心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

ブータンで一人目の精神科医師

2012-11-30 09:27:39 | 地域精神保健
近代医療と伝統医療の役割について考えさせられる。
それなりに長くかかわってきたカンボジアでもネパールでも、現地の精神科医師は薬を言うばかりで、伝統医療との統合を言う人とは出会ったことがない;

++++++++++++引用 2012/11/29付 西日本新聞朝刊
http://nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/topics/20121129/20121129_0001.shtml

「感謝すれば人は幸せ」 ブータンで初の精神科医 鹿児島で患者と交流

 国民の97%が幸福と感じ、「幸せの国」と呼ばれるブータン。国民総生産(GNP)ではなく、心の豊かさを示す国民総幸福量(GNH=グロス・ナショナル・ハピネス)を国の指針としている。そんなブータンで最初の精神科医となったチェンチョウ・ドルジ医師(53)が14、15日に鹿児島市を訪問。精神障害者の就労支援と自立訓練事業を展開する「ラグーナ出版」で、心の病を抱えた人たちと交流した。人間にとって真の幸せとは何なのか‐。ブータンの孤高の医師と、精神の自立を目指す人たちの対面に立ち会った。

 「ブータンで1999年から、たった1人で国中の精神障害の治療に当たってきたチェンチョウ医師を、ぜひラグーナのみんなに会わせ、いろんな話を聞かせたかった」。ラグーナ出版会長で精神科医の森越まやさん(52)はこう語る。ラグーナでは、統合失調症や不安障害、うつ病などの53人が、治療を受けながら製本や編集などの作業や自立訓練に取り組んでいる。

 チェンチョウ医師はスリランカやインドの大学で西欧の精神医学を学び、ブータンに西洋式の薬物療法などを導入した。一方で、仏教に根差した祈祷(きとう)や薬草など、伝統の治療法も併用し、独自の治療システムを構築している。森越さんは2年前、チェンチョウ医師が勤務する国立病院を視察し、来日を働き掛けていた。

 チェンチョウ医師は14日夜に鹿児島国際大学で講演した後、15日に丸1日、ラグーナに滞在。自立訓練中の8人、利用者13人と約2時間ずつ意見交換した。

 チェンチョウ医師と森越さんによると、ブータンに西洋医学が入ったのは1960年代。今も祈祷や薬草による伝統療法が一般的という。精神医療が世界保健機関(WHO)の支援で導入されたのは97年のことで、まだ歴史が浅い。

 精神障害の人はシャーマン(みこ)に相談に行き、どうしても治癒しない人だけがチェンチョウ医師の病院を訪れる。「西洋の薬は統合失調症などによく効く。一方で、薬草などの自然成分は長く摂取しても副作用がない利点がある。西洋医学と伝統医学とのバランスをうまく取ることが大切」と説く。「今年ようやくわが国2人目の精神科医が誕生した」と喜んだ。

 「なぜブータンで精神科医になったのですか」‐。その問いにチェンチョウ医師はこう答えた。

 「私には4歳上の兄がいる。賢い僧侶だったが、19歳で精神障害に陥った。伝統療法では治らず、10年も部屋に閉じこもった。私は本当は外科医になりたかったのだが、兄を治すために精神科医を志した」

 兄は回復し、今はチェンチョウ医師の家で一緒に暮らしている。弟も統合失調症にかかったが、治療で全快し「今は立派な2児の父親だ」と笑顔を見せた。

 自殺についての質問も出た。チェンチョウ医師は「ブータンでも2010年、10~15人の若者が自殺したとの報告があった。ただ、仏教徒が多いブータン人は輪廻(りんね)を信じているので、基本的に自殺はしない。自殺は過ちだ」と強調した。

 やりとりは日本人論にも及んだ。「100年前の日本はブータンと似ていたが、古い文化を見失ってしまった。今は経済力で世界のトップにあるが、何でもコントロールできると、人は横柄になる。長く深呼吸して、自分たちが何をしているか考えるべきだ」。日本人が心豊かに暮らすには「みんながつながり合い、頼り合うことで宇宙ができていると自覚することが大切」と語った。

