心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

ベシサハールで乗り換えれば、チャーメまで乗合ジープで行けるよ!-変わりゆくアンナプルナ街道

2012-04-29 17:26:22 | トレッキング・釣り・テニス
2週ぶりにカトマンズの自宅に帰宅。
予定より数日早い。

歩いていたのが8日間。
高度順応に1日。
バス移動していたのが4日間。
温泉に3日間、
釣りに2日間。
(重複あり)

これで全経費は約400ドル。
ちょっとした贅沢部分を削れば300でも可能。
ただしカトマンズからということと、ポーターや交通機関、宿などは自分でネパール語ないし英語で探したり交渉したり手配することが条件。

大家さんに洗濯機での汚れ物洗いを頼んで、それを屋上に干し、カレーを作った。

フェワ湖ダムサイトでの投げ込みの吸い込み釣りではやっぱり坊主。
教えてもらって、そこを南に下ったセティ河に合流する渓流で、もう強い陽射しでぬるくなった水で水浴する水牛と子どもたちを追い散らして、石を捲り川虫(小型のピンチョロ類似)を取り、渓流竿にインジケーターとして手製のクジャク羽の幹部分のウキをつけ、小さめの針で、10cmほどの小物釣りを楽しんだ。
カトレとなんとか・・・(追って調べてみる)

1カ月過ぎに雨が降りはじめたら、大物をルアーで狙えるとも言うので、もう一度行きたいところ。

歩いている間、ヒマラヤは見えっぱなし!
ラムジュンヒマール、
アンナプルナⅣ峰、
Ⅱ峰、
Ⅲ峰、
ガンガプルナ、
チュールー、
ニルギリ、
今朝はポカラからマチャプチャレとアンナプルナ・サウス。
天候には恵まれたな。

アンナプルナ周辺の村々は20数年前の名残は寺院などにだけ。
トレッキング宿の増加に驚いた。
マナンやピサンなどは新村のほうがはるかに大きい。

道路ができたところは、地元の人の経済活動には大貢献だろう。
しかし、そこにはトレッキング客はもう来なくなっている。
ンガディ、バフンダラ、ゲルム、シャンジェなどはいい例だ。

トロンパスまでの数日間の歩きと宿は同じ日程の数グループや個人としばしば一緒になる。
その中のガイドから、45才の歩き、と言われたのはうれしかった。

高度障害は今回はなかったし、食欲も落ちなかった。
ビスタリ(ネパール語でゆっくりの意)歩いてるんだけど、追い抜くほうが多かったな、たしかに。
・・・歩きにはまだ自信!?


では明朝、出発・・・できる?

2012-04-14 17:47:45 | ネパールでの生活
手元には、明朝7時カンチパト発のツーリストバスのチケットと、パッキングが終わって15Kgになった60Lザック(ポーター用)と、水や小物が入ったデイパックがある。

ドムレdumreで降りて、ブルブレbhulbhuleまでローカルバス、その先はシャンゲsyangeまでジープに乗り換える予定。
アンナプルナannapurna山群の北側を歩きたい、
いろいろと想い出多い20数年前との変化を感じたい、
トロンパスThorung pass 5416mを越えたい、
ムクチナートmuktinath側に出来上がった道路の様子を見たい、
タトパニtatopani温泉にゆっくりつかりたい、
ポカラpokharaで栄養を補給したのちベグナスbegnas湖でテラピア以外も釣りたい、などと夢想している。

ところが、数日前には某ODA機関が15日から3日間のバンダ(強制ゼネラルストライキ)予定があるとの情報を流した。
でも、いつもは同時にあるはずの大使館のネット情報はなし(!)
そこで住民に尋ねると、知っている人も、そうでない人も。
13日は正月に当たり休日、14日今日は土曜で休日、つまりネパールの人々は5連休になってしまうの?あるいはバンダ中止かも?とも思って様子見していた。

そして昨日になって、日本大使館が同じ3日間のバンダ情報を流した。

ついに決まれりと思って、チケットを買ったエージェントにTelする。
でも「バスでるよ」という応答。
そういう判断か・・・

気になっていて今朝に、エージェントにもう1回Tel.
延期する、とぼくが言うと、
「延期できるよ」と、暖簾に腕押しではっきりしない。

それでエージェントの窓口まで出かける。
そこにいた、旧知のもとトレッキングガイドは「あすはツーリストバスはもちろん、ローカルバスも動くよ、バスパルクで今、聞いてきたところだから」と。
あすのバンダ主催団体はマオのように強くないから、か・・・

そしてぼくは延期をキャンセルした!
カゼ気味なんだけど、ツヨキで・・・

その後、オフィス隣りの”ちゃちゃ”で昼食。
帰ろうとしたら隣の席になった日本人青年もアンナプルナサーキットへあすから単独で入るんだという話。
このフク氏もあすはぼくと同じ運命になるな。

ネパールでは、なにも決定していないという、はっきりしない旅行自体を楽しまないといけないんだよね!

