社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
書いています。

歴史模擬授業も展開中♪

文系の大学入試にむけて勉強する科目

2012年02月14日 17時25分32秒 | 大学入試について

事前予約投稿です。

 

大学入試は,

どの大学を受けるつもりなのか,で受験期に何をどうがんばるのかが

大きく違ってきます

 

中学入試・高校入試はどこを受けるにしても,(一部を除き)みんな,同じ教科をがんばる形ですが,

大学入試は違います

なので,中学・高校入試の気分のまま勉強していると大変なことになるかもしれません。

 

ここでは,大学入試で文系の大学を受ける方についてのお話いしたいと思います。

(理系の大学受験者の方向けではありません。)

 

 

国公立が第一志望,もしくは国公立も受けるつもりなのか?

それとも私立1本でいくのか?の違いが

重要です。

 

国公立を受けるなら必ずセンター試験受験が必要で,さらに学部が文系・理系にかかわらず,

文系科目・理系科目が必須のことが多いです。(大学・学部ごとに違いますが・・)

なので,英語・国語(現代文・古文・漢文)・地歴公民・理科(物理・生物・化学など)・数学

の勉強が必要になります。

 

しかし,国公立は受けない,私立1本でいく,という場合,

文系なら文系科目だけで受験できる可能性が高いのです

(大学・学科によっては理系科目も必要だったり,センター利用の場合はまた違うときがあるので要注意ですが・・)

 

なので,極端なことを言ってしまえば

理科・数学は学校の定期テストで赤点を取らない努力だけして,

受験勉強は,英語・国語・地歴公民だけ勉強すればよいのです。

(もちろん,定期テストをいい加減にしろ,という意味ではないので,

できるなら理系科目も定期テストでがんばるべきですが・・)

 

ただし,地歴公民は多くの私立大学が一般入試では

「日本史B」か「世界史B」のどちらか一方を選択,ということなので,

要注意。(センター利用は別のことがあります)

つまり「倫理」「現代社会」では入試が受けられないことが多いのです。

 

ということで,どこの大学を受けるかで大きく変わってくるので,

高校2年のうちにどこを受けるつもりか,はある程度決めておいた方が良いです。

 

ときどき,中学・高校入試の価値観のままの子が文系の私立大学を目指して

「数学が苦手だから数学を頑張らなければ!」と言っているのを見かけますが,

数学より英語・国語・歴史(日本史か世界史)を勉強しておいた方が合格しやすいのに・・と

思ったりします。

 

大学入試は1年以上かけて努力して初めて合格できる,という厳しい世界です。

 

ですので,がむしゃらに勉強するのも大切ですが,入試情報収集も合格に大きく関与してきます。

自分の受けるつもりの大学をピックアップし,そこでどの科目が必要なのか,を

しっかり確認して勉強して合格を勝ち取ってもらいたいなぁと思います。

 

注意:こちらはあくまで私個人の意見ですので,他の価値観・意見のある方が不快に思ったら申し訳ありません。

    また,大学によって受験科目がちがいますので,必ずご確認のほど,よろしくお願いいたします。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

ランキングに参加しています♪押して頂けると嬉しいです。

ランキングの順位があがると,なんかうれしくなり,更新も楽しくなります。

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村

 

人気ブログランキングへ


指摘されることについて

2012年02月03日 15時30分02秒 | 教育者としてのつぶやき
ときどき、コメントで、記事の内容の間違いを指摘されることがあります。

それぞれ、頂いたお言葉は真摯に受け止め、訂正すべきだな、と思うところは訂正しております。

ただ、間違いの指摘の内容によっては、「うーん、どうしよう・・」と悩むことがあります。
研究者レベルだと、おかしいな、と思うことだが、まだ世間を知らない子供たちには、このような表現の方がわかりやすいのでは?というとき。
子供たちに間違った知識を植え付けている!と言われることもあるので、そこは確かに、と思うことはあります。なので、極力、気をつけて表現はしたいと。

ただ、実はそれ、言い出したらキリがない上に、指摘されるのを恐れ、指摘されないよう説明すると、かえって子供たちにはわかりづらく、歴史そのものに拒否反応されてしまうことが経験上何度もありました。

それに、大半の生徒が、勘違いしてくれるほど、しっかり私の授業内容を覚えてくれるわけではないので、そちらの方が現実的には問題なんですが・・。
ただ、覚えている子は覚えてはいる。


私は比較的授業内容を覚えている方で、大学生になって、「あれ?あの予備校の先生が言ってたのは間違いでは?」と気がついたときもありました。
しかし、わかりやすく説明をしようとした先生が、間違った説明をしてしまったことで、私は、その先生を恨むこともなかったし、それで恥をかいたこともありませんでした。それよりも、あの内容をこういう風にかみ砕いて説明してくれたんだ、と感動する方が多かったです。


ただ、間違いがあって良いわけではありません。

なので、もちろん直せる部分は直す努力はしますが、指摘されることを恐れ、わかりやすく説明することをおろそかにはしないようにしようと思います。

先生業をやっていると、指摘されることはよくあって、それに傷ついて恐れていたら、先生業はやれない、というのも現実です。


あと、頂いた間違い指摘コメントは、内容次第で公開しなかったりします。
理由は、仮にコメント欄で炎上してしまい他のお客様がこちらのブログを敬遠されてしまう心配があるからです。
また、直接の知人の方ならともかく、まだどういう価値観をお持ちの方なのかわからないお方や、ほぼ初めての方で何のあいさつもなく間違いだけ指摘される方には、どう言葉をかけたら良いかわからなくて。なので、こちらの都合で、公開&コメ返し、が出来なくてすみません。

また、間違い訂正も、パソコンがないと無理です。ケータイからだと、記事が途中で切れてしまって。
パソコンは、実家だとインターネットにつながらない状況、新居だと忙しくてパソコンに向かえない、という状態なので、訂正が遅れることもありますので、申し訳ありません。


ではでは、私の記事に不満をもたれる方もいらっしゃるとは思いますが、ありがたいことに、気に入っていただける方もいらっしゃるので、あきらめずにブログは続けていけるようがんばりますね!