心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

「難民のメンタルヘルス・ケア」WSと、「小朝・正蔵・三平 三人会」

2013-01-11 22:30:16 | 日本で・・・
きょうから始まった、ワークショップ「難民のメンタルヘルス・ケア」難民支援協会主催、at 大正大学 は、
あと2日続く。

講師の一人は、ヨルダン・アンマンの虐待センターに駐在半年のカナダ?オバサンの心理士ACさんだ。
MSFでも10年の経験があると。
トラウマやPTSD定義や支援の技法など、基本を押さえてる内容。
寸劇を例にしたデブリーフイングのやり方を見ると、自我を支えてるなあ、と思った。
この分野に実際に身を置いている数少ない同業者から話を聞けるのは貴重だ。

予想外に現地事情をいろいろ聴けているのも、うれしい!
豚肉は手に入らないよ・ワーキングVISAがあれば難民精神保健仕事は多いよ・東京と同じくらい寒い・心理系の研修するんだったらアラビア語でなくても英語でOK・アンマンでも女性は肌を出さない服装・・・などなど。
もっと聞こうっと・・・

会場では、Hさんと会う。
シュムリアップのプロジェクトにインターンで入ってくれて以来だから10年ぶりかも。
ロンドンから戻って、しばらくは日本だろうと言う話。
独自に生き抜いていて、すごい。

夜は日野であった「小朝・正蔵・三平 三人会」に。
生の落語はしばらく先になるだろうな・・・
思いがけずーこっちもー、TVのワルふざけ?とは違って、聴きごたえがあって、うれしかった。

ひさしぶりに、新宿「かに道楽」でコースを食す。
数年ぶりの贅沢。
とりわけ、焼きガニ、大好き!

出発前に、心置きなく勉強と日本テイスト・・・

ちなみに・・・グッピー情報;朝の12℃水温でもまだ元気!
どうしよう・・・

たくましいグッピー、心痛い!

2013-01-06 08:16:19 | 日本で・・・
12℃に下がった水温でも生きていたグッピー。
驚いて20℃くらいまで水温を上げ、そして23℃くらいまでに。
生き生きと動き出したのを確認。
ところが次に覗いたらエエー!いない!
飛び出したと思って周囲を探す探す・・・いたいた!動いている!
そっと水に戻すとまた元気・・・
数分は水なしで生きていた!

ヨルダンへの出発が10日後になったので、身辺整理中。
年明け最初の廃棄物の日に、繁茂していたポトスをまず片づけた。
かわいそう・・・もうしわけない・・・人間の勝手!

綺麗に晴れたあたたかい陽射しの昨日、グッピーの番にして、たくましく1匹残っていたのを水槽の水を汲んだドンブリに移して、水槽やポンプ、ヒーターなどを仕舞えるように掃除。
コイツは同じ水槽にいた仲間のグッピーを2匹は今までに共食いした、生命力の強い赤い尾びれのヤツ。
後ろめたさがあって、せめてもの想いで水温を23℃程度に保ってやる、日が変わる深夜まで。

朝起きて、死を確認するつもりで意を決してそっと覗いたら・・・生きていたというわけ。
そのうえ、飛び出しても生きていたというわけ。

一定期間しかいないのに生き物を飼うのはよくないか・・・?
人間の勝手、ココロ痛い!

まだ鉢植えのバラと小さなランを手にしなければならない・・・


吹雪の一日と、快晴で遠望した立山連峰

2012-12-28 10:31:49 | 日本で・・・
不幸とは突然やってくる・・・
兄からTelがあって、いとこの奥さんの通夜と葬儀に出席することになった。

中央線ー武蔵野線ー埼京線ー上越新幹線ーほくほく線=北陸線と乗り継いで4時間半。

富士は既に真っ白。
赤城も白くなっていて雪雲の中。
木枯らしのなかの関東平野から谷川に近づくと、もう雪の世界に入って行く。
積雪1mはあろうかと思う越後湯沢からのほくほく線は強風で止まること数回。
でも30分くらいの遅れで済んだ。
日本海に出ると雪は少し少なくなって10cm位かな。

久しぶりの故郷に着くと駅は改修中で出口に戸惑ってしまう。
まだ2年もかかるんだって。
北陸新幹線の駅は少し離れたところなので、改修後といっても使用者数は減るんじゃない?かと気になる。

前にも泊まったことのあるホテルまでは数分なので歩く。
消雪のための散水が歩道も水浸しにしているところがあって、普通の革靴のぼくは所々で爪先立ちで、また除雪されていないところでは滑らないように注意して進む。
雪がずっと止まなかったので、コートやアタマにうっすら雪がついた。

時間まで休んで、通夜の会場へ。
初めてのところでネットで調べたけどよくわからなかったのでタクシーの世話になる。
メーターにある代金を支払おうとしたら、「雪で混んでいて遠回りをすることになったから」と2/3ほどの金額を言う、驚き!
初めてだから、ぼくは遠回りかどうかも分かっていないのに・・・
こういうのは正直者と言っていいんだろうか?