明日朝、ぼくはバスで移動しているだろうか・・・?
その場合、次のネット書き込みはたぶん、ネットカフェがあるポカラへ到着する10日後位?かも。

それとも、バス出発地点へのタクシーも拾えないで自宅に戻ってネットをしているだろうか・・・?



ひとりトレッキング準備

2012-04-11 07:57:35 | トレッキング・釣り・テニス
ビジュリバザールの住まいからスンダラへ向かうテンプー(電気乗り合い3輪)のコースの途中にある、
・ネパール観光局NTBで、TIMS(Trekkers Information Management System)許可証。(申請者が自分で記入)
・ACAPカウンターで、アンナプルナ保護区入域証。(きれいなタイプ打ち)
ともに、以前通ったことのあるトリブバン大学ビュバシャキャンパス向かいのエキジビション場の横、トウンディケル広場側の一つの建物の1階。
写真がそれぞれ2枚必要で、前者が20ドル分のルピー、後者が2000ルピーの申請料。
出発日を書かなくてはいけなくて、特に理由はないけど、ネパール新年開けの日曜15日に決める。とりあえず期間は5月2日までの18日間とした。

・カンチパトのナビルバンクへジャマル経由で歩いて500ドルの両替。
81.50のレートで約4万ルピー。
まだまだ円は強い・・・

・その下の本屋で手持ちの2009年版のロンリープラネット、Trekking in Nepal Himalaya 9版に新版が出ていないかを確認。出ていなかった。

・タメルのジャッタまで前夜の雨でぬかるんだ裏道を気をつけて歩いて、なじみのコピー屋で上記の関係の23ページをコピー、46ルピー。その本を持っていかないで済むように、軽量化のため。

・電池切れで画面が真っ白になっていた山用腕時計Suuntoの電池を購入。475ルピー。
時刻設定の仕方がそのカメラ屋ではわからず、その時計をショーケースに置いていたNorthFaceへ行って、説明書を見せてもらい、自分で合わせた。

・日焼け止め、使っているSPF・UVB50のほかに、110なんていうのがあったので試してみようと購入。

・ブルブレまでのバスを手配していると「歩き方」に書いているVip BusにTelでコンタクト。
スタッフがわざわざ迎えに来てくれて事務所へ行ったけど、結局そのバスは現在は動かしていないと判明。
(こうだから、ガイドブックをあまり当てにしてはいけないんだよね)

・別のエージェントでドゥムレまでのポカラ行きツーリストバスを手配。470ルピー。
そこからブルブレまではローカルバス、そしてシャンゲまではジープを現地で自分で見つけることになる。
(ここの片言の日本語を話す青年スタッフは、ローカルバスを探すときに人に見せたらいいと、ネパール語で「私はブルブレに行きます」とA4コピー紙に書いて渡してくれたよ!)

・コーラ容器に入れ替えて持参する嗜好品のウィスキー、バグパイパーを1本購入、650ルピー。

とりあえず、以上を10時から4時間ほどかかって済ませた。

同行者募集!釣りandトレッキングinネパ-ル

2012-04-07 17:42:29 | トレッキング・釣り・テニス
当方ネパール・カトマンズ在住の男性。
4月5月6月に、サハールなどの釣りや、できればぼくが行ったことのないトレッキングコースを各1~2回予定。
バックパッカー時代からの土地勘あり、英語OK、多少のネパール語可能。

これまでの単独行を修正・・・かも。
なお、自分の費用や装備はそれぞれが負担です。

問い合わせは、コメントないし書き込みで・・・

「哀しみにも終わりがあるのよ」・・・でも25年も?

