Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

この国の行方

2007年02月04日 | My Life
先の柳沢大臣の発言
どうしてこうも政治家って、学ばない生き物なんでしょうか?
ホントは意図的?
それとも天然なのかな?

女性は子供を産む機械

確かに、妊娠・出産はどれだけ頑張っても女性しかできません。
SF映画みたいにいずれ機械が担ってくれるかもしれませんが、まだ暫くは女性の機能に頼るしかありません。
にしても・・・子供って女性一人で作ることはできません。
そんなの言われなくたって・・・ですよね?そう、父となる男性も同じく必要です。
でも、この世の中、ベルトコンベアーで運ばれてくる部品の組み立てのごとく、子作りをしているわけではない!でしょ?
そこには、父となるもの母となるものの思いがあって、そして芽生えるものだと思う。

部品を、商品を作っているのではない。
子供は大量生産の賜物ではない。

大臣も、きっと同じ思いの両親の元で、母の中に宿り、その母は自分の命をかけてこの世に送り出したはず。
出産で亡くなる人は今の世の中でもいる。
いえ、女性が出産する以上、その数は少なくはなっても、決してなくなるわけではない。

みんな自分の命をかけて、子供を産むのです。

機械は壊れても直せば再び動き、その役目を果たします。
でも人は、そうはなりません。
皆、命でつながっている。

この国の指導者達は、もし機械のような人間を必要としているのなら、真っ先に少子化対策や、福祉政策なんてやめて、ロボットでも作り出して行けば良い。
感情を持たない(原則:ロボットに感情はあってはならない)、言うことを文句なく聞き、ひたすらその任務を遂行する・・・。
ただし、ロボットは寂しい時、悲しい時、嬉しい時にも、その気持ちに添うことはできませんけどね。

女性に【安心して産める】機会を増やす。
もっと付け加えるなら、子育てに携わるものすべての福祉を保障し、安心して子育てができる社会の機能を確立する、ぐらいのこと言いましょうよ!
たとえ選挙対策の台詞でも、そのほうが支持率だって僅かに上がるはず

そんなこの国でも、まだまだ救いの光りは残っています。
それいけ!アンパンマン!!けっくんさんのブログをご覧ください。
子育て中のパパの心温まるブログです。

世の男性、いえ、女性も含めてすべての人に、子供を持つ、命育むということを、今一度、考えて欲しい。

あなたの母親は機械ですか?


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2 コメント

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かーかんさんへ (けっくん)
2007-02-05 10:47:11
今回の騒動、謝罪だけでは済みませんね。
僕たちもそうですが、女性の怒りは計り知れないものだと思います。

『妊娠から出産』

言葉にすれば短いですが、実際のその過程には多くの出来事があり、その過程を見守ってきた僕は、多くの感動をもらいました。もちろん感動だけではありません。辛いもとも多々あったことと思います。それでも新たな生命の誕生のため頑張ってくれた嫁に感謝するのみです。
人はそれぞれ感情を持っています。それは生まれたばかりの子供でも同じ事。その感情があるからこそ、人と人とのつながりがあると思います。機械ならそのつながりはいりません。機械なら一人ででも生きていけます。でも僕たちはそうはいきません。このブログだってそう、これも立派な人と人とのつながりだと思います。家族とのつながり、友人とのつながりがあるからこそ生きるということが楽しいものだと感じると思います。そのつながりを機械と言うとは本当に許されない発言ですね。
でも、この事を記事にし、みんなに問いかけをしてくれるかーかんさんみたいな人がいるうちはこの国もまだまだ捨てたものではありません。お互いに頑張りましょうね

僕の事を救いの光とは…
身に余る光栄です
ありがとうございます
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けっくんさんへ (かーかん)
2007-02-11 06:52:46
お返事遅くなっちゃって、ごめんなさい。
けっくんさんも、お子さんの誕生の際、奥様を気遣い、支えてこられたんですね。
生みの苦しみを目の当たりにされ、自分が代われないからこそ、男性は、自覚として父親になっていくんだと思います。
(女性は実感で母親になるって言うでしょ)

世の中の人すべてが、柳沢大臣のような人ばかりではないはず。
父親だって、もっと家庭に関わりたいのに、それを阻むものがまだまだあります。
今の日本は、保守的な流れにある中、戦前・戦中のような思想が復活しそうで、不安を感じています。

子供を育てることは、本当に大変なことばかりに目が行きますが、でも、嬉しい事は何物にも代えられません!
子育て、楽しみましょうね!
そしてその姿を、良いなと思う人が増えれば・・・。
お互いに頑張りましょうね!
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