Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

言葉と心と

2015年02月10日 | 子育て日記

今年に入ってから、体調不良を訴えていた長男(小4)が、
アトピー性皮膚炎を発症していると、診断されました。
診断名が付いたことで、正直、ほっとしている部分があります。
少なからず対処療法になるとはいえ、治療法があるというのが分かったからでしょう。
かかりつけ医、新たに通っている皮膚科の医師の判断を仰ぎながら
今、息子にとって一番大事なことを考えて、大変な決断も行いました。
薬の効果もありますが、心のほうに圧し掛かっていたものも、だいぶ楽になってきたようで
炎症の一部は、だいぶ良くなってきました。

アトピーは、もともと持っている素因(アレルギー性の体質)が、何らかの原因、主にストレスが多いようですが
それによって、引き起こされることが多いようです。
息子の場合も、もともと花粉症があり、そこにストレスが加わったことが大きかったのでしょう。
もう少し早くに、気が付いてあげればと思うばかりですが
これ以上酷くなる間に判断できて良かった。

日常生活で、様々な人と関わりがあって、嬉しい言葉ばかりではなく
きつい言葉も受けるようになっていました。
そのきつい部分は、あえて受けなくてもいい方にできたはずが、
自ら選んだ方にあったものだから、そう簡単にその場所から離れられず、勿論、意見するなんてことは
出来ないところでした。
同じように、その言葉を浴びる他のお子さんを、ただ見ていることしかできない、気持ちの悪さと言いますか
自分の心もざわつく感触に、正直私も荒んでいました。
そうやって鍛えられていく心身を持つお子さんもいるのでしょうが
私の子は、そうやって強くなって欲しくなかった。
実際、なれませんでした。
でも、それで良いと、むしろ、息子に謝らないといけなかったかもしれません。
きつい言葉、汚い言葉は、人を強くするものではありません。
傷つける言葉です。

今は、その場所から離れられて、失くした部分を取り戻すことと
息子自身にも、この経験を無かったことにことにせず、
一つの教訓として覚えていてほしいと思っています。



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