 「長年、心にもんもんとした問題を抱えていたけれど、少しヒントが見えた」「新鮮な気持ちになれた」‐。意見交換を終えたラグーナの利用者は、それぞれ心の中に何かを得た様子。チェンチョウ医師は「全てのことに感謝すれば、人は幸せになれる。いろんな心の問題を抱えつつも、ラグーナのような場所で人と関わっていくことが大切。あなたは独りではない」とメッセージを送った。
   
 ブータンは中国とインドに挟まれたヒマラヤ山脈南麓の国。人口約70万人で、面積は九州とほぼ同じ。立憲君主制で仏教を国教とする。GNHは1970年代、前国王が提唱した国の指針で、経済成長よりも伝統文化や環境に配慮して国民の幸福実現を目指す。2005年の国勢調査で国民の97%が「幸福」と回答し、08年に施行された憲法にも盛り込まれた。心理的な幸福、国民の健康、教育‐など九つの指標がある。このため、ブータンでは医療費と教育費は無料。国土の森林面積を60%以上に維持することも定められている。

+++++++++++++引用終了

停戦合意、ひとまず安心か?

2012-11-21 04:44:07 | いろいろ
ひとまず、安心できるか?

1.++++++++++++共同より引用 2012,11月21日.01.21

ガザ、停戦合意発表へ イスラエルとハマス

 【エルサレム、プノンペン共同】ロイター通信によると、パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマス当局者は20日、イスラエルとの停戦で基本合意したと述べた。同日午後9時(日本時間21日午前4時)に発表され、その3時間後に発効するという。

 ローズ米大統領副補佐官は20日、カンボジアで記者会見し、ガザ情勢への対応のため、クリントン国務長官がイスラエルなどを訪問すると発表した。イスラエル軍がガザに対する軍事作戦を開始して21日で1週間。イスラエルがガザ地上侵攻に備えた態勢を維持していた。

+++++++++++++引用終了

2.+++++++++++(朝日新聞) 2012年11月21日 08時13分より引用

ガザ停戦合意を延期 ハマス側「イスラエルの回答待ち」

 【カイロ=石合力】イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの「停戦」について、在カイロのハマス当局者は20日夜(日本時間21日未明)、アルアラビアなど複数の衛星テレビに「ハマス側の条件に対するイスラエルの回答を待っており、発表は明日以降になる」と述べた。

 在ガザのパレスチナ筋は「20日午後9時(日本時間21日午前4時)に停戦を発表する」としていた。

++++++++++引用終了

ヨルダンでも緊張!

2012-11-17 11:26:16 | いろいろ
ヨルダンでの大規模デモ
大規模な内戦が続く、その隣国シリア
パレスチナ暫定自治区ガザ地区とイスラエルでの、ロケット弾と空爆の開戦

3つのニュース、今後が気になる・・・

引用1.+++++++++ NHK
ヨルダン 国王退位求める異例のデモ 11月17日 9時25分

中東のヨルダンで16日、燃料価格の値上がりに抗議する大規模なデモが行われ、デモ隊から異例ともいえる国王の退位を求める声が上がり、緊張が高まっています。

ヨルダンでは去年、チュニジアやエジプトなど中東の各国で反政府デモが広がってから、物価の高騰や高い失業率などに抗議するデモが頻繁に起きています。

今月13日には、政府が財政赤字を削減するために、暖房や調理用のガスなどの燃料価格を最大でおよそ50%値上げすることを発表したことからデモが拡大し、16日も首都アンマンでおよそ3000人が参加する抗議活動が行われました。

デモ隊は「国王は去れ」などとスローガンを叫び、国家元首であるアブドラ国王の退位を公然と求めました。
ヨルダンでは公の場で国王を批判することは違法なため、デモ隊から国王の退位を求める声が上がったことは異例の事態で、首都アンマンでは緊張が高まっています。

