笑顔でハイヒール♪

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さ~、今日も背筋伸ばしていこ~~~っっ!!

プラド美術館・・・展

2006年08月18日 21時42分45秒 | aliment
友達と、大阪市立美術館で開催中の「プラド美術館展」に
いってきました。

写真は、大阪市立美術館の入り口です。
立派な建物ですよね~。


薄紅は、王室とか、好きですねぇ~。
なんなんでしょう(笑)

王室のコレクションが多いのですけど、
肖像画や宗教画が多いです。
肖像画の人物たちは、
贅沢なドレスや、男性も綺麗なレースのブラウスを着ていて
当時の貴族の装いを見ていると、
なんとなく優雅な気分になれます。

一緒に行ってた友達は、フラメンコをしているので
もうスペインには、何回か行ってるヒトなんですけど、
薄紅は、まだヨーロッパには行ったことないんです~。
スペインに行ってみたいなぁ~。


大阪市立美術館は、薄紅が幼稚園の先生をしていた頃
(そうなんです(笑))
当時は、こども二科展に毎年入選者を出して、
団体賞をいただいていた幼稚園でしたので
よく表彰式に行って、子供たちと写真を撮っていた思い出の
あるところです。

本来、そういうコンクールの入賞を目的としていたわけではなくて
絵画制作を通して、総合的な人間教育を目指していたんです。
・意思決定を自分でする。
・やりたいことは自分で選ぶ
・目標を決めたら、段取りを考える(使う材料から道具まで、自分で揃える)
・完成するまで集中する
・出来たら離れて見て、全体を見て、修正するところは修正する
・何を作ったり描いたりしたのかを、お話する(プレゼンテーションですな)
・他の人の頑張りを賞賛する
・人の作品も自分の作品も大切にする
・準備も後片付けも、協力して行なう

絵画も畳の大きさくらいなら、園児たちは平気で、
ほうきのような大きな手作りの筆で、ダイナミックに描きます。
粘土も土粘土で、自分たちの上半身くらいの大きさのものに
全身でとりくんでたり、
製作も、脚立を持ってきて、ドデカイものを作ったり

脚立といえば、4歳児を担任にしていたときに
階下から脚立を3人で運んできて(寸前で気づいて薄紅先生手伝いました)
脚立の上から、絵の具をふくませた
柔らかい紙を丸めて、下の大きな紙にぶつけていたり
「ちょっと脚立、貸して」
って言ってるかと思えば、
脚立の上から、自分の描いた畳大の絵
(紙の代わりにシーツとかタオルケットに描くんです。)を眺めていたり
(↑脚立に乗らないと全体が見えなかったんだね)
園児たちが、ホントの意味で自主的に取り組んでいたんです。
彼等は遊びでやってるので、生活面でも、すごく成長していくんです。

そうやって、思いっきり遊んだ作品は、面白いように
コンクールで入賞していきます。
作品に、生き生きさや、作者の気持ちが、見るからに入っているから
でしょうね。
先生は、こどもたちが思いっきり、遊ぶことができるように
「環境」を作ります。縁の下の力持ちの役目です。

卒園式で、薄紅のクラスは全員がどこかのコンクールに入賞していました。
もちろん、一人が2つ3つ重なって入賞しているコも多くいました。

こどもたちは、楽しんでやってるんですけど、
先生は、材料集めから準備から、とっても大変でした。
廃品回収は、園児の家からの材料集めの日でしたね(笑)

でも、そんなやりがいのある、充実した幼稚園先生時代を送ってました。


幼児教育が、一番大切な教育だと、今でも思うんですよね~。
私は、キャリアの最後には、もう一度、こどもの教育に戻りたいと思ってます。

でも、日本の教育では、幼稚園や保育園など、こども教育に携わっている人への
報酬が、とても少ないと思います。
(薄紅が働いていた幼稚園は、学校法人でしたけど
給料は本給が13万円くらいでしたよ~。ま、園によってちがうでしょうけど。
やりがいだけでは、やっていけないですよね~~。)
幼児期は、親がまだ若くて、
こどもに教育費をかけられないというのもあると思いますけど、
国の政策も、もっと考えなきゃ
ニートや、考えられないような犯罪も、減らないと思います。

これから必要なのは、親の教育と、こどもの教育。
こどもはいずれ親になるんですから、どっちからはじめてもいいと思いますけど
知識の教育だけじゃなくて、
総合的な教育をしなくっちゃね~。


薄紅の、こども教育研究所(仮名:いま考えた(笑))の
スポンサー企業、または個人のスポンサーを
今から、募集しておきます。

ご連絡はコメントまで(^O^)(笑)

コメント
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