懐かしい顔々が並んでいて、また気遣いをしてくれて、あたたかな気持ちになる。
母の生家の跡取りだけど、敷地から自宅用の野菜畑の間にある灌漑水路に渡した手製の小橋から2mほど下まで落ちてしまったんだという。
夕方だというから見にくかったというのだろうか?
いづれにしろ、一日に何回も、いつもいつも歩いているところだからと従兄は不思議がっていた。
いつもいつも働いていた様子が思い浮かぶ。
送迎を言ってくれる言葉に甘えて、雪の夜道を戻る。

翌日の葬儀の日は快晴で、朝の道路はバリバリに凍っている。
交差点などではスリップしているクルマ、対向車線のクルマを運転している人の表情はいつになくどこか真剣に見える。

遠望すると遠く立山連峰が青空に・・・くっきり!

昼には道路の雪は消えた。
いい日になったな・・・




ギリシア悲劇「トロイアの女たち」蜷川幸雄演出 東京芸術劇場

2012-12-16 08:02:58 | 日本で・・・
今回日本に戻っていて、テレビなどの間接体験ではないライブを見たくて、選んだのが演劇。

名前だけは知っていたモノだけど、内容はよく知らず、ちくま文庫を読んでから行ってよかった。
ギリシア軍によって、例のトロイの木馬を使って、殲滅されたトロイアに残された女たちの在りよう。

それが、イスラエルとアラブと日本人俳優たちがそれぞれ母国語を使って、3言語が叫ばれる舞台。
イスラエル俳優はちょっと声に迫力なく、アラブ俳優に比べると動きも少なく、年増でもあった。
ヘレネ役の宝塚出身の俳優は、早口すぎて、セリフが聞き取れなかった。
たくさんの舞台は経験しているだろうに。

白石加代子は出ずっぱりのへカベ役。
声にも姿勢にもすごい迫力がある。
多少、芝居的すぎる仰仰しさは感じるけど、約3時間飽きさせないで引きつける演技はまちがいなく本物。
蜷川演出はこの方向なのだろう。

この時代、戦争に負けると、市民レベルの女たちは戦利品にさせられたんだ、なんという・・・!

前415年初演だそうだ。
その頃の日本はまだ縄文?
前にエジプトを旅した時にも感じたけど、ギリシア世界の芸術文化的な先行性はすごい。

この作品は2週後の29日からはイスラエル・テルアビブで1週間公演だという。
今度は日本語部分がテロップになるのか。

ぼくは1か月後には、このアラブ世界ヨルダンにパリ経由で入る。
たのしみ!

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ちなみに同じ建物の地下会場では、地元池袋の立教大学の陸前高田支援の展示会場があったので覗いてみた。
ぼくが被災地駐在を始めたころ、この大学が長期的に入るから家を探しているという話があって、たくさんの団体の一つくらいで聞き流していたけど、殆どの緊急支援が引き上げた今、これまでもこれからも大学全体で被災地と出会いかかわり続けていくのはスゴイと思った。
こうして、外部に成果を伝えていく機会を作ることも素晴らしい。
大学生たちが入れ替わりになる体制とはいえ、若い人たちが現地に役立つ工夫が今後とも続いていくことを期待したい。

映画「むかしMattoの町があった C'era una volta la citta' del matti...」

2012-12-15 11:02:31 | 日本で・・・
イタリアの精神医療改革、特にその中心にいた バザーリア Franco Bazagria 医師の動きを描いた映画。

「180人のMattoの会」大熊一夫(元朝日新聞記者の)代表が、各地の支援者を掘り起こして映画会や講演会を開いている。

ぼくは稲城市で昨日在った、(特非)「わくわく」主催の会に出かけてきた。
1030から、たっぷり90分の大熊さんの講演、わくわくショップの名物カレーで食事、質疑1時間程、そして映画が1部と2部を、これもたっぷり3時間。
終わったのは日が暮れた5時を過ぎていた。