事態を受けアブドラ国王は来週、予定していたイギリス訪問を急きょ取りやめています。
中東では反政府デモがヨルダンのような王制や首長制を敷く国々にも飛び火していて、今後、民主化を求める動きがさらに広がるか注目されています。
++++++++++引用終了


引用2.+++++++++朝日新聞 11月17日1時50分

 【カイロ=石合力】英国に拠点を置く反体制派・シリア人権監視機構は15日、昨年3月に始まったアサド政権と反体制派との紛争で3万9112人の死亡を確認したと発表した。

主な内訳は市民2万7410人、政権側からの離脱兵1359人、政権軍9800人。これ以外に確認が取れない死者、行方不明者が少なくとも数千人規模でいるとしている。
++++++++++引用終了

引用3.+++++++++++ NHK 11月16日 21時2分
イスラエル軍が予備役招集

イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が激しくなるなか、イスラエル最大の商業都市テルアビブの近郊にロケット弾が着弾したことを受けて、イスラエル政府は1万6000人の予備役を招集するなど、地上戦も辞さない構えを見せています。

パレスチナ暫定自治区のガザ地区では、16日もイスラエル軍による空爆が続いて2人が死亡し、これに対して、ハマスやパレスチナのほかの武装勢力もロケット弾で反撃しています。
ガザ地区からのロケット弾は15日、イスラエル最大の商業都市テルアビブ近郊に着弾し、テルアビブ市内では湾岸戦争以来、およそ20年ぶりに警報が鳴り響きました。
最大の人口密集地が狙われたことに、イスラエル政府は危機感を募らせており、ガザ地区の周辺に戦車を配置するとともに、1万6000人の予備役の兵士を招集するなど、地上戦も辞さない構えを見せています。

一方、ガザ地区には16日、隣国エジプトのカンディール首相が訪れ、ハマス幹部のハニーヤ氏と会談しました。
カンディール氏はこのあと、空爆によるけが人の治療が行われている病院も訪問し、記者団を前にイスラエルによる空爆を非難しました。
イスラエルとエジプトは平和条約を結んでいますが、ムバラク政権の崩壊後、両国の関係は冷え込んでおり、イスラエルがエジプトとの関係悪化を覚悟で、ガザ地区への攻撃を強化するのか注目されます。
+++++引用終了


「人道的」支援を考える(1)

2012-11-15 02:16:21 | 国際協力・保健/リハ/心理学分野
講演会があった。
「国境なき医師団 日本創設20周年 なぜ国境なき医師団は証言するのか」
早稲田大学大隈講堂。

内容は、1970年代から今日までの「医療は中立で守秘義務がある」という支援から、「医療支援で得た現地事情を証言して、広く注目を得て、現地に必要なプレッシャーを与える」に変化してきた経過の説明であった。

今年、MDFは「Humanitarian Negotiations Revealed」を出版しており、その日本語訳が「人道的交渉の現場からー国境なき医師団の葛藤と選択」として、12月初めに日本でも出版されるという背景がある。

開発途上国の精神保健支援に関わって来て、その目的はナニか?いかにして達成できるか?というのは避けられない課題だ。

政府による支援 ODA=Official Development Assistance は、支援する国側の利益が主目的である。
相手側の事情はあくまで2番目だ。

では、民間によるNGOの場合はどうなのか?
相手に役立つことを目指しているはずだ。
しかし現実はそう単純ではない。
相手の依存性を高めるだけであったり、する側の自己満足でしかないものが、現場では目に付く。
予算を取ったから(効果はどうであれ)やるしかない、という局面もある。

では最も困難な環境、災害後や内戦中などの事態への介入はどうであろう?
緊急支援に入ったら、じつはカゼや慢性疾患などの診療ばかりだったという話もある。
現地で長い間在り続けている(健康をめぐる)課題への介入が本当は必要なのだ。
しかし、そこへの正面切った介入は長期的になるし、資金も莫大になるし、外部者には関わる限界もある。
そこで実施は課題を絞って期間を絞って支援介入する(これをProjectと言う)ということになる。

