Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

少年

2010年04月19日 | 子育て日記
ようやく春らしいお天気になったと思いきや・・・
天気予報は下り坂のようです。
お気に入りのシャツや、バレエシューズの春の装いは一向に出番なし。
クリーニングに出せずじまいの冬服が、そろそろくたびれてきそうです。

SPRING HAS COME!

装いも軽やかに早く外に飛び出たい、そんな心境です。

お天気に恵まれた週末。
我が家の5歳児、年長さんに上がったお兄ちゃんの初めての習い事の体験に
行って来ました。

少年サッカーです。

幼稚園児に習い事は早いかもと思っていたのですが、本人が行きたいと言い出し
日頃の運動不足の解消になるならと。
幼稚園のお友達で通っているお母さんに紹介してもらいました。

お兄ちゃんがサッカーに興味を持ち出したのは、
公園でサッカーをしているお兄ちゃんたちの、その楽しそうな様子を垣間見たり
幼稚園でゴールを決めたときに、褒めてもらったのがきっかけなのかな
と思っています。
そんな、殆ど遊びの感覚でサッカーを捉えていたお兄ちゃんの今日の感想は

『やっぱりやらない。』

でした。

今日の体験の様子を見ている限りでは、そう嫌な顔や様子は感じられませんでした。
そばに私たち両親がいるのは分かっているので、こちらを向くことも無く。
どうしてそう思ったのか・・・?

子どもが発した言葉や表した感情の理由を、質問する形で聞き出すのは
我が家では禁止事項の一つと考えているので、

「お兄ちゃん、いっぱい走れるようになったね。ボールもしっかり追いかけていたね。」

と、良く出来たことを先ず切り出して、糸口を掴みます。

『・・・』

程無くして、一つ二つこぼれてきたのは
やっぱり遊びでのサッカーを想像していたので、練習というのが苦手のよう。
それと、自分より上手な子がいたことにショックを感じたようです。
もともと、勝ち負けが苦手で結果が上手く出ないことに不安を感じる性格。
色んな意味でその気配を感じたのでしょう。

夕方、気持ちも落ち着いた頃、来週は止めようかと提案したところ

『やっぱり行く。』

と言ってくれました。
でも無理強いはしたくないので、もう暫く様子を見ようと思います。

5歳の男の子の繊細さというのでしょうか、微妙なところ・・・。
あどけない部分が逞しさや、男らしさといわれるものに押され気味になる年頃。
お兄ちゃんも大事な時期にいよいよ突入・・・なのかな。

お風呂上り、いつものようにタオルで身体を拭いていたらふと・・・
私たちの可愛い息子は、いつの間にか真っ直ぐ伸びた少年の背中を
持ち始めたようです。