牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

尾道ラーメン 麺一筋 (水道橋)

2008年06月06日 | 食べ歩き (その他)
打合せを終えて半蔵門線に揺られながら、食べ損なったお昼をどこでいただこうかと思いをめぐらせました。

神保町にさしかかったとき、なぜか妙にさぶちゃんの半チャンラーメンが食べたくなり、その衝動に背中を押されるように途中下車しました。

営業していて欲しい、と心の中で何度も手を合わせつつさぶちゃんに向かうと、残念なことに休憩時間に入っていました。ご縁がなかったのでしょうか。

イメージがはっきりできていたためか、それが実現できないとわかったときの残念さは言葉に表すことができません。失意のまま、あてもなく水道橋方面に歩いていたところ、日大法学部の近くに差しかかったところで「尾道ラーメン 麺一筋」という看板を見つけたので、とりあえず入ってみることにしました。

いただいたのは、元ボクシング世界チャンピオンの畑山隆則がプロデュースしたという、広島風のからいつけ麺です。

広島つけ麺といえば、大好きな三栄町の「ぶちうま」をイメージしていたのですが、この店のつけ汁はただひたすら辛いだけ。ベースとなる出汁の旨味がほとんど感じられませんでした。

麺はごく普通の中華麺。コシがあってそれなりに美味しかったのですが、広島つけ麺であれば、もう少しストレートなボソッとした感じの麺の方がピッタリ来るでしょう。

それなりにメディアでの登場回数もあるようですので、この店でラーメンをいただく際には、ごく普通の尾道ラーメンの方がいいかもしれません。

いずれにしても、さぶちゃんにリベンジする機会を早く持ちたいものです。