心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

駅前相談室が具体化しつつあります。

2008-10-23 13:30:00 | 地域精神保健
JR中央線のNH駅から3分のところに、何とか用意できそうな状況になってきました。

なにぶん予算が限られているので、たいへん!
ローンを組めない理由もまえに書きましたよね。
1000万円で、当座のすべてを準備なんです。

当然、中古物件です。
経験者に尋ねた条件に合うもの、予算に合うものを、ネットで探したり、ここ半年は現場を見たりしてきたかな。
解決策は、超古いマンションで、駅に近く、面接室を作る改装ができやすいものでした。
住まいと一緒じゃないと経済的に難しいかもという助言から、狭くっても住まいを兼ねることができることも条件の一つでした。

そして、この物件にネットで出会ったのが今月はじめ、現地を見て、腹を決めて、
売主との値段交渉がまとまったのは月曜。
きょうが、リフォームを業者と現地で打ち合わせ。
あすが、手付けを支払って仮契約。
来月に入って、残額を支払い、登記書類を作り、本契約。

スケルトンにして、部屋作りに入ります。

たぶん、年内に引越、来年2月くらいのオープンを目指したいと考えています。
ウキウキ・・・


レタスの収穫、2回目

2008-10-23 02:43:07 | エコ・地域・環境
レタスの収穫をしました、2回目。

4株あるので、下部から数枚づつ採っても一人では食べきれない量が取れる。

トマトは、直径1cm位の実が5~6個つけてる。
丈が40cmくらいで止まっているようなのと、葉が下のほうから枯れ始めているのが気がかり。



PRCP 発表原稿完成

2008-10-18 16:37:09 | 地域精神保健
PRCPが10月30日から11月2日まで東京で開かれます。
http://www.prcp2008.org/call/index.html 参照

Session Theme: Multidisciplinary team care on psychiatric care in Japan.
Presentation Title: The first thing is an actual clinical assistance,
however law is important, as well.
の発表原稿がようやく完成しました。

精神科領域におけるチームアプローチに関するシンポです。
ぼくは、
・「医師の指示のもと」という旧態然とした日本の医事法制
・制度に位置づけられていない心理職
・国家資格
・心理が役立てる場面
・日本の心理を取り巻く問題
・チームアプローチはすでに地域では起こっていること
・自分の展望
などに触れることにしました。

講演会「イタリアの精神科医療改革を知ろう!」

2008-10-17 18:20:27 | 地域精神保健
講演会「イタリアの精神科医療改革を知ろう!」に行ってきました。

もう20年間通っているという、もと朝日新聞の大熊一夫さん、
そしてバザリア財団副理事長であり社会学者でもあるマリア・グラツィア・ジャニケッダさんから話を聞きました。
場所は市川でした。

驚いたのは千葉の参加者の多様性。
精神科医師・家族・当事者・ワーカーと心理、看護などなど多彩で、会場一杯集まっていました。

サプライズは、県知事の堂本さんが初めから最後までいたこと!
少しだけ交流があった方ですが、今の立場になっても継続している方向性にとても感心しました。
Iさんを中心とする千葉の地域精神保健関係者が、地方自治の責任者を巻き込んで動いていることは、日本の改革運動において特記すべきことです!

じつは演者の二人は知っている方です。
大熊さんとは一緒に改革の主舞台であるトリエステを1988年に訪ねました。
ジャニケッダさんとは、そのときにお話しました。
というのは、トリエステの関係者では彼女ともう一人のデルアクア医師の2人だけが英語を話す人だったのです。

内容としては、1990年代に伝えられた運動の停滞を越えて、
2001年にはついに、精神病院への入院者がゼロになったと胸を張って報告するのを聞いたことが、大変に感慨深かったです。

ただし、総合病院精神科が321ヶ所3997床、
大学病院精神科が8箇所162床、
デイホスピタルが309箇所1150床、
私立精神科医療機関が56ヶ所3975床が医療の提供をしているようです。
イタリアの医療は公立が中心で、強制治療は公立のみが可能などという、社会制度の違いについての理解も必要です。

