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笑顔でハイヒール♪

働くオンナのハイヒールは、女性の心意気と体重を支えているのだ☆ 
さ~、今日も背筋伸ばしていこ~~~っっ!!

新入社員教育

2008年03月02日 17時48分01秒 | ハイヒールなお話
またまた、ご無沙汰しておりました。

先週は、ひさびさに東京へ行ってました。
ひっさしぶぅりぃ~~~~~な東京で、ウキウキ満喫してきました♪ルル♪

この時期、東京は受験シーズンで、ホテルが取りにくくなってるんだよねぇ。
私が宿泊したホテルでも、大学受験の男子高校生と付き添いのお母さまが
チェックインしてた。受験なんて一人のほうが、落ち着くだろうに・・・・。

私は、ネットで探してみて、いいのがなかったら、会員になっているグループの
ホテルを予約することにしてます。
事前予約の場合は、ホテル探しのネットよりも、ホテルのHPの会員価格のほうが
すこしだけ安かったりするのよね。

今回は、前にコケた(笑)飛行機じゃなく、文字通り地道に新幹線。
初めて、N700系新幹線に乗りましたよ~♪
快適、快適♪ なんか広く感じるし、揺れも少ないような気がします。
CM通り、「スムース」なカンジです♪

名古屋で打合せがあったので、まずは名古屋駅で降りて、
ホテルのティールームで打合せをしていると、
衆議院議員の藤野真紀子さんが入ってこられました。
ん~~~~、やっぱりキレイな方でしたよぉ。
ぜぇ~~~ったい58才になんて、みえなぁい!!
あの若さの秘密は、なんなんだろおぅぅ~。
どこの化粧品使ってらっしゃるのかしらん。。。

やはり、スタイルと髪は、必須項目だわ。

なぁんて思いながら、まぁた新幹線に乗って、東京へ。

今回は、2泊3日で、まだ見てなかった六本木ミッドタウンはじめ、
嵐の二宮君主演のドラマで、観光の人気スポットになった神楽坂、
築地のお寿司と、まぁんぞくしてきました。
最終日は、今回のメインイベントの講座に出席して、脳みそが1日FULL回転。

関西に帰ってきてすぐに、3日間連続で、勉強のために講座に出席して
あ~~、よく勉強したわ~~。
今週は、さすがに疲れて(笑)、ぐったりしてました。


さぁて、春が近づいてくると、新聞でも新入社員の話題が多くなってきます。
今日の日経新聞のプラス1の特集は、「新人さん、ここに気を付けて」だった。
学生気分が抜けきらない言葉づかいや行動で、上司や同僚から反感を買う
新入社員のケースも少なくないということで、これまで遭遇した
「困った新人」を挙げてランキングしている。

1、あいさつがきちんとできない
2、メモを取らず、同じことを何度も聞く
3、敬語が使えない
4、雑用を率先してやろうとしない
5、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができない
6、同じ間違いを繰り返す
7、返事ができない
8、自分のミスを謝らない
9、「指示待ち」で自分から積極的に動こうとしない
10、プライドが高く、知ったかぶり
11、忙しい先輩に「手伝いますか」の言葉のなく帰るなど、協調性がない
12、仕事中の私語が多すぎる
13、注意すると「逆ギレ」する
14、仕事の優先順位がつけられずパニックになる
15、好き嫌いで物事を判断し、露骨に態度に表す


・・・・採用した時点で間違ってんじゃないのん????


というのは、まぁ採用してしまってるんだから、しかたないというか、
来年度は、ちゃんと採用する側にしっかりしていただくこととして、


『新入社員教育のしかたが悪い』んじゃないのん?????


まずは、集合教育の新入社員教育のしかたが拙い。
そして、その後の職場内教育のしかたが拙い。
だから、仕事をしないといけない段階になっても、そんなんなんじゃないかなぁ。
本人の問題ももちろんあるだろうけどねぇ。
イマのコたちに合わせた教育をすることに、追いついていないのも、現状かも。

集合教育のときに、「できる」レベルにして職場に行かせてないのが、まずは、問題。

そして、職場に行って、上司や先輩が、「この程度か」と、
新人たちに、思われてしまっているのが、その次の問題。

現場には、そういう「この程度」の先輩や上司が、
うよめいているという職場も実際にあるけど、
近頃のワカイモンは、よく知らない人には、まず見下げるところから
入るという傾向もたしかにある。

大学でもそうなんだよね。先生だからといって尊敬なんてしないし、
先生がコワイから、ちゃんと授業を受けるかといったらそうではない。
彼等は、まずは、なにか機会を見つけて
直球や変化球のタマを投げてきたりして様子を見る。
そのタマの受けとめかた、処理のしかたで、相手を読み取る。
信頼できると読むと、ガラリと態度が変わり、相談に来たり、
自分のことを話し始めたり、
授業を進めやすいように、積極的に自分たちでいい雰囲気を作りあったり、
あるときは、助けてくれたり、
宿題の課題も自分たちで連絡しあったりという「組織」を作り出したりする。
彼等は、ある意味、「用心深く」て「評価者」だったりするんだよね。

職場でも「先輩だから」といって、尊敬をするわけじゃないんです。
なにか、尊敬できるところを知ると尊敬する。
なので、デキル、ってとこを、早く見せておく必要があったりする。

言い方を変えれば、相談するのも気の毒に思うくらい、
先輩が見た目イッパイイッパイなのかもしれない。

どちらにしても、ちゃんと採用試験をくぐりぬけてきた新卒の場合、
集合教育と、OJTのやりかたで、ナントカなるんじゃないかなぁ・・・。
(もちろん、資質を見抜けていない採用に問題がある場合もあるけど、
・・でも、最終面接までの、すべての面接官の目をごまかせるくらいの学生
なんだから、教育次第でやればできる素質はあるんじゃないのかしらんねぇ)