当事者や家族が多かったのはさすが、わくわくの東谷さんたちの準備と思えた。
大熊さんとは久々の再会で、握手などをしてしまった。

特に2部には、旧サンジョバンニ病院の旧病棟や小高い丘の上の建物、港や街の広場などトリエステのシーンが各所にあって懐かしかった。
当時はさっぱり聞き取れなかったイタリア語が、その後学んだスペイン語と似ているせいか、耳に入って来るのに気付いた。
ただ、寂しさが狂気の原因としているようで、気になったけど。

ぼくは1986年?にアフリカ経由で出かけ、ちょっといろいろあって松葉づえをつきながら、大熊さんたちのチームと現地で合流し、1カ月ほどいた。

わが日本の精神医療改革の歩みは遅々としている。
とても残念だ。

「もう進むべき方向ははっきりしているのに・・・(進まない・・・)」
これは、大隈さんが週刊朝日に詳細な連載を始めた時にインタビューを受けてぼくが言った言葉。
同じ想いだなあ・・・

・診療や訪問、短期入院ベッドなどの機能を持つ24時間体制の地域精神保健センターを人口3万人程度(日本の中学校区くらい?)ごとに、10人程度の職員体制で設置。
・リーダーが支援の方向性を明確にして、強力に専門職チームを引っ張る。
・働く場所、住む場所、年金などの福祉施策を丁寧に実施する。
などがあれば、そう大変なわけではない、というのがぼくの想い。

あすは総選挙の日、原発廃止を声高に叫ぶのはいいんだけど、
反治療的な単科精神病院を廃止して、地域精神保健ケアシステムに移すという切り替えを政策化している政党はない・・・


まずは狂犬病Rabies予防接種

2012-11-01 02:52:49 | 日本で・・・
2004年にドミニカ共和国へ行くときにした予防接種。
A型肝炎 Hepatitis A
B 〃 〃 B
破傷風 Tetanus toxoid
そして狂犬病、各2回。

まずは Rabiesを接種。
B型肝炎チェックのための採血も。

1週後に Tetanusをやって、採血の結果を。

基礎免疫接種としての初回接種を2回するとして、
その後、最終接種から2年以上経過しているとき、追加接種を1回にするか2回にするかは、検討が必要らしい。

10月26日公開「アルゴ」に行ってきた

2012-10-31 17:28:06 | 日本で・・・
公開されたばかりの映画に行ってきた。

アルゴ。
http://wwws.warnerbros.co.jp/argo/ 参照。

監督が主演というのは気合が入っているせいか、ぼくには長いはずの上映時間の2時間がアッという間だった。
実話というので、見るほうは惹きこまれたのかも。

やっぱりアメリカはヒーロー好きだね・・・
裏を掻かれた相手は、マヌケで悪者ということになるのだろうか?

3か月以内には中東で生活を始めている予定。
初めてのイスラム圏。
相手を理解したいと思っているので、余計、この映画にあるアメリカの対決主義が気になった。

エンターテインメントとしてはよくできている映画であることは確か。

MH支援の長期展望・国際シンポ

2012-10-20 11:32:24 | 日本で・・・
あすは、これに参加します。
支援の長期的展望って、必須と思う。

帰りには、あだたらの紅葉とくろがね小屋の温泉かな!?

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NPO法人 相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会
2012年度 第2回国際シンポジウム 「災害後の長期的メンタルヘルスケア」
※医療保健福祉従事者及び学生限定

1. 日時
10月21日(日) 13:00~16:30

2. 会場:福島県立医科大学 8号館 N301

3. 演者
「災害と災害後の長期的ケア」
山本 あい子先生(兵庫県立大学地域ケア開発研究所)

「東日本大震災と米国の日本支援―ニューヨークの経験」
Dr.Robert Yanagisawa(マウントサイナイ医科大学)

「9.11被災者から東日本大震災被災者へ捧げるメッセージ」
Mr.Lee Ielpi(ニューヨーク9.11家族会)

「災害メンタルヘルスにおける長期的展望:2001年エルサルバドル地震から9.11テロ攻撃まで」
Dr.Craig Katz(マウントサイナイ医科大学国際精神科)

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帰国、1カ月ぶり。グッピーとポトス、生き延びてくれた!

2012-10-04 07:28:33 | 日本で・・・
涼しげな小雨の成田にきのう帰国。

シェムリアップ、プノンペン、カトマンズ。
ひさびさの知人たちとの邂逅、うれしかった!
時間を作ってくれて、ありがとう!

