フルートサロンに参加して

フルートサロンに行って来たよ。

私は中学1年から高校1年までクラリネットをやっていたんだけど

どうしてもフルートが吹きたくて

フルートを自分で買って

大学から自力で練習したよ。

そうなると何がつらいかっていうと自分のひどい音に耐えられない。

楽譜もよめるし、音程も分かる。

でも、自分の音をどうにかすることができなかったんだ。

大学で吹奏楽部に入部する時、「フルートを持っています」と無理やりフルートのパートに入ったけど

みんなフルート経験者で太刀打ちできない。

しかも、自分の出す音でみんなの曲が台無しになるということに。

大学の時の演奏会で「展覧会の絵」の曲をやったことがあるんだけど

「フルートでなくてピアノを弾いてください」と言われてピアノを弾いたんだ。

フルートの音がひどかったことを気にしていた私を救ってもらった気がしたけど

違う楽器で出ることは本当は納得いかなかったんだ。

ああ、フルート上手になりたい。

心にずっとひっかかっていたこと。

「タンギングができないからフルートがうまく吹けない」と思いこんでいたけど

今日のフルートサロンで目が覚めたよ。

「まずいい音が鳴ることが先で、そのあとタンギングをそえるようにする」

ということを聞いて、まず下手でも音を出さないといけないんだと分かったよ。

ああ、目からうろこだった。

今日は久々に2時間フルートを演奏したよ。

今日は１０人で２重奏や3重奏をしたり、とっても楽しかった。

「音が間違ってもいいからどんどん出してね」

と言われてとっても気が楽になったよ。

楽器は集まってする方が楽しいね。

もう一回、中途半端だったことをがんばってみよう。

それにしても、久々に吹くと腕と下腹が痛くなるな。