薄紅は、春の新入社員教育で稼いでいる講師ではないけれど、
というか、そういう講師として新人と言われる時代は終わってしまったというか(笑)、
なんだけど、それでも依頼をいただくと、教育に行きます。
毎年依頼をいただいている大手電機メーカーさんや、大手通信会社さん等には
今年も行かせていただきます。
昨年、ひょんな方からのご紹介で、1社、全社員で数百人という規模の会社の教育を
依頼されました。

私がいつも研修させていただいている企業様は、
何万人という社員を抱える会社が多いので、
いつもとちょっとイメージや雰囲気がちがう規模の会社です。
それでも大阪に、しっかりと十数階建ての自社ビルを持っておられるのもあって、
たぶん堅い商売をなさっている会社です。

そこで依頼されたのは、「マナーマナーしたマナーは、教えていただかなくていい」
ということでした(笑)。

依頼されたプログラムは、「ビジネスマナー」なんだけどね(^O^)。

マニュアルのような、教科書に載っているようなビジネスマナーじゃない
「ビジネスマナー」であり「接客マナー」を教育してほしい。。ということでした。

「合点承知の助!!」

実は、任せていただけるなら、私の新入社員教育は、
マナーマナーしてないマナー&成功するコミュニケーション教育なので(笑)、
そのほうが、やりやすいのよね、実を言うと\(^o^)/。

フツーは、お客様である企業の人事の方のご要望に沿って
研修を行ないますからね。
直接、依頼をいただく場合は、最低ラインだけ提示して、あとはお任せ、
という依頼のタイプが多いですけど、
やはり、特に教育に力を入れているような企業ほど、研修の進め方まで
指定するところもあります。特にエージェントを通しているような
『法人じゃないと取引できない(前例がない)』なんていうくらいの大会社は、
細かい指定があったりするところもある。
でもねぇ、エージェントもその担当者も、
実際に講師(プロ)じゃないのにねぇ。。。
「そういう(研修)のがイイと思ってるんだぁねぇ・・・」とハラの中では思いながら、
ま、それがお相手のご要望なんだからねぇ、しゃ~~ないもんねぇ~。


お辞儀の角度は30度ぉ~~??!!そんなもん、お客様の誰が計ってんねんっ!!
相手から見てぇ・・・
・・・・おっと、企業秘密なんで、あんまり詳しくは書かんけどねぇ(^^)。

新入社員教育では、感じよく「できる」社員になるために、知っておくことや
トレーニングしておくことが、「形」や「型」プラスもっとあるわけですよ。

社内にもお客様にも(広い意味で)「ウケる」社員に育てる必要がある。
(これは、特に関西でビジネスするなら、一番大事かもしれん(笑))
【※注:この関西弁の「ウケる」は、標準語に訳すと、(周囲に)「受け入れられる」の意】


その会社くらいの規模の社員数だと、
新入社員たちも一年目から即戦力。
研修は3月に済ませてしまって、入社式の翌日から配属された部署に出勤する。
なので、彼等は、研修中に「できる」「使える」レベルにする教育をする
必要があるわけです。
もちろん、マナーだけじゃなく、他の分野の研修も受けて、意識もスキルも
教育されて職場へ配属されたのだと思います。



その会社の新入社員教育、今年度も、リピートでお仕事をいただきました。
今年は「先生にお任せします」ということで、打合せもなし。。。

去年の新人たち、きっと周囲の期待通りに、ガンバったのね~。やるじゃん♪

君たちのおかげさまで、今年もお仕事いただきました。ありがとう♪
また月末に、本社で会いましょう~~(^^)v!















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今日が締め切り(^_^;)

2008年02月08日 12時40分11秒 | ハイヒールなお話
大学の成績の締め切りが、今日でっす。
最近は、WEBを使って送ることができるのよね、スゴイねぇ。文明だねぇ。

怒涛の1月をなんとかクリア。
2月に入ると、大学は春休みに入ります。
そう、学期末。
半期の授業で、せっかく仲良くなった学生たちとも、お別れです。
4年生は卒業しちゃうしね~(T_T)。
で、その前に、成績をちゃんとクリアしてないと、卒業できない。。。

自分の学生んときの成績なんて、どうだったっけ??
と思うくらいに、大学の成績なんて、社会に出ると、あぁ~~んまり
関係ないような気がするんだけどなぁ。


3年生は、就活真っ最中。
2年間で、4科目通して、私の授業を取ってくれていたある男子学生が、
ブライダル関連の業界に就職したいと、東京のホテルを中心に就職活動しているという。。
人前で話すのが苦手だと言って、人前に立つと、
真っ赤になってたカレ。
でも、すっごく癒し系で、一生懸命さがなんだか微笑ましくて、
いつもニコニコしていて見ているだけで幸せになれそうな(笑)、
だんなさんにほしいタイプ(^O^)。
女子学生にも、すごくイイ♪と、人気だった。

私の授業では、自分を理解することを重視していて、
自己理解から、他人を理解することへ、そして適切にセルフコントロールして
コミュニケーションを適応させていく、ということを
学んでいくというのも、一つの柱だったりするのね。


彼は、エニアグラムでは、タイプ9(調和を大切にする安定型タイプ)傾向。
DiSCでは、Sの安定傾向で、
その両方、「まったくもってそのとおり!」と彼は、自分で太鼓判を押していた(^^)。

