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社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
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塾講師にとって時間に余裕がある時期は?

2013年01月12日 23時37分12秒 | 塾について

先ほど,塾についてお話しましたが,今回は塾講師の1年間スケジュール。

先生にとって時間に余裕のある時期は?友人&恋人関係は?というお話。

塾講師にとって、

時間的に余裕があるのは7月中旬と9月初旬

時間的には余裕はあるけれど精神的は心配でたまらないのが3月と12月

です。

7月中旬は、中学生の定期テストも終わり、夏期講習の生徒さんの募集努力は大変だけれど、

その山場は6月末~7月初旬なので、7月中旬あたりは、ほっと一息つけます。

夏期講習の準備だけかな?あえてイレギュラーな仕事は。

 

9月初旬は、2~4日あたりに中学生の実力テストも終わり、

10月の中間テストにはまだ日があるので、気が楽なのですね。

4月から入ってきた生徒さんも塾に慣れてきて、

先生・生徒さんがお互いコミュニケーションが取れやすくなるし、動くタイミングも合ってきます。

 

 

3月と12月は、定期テストは,ほとんどの学校が前の月に終わっていますが、

12月は受験が近くなってきたので、特別授業をしたりしますが、

冬期講習の準備以外の事務的な仕事は多くはないのですこし時間的余裕はあります。

3月は愛知県は公立高校入試が3月中旬に終わりますが、合否が出るまで心配で、

3・4月からの新入生さんたちの入塾の際、先生も初めての子には必要以上に気を使います。

全員が新しい生徒のグループ授業だと、ちゃんと生徒に受け入れられるかずっと心配ですし。

そのため、塾講師は友達と遊べるのは、7月と9月が多いです。

(人によっては,休みの日はどの月でも友達と会う,という方もいらっしゃいますが,

私は体力的に無理でした・・。)

それ以外の月は日曜にまで特別授業をしたりで、なかなか会えませんでした。

(土曜日は通常のお仕事があります。)

12月や3月は飲み会やランチ程度の数時間だったら、つきあえましたが・・。

塾講師をしていると、

一般企業の人が休みのときに仕事していることが多いので、

なかなか会えませんので、学生時代に築いた友好関係が断絶することがしばしばありました。

(勤務時間も午後2時~10時なのでアフター5の企業の方ともなかなか会えません)

同僚の中には、先生仲間以外の友達とは10年以上会っていない人もいるそうです。

冠婚葬祭でも有給を使うことを許さない塾があるので、

せっかく呼んでもらえた結婚式にも出席できず、

後で友達にお祝いしに行く余裕もなく、断絶してしまうとか・・。

 

私は小学生のころにいじめにあって,一度に友達を失った経験もあり,

中学からできた「友達は宝!」と思っていたので、

学生時代にきずきあげた友人関係を断絶したくありませんでした。

入社1年目はみんな大変なので、お互い仕事をするのでいっぱいいっぱいでしたが、

2年目あたりからちょくちょく会う友人はいたようです。

大学時代の一番の親友とは、ときどき会っていましたが、それ以外の方とはなかなか会えませんでした。

 

 

塾に正社員でつとめた最後の年には、

7・9月には今まで断絶していた友達とも連絡を取り、実際に会ったりして、友好を復活させました。

(まだ,断絶をして数年だったので,友好が復活できたのだと思います。)

そして、その塾をやめて、結婚するまで、暇さえあれば友達と遊んで、

過去3年間で失った友達の関係を深くすることができたのは幸いです。

 

結婚して子供がうまれた今でも会うことができる友達もたくさんいて、今はとても幸せです♪

ちなみに、恋愛関係の場合は、相手(現旦那)が有給を取りやすい会社だったので、

私の休みに合わせて有給を取ってくれたので、とても助かりました。

旦那とは、入社2年目のときの7月に付き合い始めたですが、

ちょうど7月だったので、つきあい始めたころに、よく会うことができる時間的余裕があったり、

2カ月後の9月のあたりは、

何度も会うことができて、信頼を深めることができました♪

それからは会うのが少なくても、お互い信頼し合って、

結婚まで出来て、今でも夫婦仲は悪くないので、つきあうタイミングが良かったんだな~と実感しています。

塾講師というのは、

他の一般的な企業とは違うので、一歩間違うと孤独な生活になってしまう職業の1つなのだな~,

 

