「天国に届いてと演奏しきった娘」

　自分が作曲した曲を電子オルガンで演奏する「ジュニアオリジナルコンサート」が先日、終了した。小学３年の長女は３歳から音楽教室に通い、３曲目の挑戦だった。
　昨年は突然、演奏がストップし、泣きそうな顔で先生の方を向いた。ピアノと違い、電子オルガンは一度止まるとどこを弾いているのか分からなくなるそうだ。
　親子で落ち込む私たちに先生は「幼い時にたくさん失敗した方がいい。それが後で力になる」と励ましてくださった。今回は最後まであきらめずに弾くことを娘と約束した。
　練習通りに弾いた娘は演奏会後、「天国のおばあちゃんに届くように弾いた」と声を弾ませた。思わず涙がこぼれた。

　読売新聞気流掲載　みさきっすママ

ママの川柳

「冬休み　終わって財布も　引き締まる」

　中国新聞時事川柳掲載　みさきっすママ