2012-04-07 15:05:55 | 
正確には「あなたはまだ若いから知らないでしょうが、哀しみにも終わりがあるのよ」

孫引き;伊集院静2011「大人の流儀 a genuine way of life 」講談社
P.189の「数年前の映画のチェチェンの老婆のセリフ」
映画はたぶん、”チェチェンへ アレクサンドラの旅”2008年公開。

この言葉に注目したのは、もちろん、約1年関わってきた震災津波被災者支援の経験が背景にあるから。
昨今の、短期的な解決があるかのような、そして表現を重視しすぎる心理療法アプローチを想起して、ぼくは支持的な環境下での時間経過の大切さを連想して納得した。
この支持的な、あるいは受容的な環境作りが、意外と困難なわけだが・・・現実対応を避けることができない、から。

きょうもNHK海外TVがここではお昼から、そして夕方の今もやっているけど、津波特集を見るのがぼくは辛い。
3月の1周年前後もそうだったし、現に調子を崩した相談も受けた。
被災者自身ならなおさらだ。
波風を立てるのはやめてくれないだろうか・・・番組の初めに予告すればいいということになっているとしたらおかしい。
災害時の映像を繰り返し流すことが、津波体験を忘れず、被害に備えるということとは違うと思う。

さて、この本では、25年経って初めて、前妻=夏目雅子の死について書いているという最終章が注目。
一緒に住むようになる経過、
死には、若くて動揺したこと、
必ず生きると想い、治療に専念してしまい、好きなモノも食べず外出もしなかったという悔やみ、
などは印象的。

こうも言う;
「親しい方を亡くされて戸惑っている方は多いでしょう。
私の経験では、時間が解決してくれます。
だから生き続ける。
そうすれば亡くなった人の笑顔を見る時が必ず来ます。」

英文タイトルは、本書の内容を言い得て妙。
現代の無頼派、と言うところか・・・
はっきりと自分の考えを書いている。

それにしても、Griefが溶解するには、25年もかかったのか・・・

NGO、障がい児、テラピア、天候不順、爆弾予告

2012-04-05 18:30:37 | ネパールでの生活
現地NGOと;
発足16年目になるネパールで活動している日本のNGOが、現地側と紆余曲折あってー弁護士との通訳などしたー、今は、村の女性の自立支援の方法としてミシン縫製を教えている工房が5周年を迎えて、その記念ピクニック(!)に一緒してきた。
子連れになった卒業生も集まって、子どもたちもたくさん。

ケータリングを頼んで、普段のダルバートとは違って、肉がたっぷりの飽食!
これがネパール庶民の楽しみである・・・現実。

こどもの相談があった;
知人ボランティアの配属組織の人間関係つながり。
(詳しく書けない・・・のはご承知ください。)
医師の診断書も持参、納得できていないということか。
家庭での対応の具体例と、障害児教育の情報を伝えた。

7才児が4年間、保育園の同じクラスにいるという。
こういうのはIntegrationではない!

ベグナス湖でテラピア25cmを2匹;
またポカラへ釣りに出かけた。
こんどはダムサイトのアニールモモの息子アニール氏と同伴。
湖岸のトリッキーな釣り人の踏み分け道を数分行く。
吸い込み仕掛けで、待ちの釣り。
数分で、当たる、当たる・・・そしてヒット。
1匹は、置き竿を持っていく元気さで、焦る!

少し離れたところではサハールも挙がっていて歓声・・・
雨期前の今は渇水気味で川釣りは不適で、6月頃からがまたシーズンになるという説明を聞く。

戻って、ディープフライをホットロキシーで摘む。
イケるじゃない!
ちなみに、テラピアは外来魚で、養魚場にいた日本人研究者がこの湖に入れたという話だった。

ここ2~3日、天候が不安定なネパール。
カミナリがゴロゴロ鳴り、風がピューピュー吹き出し、短時間だけど豪雨や雹も。

釣りの帰りはバイクの後ろだったのに、すっかり濡れてしまった。
夜に熱も出たけど、今は回復。

プレモンスーンのこの時期、ヒマラヤに入っている人たちも少なくないと思う。
苦労しているだろうな・・・
無事を祈る!

そしてきのう4日にはカトマンズで、公共バスから予告の爆弾が4個発見される。
数日前には空港に爆弾予告。
ちょっと物騒になってきている・・・

5月27日が憲法の制定期限だから、政党リーダー間の駆け引き外に、直接行動をするしかない人たちがいてもフシギはない。
歩いて移動にしよう、当分。