彼は、2年間、薄紅先生の授業を受けて、自分の良さがわかったと言ってくれた。

はじめの彼は、周囲に癒し系と言われることに、少し戸惑っていた。
自分では、そういう癒し系なんて、仕事にはあまり役に立たないと思ってもいたらしい。
彼は、苦手なプレゼンテーションや、
ディスカッションなどの場を仕切ること、を克服しようと一生懸命だった。
堂々と、人前で、自分の考えを話せるようになりたい、と頑張っていた。
苦手を克服するんだという、問題解決意識をしっかりと自分で持って取り組んでいたので、
それも、ある程度、克服できてきて、
人前で話すことに、まだ緊張はするけど、怖さはなくなったと言っていた。
グループワークをしても、彼が率先して、また周囲に推されて代表として発表するようになっていた。
そして、
「ラクにできることが、あなたの一番得意なこと、向いていることなのかもね。」
と言った、私の言葉を受け入れて考えるようになって、
得意なところを、生かせるところで、活かせばいいのか~、と気づいたらしい。

「なぁんか、すっごく向いてそうだね、ブライダルの業界(^^)。
君って、見てるだけでも、幸せになれそうな笑顔と雰囲気を持ってるもんねぇ」というと、
彼は、いたずらっぽく笑って、
「でしょ?! せっかくだから、使えることは使わないと、ね!」と言った。

苦手をリフレーム(枠組みを変えること)しただけでなく、
自分の最大の特徴に気づいて、活かせる職業を探し始めた彼。

誰にも負けない何かを、ヒトは、必ず持っているんだよね。
それに気づけるって、ホント幸せだと思うなぁ。
しかも、それを活かして生きていけたら、素晴らしいよねぇ♪


はっっ!!(o|o)
おっと、こうしていられない、成績成績( ..)φ



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継続はチカラなり

2007年07月29日 13時22分11秒 | ハイヒールなお話
ちょうど、一年前くらいになるかな、山の如しで、書いた
会社の研修、実は、まだ続いています。
月に一度、コミュニケーション力向上研修をさせていただいています。

何事も継続はチカラなり、なのかもしれません。

エライのは、その会社の社長が、
「先生、長い目で見てやってください。少しずつでいいんです」と
研修を1年以上継続してくださっていることです。

職人系の製造業。
ものづくり系の会社で、そういう職種を選択している社員たち。
営業部門はない。別段営業活動をしなくても、
親会社である大企業から、発注があるから。
コミュニケーションなどは、そう重要とは認識しなくても成り立つ
仕事内容でも、コミュニケーションの問題で摩擦が起こったり、
そういうことはあるんだけど、それは人、個人の問題として
とらえられることが多かったようです。


依頼をいただいたときは、マナーや常識を中心にということでしたが、
はじめ、この仕事を、お引き受けすることに、少し考えました。
なぜかというと、薄紅が今までしてきた企業研修は、大企業向け。
社員が1万人を超える企業ばかりです。

大企業がバックアップしているとはいえ、社員数十名の小さな会社とは、
きっと、問題の種類も違うだろうし、
社員たちの意識をはじめ、違いがあるだろう・・・。

それでも、引き受けたのは、
「彼等に、外の世界を見せてやってほしい」という副社長の言葉でした。


そのかわり、マナーなどに範囲を限らず、広い範囲で、
研修させてほしいということを、認めていただきました。


はじめのころは、職人系の彼等は、マナーや挨拶なんて、自分たちには
必要がない、と、特に50歳前後のベテランの方たちには、抵抗があったようです。

挨拶なんて、全ての基本だと思うけどなぁ~~。

大企業からの出向で来ている彼等は、クビにさえならなければ、
定年まで、その仕事をしていれば、生きていけるわけです。
経営幹部によれば、この出向組のオジサンたちが問題だと思っているらしい。
なら、モトの会社に返せばいいんじゃないの?と思うけど、出向組の給料の半分は
出向元の会社が出してくれるので、人件費が節約できるらしい。
なるほど~~。
元の会社も助かるわけだ。
しかも、小さい会社にとっては、貴重な労働力なのね。


最初から、まなざしが真剣だったのは、その会社の生え抜きの若手たち。

「バックに大企業がついているからといって、安心していてはいけない。
決して、オンリーワン企業ではないから、ライバル会社が次々と名乗りを
上げてくる。
継続的発展的に会社に売り上げをもたらすための、あなたたちの競争力は何?」

「大企業を相手にビジネスをするのなら、大企業で通用する常識や
コミュニケーション力を身につけていないと、下目線で見られる。
対等のビジネスをしたかったら、まず、同じレベルに見られることが必要なんです」

下請け、じゃなくて、ビジネスパートナー でしょ。

下請け、なんて言われつづけていると、無意識レベルで、自分たちを卑下してしまう。


「強いチームを作ろう」

と、言い続けて1年が過ぎた。。。

月に1回だけ、しかも1時間程度の研修で、何が変わるのか。。。


何かが変わっている、という。

目に見えるのは、ほんの小さな変化だけど、確実に何かが変わっているらしい。


一番はじめに気づいたのは、なんと社長の奥様。
社長は、社員を個別に家に呼んで、食事をしたりするのが好きらしいのですけど、
そのときの社員たちの態度や挨拶などが、いままでと違うらしいんです。

全員が、同じ時間に、同じことを聴いて学習する、
その共有する時間と空間が生み出すものが大きいんです。
という薄紅の言葉を信じて、
出向組の人たちも、一緒に受講してもらっている。

たしかに、研修を受講するときの姿勢もよくなっているし、
表情が豊かになったし、発言数が増えている。
じつは、1年前に比べると、雲泥の差にも感じる。



売り上げが上がっているのは、
この研修と直接関係づけて考えてくださってないようですけど(笑)、
最高レベルの売り上げを上げているとのこと。

さらに増産するために、
次の作戦の増産計画のコンサルコーチングもさせていただいていますけど、
その作戦が実行できるのは、
全員のコミュニケーション力が上がっているからこそ
できることなんですけどね(^^)。


