「ドキンちゃんもいま～す」弁当

「ドキンちゃんもいま～す」



今日の幼稚園の弁当は悩んだよ。

だって、アンパンマン弁当の日。



私ががんばった部分（キャラとデコ部分）を残して帰ったんだから。

理由を聞いたら

「アンパンマンがかわいそうだったから」

だって。

いつも普通の弁当なのに

ちょっと変わったことしてるから

クラスのみんなが見に来たんだろうね。

「わあ、アンパンマン、すご～い」

と言われて食べるのがかわいそうになったんだって。

アンパンマンは帰宅して即効食べてましたよ。

（キャラ弁ってかわいそうで食べれないのに

作らない方がいいのかな）

そう思って

本人に聞いてみると

「ドキンちゃんを作って」

さらにハードルを上げる言葉。

「ドキンちゃんは無理よ」

というと

ゴミ箱にはっているシールを指差して

「ドキンちゃんはこれよ」

（そういう問題じゃない）

とりあえずママ友がしょくぱんまんのキャラ弁を作っていたのを

参考に作ってみたよ。

そこで、主人に相談すると

「本人がドキンちゃん作ってっていってるんだから

ドキンちゃんみたいなのでもいいんじゃない？」

その言葉に押されて

ソーセージのドキンちゃんみたいなの完成。

長女に見せると

「しょくぱんまんとドキンちゃん」

ってすぐ分かってくれた。

長男も正しく答えてくれたので

ぎゅーっとだきしめて、

うれしそうにしていると

長女は冷やかな目で

「朝ごはんまだ？」

ちょっとは感動に浸らせてよね。

主人の弁当。



「おれの弁当も撮るん？

こんな弁当撮らんでもいいじゃろ」

という言葉にきれてしまった。

「いいじゃんか。失礼な。

私の勝手でしょう」

まあ、主人が卵焼きとウインナーは焼いてくれてるんだけど。



3人目のつわりのときから作ってくれるようになり、

今ではわたしよりとっても上手な卵焼き。

忙しい幼稚園の弁当の日の朝。

昨日の夕食のおかずを一品入れると少し楽でした。



そして、このソーセージがドキンちゃんになったのです。