きょうの講演者 MSF人道問題研究所CRASHのMichael Neuman氏は、上記書籍の著者の一人でもあるが、次のように述べた。
「たくさんの誤りはあった。全体主義的な政府に利用されるだけだったり、被益者が少ないまま支援を終了したり、現地政府の問題点を指摘しないまま活動の継続を優先させたり、組織を割ることになったり。ただ現在は、
・民間人に犠牲が起きる事態には協力しないこと、
・医療支援を口実に軍事介入する事態も拒否すること
・政治や宗教とは無縁で独立した活動であることを鮮明にすることだと考えていると説明し、
いつもジエントルマンではいられない」と。

それと大切なこと、MSFはその活動資金の90%を個人からの寄付に拠っているという、だから遠慮なく自分たちの考えで活動できる。
資金を提供するドナー(団体)の顔色をうかがう必要はない組織であることはすばらしい!

人道的な介入 Humanitarian negotiation といっても、状況によって同じではないということだろう。
止めることが必要な局面がある。

あすも関連のシンポジウムがある。
これまでの関連の報告書もネットで検索しつつ、上記の2つの図書も読んで、さらに考え続けたい・・・

(はるばる出かけて行って)人に支援するとき、効果的に行う条件、また阻害する要因はナニなのだろうか?






シリアのアサド政権打倒グループの大同団結は続くか?

2012-11-12 11:19:37 | いろいろ
きょうの注目ニュースは、ばらばらだったシリアの反政府勢力がついに大同団結したらしいこと;

++++++++++
統一組織樹立で合意=アサド政権打倒へ大同団結―シリア反体制派
時事通信 11月12日(月)6時7分配信
 【カイロ時事】内戦が続くシリアのアサド政権打倒に向け、反体制派の有力連合体「国民評議会」など各派は11日夜、カタールの首都ドーハで続けてきた協議で、統一組織の樹立で合意した。国際社会に承認を呼び掛けるとともに、武装闘争の指揮命令系統を担う最高軍事評議会や暫定政権を設置する。
 アサド政権崩壊後の受け皿となる統一組織の名称は「反体制派とシリア革命の国民連合」。今夏にシリアから脱出した穏健派イスラム聖職者モアズ・ハティブ師を議長に選出した。分裂してきた反体制派が大同団結したことで、アサド政権への圧力が強まりそうだ。
 国民連合はアサド政権の打倒を目指し、体制側とのいかなる対話も拒否。反体制派支配地域の事案を扱う司法委員会を設置し、政権崩壊後には移行政権を立ち上げる。 
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なぜ一枚岩になれなかったのかについてのわかりやすい説明は、次;

