心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

椎名誠「ずんが島漂流記」文春文庫2001

2012-09-23 17:48:22 | 
椎名誠「ずんが島漂流記」文春文庫2001
単行本は1991年。
バンコク・カオサンの古本屋で購入、50バーツ約130円。

カンボジア3か所の移動移動と予定消化で少し疲れていて、アタマを使わず走り読みできる日本語図書を求めて入ったお店。
新しくて高いビルが増えていて、遠い昔とは大違いになっているカオサン通りに、まだ残っていてうれしかった。
ただ日本語本がたくさんあった2階はもうなくなっていて、英語のペーパーバックでもいいかと思って旅行記や伝記などの棚を見ていたら、一番下の棚に数冊だけ日本語本が横積みになってあった。
「指差し」や、芸能人の暴露本?などと一緒に。

漂流モノ、大好き!
孤島モノ、大好き!

2時間もかからずに読了、もったいない・・・

著者とはかつてシュムリアップ駐在時に三角ベースのソフトボール大会をした想い出がある。
背が高くて髪が長くて、眉をひそめた表情が魅力的、そう感じた。

彼はインドシナ半島の取材中で数人連れ、通訳と旅のアレンジをしているカンボジア人が知り合いだった。
道具はあるからソフトボールをしようという話が来て、ぼくはJOCVに声をかけたらアッという間に集まってスタジアムの空き地で開始。
彼がグローブなどを持って旅していることは読んでいた・・・が、ここにも持ってきているとは。
人数的に、三角ベース!ということになった。
なつかしいよね・・・小学生頃には人が集まらない時によくやった。
知ってる?2塁がないから、ホーム・1塁・3塁で「3角ベースボール」。

ぼくはヒットはなかったような記憶。
守備はどこだっけ?
遠い想い出。

そういう著者の想い出とともに、「おじいさんからの話」と設定されている、虚実マゼマゼ?漂流+孤島モノを愉しんだ。
お疲れの人がいたら、お奨めの1冊・・・




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