笑顔でハイヒール♪

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チャンピオンの風格

2006年08月04日 15時15分01秒 | ひとりごと
亀田興毅選手とファン・ランダエタ選手の
WBA世界ライトフライ級王者戦が、世の中では
物議をかもしているようです。

薄紅は、基本的に格闘技は好きではないんです。
痛そうでしょ。。。

判定がどうのこうので、色々と言われているようですが、
選手には、罪はないですよね。
審判の問題のような気がしますけど、どうなんでしょ・・。


それは、さておき、
以前から、とても人気があって、よくテレビにも出ていらした
亀田選手ですけど、
(ファンの方、ごめんなさい!)
どうも、話し方に品がないなぁ~と、思っていました。

関西弁なのは、私も関西在住ですから、そういう問題ではなく、
ビッグマウスなのは、格闘技の性質上、気持ちを持っていくためにも
必要だと思うんですけど、
それを差し引いても。。。。

とっても魅力的なヒトなのに、惜しいなぁ~と思っていました。


今回の試合の前に、ランダエタ選手にキューピーの人形を
プレゼントしていましたね。
ランダエタ選手の愛称が、BABYというのにかけたのと、
キューピー3分クッキングに例えて、1ラウンド3分で料理してやる
という意味だったとか。

なんて、失礼な挑発的な行為でしょうか。

それを、ランダエタ選手は、笑顔で受け取った。

このときに、この試合は、「ランダエタ選手が勝つだろうな~」と
思いました。


後日、ランダエタ選手が、紙おむつとおしゃぶりを亀田選手に
差し出したら、
亀田選手は、キレて、それを叩き落して、本気で怒ってましたね(笑)

ランダエタ選手は、それを相手にもしていませんでしたね。


この対応の違いは、さすが、級ちがいの暫定王者とはいえ、
世界チャンピオンの風格と余裕だと
器の大きさのちがいを感じさせました。


試合後のランダエタ選手のコメント
「彼は、まだボクシングのことも、人間としても
学ぶことがたくさんありそうだ。」

やっぱり、さすがだ。

亀田選手を「コドモ」として、見ていることが感じられますね。



でも、この試合で、亀田選手が、勝利が決まったときに
「お父さん、いままで育ててくれて、ありがとう。
お母さん、オレを生んでくれて、ありがとう!」
って言ったときに、
「いいコだなぁ~」と、
亀田選手の魅力の源を見たように思ったし、感動しました。

そのときの表情や姿には、19歳の少年らしさが出ていたように思います。

亀田選手の人気の一つは、間違いなく、「家族愛」を感じるところでしょうね。
親子、3兄弟という、「つながり」に、多くの人は何かを重ねるんでしょうね。


昨日のコメントでは、

レフリーにも、いろんなレフリーがいる、レフリーによってみるところがちがう
から、そんなことは、気にしていない。
それよりも、勝って次につなげることができてよかった。
勝って、勉強になった。いろんなことを学んだよ。

と、言ってましたね。
ちょっと落ち着きのようなものが、感じられました。

でも、自分のことばかりではなくて、
スポーツなんだから、相手の健闘を称える、とか、
試合相手に敬意をはらうとか、
そういう、「相手意識」が芽生えたら、彼は、もっと素敵になるのになぁ~。




亀田選手だけでなく、10代の若者のヤンチャぶりを
「まだ若いから」と大目に見てもらえているようでも
やはり、世の大人たちは、苦々しく思っていることもあります。

「大目にみてもらっている」のは「認められている」とはちがうんだなぁ~。。。

これからは、世界チャンピオンとして、さすが~と思える格と品を
身につけていってほしいと思います。
それと、いろいろな意味で、同年代の若者たちのお手本になっていただきたい
と思っています。

ボクシングは、ケンカじゃなくて、スポーツですからね。

それにしても、試合を放送したテレビ局に100本以上の抗議の電話と
1500通を超えるメールが、来ているらしいですね。
えっ?!5万5千件以上?!!


も一回、ランダエタ選手と試合したら、スッキリするんじゃない?




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