と思いました。 

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ブログに再度アップしています。この記事はその1つです。

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塾の在り方その1

2013年01月12日 23時07分06秒 | 塾について

今回は,「塾講師☆ブログ」らしく,塾について,のお話。

<塾とはどういうところなのか?>

 

塾は義務教育の学校(小・中学)とは異なり、

生徒さんがお金を出して任意で来てくれる教育機関です。

なので、もしお客さんがその塾を気に入ってくれなければ、もちろん塾を辞めてしまいます。

ただ、それは、他の民間のお店にはすべて同じことが言えますが、

民間のお店と塾の決定的な違いは

「お金を払う人と、実際にその店に来るお客様が異なる!」

ということです。

塾にお金を払うの保護者の方、実際に塾に来るのは小学・中学生の子供さん

 

なので、いくらその塾に来た子が塾を気にいってくれても、

スポンサーである親御さんが,その塾を気に入らなければ退塾,という形になってしまいます!

 

 

だからといって、親御さんの言うことばかり聞いていたら、うまくいかないことも多々あります。

なぜなら、どうしても生徒を叱らなければならないこともあれば、

365日その生徒のためだけに仕事をするわけにもいかない。

先生が倒れてしまっては元も子もない。

 

それで、保護者の方が一番、塾に臨んでいることは何か?

を読み取ることが必要です。

 

望んでいることの第一位は、

「志望校の合格」もしくは「成績向上」

でしょう。

その場合は、その子の成績をどのようにあげるか!を第一に考えて行動し、

保護者の方と意見が異なったときは面談をして、

お互いに意見を交換して相談し、結束する!という形になります。

 

第二位は

「家で勉強しないから塾で勉強させてほしい。」

です。

家で勉強できないのは、

保護者の方が仕事で忙しかったり、保護者の方が子供に勉強を教える自信がない場合が多いので、

生徒さんを授業に来させるのはもちろんのこと、

自分が他の授業をするために校舎に来ていて部屋がどこか空いているなら、

その子に一人で自習させて放課中に勉強確認をさせてみます。

そうすると、保護者の方は「わざわざわが子のために、先生が動いてくれるわ!」を思ってくれます。

ただ、ただ来させているだけではだめで、もちろん親身に対応しなければいけません。

自分が来ているときだけそうすれば、自分の休みの日に親に塾で自習させてくれ!と頼まれても、

「すみません、この日はどうしても空いていなくて・・。でも、次の日なら・・。」と対応でき、

先生もちゃんと休みがとれます。

 

 

他の理由で意外かと思われるのは、

「ブランドだから!

服も夫もブランド、だから子供の塾もブランドで・・という保護者の方さんもいらっしゃる。

小さい名も知らぬ塾のベテラン先生が言っていることより、

大手ブランド塾の新入社員の若手先生が言っていることの方が最もなことことを言っている気がする!

と思われる方はいます。(もちろん,全員ではないです。)

 

なので、先生は一度は大手塾に入った経歴を持つと,助かることも。

大手塾に入っているときはもちろんですが、退職しても、

「昔は、大手の○○塾につとめていましたが、今は結婚退職してこちらの塾に来ました。」

と話すと、すんなりお話を聞いて頂けたりも。

うれしいやら・・悲しいやら・・。

ちなみに,私の言う大手塾とは、

独立した塾の建物があり(どこかの一室を借りるわけでなく)、

パンフレットも冊子になっていて、

CMもやったり、ときどきテレビや雑誌に教員や理事の人々がでていたり・・。そういう塾です。

 

 

学校の先生になれなかった人が塾の先生になっている!

と馬鹿にされる方もいらっしゃるでしょうが、

学校の先生が塾の先生になったら全員素晴らしい業績をあげられるか?

と言ったらそうは一概には言えないでしょう。

(学校の先生で塾の先生になって業績をあげられた方もたくさんいらっしゃいますが,

それは学校の先生だったから,ということではなく,その方本人の能力だと思います。)

どのような職業でも、それを本気にやろうとおもったら、

本当に生半可な努力ではうかくいきません!