精神病院を所管していた県から国へ、そして州への移行の法の整備の遅れ、
医師たちの抵抗、などが改革がゆっくりになってしまった要素だったそうです。

地域ケアの中心は、精神保健センターです。
最も活動しているのは、毎日24時間オープン・3床程度の入院ベッドなどを装備していて、それは20年前から同じです。

2001年資料ですが、
一日12時間・週6日オープンしている707ヶ所の精神保健センター、
一日4から8時間・週6日の外来診療所、
一日8時間・週5日のデイセンターと、全国的に広がってきたようです。

それと多数派になった今も、改革のひとつの理念であった「利用者とともに活動する Act with suffering people」ことをまったく曲げていないのも、すばらしいと思いました。

このイタリアの精神医療改革は、キューバやフィンランドなど地球的に広がりを見せています。
日本でイタリアの改革を知る方々はもう少なくないですーすでに日本からの訪問者は1000人になったそうですーが、それを実体的に生かすところまでには、まだまだ時間が必要と思えます。

ガンバらねば・・・




レタスの収穫

2008-10-12 14:07:23 | エコ・地域・環境
ベランダのレタスとサニーレタスは、すでに葉を増やし続けていました。
ただ、スーパーで売っているような、(キャベツのような)玉にならないのです。

でも下のほうの葉から、乾いて枯れ始めていくので、
芯を残して、周囲の葉を収穫することにしました。

大皿にヤマになるほど取れました。
うれしい!

焼肉をやって、サンチュのように巻いて食べようと思いつきました・・・

トマトのほうは、花がいくつかでき始めていますが、まだ30cmほどの高さです。

ルクラ空港着陸時にイエッティ機が墜落

2008-10-09 11:17:09 | トレッキング・釣り・テニス
今朝、BBCで概略を知ったので、ネパールの新聞社のHPを確認したところ、次の記事がありました。
http://www.kantipuronline.com/kolnews.php?&nid=163213 より

ソロ・クーンブ地域にあるエベレスト・コースなどのトレッキングで、必ずお世話になる空港です。
これから乾季のシーズンを迎える今、影響甚大だと思えます。

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18 killed in Yeti plane crash in Lukla; govt to investigate

Remainings of the crashed Yeti Airlines
Photo: Suraj Kunwar

Kantipur Report

KATHMANDU, Oct 8 - Eighteen people on board died and one injured when a small aircraft belonging to the Yeti Airlines crashed in Lukla in the lap of Mt Everest in Solukhumbu district on Wednesday morning.
Fourteen foreign tourists— 12 Germans and two Australian-- and four Nepalis including two crew members died when the ill-fated twin otter (9N-AFE) that took off from Kathmandu to Lukla, carrying 19 people on board, crashed near the Tenzing-Hillary Airport just before landing at 7.30 this morning.

Surendra Kunwar, the captain of the plane, however survived the tragic accident.

Captain Kunwar is undergoing treatment at Tribhuvan University Teaching Hospital in the capital.

The deceased were apparently heading for a trek arranged by the Lama Excursions.

Meanwhile, the deceased Nepalis have been identified as co-pilot Bikash Pant, air hostess Sunita Shrestha, and air passengers S Adhikari and G Sharma.

The Nepal Army is preparing to airlift the dead bodies to the capital.

According to eyewitnesses, the aircraft burst into flames after crash-landing on the sloping airstrip.

The Civil Aviation Authority of Nepal (CAAN) informed that the visibility at the airport was zero due to foggy weather. At least a visibility of 5,000 is required for landing in the mountainous area, the CAAN said.

Lukla's runway is just 20m wide and is set on a slope, with a steep 700m drop at one end.

Lukla's Tenzing-Hillary airport in the eastern Nepal is the gateway to Nepal's Everest region.

Meanwhile, the government is forming a commission to look into the place crash.
Minister for Tourism and Civil Aviation Hisila Yami informed that the commission will be formed to day itself.

She visited injured captain Kunwar at the Hospital and inquired about his health.

Also today, the CAAN sent a team comprising a doctor and two officials to Lukla.
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93ドル-30ドル-2500円=?