んんん~~、売り上げとの関係性を立証するのは、むずかしいんだなぁ~~。

でも、コミュニケーション力がついて、チーム力が上がれば、
正比例とまでは言わなくても、
必ず、売り上げは上がるんですよね。。。


売り上げとの関係には、気づいていただいていないようですけど、
研修をつづけていることが、何かに良い作用を起こしていると、
感覚的に感じていただいているようで、
研修の継続を、と言っていただいています。


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聴くということ

2007年07月28日 21時00分48秒 | ハイヒールなお話
大学も、学期末で、先生は大忙しです。
「普段から少しずつ」コツコツとやるのが、どうも苦手で、
まとめてやるタイプなので(笑)、
そのたびに、反省はするんだけど、どうも溜めてしまって、
おしりに火がついてから、
ひぇ~~~~とガンバることになってしまうんだな。。。

ということで、ここんとこ、毎日毎日レポートの採点をしたり、
提出物にコメント書いたり、しています。


薄紅の授業で、「積極的傾聴」を主題にしている
ビジネス基礎系の科目があります。
モチロン、全員が聴くと、話す人がいなくなるので(笑)、
グループディスカッションをしたり、1対1で聴いたり、
色々な「聴く」&「訊く」を身につけます。

ビジネス社会では、コーチングなどで、最近は
「聴く」ということを重要視されているのですけど、
学生の彼等は、どちらかというと、プレゼンテーションなどの、
主張することのトレーニングはイメージできても、「聴く」ことの
トレーニングは、イメージできないまま、コワイモノ見たさで(笑)
受講申込みをしたにちがいありません(^◇^)。


先週、前期の授業も終わりに近くなってきたので、
学習のまとめとして、レポートを作成させると、
私が想像していたよりも、彼等は、この授業を大切に思ってくれていて、
しかも、「成長」という変化を起こしていたのでした。

たしかに、この授業は人数制限をかけるほど、人気の授業ではあるのだけど。
講義室にひしめいている学生に、おののいた第一回目の授業の日を思い出すわ(笑)。

はじめに設定していたよりも、多い人数を受け入れざるを得なくなって
指導する私は、ちょっとパワーアップしないといけないんだけど、
「出席することに意義がある」なんて、私が言うものだから
(ホントの意味は、場数を最大限踏んでほしいという意味なんだけど)
とっても出席率もよく、なぜか、学年のカベなく、全員が仲良くなってしまって
君たち、楽しみに来てる?って雰囲気ではあったのですけどね(^^)。

コミュニケーションに・・・というよりも、話すことに自信がなくて
聴く授業なら、なんて思っていたという学生も、
ただニコニコと、主張なくヒトの意見を「聞いて」いた学生も、

そういえば、最近は、ちゃんと一員としてディスカッションに参加している、
そういえば、あのコもあのコも、。。。

そういえば、とってもシャイで、指名しても、目線を落としてボソボソ言ってた
あの学生も、先週、前の教壇にでてきて、代表ロープレしてたっけ。。。



「聴く」ことをトレーニングしたら、
「話す」ことにも積極的になっている。



そういえば、最近、全員笑って話してるし、
グループディスカッションで、初めての人とでも
グループを組むことを楽しみにしてる。

私は、その場で、グループ分けをするんだけど、
はじめの頃は、集まるだけで、一苦労だったのに、
最近は、皆が手を挙げて、
「6のヒト、どこ~~~?」
「おれ、1なんだけど、ドコに集まってる?」
「2のヒト、ここに集合~~~!!」
なんて言って、あっというまに机も合わせて場作りをして
「はじめまして~~」なんて、さっさとお互いに挨拶してる。

レポートによると、回を重ねるごとに、
次はこうしよう、今度はこう試してみようと
思うことがあるらしくて、
フリートークや、ディスカッションを、毎回楽しみにしていたらしいのだ。


自分をちゃんと客観的に見ることができるようになって、
「成長した」と確認することができたと、レポートに書いてある。


また、授業の外でも、「聴く」ことを意識すると、人間関係が好転したとか。
意識することが、自覚することにつながっていったらしい。



プレゼンテーション力向上のための講義も、
別の科目でしているんだけど(笑)、
「聴く」授業のほうで、アサーティブ力が、目覚しく上がっているのは、
予想外だったので、とても面白い。

周りが聴くスキルをもったおかげで、
話すスキルと、主張するスキルが磨かれていったんだろうなぁ~~~。


「積極的傾聴」のスキルは、やっぱり大事なコミュニケーションスキルなのよね。


ある4年生の学生は、
「22年間生きてきて、一番面白くて大事な授業だと思った」なんて書いてる。
うううぅ、泣かせるわねぇ~~。


もちろん、常に、学生のスキルアップや、成長を思って、
授業をしてはいるんだけど、
このコたちに「成長させられている」自分を、ひしひしと
感じながら、レポートを読んでいるのでした。。。







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陣内と紀香に学ぶ

2007年06月22日 01時48分29秒 | ハイヒールなお話
今日も、とある大学の授業に出かけた。

先週は、いま流行の“はしか”で休講になってしまっていたので、
2週間ぶり♪

はしかって、一人出ただけで、学校が休みになるような病気だったっけ?