なので、私は塾の先生として極めていきたいです!

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「全然わからない」「全然できない」という言葉の意図

2013年01月12日 22時53分14秒 | 先生としての姿勢・やり方・豆知識

今回は生徒がよくする、

先生(親)を困らせる質問第二弾です。

今回の内容は

「全然わからない!」「全然できない!」

という質問・・というかつぶやき?

 

この言葉は先生にとってはキツイ一言

なぜなら、自分は少しでも分かりやすくするために日々授業の工夫をしているのに、

「全然わかんない!」といわれるのだから、自分の授業や存在が否定されてしまった気になるから。

 

でも、この言葉にはどんな気持ちが隠されているのか?というと、これは簡単!

わからないから(できない)から、先生助けて!です。

だから頭ごなしで怒ったり説教するのでなく、どのように生徒さんを助けるかを考えるのです。

 

 

しかし、ここで1つ注意!

人によって「できる」「できない」の基準が違うということ

しっかり認識しなければいけません!

1つ問題がとけただけで自分はできる!授業をうけてわかった気になっているような子もいれば、

 

1つでも問題がとけないと全然自分はだめだ、少しひっかかることがあったから全然わかんない!と思う子も

いるのです。

 

なので、まずはテストの結果を照らし合わせて、そしてその子の志望校や志望順位成績)を確認しましょう。

 

つまり「生徒自身が理想の自分と現在の自分のはどれぐらいあるのか?」

を考えること。

 そして、まだまだ理想の自分からほど遠いなら、

それに近づくにはどうすればいいか?を具体的に,先生が一緒に生徒と考えるのです。

 

もし、理想と現実が近いなら、ほめてやってそれを認識させてやること。

理想と現実が近いのに全然自分はできていない!と言う子は

自分に自信がなくて、だれかにほめてほしいのです。

 

テストという数字ではっきり表れるデータは、

生徒の指導・相談にもひとつの便利なツールになります。

 

人間の価値を決めようとするテストは悪!と思っている方もいらっしゃるようですが、

テストもその子の数ある個性の1つ!くらいの軽い気持ちで考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

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「勉強して何の意味があるの?」という言葉の意図は・・?

2013年01月12日 22時47分26秒 | 先生としての姿勢・やり方・豆知識

今回は

<生徒(子供)がよくする、先生(親)を困らせる質問>1

シリーズ第一弾です。

生徒の質問を上手に対応することで、生徒と先生(親子)関係がうまくいくことは多いです

なので、こういうときにどうすればいいかな?という簡単な1例をここで記したいと思います。

ただ、こうすればかならず成功する!という意味ではないので、あくまで参考程度でお願いいたします。

(責任は負いかねます。)

 

まず,最初に。

どんな質問でも、その質問だけに受け答えするのではなくて、

質問した人の本当の意図もしくは本当の気持ち

察して対応することです。

質問した人自身が気づかないようなことも、年上が予想して動くことが必要です。

 

 

 さて今回は質問は、

「こんな勉強をして将来何の役にたつ!

です。

こういうことをいわれたときにあせってはいけません。

その教科の先生は自分の授業が否定されたようでショックかもしれませんが、落ち込む必要はありません。

 

 なぜ生徒さんはこのような質問をしたのでしょう? 

 

本当に将来の役にたつと真剣に思っているから?

そういうわけではありません。

 

そういうことを言うような彼らの心の底には、

「勉強したくない!」

「成績がよくない(他の勉強ができる子がうらやましい)」

「その教科が嫌い」

というものがあるのです。

そのときに、自ら勉強したくない!教科が嫌い!

