「ボール弁当」とつぶやき

昨日は私のつたない文章をたくさんの方に見ていただきありがとうございました。

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今日の幼稚園のお弁当は「ボール弁当」



次女の好きなさけとわかめのふりかけのおむすびを作るとキャラクターの顔にはならないから今日は焼きノリを切ってボールみたいにしたよ。

そういえばこんなおむすびを幼稚園に勤めていた時に子どものお弁当に入っていたなあと思いだしながら。

幼稚園のお弁当の時間になると年少組の子どもが泣きだしたことがあったけど理由を聞いたら「お母さんに会いたくなった」と言ったことを思い出す。

お弁当を見てお母さんを思い出すんだね。

あとふたを開けようとして、お弁当がひっくりかえってしまった時にも大泣きした子がいたけど今思うとそりゃそうだと思う。

せっかく大好きなお母さんが作ってくれたお守りのようなお弁当だもんね、そりゃあ泣くよ。

そんな時はみんなが少しずつお弁当をその子にわけてあげたことがあるんだけどみんなやさしいから山盛りになったんだ。

今お母さんになってから初めて分かることがある。それはお母さんの気持ち。

幼稚園に勤めていた時に私の母が亡くなったけどそのときはクラスの子どもは平気で言うんだよね。みんなの前で「お母さん死んだんでしょ」って。
でも、「そうよ」っていうと「ふうん」とそっけない返事。
そのあと普通に過ごせた。

そこは大人は触れないよ。でも、今思うと変な気を利かさず真正面からぶつかって来てくれた子どもたちに救われた気がする。

今日はあれこれいろいろ思い出しながら弁当作りをしました。

お・ま・け

主人のお弁当



「これも写真撮るんか」と主人に言われながらも「一応」といいつつ撮っています。