ま、それはさておき、
本来なら、先週は冠婚葬祭、ま、洋風に言えば、フォーマルなイベントの
ときの決まりごとやら、習慣についての話をする予定だったんだけど、
休講になってしまって。。。
でも、一応、コミュニティの中で生活をする
人間社会では、社会的習慣ってのも、現実問題かならず直面するし、
トクに、新入社員で経験がないときには、意外と戸惑うものなのだ。

ということで、本来のシラバス上の今日の予定は大幅に変更して、
今日の授業のテーマは、ジャパニーズ冠婚葬祭の話。

ちょうど先日に、陣内孝則さんと、藤原紀香さんの挙式があったばかりだったので、
とってもタイムリーだったりして(^^)。

話は、横道に逸れますけど、紀香さん、キレイですよねぇ。
あの関西弁がすごくいいカンジです。

先日も、企業の教育担当者と話をしていたら、
その会社で話し方の研修をしたら、講師が標準語だったらしいです。
ところが、
「大阪商人スピリッツの、この関西では、標準語でキレイに話すと
「なに気取ってんねん」とか、「ビジネスライクで冷たいなぁ」とか
却って、標準語がマイナスに作用するんです。
関西では、センセイのような関西弁の親しみやすさがいいんじゃないかと思うんですよねぇ。」
なんていう話が出た。

おん?それって私がベタベタの関西弁だったってことかい??

私だって、いちお~~、ラジオでDJなんてしてたり、
いちお~~、標準語だって、いちお~~~、勉強してたりして、
いちお~~~、NHKの発音辞典だって持ってるんだぞぉっ!

そういえば、全国規模の企業研修だと、もちろん標準語で終始話してるんだけど、
よく受講生に、「センセイ、関西出身ですか?」って言われたわ。。。
そうかぁ、標準語力が落ちてんだ。。。

でも、これからは、紀香風のやわらかい関西弁が、流行るかも。


さてさて、話は、冠婚葬祭ね。

先日あった、神戸のホテルオークラであった披露宴、
お料理だけで、5万円以上だったとか。
引き出物も豪華で、両方合計すると、一人当たり10万円くらいは
かかっていたという話をワイドショーなどで、話題になっていた。

吉本の芸人さんたちは、そんなに豪華だと思っていなかったので、
お祝い金が、その金額に及んでいなくて、恥ずかしい思いをした方も
いたとか。

そういう話は、彼等もよく知っている。


問い①
さぁて、この披露宴、あなたに招待状が来ていたとしたら、
あなたは、いくらお祝いに包めばいいと思いますか?

問い②
阪神タイガースは、その日甲子園で試合があったため、選手は
その披露宴には、出席できず、何人かの選手は、2次会だけ
出席したそうです。
2次会だけ、出席した場合のお祝い金額は?
また、服装はどんな服装で出席すればいいでしょう。
阪神タイガースの選手になったつもりで考えましょ~~~~。


そんなカンジで、授業は進むのだ


いやあの、ちゃんとビジネスフォーマルの話もしましたよ、ちゃんと。
あと、ビジネス関係の酒席でのマナーの話とかね。

彼等は、失敗談とかが大好き(笑)。
私が上司に注意された話になると、より一層真剣に聞く。

かつては、取引先と接待の場でも、キャラクター勝ちで、楽しみ盛り上げ、
オマケに気に入られ、受注も増えるという、幸せな会社生活を送っていた私も、
グローバル企業といわれる会社の中で生粋の営業畑で出世してきた、
当時の年下の男性上司に、こっそり注意されたことがある。

彼は、酒席でも、さすがの気配りをする人で、営業マンってこんな人のことを
言うんだなぁ~、と、思える人だった。

彼に言われたのは、乾杯のジョッキの位置。

もうカンパイの時には、接待する側であろうが、される側であろうが
「イエェ~~イ!楽しく飲もうぜぇ~!!」的気分マンマンの私。
ま、そのキャラが数十億単位の取引がある取引先にも、気に入られていたので、
部長や役員たちにも、注意されることは一度もなかったんだけど、

「ホントはね」と、会社の帰りに二人で呑みに行ったときに
(彼とは、飲み友達でもあったので、よく帰りにイッパイ行ったもんです(^^))
「君の場合は、いいんだけどね」と、遠慮がちにアドバイスをくれた。

「お客様のジョッキの飲み口よりも、自分の飲み口は、
下げた位置でカンパイするんだよ」


・・・・!!、そうだったんだぁ!!!!
目からウロコが落ちた瞬間だった。

「カンパァ~~~イ!!」の掛け声とともに、目イッパイ高くジョッキを
持ち上げていたわ。。。
(注:ビールジョッキでの乾杯の話ですよ。
ワイングラスはグラスを合わせません。
ビールでも高級なお店のときや、フォーマルなイベントの時は、
グラスを目の高さに上げるだけです。)

そういえば、新地のお姉さまたちも、必ず下からグラスを合わせるわねぇ~。


昨日(20日)の日経新聞の夕刊に、ここ2~3年の傾向として、
新入社員など若手社員たちが、飲みニケーションに積極的だという記事が出ていた。

就職活動中の学生が、人事の担当者を誘って飲みに行ったりするという。


飲みニケーションは、信頼関係を作るバイパスの役目をするんだよね。
たしかに。


それにしても、そういう注意をしてくれる人の存在って、
どれだけありがたいことか。

「叱られ上手、アドバイス受け上手になりましょう。
そうやって、いろんなコトを覚えていくんだよ」

って言ったところで、5限終了のチャイムが鳴った。
よしっ!バツグンのタイミングだわ。








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新学期はじまる。

2007年04月15日 15時18分50秒 | ハイヒールなお話
写真は、先日いただいたオマール海老のスープ。
久しぶりにフレンチを堪能しました~~♪
オマール海老の旨みが全てスープに出ていて、すっごく美味しかったので
一口スープをいただいて、記念写真(^O^)。


桜も今年は長持ちしていますねぇ~♪
この時期は、「お花見」という理由をつけて、よく飲み会が
行なわれますよね(^^)。

4月は年度始めで、文字通り環境の変わる方も多い季節ですけど
環境は変わらなくっても、春になると、なんとなく
「何かをはじめよう♪」
と思ってしまうのは、私だけ??(笑)

今年も買ってしまいました。
新しく始まるラジオやテレビの英会話講座のテキスト。。。

ここ数年、毎年4月号は持ってるわ・・・。
(そういえば5月号は買ったことないわ(笑))

しかも今年は、中国語会話のテキストとCDもプラス。

でも、英会話も中国語会話も、まだ一度もCDも聴いてないし
テキストも開いてないです・・・。
(もちろん、ハナからラジオやテレビの放送を視聴しようとしてない)


決意することが大事よ!何事も決意するところから始まるんだから!!



