笑顔でハイヒール♪

働くオンナのハイヒールは、女性の心意気と体重を支えているのだ☆ 
さ~、今日も背筋伸ばしていこ~~~っっ!!

クールビズは使い分けが肝心よっ!ね?

2006年08月03日 03時10分24秒 | ハイヒールなお話
引き続き、クールビズのテーマを引っ張ります(笑)

クールビズを、日本の夏のフツウにしようと、政府主導で
推し進めておられて、
自治体や政府関係、また大企業のオフィスなどでは、
ノーネクタイ、ノージャケットの男性の姿を見かけることが多くなりました。


また、自治体といえば、先日、市役所に行ったら、
リゾート?っていうようなリラックスした服装で、
市民の前で足を組んで、椅子の背もたれにふんぞり返って、仕事してる??
その上、ケイタイのメール打ってる、職員がいて、驚きました。
見られてる意識のなんと低い・・・・。
どうも、クールビズには、いいイメージを持てないわ・・・。


服装を整えれば、姿勢が良くなりますし、
言葉づかいを正しくすれば、態度がよくなります。
クールビズなんていう、カタカナのカッコつけた言葉を隠れ蓑にして、
何か、大切なことを置き忘れているように思えるのは、

・・・・え??私が若くなくなったってこと???(;一_一)


でも、ハワイのアロハシャツのように
日本の夏のクールビズが、日本の夏の正装には、
なかなかならないんじゃないでしょうか。

本来、日本民族は、自身は暑さ寒さに耐えても、
相手への礼儀を重んじてきた、誇り高き民族。

ある落語家の方は、顔は涼しい表情で、首から下の着物の中で
汗をかく。。。なんておっしゃってました。
京都の舞妓さんや芸妓さんも、同じことをおっしゃいます。
さすがの「相手意識」です。

そういえば、もう、ウン年前になりますが、
大阪は門真市に本社を置く、有名メーカーの20代の営業マンは、
「暑くないんですか?」とたずねた私に
「ぼくらは、いくら暑くても、決して客前でジャケットを脱がない。
それがウチのプライドでもある。」って言ってたなぁ。
真夏の展示会でも、お客様も暑いんだからと、
全ての営業マンがジャケットを着て、
延べ1000人以上のお客様に笑顔で応対してた。
代理店の営業マンは、ジャケットを脱いでた人もいたけど
メーカーの営業マンは、事業部からの応援を含めて、
全員2日間最後まで脱がなかった。
上司が見かねたのか、次の年には、全員におそろいの半そでのユニフォームを
用意した。。。
薄紅が「プロ意識」の実際の行動を目の当たりにしたのは、
この有名メーカー在職時代での、出来事が多かったりするのね。
やっぱり一流企業では、一流の人材が育つんだなぁと感心したのが
今の仕事にも、結びついているように思います。


クールビズが定着するのは、
そういう感覚を忘れるまで、世代が交代しないと、ムリじゃないかなぁ~・・・。
(私個人的には、そういう感覚を忘れてほしくないんだなぁ~~。)


また、現代日本は、国際社会の中で生きていて、
ビジネスもグローバルに展開しています。

しかし、クールビズは、グローバルスタンダードではないですからね~~。

国連の方や、アメリカの政治家が、きちっと服装を整えて
ニュースに出ていて、
(アメリカもいまは夏ですからねぇ。しかも記録的猛暑とか)
そのあと、日本の小泉さんや、安倍さんが、クールビズスタイルで
テレビに映ると、その落差で、とってもだらしない印象を受けてしまいます。
テレビに映るときくらいは、ちゃんとできないかしら~、と思ってしまいます。

安倍さんは、さすがに人前にYシャツ姿では出られませんね。
ジャケットを「羽織って」はいらっしゃいますが、
官房長官として、ケッコウ重要な話のときにも、クールビズ姿なのは
いかがなものでしょうか。
また、総裁選を控えた大切な時期です。
政策を聞かれてるときも、
ノーネクタイでジャケットの前ボタンをはずすという
リラックスした服装では、
日本の政治を軽く、考えられてるような気分になりますし、
おっしゃっていることの重みの印象が違いますよ。。。

ま、上司?である小泉さんが、Yシャツ姿でクールビズを
パフォーマンスしていますから、
安倍さんが、なかなかネクタイをするわけにはいかないんでしょうけど。
小泉さんは、もうすぐ辞めるヒトですから。。。


いつでもどこでもクールビズスタイルで、テレビ出演していると
谷垣さんに、支持率を持っていかれますよ~~。



ヒトの信頼を得ようと思ったら、相手の期待レベルの価値観に答える。

これは基本じゃないかなぁ。
子が親の、親が子の、部下が上司の、上司が部下の、
相手がお客様(政府にとっては国民、自治体にとっては、県民や市民)なら、
なおさら・・・。


「相手の『価値観』に合わせる」ことが
身だしなみの礼儀だと思うんですよね~。
(注:相手の「服装」に合わせることではなく)





クールビズの季節は、TPO(時・場所・目的)によって
エコロジーを優先させるか、礼儀を優先させるか
臨機応変に使い分けることが必要だと思います。




最近は、漫才師たちのほうが、TPOに応じて、
服装を整えてますね。
くりぃむしちゅーとか、爆笑問題とか。

司会をするときには、スーツにネクタイ。
ゲストで出るときには、カジュアルな服装など・・・。

それがフツウのように思うのは、私だけでしょうか。。。





コメント (1)
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