一番下の子の卒園式を、無事に迎えることが出来ました。
桜はまだですが、咲き始めたミモザや白木蓮などの春の花が、その門出をお祝いしてくれたようです。
少人数の幼稚園なので、あっという間に卒園式は終わり、
そのまま普段を過ごした教室で謝恩会を開き、最後の時間を楽しみました。
小さな学び舎には、沢山の思い出があふれています。
長男も過ごした教室で、弟も電車の絵を描いたり、折り紙で何かを作ったり
お料理教室、お習字教室、体操教室と、沢山の経験もさせて頂きました。
兄の時は、お友達と小さなトラブルなどがありましたけど、弟は、あまり聞きませんでした。
でも、きっと、それなりに何かしらあったことでしょう。
ここは、どの子供たちにとっても、集団生活の始まりの場所だったのです。
今では、机も椅子もちょうどの大きさになりましたが、入園の頃には、まだ大きくて
小さな子が座っている姿は、とても可愛らしく見えたのですが、
卒園の頃にもなると、足はきちんと閉じられ、背筋は伸びて、この3年間の成長を感じるばかりです。
クラスの半分は同じ小学校に進むので、そんなに寂しい気持ちにはならないかなと
楽観視していた私でしたが、帰宅後、玄関で一人静かに泣く息子・・・。
この子の優しいところは、ずっと変わらないんだと気が付いたら、涙が込み上げてきそうになりました。
私には卒園式は3回目(3人の子の母なので)で、どの行事もすでに経験してきたことですが
息子にしたら初めてのことばかり。
そう思うと、どれもみな、大事に迎えなくてはいけないと、小さくしゃくりあげる背中を愛おしく思うばかりです。
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