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社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
書いています。

歴史模擬授業も展開中♪

ASDの子が癇癪をおこさずに楽しく絵を描く方法 道具編5  まとめ

2025年04月05日 14時00分00秒 | 図工と美術について
みなさま、本日もありがとうございます。

昨日の続きで
「ASDの子が癇癪おこさず絵を描ける方法」道具編シリーズです。

道具編は今回で終了です。

前回まで、
ペン、紙、と個別に見ていきましたが
今回は、その組み合わせのお話です。


小学校では、紙は基本的には
図工の色塗りは画用紙、
白黒印刷用(運動会の表紙募集の紙など)は
コピー紙(わら半紙の場合も)です。

どちらの紙も、一色ずつ塗ったり、
一本線を書く分には問題ないのですが
何度も塗り重ねたり、
水分量が多い塗り方を続けると
紙が破けてしまうことが多いです。


そのため、学校とは関係なく
絵を描きたい時、
ペン画ならケント紙、
水分量を多く使う着色の場合は
水彩紙を使う、などをします。

ただ、ケント紙や水彩紙は
画用紙よりも、値段が高く、
売り場も限られているので、
練習用なら
ペン画はコピー紙、コピー紙の裏、
絵の具の着色なら画用紙で、
という形で良いと思います。

自分が描きたい絵を描くための
ペン、色鉛筆、絵の具などの
線や色をのせる道具を決めたあと、
どの紙を使えばよいか、わからないとき
お店で紙を見たら、裏面や表紙に
「アクリル絵の具に使えます」や
「水彩画用」
などが書いてありますので、
それを見て、購入していただければ
と思います。



また、筆記具一つに一つの紙、
という組み合わせをする必要はないです。


今回は、いくつかの例を出して
画像をつくりました。













これにて、道具編は終了です。

ご覧いただき、ありがとうございました。

このシリーズは、他にも作成してあるので、また定期的にアップしていきたいと思います。



「ASDの子が癇癪おこさず絵が描ける方法」道具編4  色を塗る道具

2025年04月04日 14時00分00秒 | 図工と美術について
みなさま、本日もありがとうございます。

昨日に引き続き、
「ASDの子が癇癪おこさず絵が描ける方法」道具編4です。

今回は、色を塗る道具(主に絵の具)に
ついてです。


題名に「ASDの〜」とついてますが 
ASDであるかどうか、は関係なく
「絵を描きたいけれど、
学校の教育方針に合わなくて困ってる」
という方の少しでも心の救いになれば、
と思ってアップいたしました。



今回は色塗りの道具の話です。



いつでも、どこでも、短時間でも
絵を描けるツールとしては

持ち運びしやすく
水分を必要としない
ペンや色鉛筆、クレヨン、
クレパス、クーピーなどがあります。


小学校だと、図工の時間に
クレヨン、クレパス、クーピーを
低学年のときは使います。


ただ、色塗りなら、色鉛筆も良いのに
なぜか学校では、色塗りで使うというより
社会や理科などで、色塗る問題で使うことが
多く、
「色鉛筆だと、紙上で混色できるし
手も汚れないから、絵の色塗りの導入に
最適ツールなのになぁ」と思いつつも、

色鉛筆の良さを引き出すには
かなり筆圧の強弱を必要とするので
一律で授業する際には難しいかも?
とは思うので、しょうがないかな?とも。


例えば上のような色鉛筆(油性色鉛筆)の 塗り方は、かなり筆圧を弱くして
時間をかけて塗っていくので、
学校では、筆圧のことは習わないので
色鉛筆画をカリキュラムに入れ込むのは
今でも、カリキュラムのコンビニ化みたいに
何でも体験提供屋さんを
要求されている学校制度では
一つのことをじっくり教えるのは
難しいかもしれません。


まずはその色鉛筆から。


色鉛筆には、
油性色鉛筆と水彩色鉛筆が
あります。

コンビニやスーパーなどで売っているものは
油性色鉛筆です。

おそらく、本格的に絵を描こうと思わない限り、
色鉛筆=油性色鉛筆、
と思っているのではないでしょうか?


水彩色鉛筆は、水をつけると、
透明水彩絵の具のような色合いを出す
つまり、水に溶ける性質をもった
色鉛筆です。


絵の具にしても、色鉛筆にしても
「透明」というワードがついたものは
薄い色を時間をかけて塗り合わせていったり、一色で塗るときもかなりのテクニックや経験が必要になるので、
少ない授業時間で学校で使うには難しいと
思います。

透明水彩画系は、
もう少し、後の画像に載ってます。


次に、絵の具です。




小学生で使う絵の具は、
不透明水彩絵の具、
中学生で使う絵の具は、
不透明アクリル絵の具
です。

ただ、学校では、不透明系のみを
扱うので、「不透明」という単語を入れず
「絵の具(水彩絵の具とも言わない)」
「アクリル絵の具」ということもが
多いです。


そのため、
「学校の道具のみが正しい」と
思ってしまうと、絵の具には
様々な種類があると知らず、
いざ、マンガのような絵を塗ろうと
思っても、そうならなくてパニクって
しまう子もいるかもしれません。



マンガ家さんによって
色塗りのタッチが異なるのは
絵の具の種類が違うからかも
しれません。

 
次は透明水彩系のもの。


こちらの画像では、簡易的に使ったものだけ
なので、分かりづらいかもしれませんが、
透明水彩を使ったイラスト、マンガイラストは多いので、頭の中で描いた絵を思ったように塗れなかったときは、透明水彩系の絵具を使っていないかもしれません。


