お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

思い出の味(ポークランチョミート)

2007-08-27 | 食・レシピ

Sany0699 Sany0700  今日の夕食は、ゴーヤチャンプルー。

実は、去年からずっと本格的なゴーヤチャンプルーを作ってみたいと思っていたのです。

ゴーヤは家族の好みに合わないかな と勝手に諦めていたのですが、今年始めて、苗から育てたというゴーヤと冷蔵庫には木綿豆腐(本場は木綿豆腐より固い、島豆腐を使います)があったので、作るなら今日しかないと思い、作りました。

 ゴーヤチャンプルーを作りたかったのには訳があります。

去年の夏、旅行に行った時に買ってきたポークランチョミートの缶詰を買ってきたので、この缶詰を使った沖縄の家庭的なゴーヤーチャンプルーを食べてみたくなったのです。

 私が製菓学校に行っていた頃、寮に住んでいました。その寮は、自炊の2人部屋。そして、その時のルームメイトが沖縄の子だったのです。

その沖縄の子の家からの仕送りにいつも入っていたポークランチョミート。とっても柔らかくジューシーな肉の加工品の缶詰です。それをいつもスライスしてから焼いて食べていました。

沖縄旅行に行くと決まった時から、懐かしのポークランチョミートをたくさん買ってこようと決めていました。

そして、観光はもちろんですが、何よりも十数年ぶりにルームメイトに合えたことが一番楽しい時間となりました。グループで行ったので夜でしたが、気がつくと4時間も居酒屋で思い出話を語り合ってしまいました。

そうそう…その時、その子に「沖縄でたくさん売っているポークランチョミートの中でも、沖縄の家庭で一番親しまれている、チューリップというメーカーのものがおすすめ。いつも仕送りしてもらっていたものだよ」 と聞いてたので、沖縄のスーパーで行って、たくさん種類がある中からチューリップのものを買ってきたのでした。

その時に「沖縄でポークと言えば、ポークランチョミートの事。肉の変わりにいろいろな料理にそのポーク缶を使って料理するのが普通で、沖縄でゴーヤチャンプルーといえば、ポーク入ランチョミートを使うのが定番なんだよ」ということを聞いてから、ずっと作ってみたかったのです。

 話は長くなりましたが、そんな訳で今日、たった1缶残っていたポークランチョミート入りのゴーヤーチャンプルーを初めて作ったのでした。

 結婚前に実家で何度かゴーヤチャンプルーは食べましたが、今日のポークランチョミート入りの方が断然おいしく感じました。他の材料となじんでとろける感じで、味もしっかりなじむのです。

 この料理を作っている間、食べている時、沖縄の子との寮生活、去年の再会の思い出が次々蘇ってきて、懐かしさにひたってしまいました。

 ポークランチョミートはアメリカやデンマーク等からの輸入品で沖縄だからこそたくさん出回っていて、古くから親しまれているものです。沖縄のお土産店ではスパムという別のメーカーのポークランチョミートが売られています。この前、郡山のドンキホーテに行ったら、このスパムのポークランチョミートが売られていまいた。ピポットにある輸入食料が売っている店にもあるような気がするし、もしかしたら身近なところで売っているのかもしれません。

 今回全て食べきってしまったので、今度見つけたら絶対買っておかなきゃと思いました。

追伸(8月31日)

ヨークベニマルでスパムのポークランチョミート見つけました!!

思わず、その場で買ってしましましたが、498円とけっこう高い…。よく考えると、明日からヨークの1、2、3の市。缶詰の3割引に買った方がお得だったかも。

ちなみに沖縄は、半分くらいの価格でした。でも、ホテルの売店はヨークと同じ位だったかも。