おススメ育児本

いやあ、笑った。

「育児バビデブ―」



おもしろいから読んでって言われていたけど

そのまま机に置いていたら

長女が先に読みだした。

そして、止まらなくなり

1日で全部読んだって。

「すごくおもしろかったから、

お母さんも早く読んで」

と言われて読んだよ。

爆笑。

3歳児はこの本を読んでいると

うばって読めもしないのに爆笑。

なんでおもしろいんだろうね。

この本の主人公のコーちゃんは3歳児。

次女もちょうど3歳児。

することが同じなんだよね。

漫画に出てくる人がここにいる。

それがおもしろいんだろうね。

長女はそれではまったんだと思う。

ただ私は違う幼稚園だけど幼稚園に勤めていたし、

長女も長男も通った幼稚園なので、

次女の幼稚園のことはよく分かるので

次女を見ていて

（ああ、今幼稚園でこんなことやっているんだね。

一緒にやろうか）と思って

ついついピアノで伴奏をつけたり

次女より私の方が先走ってやってしまう。

次女は（なんでお母さんは知っているんだ）というような

びっくりした顔を見せてくれるので

その反応を見るのが楽しい。

幼稚園の参観日に行ったら

（この幼稚園はこういうことをするんだ。

先生はこんな準備をするんだ。）

とか思って

全然自分の子どものこと見れないんだよ。

感動も薄れる。

発表会の時も

「この幼稚園発表会すごいね。

先生大変だっただろうね」と主人にいわれたりすると

（ええ？大変？）

ともう勤めてもいないのに

勤めていた幼稚園とどうしても比較してしまう。

参観日は先生が大変そうにしていると

自分の子どもよりも気になり手伝いたくなる。

そう、自分の子どもより先生の行動の方が気になるんです。

だから、参観日も心から純粋に楽しめないのです。

ああ、変な保護者。

だから、この「育児バビデブー」を読むと

（お母さんってこんなことを思うんだな）と思ったよ。

そして、子どもへの愛を感じた。

そして、3歳児はとっても大変だけどかわいいことを言う。

自分の子どもを育てて分かったけど

幼稚園で働いていたときは

保護者の気持ちはあまり考えたことなかったな。

保護者に「先生ってこんなにたくさんの子どもを一人で見て大変ですね」

よく言われた。

先生からすると

「お母さんは24時間子どもを見ていてその方が大変ですよ」

今なら言えるこの言葉。

幼稚園でいつもきっちりしているわけではないけど

3歳児はまねをすることが大好き。

だから、結構幼稚園ではきちっとするんです。

保護者が知っている家での子どもの姿とは違って

幼稚園ではとってもがんばっている。集団の力

だから、幼稚園から帰るとだらだらになったり

大泣きしたりするんでしょうね。

保護者って子育ての大先輩なんだよね。

先生はもっと保護者に話してほしいな。

いろいろ聞いてほしいな。

そんなことも思ったりもする変な保護者。