11月に出たばかり。
現地で被災者支援に関わってきて、過疎という言葉が気になっている。
経過を丁寧に説明してある。
反論も、紳士的だ。
10数年間のフィールド調査がきっと生きているのだろう。
「過疎という言葉は・・・1960年代に使われ始めた行政用語である」
そして、1960年代末の若者の都市流出という「社会減」から、1990年では出生数より死亡数が上回ることによる人口減少という「自然減」が起こっていると、社会学者は整理する。
わかりやすい。
三陸沿岸部ではこの両方が起こっている。
限界集落という言葉が、提案者の用い方とは違うマスコミのセンセーショナルな使用によって変わっていったいきさつ。
決して65才以上が人口の半分の集落は消滅していっていないという事実。
その要因として、
・通う長男たち
・生活安定機構としてのむら
・広域に広がる家族
などを指摘する。
日本の過疎地の今後はどうなっていくのか・・・
地球の過疎地ともいうべき開発途上国の今後はどうなるのか・・・
都市に生きることが気が楽と感じながら・・・ぼくはとても気になっている。
著者も2011年に青森から首都に職場を移したと言う。
「社会減」はここでも起こっているよね・・・
現地で被災者支援に関わってきて、過疎という言葉が気になっている。
経過を丁寧に説明してある。
反論も、紳士的だ。
10数年間のフィールド調査がきっと生きているのだろう。
「過疎という言葉は・・・1960年代に使われ始めた行政用語である」
そして、1960年代末の若者の都市流出という「社会減」から、1990年では出生数より死亡数が上回ることによる人口減少という「自然減」が起こっていると、社会学者は整理する。
わかりやすい。
三陸沿岸部ではこの両方が起こっている。
限界集落という言葉が、提案者の用い方とは違うマスコミのセンセーショナルな使用によって変わっていったいきさつ。
決して65才以上が人口の半分の集落は消滅していっていないという事実。
その要因として、
・通う長男たち
・生活安定機構としてのむら
・広域に広がる家族
などを指摘する。
日本の過疎地の今後はどうなっていくのか・・・
地球の過疎地ともいうべき開発途上国の今後はどうなるのか・・・
都市に生きることが気が楽と感じながら・・・ぼくはとても気になっている。
著者も2011年に青森から首都に職場を移したと言う。
「社会減」はここでも起こっているよね・・・