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質問なるほドリ:シリアの内戦、なぜ終わらないの?=回答・鵜塚健
毎日新聞 2012年09月08日 東京朝刊
 <NEWS NAVIGATOR>
 ◇周辺国武器支援で激化 イスラム教宗派間対立あおる
 なるほドリ シリアで政府軍と反体制派の戦闘が続いているけど、なんで始まったの?
 記者 昨年春に始まった中東の民主化要求運動(みんしゅかようきゅううんどう)「アラブの春」に刺激され、地方住民らが抗議デモを展開し、政権側が武力弾圧したのがきっかけです。争乱前は、人口の1割強のイスラム教アラウィ派に所属するアサド大統領が、独裁的に君臨(くんりん)する国でした。父のハフェズ氏が約40年前から作り上げた体制です。人口の約7割を占めるスンニ派は、長年の少数派支配(しょうすうはしはい)に不満を強めていました。
 Q 衝突は悪化するばかりみたいだね。
 A 周辺国の関与が一因です。アラウィ派に近いイスラム教シーア派の国イランやレバノンのシーア派組織ヒズボラがアサド政権を支持。サウジアラビアやトルコなどスンニ派諸国は反体制派を支援しています。支援国は各陣営に武器や資金を流しており、宗派間対立(しゅうはかんたいりつ)の様相が強まっています。国連の潘基文(バンキムン)事務総長も「代理戦争(だいりせんそう)」と表現し、武器支援の停止を求めています。しかし、死者は2万人を超え、解決の糸口すら見えません。
 Q 国際社会は?
 A 戦争を止める役割を担う国連安全保障理事会(こくれんあんぜんほしょうりじかい)は、アサド政権側に立つロシア、中国と、反体制派を支援する米英仏に割れ、機能停止(きのうていし)の状態です。アナン前国連事務総長が停戦調停に乗り出しましたが失敗。今月1日に後任になったブラヒミ特別代表は「(停戦は)ほぼ不可能」と厳しい見方を示しています。
 Q アサド政権を倒せば問題は解決するの?
 A 外国が軍事介入(ぐんじかいにゅう)してアサド政権を倒しても、反体制派はまとまりがなく、混乱が進むとの見方があります。反体制派には、イスラム教を厳格に解釈する原理主義勢力(げんりしゅぎせいりょく)も含まれます。国民の中には「アサドの独裁は問題だけど、イランのような宗教層支配(しゅうきょうそうしはい)の窮屈な国になるのは嫌だ」と考える人もいます。
 Q シリアって悲惨な歴史ばかりなの?
 A いいえ。紀元前3000年ごろから文明が始まり、シルクロードや地中海の交易拠点(こうえききょてん)として栄えてきました。農産物が豊かで商工業もある程度発達し、観光客を引きつける世界遺産(せかいいさん)も多いのです。かつての輝きを取り戻してほしいですね。(テヘラン支局)
++++++++++++++

常見忠2012「忠さんのスプーン人生」地球丸

2012-11-10 16:13:15 | トレッキング・釣り・テニス
11月5日発行のホヤホヤの本。

しかし内容は、ルアー釣りのパイオニアが釣り雑誌などに書いてきたものの編集本。
初出をみれば、1979年から、亡くなった2011年までに及ぶ。
ぼくには、開高健を通して知った常見忠さんだけど、じつは桐生市在住以外は詳しくは知らなかった。

かつて働いた太田市の病院理事長I先生と同年生まれ桐生中学同学年であるのには驚いた。
常見は1968年にルアーに初めてであったこと。
開高健は翌年に旅先ドイツでルアーと出会い、バイエルンとオーストリアでパイクとマスを釣ったこと。
1974年には、もう銀山湖ではルアーを追わなくなったこと。

所;
銀山湖
丸沼
北海道
アラスカ・キーナイ
モンゴル
カムチャッカ
シベリア・ハバロフスク

さかな;
イワナ
ヤマメ
ニジマス
ブラウントラウト
イトウ
アメマス
サクラマス
サケ
オショロコマ
セイゴ
フッコ
スズキ
クロダイ
バス
キングサーモン
レッドサーモン
チャムサーモン
ピンクサーモン
シルバーサーモン
パイク
パーチ
レノック
グレーリング
タイメン

開高健のモンゴル道具;
ロッド:8.5ft
リール:アンバサダー7000
ライン:ヂュポンストレーン30ポンド
スプーン:忠さんのバイト、13~20g。メップス。ハイローマグナム。タドポリー。

開高健の著作はやっぱり感動や場面の表現に味があり、文学なんであろう。

一方、この本は、技術面の記載があって、釣り好きにはたまらない!





シリア難民の心理支援をしたい

2012-11-09 18:23:47 | 国際協力・保健/リハ/心理学分野
シリア内戦が大変なことになっていて、収まる気配がない。
内戦の死者2.5万人とか。
もともと少数派が専制的に国家運営をしてきた歴史がある。
反政府運動が一枚岩ではない。

地球の人類にとって今日的な課題のひとつとなっていると思う。
難民数32万人(UNHCR 2012.10.4)
日本のNGOも11月から動き出し、まずはニーズ調査などを開始したと聞いている。

東日本震災、陸前高田・気仙沼でのこころのケアで1年間お世話になったNICCOも現地で動き出した。
参照 http://www.kyoto-nicco.org/give/menu-syria.html
冬物衣料、燃料などの配布が始まったようだ。
ただまだ、こころのケアは始まっていない。

