高校受験にむけて

先日、娘が希望している高校の文化祭に行ってきました。
神奈川県内、この時期は、何処かしこで開かれているので、週末は忙しいです。
（夏に開催しないところは、秋に開催するか、体育祭と交互に行うので、塾からの案内は見落とさないようにしないと）

で、先週末は本命校に見学に行きました。
親としても、そこに受かってくれればと思うのですが、先の中学受験のこともあり
（娘が）行きたいところに行けるのが一番・・・と、その背中を応援するしかありません。
当たり前のことなんですが、神奈川県の高校受験のシステムは、一昨日から学力重視に様変わりしたこともあり
学校を選ぶ事は容易ではなくなりました。

市内でも、横浜川崎のように、年々、中学受験をするお子さんが増えてきているのですが
やはり、伝統校（その中でもアドバンス校は２校）の人気は高く
中学受験はせず、そこを目指すお子さんも多いです。
しかし、伝統校の倍率は年々高くなり、また問題も難度が高くなっているので
当たって砕けろの精神で選ぶことは、かなりの挑戦です。

ならば、偏差値なりを一つ落として、安全パイの高校をという考えもありますが
ここが神奈川の一番の問題・・・
そこで選べる高校が減ってきている（むしろない）のです。
中間が少ないのです。

つまり、その中間層（中の上）に進むことが多かったお子さんが、中学受験で抜けてしまっているのもあり
また、学校の統廃合も進み、多い層のお子さんが苦労するのが現状です。

そこで、学力をつけるため、伸ばすために、親は塾代をひたすら捻出するのみですが
正直、教育をお金で買うというのに、多少の違和感を持っていました。
今、教育格差とか・・・言われています。
昔もあったけれど、でも、それは一部の（学力が上のお子さん）の話かと思っていたら
昔はその必要のなかった層に、及んでいるのです。
結果、与えられる教育に差が付き、当然、それは分かり易く判断できることもあり
他の親から妬みや、嫉みを買うこともあります。
これが結構面倒で・・・

ここ最近、喉まで出かかっているのが
「他人と比べず、己と向き合え」
です。
あの子よりも良い成績をとか、あの子より良い学校に・・・と
よそのお子さんと自分の子を比べるのは、無意味で醜いことにしか感じません。
詮索したりせず、自分の子が身につけた力を認め、またそれを褒めてあげてほしいのです。
（と、ここまで愚痴です）

話は戻り、文化祭では、娘は先輩方に色々と話を聞けたようで
ますます、その学校への希望を強くしたようです。
私としては、その学校を受験するなら、併願校の私学をどうするか・・・
通帳とにらめっこして、仕事を頑張るしかありません。