日本では4月に学校が始まるので、
幼稚園の入園式、小学校の一年生の入学式。。。
はじまりの節目には、「桜」の存在があったせいか
なんかこの季節には、向学心がメラメラとわいてくるのよね~~。

3日坊主になりがちなのが、玉にキズ。。。がんばろ。。。



さてさて、お仕事も新年度が始まりました。
今年度から、新しく行かせていただくことになった大学も
先週第一回目の講義をしてきました。
受講している学生は、設計デザイナーになる卵たち。

「君たちは、誰を幸せにするために、その仕事をするのか、その技術を活かすのか」

そういう問いをしてみました。

私の授業は、その答えをつかむためのヒントになるといいなぁと思っています。

授業が終わったあと、数人の学生が話に来ました。
(なんて人懐こい子たちなんでしょ~)
金髪なので「ひよこちゃん」と私が名づけた女の子が、
「夏休み前になったら、黒に染め直す」んだって言う。
なんで??なんで夏休み前?夏休み後でいいじゃないん??
まだ2年生だし、就職活動は来年からだし・・・。。。

「私、夏休みには、設計事務所でアルバイトするんです。
早くから実際の仕事や、現場に触れたいんです。
だから、この金髪は7月まで、って決めてる。
ふふ(^^)、センセ、私、やるときはやるんですよ(笑)」

「やるなぁ~~。ひよこちゃん!」感心、感心!!



昨年からお世話になっている大学も、授業開始しました。
ここの大学では、授業の効果を高めるために、履修人数に制限を設けています。

なのに・・・まぁたその倍以上の人数が、教室にひしめいてる・・・・・。

ドアを開けて、教室に入った途端、「うわ~~」とそのひしめき具合に感嘆していると

「うっすべにぃ~~!!」(ホントは、本名のファーストネームを・・・)

野太い声のコールが・・・・。

いやいや、わたしゃ、タレントかいっっ!


でも、実はそういう自由で闊達で、遠慮なく積極的な雰囲気は大好きな私。
またまた楽しそうな、講座になりそうだわ。














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入社式の社長訓示

2007年04月04日 19時28分40秒 | ハイヒールなお話
桜がキレイなこの時期、薄紅は、3月後半から4月、新入社員研修の季節です。

4月2日の夕刊、4月3日の朝刊と、日経新聞には、企業の入社式での
社長訓示が掲載されています。


今年は、多様性理解、または多様性受容、
そしてコミュニケーションの重要性、などのお話も多かったようです。


実際のナマの新入社員たちに接していると、
このあたりについては、現代っ子の彼等のほうが、
長けているような気がします。

もちろん、個人差はありますし、
よく言われるように二極化というか格差があるのは、たしかです。
でも、就職活動と就職試験の面接試験をクリアしてきた新入社員たちは、
社交能力の高い方が多いように思います。

他人と「そつなく」「表面上うまく」やるのは得意だけど、
逆に、
プライドが高いのか、傷つきやすいのか(両方だとも思います)
また、自信がないのか、
本来の裸の「自分自身の意見」を言うことには恐れを持つコが多いように思います。


「本音」や「いいにくいこと」を言わずに溜め込むために、
何を考えているのかわからん・・・
または、手ごたえがない・・・などと、
ベテランたちが思う原因となっているように思います。
また、本音で理由を言わずに、会社に見切りをつけて早めに辞める、
なんていう行動に出るのでしょう。
ある意味、カシコいとも言えるのかもしれません。


なぜ、彼等は「本音」を言わないのか・・・。


彼等は、多様性を理解していないのではなく、
イジメやキレやすい、などと言われる同世代やオトナと学校時代を
過ごして、
多様性を発揮したら、ヘタすると受容されないという現実社会を
身を持って知っている世代なのではないでしょうか。


事実、自分の意見を言っていい場を作ると、
彼等は、どんどん話をします。

大学の学生たちもそうですが、彼等は、他人の前に立って話をすることに
まったくといっていいほど、緊張はありません。
いきなり指名して、スピーチやプレゼンを指示しても、
「はい」とさっさと前へ出てきて、話します。
シルバー学生の方が、ワレワレの時代は、人前に立つだけで赤面したり
しどろもどろになったりしたものだけど、イマのコはエライ!!と
感心するほどです。

新入社員研修の場でも、私が指名しなくても、挙手多数で、
自分たちで、誰から発表するか決めさせるくらいです。
全体に質問を投げかけても、あちこちから意見が飛びます。


でも、配属されると先輩や上司に受け入れられるように、
彼等は、自分をコントロールします。


「多様性理解」や「多様性受容」は、
新社会人たちじゃなくて、
彼等を受け入れる側の
旧社会人が先に勉強する必要がありそう。。。



多様性や新しい意見を発揮・発言できる
会社、職場、社会をつくるほうが先、なんじゃないかな。


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福岡に来ています。

2007年02月15日 02時50分53秒 | ハイヒールなお話
大学の成績を速達で提出し、13日に福岡にinしました。
ん?仕事です~。
16日まで福岡で過ごします。

