手作り冷凍食品といえば、昨年のクリスマス私としては、画期的な方法の冷凍食品を考えた…ということを思い出しました。
それは冷凍の手作りインスタントスープの素。
昨年12月のパンカフェコースできのこのパイ包みスープを出したくて、考えたオリジナルの方法でした。
昨年から猪苗代から通勤だった為、毎朝スープを仕込む暇も、教室の実習中にスープを作る時間もなくどうしたら、本格的なスープをティータイムで出す事ができるかと言う事から思いつきました。
もちろん、インスタントを買えば簡単ですが自然派志向の私にとって市販のインスタントスープを出す事はしたくなかったし、コンソメでさえも使いたくなかった。
そこで、考えた冷凍スープの素。
あらかじめパンカフェコースで使う分だけのスープの素を作り、小分け冷凍しておきました。水、牛乳とスープの素を入れて沸騰させるだけの簡単スープ。しかも、素材のだし だけで本格的な味になりました。
きのこスープの素ですが、玉ねぎをバターとオリーブ油(バターだけでもOK)できつね色になるまで炒めて(急ぐ時は塩も入れて炒めると早くきつね色になります)、小さく切った鳥もも肉も炒める。そこにしめじ、まいたけをちぎって入れてさらに炒め、塩、こしょうで味を整える。
たったこれだけです。
実習ではパイ包むでしたが、スープだけで十分に美味しくできます。1人分炒めた具を20~50gあればかなり美味しいだしがでるので冷凍する時は1食分×人数分で小分け冷凍しておきます。私は水と牛乳の割合を2:1で水の方を多く入れるのが好きです。もちろん、グラタンの具にしても、オムレツの具にしてもアレンジは自由です。
ちなみに、玉ねぎを炒めて冷凍しておくだけでも重宝しますよ。
冷凍しなくても、この方法のスープは簡単でお勧め、玉ねぎをきつね色になるまで炒めたら、あさりやシーフードミックスでも美味しいだしがでます。とろみが欲しいときは仕上げに水溶き片栗粉を入れるだけでいいのです。
化学調味料の入っていないスープはめんどうと思っている方にもおすすめです。是非挑戦してみてください。