自分は他人より現在勉強ができませんという

自分の弱さを認めることが彼らにはつらいのです(それを本人が気づいていないことが多いです。)

 

誰しも、自分の理想と現実の理想がちがうと、それをなかなか認めたくないですよね。

そこで、彼らの多くは、

「こんな勉強をして将来何の役にたつ!」という勉強そのもの(教科)を攻撃して

自らの弱さから目をそむけるのです

 

 

 なので、

「勉強すれば、将来いいことがおきるよ」ということだけを説明しても生徒の心には響きません。

彼らは現在のつらさから逃げたいだけなのです。

 そこでどういうことをすればいいか?2ケースに分けて説明します。

 

 

 ケース1:特定の教科について,その言葉を言ってきた場合

(たとえば、社会の歴史は好きなのに、数学が苦手な子が数学を勉強して何の役に立つ!と言ってきた場合)

 

生徒「平方根なんて将来使わない。こんなの勉強する意味がないじゃん。」

先生「ふーん。じゃあ、社会科は?戦国時代のことを知っていて何の役にたつの?

社会科も勉強するのやめたら?」

生徒「え・・!」

先生「嫌なんだろ!社会科は勉強したいんだろ?なんでだ!」

生徒「・・好きだから・・・。」

先生「だろ!じゃあ数学は?」

生徒「嫌い・・。」

先生「嫌いだから、数学を勉強する必要がないと言っているだけなんだ、君は。違うか?」

 この後は、素直な生徒ならすぐ認めます。

天の邪鬼の子やその場だけ勝ちたいタイプの子は言葉の攻撃をしてきます。

そういうときは、手を出さないように気をつけて怒るのも1つの手です

(ただし,追いつめるような怒り方はダメです。)

 

それでもいうことをきかない子は何を言っても無駄です。

自分と相性があわないので、その子と相性がいい先生を探し出し、その先生から上手に導いてもらうことです。

 

ケース2:勉強全体について,その言葉を言ってきた場合

生徒「勉強なんて社会に出てから役に立たない。」

先生「そうなの?じゃあ、君は社会に出るときに役にたつことって何?」

生徒「私はまんが家になりたいから、絵さえ描ければいいと思うの。」

先生「そう・・。どういうまんが家になりたいの?」

生徒「みんなに夢をあたえるようなまんが!例えば、恋愛まんが」

先生「恋愛まんがの主人公ってさ、つらいことや理不尽なことがあってもひたすらがんばるじゃない。

いつもらぶらぶなカップルの恋愛まんがよりも、かなり苦しんだりがんばったりしてようやくカップルになる!

二人で逆境を乗り越える恋愛まんがの方が魅力的だよね。」

生徒「うん!そうだね。(ここで生徒は先生は自分を応援したと思う。)」

先生「じゃあ、君は主人公のように今いやなことがあったときに逃げないでがんばれる?」

生徒「うん!」

先生「じゃあ、嫌いなものをがんばることもできることも大切だね。」

生徒「・・?」

先生「ちなみに勉強は嫌いか?」

生徒「うん・・嫌い。」

先生「今、勉強つまり嫌なことを乗り越えようと努力すれば、もっといいまんが家さんになれるんじゃない?

描くジャンルも増えるしさ!一緒にがんばってみない?」

ここで素直な生徒は、がんばる!というでしょう。

また、そのときに勉強の仕方がわからないと悩みを打ち明けた時は、

親身に聞いてみましょう(勉強の仕方についての質問対応はまた次の機会に)。

「じゃあ、まんが家にならない!」とか勉強が嫌いだと認めないでまた勉強批判に走る子、ブスっとする子もいるでしょう。

そういうときは、

「好きなことだけをやれる幅の狭い人間と、好きなことも嫌いなこともやる幅の広い人間、どっちになりたい!」と詰問してもいいでしょう。

そのときに「好きなことだけやる」と言ったら、もうあきらめましょう。

その子は自分と相性があわないので、その子と相性がいい先生を探し出し、その先生から上手に導いてもらうことです。

 

 

以上です。ただ、これはほんの一例です。申し訳ないんですが,責任は負いかねます。

 

ただ、気をつけてほしいのは,

話すときに

「生徒も一人の人間」であることを認め、

自分と価値観が異なる人物がいることを前提に

、彼らが集団生活の中でも生きていける姿勢」

 

をつくることを根本において話すと良いかな?と思います。

 

※ただし,ケースバイケースなので,もしかしたら,勉強の意義も十分わかっていてこのような質問を

する子もいるかもしれません。その場合は,その子の言っていることを聞いて,それに応じて対処すると

良いかな?と思います。

 

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