薄紅のお気に入りは、新幹線のひかりレールスターのサイレンスカー。
そう、前から見ると、かものはし か、ドナルドダックみたいな顔した
新幹線です(^^)。
なんか、のぞみの車両よりも、ゆったりしているような気がするのよね。
のぞみの特に500系とかは、ちょっと狭いような気がする・・・。

終点博多までなので、車内放送も社内販売もない
静かな空間で、一番後ろの20番のA席がお気に入りです。

最近は、ケイタイのiモードからでもパソコンからでも、チケット予約とともに、
座席指定ができるから便利になりましたねぇ♪
(J-WESTカードの会員になるとできます。詳しくはJR西日本のHP等でどうぞ)

ゆったりした横2席ずつの4席列の窓際、A席を陣取って(^^)
後ろには席がないので、気を使う必要もなく、
思いっきりリクライニングさせて、爆睡・・・しようと思うんだけど
駅に着くたびに、降りる為に通路に人が並ぶでしょう?
最大にリクライニングさせて、リラ~~~ックスしてる私と、
目が合うんです(*^。^*)
これは、さすがに、女性として、はしたないわ(^_^;)と、
停車駅が近づくたびに、リクライニングを起こして
居ずまいをなおす、気の小さい薄紅なのでした(笑)。

毎年、この時期に、とある企業の1年目社員のフォロー研修を
させていただいています。

昨年も同じように新幹線に乗っていたら、となりにリクルート姿の
女子学生が座っていて、
SPI(就職試験でよく使用される適性検査の一種)の勉強をしていました。
少ししたら、問題集を閉じたので、
話しかけてみると(薄紅は知らない人にも話しかけてしまうのだ)
大手企業の就職試験のために、大阪に来ていて、帰るところだとのこと。
九州の大学生さんだったけど、就職活動の交通費や移動時間が
大変だと言ってた。
彼女も、今年は就職だなぁ。。。


明日は、一日オフなんだけど、明後日も仕事なので、
帰らずにこちらで過ごす予定です。
仕事で来ていると、観光もせずにお土産も買わず、とっとと帰る(笑)、
ということが多いので、一日空くのはめずらしく、
天神あたりを散歩でもしてみようかなぁ~と思っています。

そういえば、今日はバレンタインデーだったんだっ!
(もう日付も変わってるし(笑))
屋台の博多ラーメン食べて、満足してしまったオヤジな私・・・。

明日は、有名な呼子のイカのお刺身を食べに行く予定です。
新鮮な透き通ったイカ(^。^)
やっぱり日本酒かしらん、それともせっかく九州なんだから
焼酎かなぁ~~~~~♪

・・・・やっぱりオヤジ入ってる・・・・





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メンタルヘルス

2006年11月21日 02時13分04秒 | ハイヒールなお話
ツレがうつになりまして。

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最近、メンタルヘルスに関する本が増えてきたのでしょうか、
本屋さんの平積みのところにも、「うつ」関連の本がたくさん
並んでいました。

この本は、実際に夫が突然「死にたい」と言い出して
あわてて、病院に行かせたら、うつ病だった・・・そして
現在よくなりつつあるという実話をマンガにしてあるもので、
とても読みやすく、とても正直に妻の気持ちも描いてあるので
いま、とても人気で話題だそうです。

たしかに、うつに対して、あまり生々しい理解がなかった私も
「そうなんだ~・・・」と少しは、理解が深まったような気がします。



06.11.20号のAERAも「鬱という人材」という特集を組んでいて
思わず買ってしまいました。
現在、74%の企業で1ヶ月以上の休業者がいるという調査結果がありました。



メンタルヘルスは、もうとても身近なことなんだと、
メンタルヘルスについての研修を受けに行くことにしました。
(ワリと実行に移すのは、早いほうで(^^ゞ)

会社勤めの方なら、社費で行けるのでしょうが、
私はフリーランスの身の上・・・。
どんな勉強も自費(^o^)/ 
何かで、「収入の10%は、自分磨きに使うといい」というようなことも
読んだような気もするし・・・。


その研修を受けて、最近教育の現場では、話題になっていた
アスペルガー障害のお話がありました。

たしかに聞いたことはあるけど、今までこれもあまり深く勉強したことが
なかったんです。

今回、ちょっと話題に出たので、インターネットなどで、調べてみますと
意外と、これもとっても身近なことでした。


「アスペルガーの人は高い知能と社交能力の低さを併せ持つと考える人もいる。」
by ウィキペディア



いま、小学校には6%の「ユニークな個性を持った子ども」がいると
言われているそうです。
アスペルガー障害は、自閉症系の障害ですが、
知能障害や言語障害が少ないのが特徴。

子どもの頃は、例えば電車の種類をとても速く覚えたりというような
ことがあったりするそうで
知能障害がないので、大学への進学者ももちろん多くいらっしゃって、
ご自身の興味のある分野でのスペシャリストが多いそうです。


大学にも5%ほどいる・・・ということは、会社にも100人に何人かは
アスペルガー障害の方がいる可能性が高いということで、
ちゃんと社員の個性をよくみて、適材適所を配慮することに
もっと心配りをする必要があるということですよね。


アスペルガー障害は、コミュニケーションのニュアンスの部分が理解できずに
人間関係や、相互のコミュニケーションに支障をきたすのが
特徴のようです。


言語や言葉の理解はできるので、
書いたものでのやり取りや、きちんとした約束などは理解できるのですが

言葉を言葉どおりに受け取るので、
“言わなくても雰囲気で感じ取る”ことや、
“ひねりのあるジョーク”
などが理解できなかったり、

関西弁の親しみを込めた『アホやなぁ~』に、激怒したり、
というようなことがあるようです。


エンジニアや、経理の仕事などは、問題なくできていたのに
異動になって、生産管理部門などで、部署間の交渉ごとなどを
する仕事になると、工場・営業双方から、コミュニケーションが
うまくいかない、などのクレームがついたりするような実例があるようです。