2008-10-09 09:06:11 | 国際協力・一般
TMT銀行ニューヨーク支店の当座口座を持ってきましたが、もう必要はないと思って解約することにしました。
なにしろ毎月、郵送費用のせいかジャマイカから、残高が郵送されてくるという手間を掛けているのです。

赴任地への生活費などの振込みのためのものでした。
信用できる機関としてのそこへ東京から送られ、小切手が発行され、現地の金融機関で現金化するというように使っていました。

本店へ尋ねると、当該NY支店と直接手続きするしかないと教えられ、
知ったメイルアドレスを通じて、手続き書類をメイル添付で得て、
書き込んでFaxし、
本人確認のTelを深夜にNYから受け
ようやく手続きが終わりました。

そこで知ったのは、残高が約93ドル。
送金手数料が、アメリカ側30ドル、日本側2500円ということです。
これでは半分になってしまう・・・

生活の拠点作り

2008-10-08 13:35:16 | エコ・地域・環境
13年間、開発途上国暮らしだったので、日本では荷物置き場としてアパートを借りてきました。
そこに一時帰国のときに泊まり、そして今は住んでいます。
ずーっと住むには、手狭だし、不経済でもある。

生活の拠点を決めて、そこから地域活動や家族支援へのかかわり、そして開業心理相談室をやっていきたい、と展望しているわけです。

大きな問題は、住宅ローンが事実上、借りられないことです。
つまり、住所が日本にない人は税金を支払っていないので、収入はあっても(「給与証明」は取れる)、銀行が提出を求める「源泉調書」が取れないのです。

そこで持っているお金の範囲で購入するしかありません。
十分には収入を得ていないので、当面の生活費支出もあるし。

簡単じゃない・・・

H市精神科デイケア・グループワーカー

2008-10-03 18:34:11 | 地域精神保健
地域精神保健にも関わっていたくて、旧友の情報提供を得て、このポストに就いています。
通勤時間帯の渋滞もあって、約20Kmの距離をクルマで1時間10分かけての通勤です。 

20代から40代の約12名の統合失調者を中心とした利用者を、
市の障害や健康などの担当部署の保健師や事務職ら3名、そして市の外部者である2名の期間雇用のグループワーカー(精神保健福祉士と認定心理士)とで、
週1回3時間を原則に、多少の延長プログラムを含んで、行っています。

通所活動はパターナリズムの臭いはするけど、訪問や医療機関との合同会議など、けっこうやっているじゃないか・・・
利用者たちも、スタッフの1対1の話し合いを心待ちにしていたり、自分の想いを安心感を感じながら集団の中で表明するなど、この地域的なサポートの場をうまく使っているという印象。

かねてから指摘されていますが、精神病圏の人々の症状の軽症化は、ますます進んでいるという実感があります。
少し変な人という見かけの人が、幻聴や被害妄想などをリッパに持っているのです。
入院ではなくて、地域的なサポートが必要な有効な人々でしょう。

ぼくがどれくらいの期間、ここで関われるかは疑問ですが、
予算は限定されていてもやる気のあるスタッフや若い利用者らと学びあいながら、
有効な治療的・地域的な支援策を掴み、実践していけたらいいと思っています。
昨年度は、参加者のうち半数が、授産施設や作業所に卒業して行ったとか。

先週は、持ち寄った音楽CDなどを推薦する理由などを話し、そして聞きあいました。今どきの流行の歌・ちょっと前の歌・R&B・クラシックなど幅広い・・・
今週は、近くの市営図書館へ歩いて行って、自由に1時間半を過ごして、活動室に戻ってから、全員で読んだ本や印象などを発表しあいました。小説・伝記・海外旅行案内・鉄道・魔女モノなどなど幅広く、多くの他人の前で説明できてる・・・
来週は、駅の改札前に集合して、多摩動物公園へ電車を使って出かけて、3班に分かれて歩こうというプログラムです。

医療費は、「自立支援医療制度」や「高額医療費支給」などから負担され、
生活費は、「障害厚生年金」や「特別障害給付金」、「生活保護制度」などで支援を受けている利用者が多いです。

開発途上国で生きる障害者たちにはさぞかし、うらやましい支援環境だと感じながら、
今日の日本の状況における、さらなる多様性を認めた共生の社会作りと、
地球的な支援策についても追求していきたいと考えています。