今日は一転、陽が出てきた。

3匹のグッピーは、陽の当たるベランダ脇で丈を伸ばし育った水草を食べて生き抜いてくれた!
水温は26℃、ヒーターなしでちょうどいい季節。
緑に濁った水を1/3ほど替え、汚れたフィルターも新品に交換。

ポトスは水を張って入れておいた食器洗いカゴ一杯にさんざん茎と葉を伸ばして繁茂!
水栽培用に小分けする。
多過ぎ・・・

クルマのバッテリーも問題なく、一発始動!
少し走らせてきた。
サカナの臭いも取れている感じ。

10月21日には福島医大であるという「災害後の長期的メンタルヘルスケア」の第2回国際シンポの案内が郵送で届いていた。
今度は、NYとエルサルバドル、そして日本。
相双の、「なごみ」の皆さんにまた会える。
陸前高田へも足を延ばしてみるかなあ・・・

その1か月後には大連での日中震災ケアシンポに出ることになっている・・・この中国との騒ぎが続いているけど、実行されるのだろうか?と少し心配。

面接予約Telが入る。

来年1月からはヨルダンに行くことがほぼ決定。
難民ケア状況をネットで調べている。

グッピーもポトスもそれまでの命かも・・・許してね!

多文化間精神医学会理事会、ワークショップ「からだ・こころ・ことば」と、専門アドバイザー研修会

2012-09-01 07:41:12 | 日本で・・・
山形で多文化間精神医学会の活動に参加中。
きのうは陸前高田から栗駒の登山口にある、霧の中の須川温泉の強烈なイオウの大露天風呂経由で移動してきた。

昨晩は理事会。
きょうは、多文化間精神保健専門アドバイザー資格認定研修会と、
多文化間精神医学ワークショップ「からだ・こころ・ことば」に参加する。

地元で開業されているI先生が丁寧に準備された。
理事会は彼のクリニックが会場。
病院時代からの知り合いだけど、彼の思想と人柄が現れた、ちょっとななめで自由で開放的な空間が3年目という新しい診療スペースにあるのを感じた。
山形は、震災で脚光?を浴びる宮城や岩手・福島に近接した外側にあって、そのネガティブな波及(=被災者と地元との関係や、全国的な催し物の減少など)も見られるらしい。

20周年を来年に迎える学会活動の工夫した提案や査読をめぐる真剣な討議、
そしてかつて仕事で骨を折ってくれた医師と久々に顔を合わせたりもした。

さてきょうは長丁場。
でもせめて日本にいる間は、可能な社会的な責務を果たして、しっかり新しい学習はしないとね・・・

山田では活気、大槌や田老では重機の動きばかりが目についた

2012-08-30 18:12:01 | 日本で・・・
きょうは陸前高田からR45で田老まで三陸の被災地を北上してみた、半年ぶり。

ほぼ街のすべてを流された大槌や、城壁のような防波堤で守られていることになっていたにもかかわらず大きな被害を受けた田老では重機が動いているのだけが目についた。
山田はスーパーや商店街が作られ、活気を感じた。
期待していた「カキ小屋」は季節外れで閉店中。

流された後に仮設で営業中の宮古の「道の駅」で赤飯と豆餅を購入。
うまい!

前回は足を延ばさなかった宮古の浄土浜へ行って青の洞窟へサッパ船で行ってみた。
海岸のガレキはナニもなかったようにきれいに。
ただ駐車場から先は道路に地盤沈下工事のためにクルマが規制されていて、海岸まで10数分は歩いた。
快晴しかも波が静かのせいか、洞窟の海面や海中に揺らめく日光が幻想的!
ガイドは、これも地盤沈下のせいで、洞窟の入り口近くにある上から垂れ下がって見える大岩の先が、震災前は水上にあったいうのに水中に数10cmは入っているのは印象的だった。

大船渡での1泊と陸前高田での4泊を終えて、あすは山形へ移動の予定。

お盆、湿気、日本の夏

2012-08-15 06:33:00 | 日本で・・・
11日夜はシンポ終了時に、元信州大のOT(作業療法士)のT御大と偶然に遭遇して、懇親会でも話し相手に困らなかった。

それと、
チェルノブイリの1/10の被ばく量だから、長期的にも甲状腺がんは出ないかもしれない、
今になって自主避難を勧める人がいるのは誤り、
などと演者が安全性?を異口同音に語っていたのは気になった。
そして、Radiation Phobiaという呼び方もねえ・・・

ぼくが気にしている、強制的な移転に伴う失職・転校・家族分離・職場内葛藤、医療保障などの居住地域による区別への不満、東電関係者への怒りなどの、原発事故に起因する住民の2次的なストレスの表れや考察などについての報告は一つだけだった。

