し言うんだよねぇ~~。
ここんところ、なぜかCA関連の本を3冊たてつづけに読んでいた私。
(別にエアラインおたくじゃないですよ~)
キレイで、ファッショナブルなイメージのCAだけど、
本人たちは、いざという時の保安要員だというプロ意識を
しっかりと持っているんだと書いていた。
今回の事故機に乗っていたCAも、きっとプロ意識の塊となって
働いていたはず。
こういう「プロ意識」っていうのに、薄紅はヨワイのよ~・・・。
感動してしまうんです。
今回の事故のニュースにも、異常がわかってから着陸するまで
しっかりと職責を果たしていたCAのことが一行だけ、書いてあったニュースがある。
無事着陸したとき、
あんなに気丈にふるまっていた客室乗務員が、涙を浮かべていた。と。。。
高知空港での全日空機の胴体着陸、
生中継で、かたずを飲んで見ていました。
薄紅、どうも風邪をひいたみたいで、商売道具の声が
出にくくなり、昨日は引きこもって、一言も発せずにいたのです(^_^;)。
抗生物質がゴンゴン効いて、ヒリヒリ痛かった喉も、
今日は、違和感もなくなってます。
今日も喉の保護のために、一言も喋ってない(笑)。
「機長の一万日」にも書いたように思いますけど、
パイロットって、やっぱりスゴイねぇ~~。
今回の今里仁機長(36歳)と岸野安芳副操縦士(34歳)の若いコックピットクルー。
(今日とあるニュースで、今里機長のお顔を拝見しましたが、とても落ち着いた感じの方でした。)
この今里機長、ANAの社員じゃなくて、ANAの子会社の所属なんですって。
入社したときの会社が、ANAに吸収されたという関係のようです。
航空会社の旅客機の機長というと、人命を預かる責任ある職なのに、
ANAは、それでも社員に迎えないのか、と少し驚きましたが、
ある意味、大会社の“温泉”につかっていない方だったからこそ、
しっかりなさっているとという見方もできるかもしれません。
全日空(ANA)へ、「決められた通りにちゃんとやりました」と報告したらしいし(笑)、
なんとなく、所属のちがうハングリー精神とプライドを感じます(^^)。
2時間の燃料消費の時間たっぷりかけて、対処方法や着陸シュミレーションも
十分にできたんでしょうけど、ホント、お手本のような対処と
胴体着陸でしたねぇ。
技術はもちろんのことですが、
何かが起こったときの冷静さが、やはりスゴイ。
今回の機長は36歳の若い機長だったようですが、
技術はマニュアル通り。→機長の一万日に書いてあったとおりだった(笑)
タッチ&ゴーも、JALでは、アメリカの訓練用の空港で何度も練習する
と「機長の一万日」に書いてあったし(^O^)。
(ちなみに、全日空の訓練は沖縄で行ないます。)
空中で急旋回して、Gをかけて、前輪の扉が遠心力で開くように
やってみたり、
できることは全てやってみて、最終的に胴体着陸というリスクを伴う
手段しか残っていなかった。
乗客が平静でいられたのも、機長が落ち着いた声で
逐一の情報を全て乗客に知らせた、という点が大きい。
ヒトは、「わからない」ことに一番苛立つものなんですよね。
機内が落ち着いていたのは、乗務員の冷静さがホントに大きく影響する。
乗客は、タッチ&ゴーのときに、窓から見えた、消防車や警察車両などの
緊急車両の多さに、「これは、大ごとなんだ」と初めて思ったと
語っている人もいるくらい、乗務員の働きは完璧だったということでしょうね。
火災のリスクを最小限にするために、燃料を使い果たすのに
2時間旋回を続け、
(この機は、燃料を放出する機能がついていないタイプだったのね)
10分後に胴体着陸を決行すると決めてから、
5分後、2分後、1分後と、アナウンスがあったらしい。
また、少し前には、容器に入ったお茶が配られたらしいです。
