Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

ブラックサンタ

2012年12月05日 | 子育て日記

今年最後の暦になりました。
1年あっという間・・・
毎年同じことを言っているような気がします。

この時期、子供を持つ身には
重大なミッションがありますね。
我が家も、子供たち(特に男の子2人)のお願いは、相変わらずの入手困難系。
しかし、ベルトは既にあるのと、今まで集めた数あるパーツ類で
十分遊べるので、これ以上はいらないよと、某おもちゃ屋さんのチラシを見ながら
話はしています。

「サンタさんのおもちゃに文句を言ったり、わがままを言うと、次からは
ブラックサンタさんが来るんだよ・・・」

新たなる脅し・・・いえ警告です。
サンタさんにまで「ブラック」をつけるなんて、本当に申し訳なく思います。
ごめんなさい、サンタさん。

2年前。
お姉ちゃんが、自分の欲しかったものではなかったので
大泣きして文句を言って・・・仕舞いに私に怒られたことがありました。
二番目の子は、そのときのことを覚えていたようで

「じゃあどうして、去年のクリスマスにお姉ちゃんはもらえたの?」

おっと・・・恐るべし記憶力。
迂闊でした。
しかし!
ここで躊躇したり、あいまいな返事は更に危険な事態を招くので

「お父さんが、一生懸命サンタさんにお願いしてくれたんだよ。
反省して良い子にしてましたからって。」

まさに子供だましです。

「お父さんとお母さんの約束を守れなかったり、
意地悪やいけないことをして謝れなかった子には
ブラックサンタさんが来て、その子の大事なものを持って行っちゃうんだよ。」

概要です。
ちなみに「ブラック」なのは、着ている服の色だと、これもまたベターな設定です。
こういう脅しが効くのは、もう来年までなのかなあと思います。

そういうことに真実味を持たせるためではありませんが
もう一つ話していることがあります。

「戦争をしている国や場所にはサンタさんが行かれない。」

その国で生きる子の夢を奪うような話ですが、そうではないのです。
サンタさんが届けてくれた大切なおもちゃも、
戦争をしている人が奪ってしまう。
再び悲しい思いを子供たちにさせたくないから、サンタさんは行けないのだよと・・・。
だからこそ、一番大切なことは何か、人気のおもちゃがもらえることではなくて
サンタさんが来れること。
大事なものを奪われないこと。
というのが伝えたいことなんだけど・・・大丈夫かな。

しかし、ブラックサンタ・・・
我ながら苦笑いです。