この国際シンポでは医師の報告が目立ち、心理職やOTの発表がなかったのも心配になった。
某職種の30代入口と思える若い一人が、認知行動療法系の介入を報告していたけれど、たった1回90分の相談を臨床経験が少ない人が考察しても、深みは出せないよなあ・・・
そして、言語化が少なく体験を否認する人が多い今回の被災地域での心理支援に、体験を言語化してもらい構造化するという介入方法は全く一般的ではないと思った。

ただ、英語がふつうに語られている会場にいるのは、日本が世界につながっていて、これまでの島国の在りようが変わったような想いがして、心地よかった。

そして、12日は下りの大渋滞を眺めながら、申し訳ないことに、上り路線は120Kmほどで流れて帰宅。

+++++++++++++++

その深夜に長女家族が到着。
子どもたちに釣りとキャンプ体験を希望していたので(=ぼくの得意分野を配慮した親孝行的な趣旨もあると感じている)、
丸一日と一泊を、マス釣りと川遊び、カレー作りやスイカ、花火、テント泊などで過ごした。
小学校高学年になったのも、ようやく指示に従えるようになった3才児も、こどもたちはめずらしい体験になったようで大喜び。
数日前の天気予報は外れて、帰宅の朝だけが雨だったのはラッキーだった。

戻って大量の洗濯モノを室内干しにするしかなく、ACを乾燥スイッチでつけると、なんと爽やかなことか!
30℃超という気温が問題なのではなく、湿気が不快に感じさせる要因なのだと改めて感じた。

1か月半前に種を撒いて育ててきたベランダのキウリがようやく収穫を迎えた。
うれしい!




部屋からベランダ越しに花火

2012-07-28 19:19:39 | 日本で・・・
ロンドン・オリンピック始まる。

隅田川花火も始まったらしい。

わが八王子の花火は、ベランダ越しに見れる幸せ!

大きいもの、複雑なもの、新作、昔ながらのもの、すごいすごい・・・

こんなに続けて打ち上げて、もう30分(結局1時間半)、誰がスポンサーなんだろうと、ふと気になった。
(プノンペンのメコン河のものは5分ほどで終了だったよな)

野生ヤマメ2匹リリース

2012-07-25 16:43:14 | 日本で・・・
ネパールで一緒だったMさんの故郷西毛の山を、野生爺?Mさんの案内で野生ヤマメに会いに行く。
藪を漕ぎ、堰堤を越え、渓流を竿を出しながら遡行した。
漁協のない、したがって放流のない、天然ヤマメの世界だった。
入渓は場所を選べるけど、林道に戻るには両側が切り立っているところが多くて、沢を詰めて、ようやく。

早く目が覚めてしまって約束より2時間も早く到着。
でも出るときに送ったメールを読んで、Mさんは早くやってきてくれた。
約6時間は釣りに集中。
腕はクタクタ。
その後クルマで、帽子で有名な山間の温泉宿の車止めまで行ってみた。

魚影は濃いところもあるけど、小さい・・・
昨年冬に生まれて1年半、だと思う。
およそ10cmほど。

ゴミのない渓流はうれしかった。
苔むしていたけど、フェルト底のシューズは滑らなかった。
イノシシが掘り起こした跡。
やたら蜘蛛の巣が多い。
朽ちた倒木が多いのは、しばらく前に大増水があったのだろうか?

帰りの林道では、サルの親子ーこれはさして珍しくはないー、そしてオコジョかカワウソ?と遭遇。

日本でも探せば野生と出会えるんだなと、見直した。

小仏駐車場-小下沢分岐-影信山727m-小仏峠560m-小仏

2012-07-22 20:25:21 | 日本で・・・
きょうは、小仏までクルマで行って影信へ直登して、小仏峠から降りた。

登りが50分ほど、下りが45分ほど。
梅雨が明けたけど戻ったような、雨粒こそ落ちないだけの、霧の日だった。
23℃が最高という冷ややかな日。

北の高気圧が張り出している。
東北では冷夏となるヤマセだろう、農業への悪影響が心をよぎる・・・

陽当たりのいいところには花が見えた。
春のモノから夏のモノへと、季節は移っている。

連れ合いのメモから;
クマノミズキ
オオバジャノヒゲ
オカトラノオ
タカトウダイ
ウツボグサ
タマアジサイ
オオバギボウシ
ホタルブクロ
クジャクシダ
ノキシノブ
・・・・・・・・・