今日、教室で見本を作っている最中、大失敗をしてしまいました。
毎回見本を作る時は、2品目のお菓子もあるので2倍分量でシュー生地を作っていたのですが、時々2人以下の時もあって1回分しか作らないこともあったので計量をとことん勘違いしてしまったのです。粉とバターを1回分計って、水は2回分計っていたことに全く気付かず作業開始…説明しながら粉を混ぜたところ、始めて間違えた事に気付き、思わず、ふるってもいない+1回分の粉を投入し、カバーしようとしましたが…バターも足りなかった事に気がつき修正不可能になってしまいした。
その時点で説明のポイントでやってはいけないと説明したばかりのことをやってしまい、最悪な状態、結局作り直しました。
でも、その失敗生地、捨てるのはもったいない。教室どんな少量でも残った卵、卵白、生地、クリームなんでも捨てられないこの親ゆずりの性格…この失敗生地で何が作れるか考えてしまいました。
この失敗生地。ふるっていない粉を入れて数回混ぜた後、間違いに気がつき混ぜるのを中断。だまだまのままの最悪な状態でした。でも、講習の合間にとりあえず、だまを取らなければと、なんとか混ぜて目立たなくなったもののシューを作るのはかなり難しい状況。鍋に入ったままほおっておいたのでどんどん冷めて固くなってしまいました。
そして、思いついた私のリメイクアイディア。それは、ポンデケージョにすることでした。
昔作ったポンデケージョを思いだし、配合も勝手なイメージの適当なまま仕事が終わってからのわずかな間に作ることができました。
だまもなく、膨らみ具合も味も理想的なポンデケージョができました。
ただ、問題は本当はタピオカでんぷんの粉で作るポンデケージョを小麦粉で作ったので独特のもちもちの食感とは違いましたが、粉を変えればこのままの配合でいけそうです。
失敗からの思わぬ発見でした。