勧められて、MSF(国境なき医師団)に心理士として登録することにした。
書類審査と面接は終了したけど、いまはまだ登録手続き途上。
MSFは現地では集団生活、ちょっと辛いかも。
3月以降になるらしい・・・(ただし確約はない)

ぼくの内戦後の心理ケア経験は90年代後半のカンボジアだけ。
しかし2010年のコロンビアのMSF報告を読むと、よく似ているという印象がある。
・それまでのコミュニティから強制移住させられる根こそぎ体験や、
・移住先での排除体験、
・両派が疑心暗鬼になって直接的な暴力をふるう被害体験・・・
こうした部分への、言い換えるとPTSDやうつ症状への医療+心理療法的な介入、つまり個別的な支援は必須だが、狭すぎる心理支援だと思っている。

地域社会からの排除には、避難民を理解し受容する態度が形成されるように介入することは重要だ。
社会制度からの差別も、たとえばこどもが学校教育をまた受けられるようにするなど、支援の視野に入れる。
こうしたあるべき社会制度からの支えを作る視座が必要だ。

いろいろ学びを広げ深めていきたい。
現地情報をネットや本、BSTVなどで。
英語のブラッシュアップや、現地言語であるアラビア語への挑戦(アラビア文字、大変!)もしよう!

体調の維持も大切。
きょうはクルマ20数分で登り口に行ける、お手軽な、裏高尾の景信山720mの標高差約400mを2時間ほどで往復した。
ちなみに紅葉はまだ一部。

完了するには3か月ほどかかる予防接種には着手始めた。
持参する本が少なくなるよう、電子ブックにもっと慣れたい。

まだ当分、待ちになりそうだな・・・

2012年シーズン幕開け、諏訪湖ワカサギ460g298匹

2012-11-05 19:56:44 | トレッキング・釣り・テニス
今年2012年のワカサギシーズン明け。
待ちに待ってた諏訪湖へ行った。

朝4時に横浜からやってくる、今夏の脳梗塞を素早い救急搬送で乗り越えたPさんと我が家駐車場で待ち合わせ。
カトマンズで出会った彼とは3度目の諏訪湖、4度目のワカサギ釣り。
電気器具修理とかお世話になってきた。

うれしくて(道路が空いていたのではなくて)1時間前には早到着。
それからクルマを乗り換えて寝惚け眼で中央高速を飛ばして5時過ぎには着いてしまった。

朝7時から午後2時半まで。
ドーム船。
周りはほとんどが電動リールになっている中、ぼくたち2人は手巻きで頑張る。

朝は寒くて分厚いジャンバーを羽織っていた。
でも手が悴むほどではなかった。
陽が射してきて、徐々にいい気候に。
ジャンバーを脱ぎ、その後にはベストも脱ぎ、ついにはネルシャツも脱いでTシャツ1枚になる暖かさ、というか暑さになった。

2時半に1時間早上がり。
現地で、手に付いたうろこを洗い落としながら、計量したら460g。

女工哀史のなかの福利厚生施設であった片倉館の立ってしか入れない深くて大理石の豪華な温泉で冷えた体を温める。

そして帰宅。
数えたら・・・298匹。
ヤッタ!

全体的に当年モノで小型だった。
でもいつものように香りがよく、唐揚げで超おいしい!!!

まずは狂犬病Rabies予防接種

2012-11-01 02:52:49 | 日本で・・・
2004年にドミニカ共和国へ行くときにした予防接種。
A型肝炎 Hepatitis A
B 〃 〃 B
破傷風 Tetanus toxoid
そして狂犬病、各2回。

まずは Rabiesを接種。
B型肝炎チェックのための採血も。

1週後に Tetanusをやって、採血の結果を。

基礎免疫接種としての初回接種を2回するとして、
その後、最終接種から2年以上経過しているとき、追加接種を1回にするか2回にするかは、検討が必要らしい。