むかし、飛行機の緊急時には、客室に音楽を流したり、飲み物をサービスする
なんていうマニュアルがあると聞いたことがあるけど、
今回もそんなふうに、お客様に落ち着いていただくために
乗務員が働いたんでしょうねぇ。
以下は、ニュースより----------------
5分後、機長は機内放送で
「燃料の残りがあと10分になりました。最悪の場合、胴体着陸します」
「衝撃があるかもしれませんが、訓練を受けているので安心してください」と説明。
冷静な口調だった。
乗客56人の多くは男性のビジネスマンで、
表面的には動揺は見られなかったという。
「もう、腹をくくるしかないと思った」と乗客の一人。
胴体着陸の衝撃に備え、乗客は全員、前かがみの姿勢をとった。
「あと5分で着陸します」「あと2分です」「1分前」。
刻々と流れる機長のアナウンス。
客室乗務員は「ボールペンや携帯電話は危ないのでポケットから出して下さい」
「ネクタイを緩めて下さい」と呼び掛ける。
30秒前。
「歯を食いしばって下さい!」「おなかに力を入れて下さい!」
「足に力を入れて下さい!」。もうマイクではなく肉声だった。
10時54分、機体は機首を滑走路にこすりつけ、
火花を散らしながら数百メートル走って止まった。
その瞬間、機内は歓喜の拍手に包まれた。
「衝撃はあまり感じなかった。そりで滑っている感じだった」。
「大丈夫だったんだ」。無事生還に喜びがはじけた。
以上ニュースより--------------------
「歯を食いしばって下さい!」「おなかに力を入れて下さい!」
「足に力を入れて下さい!」。
って書いてあるけど、実際は、
「頭、下げてーー!」
「力入れてーー!!」
「足、踏ん張ってーー!!」
って、CAが肉声で繰り返し言うんだよねぇ~~。
ここんところ、なぜかCA関連の本を3冊たてつづけに読んでいた私。
(別にエアラインおたくじゃないですよ~)
キレイで、ファッショナブルなイメージのCAだけど、
本人たちは、いざという時の保安要員だというプロ意識を
しっかりと持っているんだと書いていた。
今回の事故機に乗っていたCAも、きっとプロ意識の塊となって
働いていたはず。
こういう「プロ意識」っていうのに、薄紅はヨワイのよ~・・・。
感動してしまうんです。
今回の事故のニュースにも、異常がわかってから着陸するまで
しっかりと職責を果たしていたCAのことが一行だけ、書いてあったニュースがある。
無事着陸したとき、
あんなに気丈にふるまっていた客室乗務員が、涙を浮かべていた。と。。。
久しぶりの書き込みにホッとしました。
私は、その胴体着陸のニュースを次の日見たんですが(遅っ)、飛行機の機首に赤いロープがかけられ、トレーラーのような車の後ろに機首を乗せている映像をみて「めっちゃ、かわいい~!!」と叫んでしまいました(アホ)
まるで飛行機が「アゴ痛いねん~(弱)はよ、病院連れて行って~(泣)」って言っているようで・・(違) あの映像はかわいかった・・。
と、全く違った視点で見てしまった愚か者です(爆)
風邪早く治してくださいね。お大事に。
まだ、ハナがグズグズしてますが、
なんとか、仕事の日は声が出ているので(笑)、
「私の声が出なくなったら、あなたたちのせいだからね~~っっ!」
と受講生の新入社員や、就活講座の学生たちを
叱咤激励?しながら、
なんとか、乗り切ってきました。
新入社員の方々は、目の前に新生活ですから、
もちろん真剣ですし、
就活も本番真っ只中なので、こちらも真剣そのもの。
講座の終わりには、
「あなた方の熱心さで、風邪も治ってしまいました」
と言える位、ホントに体調も良くなるんです。
ただ、翌日どっとリバウンドしたりしましたが(^^)。
またちょっと間が空いてしまいましたが、
これからも、応援よろしくします♪