Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

ゆる母になろう

2008年11月15日 | 子育て日記
先日、幼稚園で配られたプリントにあった一枚。
幼稚園では、子育て支援の一環で、いろんな講習会が開かれます。
また、先生が受けてきた研修や講習を、その後保護者にレクチャーしてくれたりもします。

今回のタイトルも、その子育て支援のひとつ。
直接聞きに行きたかったのですが、産後間もなくだったので、今回は見送りました。

プリントの一部を抜粋します。

「見守るぐらいでちょうどいい」
親が先回りしすぎると、子供の心は育たない。
親があれこれ用意しすぎると、子供は自分で物事を考えたり、決めたりする経験が不足する。 失敗の経験がない。 だから、何かトラブルに遭遇すると混乱してしまう。打たれ弱い。 

「失敗はチャンス。無駄な時間も大切」
成功体験の積み重ねだけでは、長い人生を生き抜くための、本当に必要な力が育たない。
自分で考えてとっさに判断したり、逆境を乗り越えられる力をつけるためには、
手をかけすぎないことが鉄則。
子供が失敗に出会ったときこそ、成長のチャンス。
どうして良いか分からず立ち止まっている時間、そんな一見無駄に見える時間の中に、子供が育つ大事なものがある。

「安心・安全ってなんだろう。挑戦の機会も残す」
親が注意しなくてはならないのは、『命に関るような失敗はさせない』この一点だけ。
命に関るような心配がなければ、少々のことは目をつぶる。
もちろん、ダメなものはダメと伝えることは必要です。

「ハラハラドキドキは親ならではの醍醐味」
自分の気持ちを受け止め、見守っていてくれる人がいるという「安心」があれば
子供はちゃんと困難を乗り越えていく。
安心感を与えることこそが、親の大事な役目、役割なのでは。

「完璧を求めないで、弱さも受け止める」
「出来なさ」も丸ごと受け止めて、ドンと構えているのが親の役目。
親の理想と子供の希望が一致するとは限らない。
完璧を求めすぎると、大きなツケが回ってくることもある。

・・・と、読み返すと、足りない自分の心にジーンと響きます。
そうそうと思いつつ、でも、それが出来ないのが悩みの種なんですけどね。
育たなきゃいけないのは、自分なのかな。