こども時代には、自閉症のような傾向が見られるのですが、
大人になるにしたがって、知能は低くないので、人間関係を学習していくため
一見、周囲が障害があることに気がつかない
(本人も知らないケースもあるそう)
ことも多く、
会社側が、本人にとってもつらい仕事を知らず知らずのうちに強制して
「仕事に早く慣れるように」とか、「石の上にも3年」などと「根性論」で
ストレスをかけている可能性もあるので、
まずはそういう障害が存在することを、
周囲が理解することが大切なような気がします。



“うつ”について、理解を深めようと思って勉強しようと思ったのに、
“アスペルガー障害”にほうに、話が移ってしまったようなのですが、

きっかけは、

職場の定期的な異動で、前職の経理から、
部署間の調整をする仕事についた方が、
コミュニケーションがうまくいかないことが、ストレスとなり
精神科を受診したところ、アスペルガー障害が見つかった。
という実例の話を聞いたことにはじまります。



メンタルヘルスの問題は、単純なものではないようです。


あくまで、薄紅のMy考えですが、


これはもう会社内の上司だけ、また人事課だけでは
対処できないところがありそうです。
臨床心理士や、精神科医そして、キャリアカウンセラーなどの
連携が必要じゃないかと思いました。

上司や人事課の方に相談できない(したくない)
ことや、組織や仕事に関することは、
専門家であるキャリアカウンセラーに、相談する。
(カウンセラーが、職場への助言をするエンパワーメントをつける必要もあるでしょう)
心理的なフォローは、臨床心理士などに、
(キャリアのフォローと心理的フォローは焦点をあてる角度が異なりますし、
 問題解決方法も異なります)
そして、物理的に投薬で軽減できるような症状には、精神科医が
と、それぞれの専門を生かしたチームプレイができるような
相談室を、企業は早急に作っていく必要があるかもしれません。。。



74%の企業にいる1ヶ月以上の休業者・・・この方たちは、能力を
活かせるところで活躍していただくと、とても優秀なスペシャリストである
可能性が高いわけです。

個性ある人材を適材適所で、活かすことは、
相談室を設置するのにかかるコスト以上に、
コストダウンになるのではないでしょうか。










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韓国料理と顧客満足

2006年10月15日 00時21分32秒 | ハイヒールなお話
写真は、今吉君シリーズ第2弾(笑)
甲子園で早稲田実業に敗れながらも
相手チームの斉藤祐樹投手に、
これからの試合もがんばってくれ!と声をかけている
鹿児島工の今吉君です。



さて
今週は、外食がつづいている、薄紅です(笑)

今日は、大阪でのビジネスコーチの勉強会に参加し
その帰りに、韓国料理を食べてきました。


ナムル、プルコギ、韓国風刺身、チジミ・・・etc
ピリカラ味がビールに合うのよねぇ~~♪

お料理もおいしいし、ん~~~~~満足満足♪♪


そのお店で、韓国焼酎の水割りを飲んでいた一人が、
「ん?この焼酎、味が薄いね~」と
次の料理を運んでこられた
お店の(たぶんアルバイトだと思われる)女性店員さんに
なにげなぁ~く、同意を求めたような言い方で聞いてたんです。

すると、次のお料理は、店長さんが持ってこられて
お盆に、その焼酎をストレートで入れたグラスを持ってこられてて、
水割りにしていない味を、どうぞお試しください。
ということで、味わっている間に、その焼酎の説明を
してくださいました。

たしかに、とってもすっきりした味で(私も飲ませてもらった(笑))、
でもアルコール度数は43度もある、ケッコウ強いお酒だということでした。


「味がうすいねぇ~」
と言っていたときには、
「水を入れすぎたんじゃない?」
なんて、笑ってたんだけど、ちゃんと原液を味わって
そのお酒の特徴などを聞くと、

不思議なことに、
「この味、すっきりしてていいよね」
に感想が変わっていきました。


なにげなく聞いた、お客様のつぶやきのような一言を
ちゃんと店長に伝えていた女性の店員さん、

その店員さんのお話を聞いて、別にクレームでもないので
ほっておいても特段よかったのではないかと思われるのに
ちゃんと丁寧に、お酒の説明に来て、テーブルのヨコに腰を
落として低い姿勢で説明をしてくれた店長さん。

その連携のよさと、丁寧な態度と、説明による納得度で、
私たちはすっかり
このお店とお酒の印象が良くなり、ファンになったのです。


今日のメンバーは、全員がビジネスの話をする講師たち。
とくにそのお酒のことをつぶやいた方、本人は、
MBAがとれる大学院の理事で、ご自身も講演などをしていらっしゃる方。

その方が、帰り際、店長さんに、
「あなたがたのおかげでいい食事になった」とお礼を言われました。

「君たちからも、お礼を言って」とまで(笑)。

きっとこの話は、講演のネタになるだろうなぁ~~(^^)。


顧客満足度アップのために、億単位の予算を取る企業もあるけれど、
この、「人の対応」だけで、満足度を上げ、大きな口コミを得ることも
できるのですねぇ。

(と思います。だってココに書いてること自体が・・・(笑)
あ、お店の名前を書いてないか~。
桜橋の交差点のちかくの、地下に入っていくお店です。)



最近は、顧客を満足させるだけではダメだと言われます。
対価に対する満足は当たり前のことで、
本当の顧客満足は「感動」させるところがスタートだと。


それにしても、
期待していなかった、ちょっとした心づかいで、
客は感動できるものなんですねぇ。
やっぱり、決め手は「ヒト」なんですね~~

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