美咲ちゃんちの投稿記録

保育士と3人の育児と中国新聞天風録川柳、ヤングスポットへのコメント、イクちゃんブロガーの取材、3世代新聞投稿の記録

「発表会やり遂げた子」

2011-06-30 14:10:16 | 投稿掲載文
 小学3年生の娘の音楽教室の発表会があった。娘は3歳の時から電子オルガンを習っている。ことしは発表会に出たくないといっていた。
 前の発表会の本番で間違えてしまったのだ。レッスン時に先生と話をした。先生は発表会に出ることの意味を話された。
 発表会に出るということは電子オルガンがうまくなるだけではなく、みんなの前で発表する力など、これから必要な大事な力がつくということだと言われた。
 そして、発表会にでなくても発表会の曲を仕上げるようにと。娘は先生と話した後、自分で発表会に出ることを決めた。それからたくさん練習をした。
 本番前、緊張する娘に「今までたくさん練習した自分を信じ集中して演奏して」と話し送り出した。
 結局、本番ではリズムに乗って力強く弾くことができた。先生には、やりかけたことを途中で投げ出さないという大切なことを教えていただいたと思う。
 この発表会は、娘にとってとてもいい経験になった。これからも楽しく取り組めるようにサポートしていきたいと思う。

 中国新聞広場掲載 みさきっすママ

「何事も楽しまなければ損だ」

2011-06-05 10:53:45 | 投稿掲載文
 生活面で太田光代さんの「仕事も楽しまなきゃ損」(5月29日)という文章を目にした。読んでみて、太田さんは自分の置かれた立場を常に前向きにとらえているから成功しているのだと思った。
 中学生の時、吹奏楽部員だった私。フルートを希望したのだが、あみだくじでクラリネットの担当になった。悔しさをバネにして必死に練習した。高校でもフルートを希望したが、顧問の先生から「経験者が少ないので」とクラリネットをすすめられ、「あなた自身もその方が楽しいと思う」と言われた。当時はその意味が分からなかったが、練習を重ねて、アンサンブルコンテストで金賞を獲得した。
 大学では事前にフルートを購入して入部。しかし、合奏ではみんなと音がなかなか合わない。今度は逆に、クラリネットだったら思い通りにふけたろうにと悔しくなった。
 何事もやってみなければ分からない。たとえ希望と違っても、置かれた状況でベストを尽くせば良い結果につながることもある。そして、何事も楽しもうとしなければ損をするのは自分自身なのだ。

 朝日新聞声欄掲載 みさきっすママ