久々の更新です。
日々の用事を片付けたりしている間に、12月の真ん中に突入していました。
このところ、日中は会合やらで出かけることが殆どで
色々ストレスや疲れが溜まる一方でした。
そんな中、唯一の息抜きが
子供たちが寝静まる時間に、チクチク刺し子をすることです。
(師匠・・・編み物捨てました)
一針一針、規則的に針を動かすことは
意外にも気持ちが落ち着き、何よりも楽しい時間です。
大掃除で見つけた晒。
9年前、お兄ちゃんのオムツを縫おうと買ってあったのです。
紙おむつの便利さに負けて・・・
すっかり箪笥の中の住人となっていたのです。
10メートルもの晒を、さて何に使うか・・・
そこで考えたのが、布巾。
せっかくなので、花ふきんを作ろうと思った次第です。
刺し子用の糸は、結構良いお値段がするのと、あらためて買うのもちょっと。
なので、手持ちの刺繍糸(DMC25番)で刺しています。
模様は、やっぱり古典柄。
麻の葉や青海波・・・数ある中で選んだのが“七宝つなぎ”です。
その名のとおり、とても縁起の良い模様です。
フランス刺繍と違って、運針はぐし縫いのみ。
簡単かもと思ったのですが、規則正しい縫い目で綺麗なカーブを縫うのは
ちょっと難しかったのですが、
2枚3枚と縫う度に、コツを掴めるようになってきました。
真っ白な晒に、だんだんと模様が浮かんでくることが
とても楽しく、あらためて刺繍の楽しさを実感しています。
それにしても、花ふきんは、もともと布の強度の為に
刺されていたのでしょうが、それがこうして美しさも兼ね備えるとは・・・
まさに“用の美”、民芸ですね。
民芸といえば、今年はバーナードリーチ展を見逃してしまいましたが
だんな様の蔵書に、民芸の本を何冊か見つけました。
ストーブの傍でページをめくるのも、息抜きでの楽しみの一つです。
何枚か上手に刺せたのは、富山のお母さんへ贈ろうかなと
思っています。
子供たちからのクリスマスプレゼントと手紙も用意できましたし
雪が酷くなる前に、僅かばかりですが喜んでもらえたら幸いです。
*花ふきん*
晒・・・33×33
刺繍糸・・・DMC25番糸、一束。
刺繍針
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