あとは、油絵。
油絵は高校の美術で使います。

ただ、高校は、美術は選択科目なので
油絵を一度も使わないままの人生の人も
多いとは思います。

油絵といったら、
西洋絵画のイメージ。

19世紀の西洋絵画は
だいたいは油絵です。



このシリーズは、あくまで
「学校生活で違和感を感じていて、
その違和感が劣等感になり、
それで本来は絵を人生の相棒に
できるかもしれない(生活手段として、または、精神的支えとしての相棒)のに、
学校の教育方針に合わないだけで
自分の世界から絵を自ら追い出して
自滅する子を少しでもなくしたい」
というコンセプトで描いていますので

学校で使うもの、そして、その使わないものは学校で使うものの別の種類のもの、
というものに特化して描きました。

もし、マンガのカラーイラストなら
カラーインクやコピックというのも
あります。




上の2つの画像は
コピックで塗っています。
(背景や枠線はパソコン処理)

コピックは、最近では、
画材屋さんだけでなく
大きめの本屋さんの文具コーナーに
行けば売っていることが多いです。

ただ、アルコール系のインクで
換気をしながらの使用を必要とするので
子供だけの使用は危険だと思いますので
小学生、可能なら中学生の間は
あまりオススメはできません。

でも、発色がすごくよく、
とても使いやすいので
ぜひ、大人になって、
自分で安全管理ができるようになったら、
使用をオススメしたいペンです♪



今回は以上です。

ご覧いただき、ありがとうございました。

続きは次回です。



「ASDの子が癇癪おこさず絵が描ける方法」道具編その3 りんかく線を描くペン

2025年04月03日 14時00分00秒 | 図工と美術について
みなさま、本日もありがとうございます。

今回も昨日の続きで
「ASDの子が癇癪おこさず絵を描ける方法」シリーズ道具編その3です。


ASDという言葉が題名に入っていますが
ASDか否かは関係なく
この作品で少しでもパニックにならずに
絵を描けることができる子の助けに
なればいいな、と思って描きました。


前回は紙についてでしたが、
今度はりんかく線を描くための
筆記具の話です。



りんかく線を描く色によって
印象がかわります。





前回も出した上(↑)の絵は
細いミリペン(0.3と0.5)を組み合わせて
太さを均一にせず強弱をつけて
描いています。


しかし、
小学校だと、りんかく線は、鉛筆か
だいたいは黒色のフェルトペン(油性ペン)になります。
フェルトペンは、太いものと細めのものが
ありますが、細めのものでも、
ミリペンの細いものより太いです。

フェルトペンが悪いわけではありません。
フェルトペンは、ノートや製品の名前を書くうえで、とてもお世話になっております。

子供が脳内で描こうとした絵が
フェルトペンでは書けない可能性
もあるけれど
「学校の教育が絶対的に正しい」
と思っていると、自分が思ったように
絵が描けないのは、
自分の技術の問題と思って、パニックになり
絵を描けなくなるかもしれない、
その状態を防ぎたいために
語っています。

フェルトペンのせいでなく
知識が足りなかったせい、なのです。

だから、知識をつけて、
自分が思い描いたように絵が描けるように
なってほしい、と思います。



また、マンガのカラーイラストは
必ずしも黒色ではありませんし、
線の太さも、細いものが多いです。
細いところ、太いところの強弱も
ついています。

学校で必要とされる絵の輪郭線と
実際に目にするプロの絵の輪郭線は
使う道具の違いも大きいです。

ただ、じゃあ、学校でプロも使うペンを
使うべきか?というと、そうではないと
思います。
実は、プロが使っているミリペンなどは
かなり扱いが難しい&フェルトペンより高価&コンビニやスーパーでは売ってないことも多い、のです。

細字のものは、筆圧をかなり気をつけないと
すぐ折れてしまいます。

そのためフェルトペンを使いこなして
絵を描いていけば良いと思います。
ただ、
学校で扱うペンで、
そのまま、マンガのカラーイラストや
リアルなイラストを描くのは難しいときが
あります。
(フェルトペンや不透明水彩絵の具で
良い漫画絵が描けないという意味では
ありません。あくまで、自分の脳内にある絵を描きたい時、それが学校で使っているペンでは描けない可能性もある、という意味です。)


小・中学生が手に入れられる
あらゆるペンのまとめです。



各ペンの詳細です。







今回は以上です。


ご覧いただき、ありがとうございました。

続きは次回で。


「ASDの子が癇癪おこさず絵を描ける方法」道具編2  紙について

2025年04月02日 14時52分00秒 | 図工と美術について
みなさま、本日もありがとうございます。

今回も、前回の続きで
ASDの子が癇癪おこさずに
楽しく絵が描ける」道具編の続きです。


ASDという言葉が入っている題名ですが、
ASDか否かは関係なく
学校の
「とにかく作成することを楽しむ」だけを
前提とした授業が合わない子、
かといってプロ用のテキストでは 
難しいと感じる子、にも
少しでもお役に立てればいいな、と
思っております。


今回は、道具の中で、紙についてです。

小学校、中学校で使う紙は、
多くは画用紙です。
(中学校ではケント紙の場合もあり。)


しかし、世の中でよく見かける絵で
画用紙を使っているものは少ないです。


展示されている絵画なら
油絵なら油絵用のキャンパス、

マンガなら
モノクロのものはケント紙、
カラーで、淡い色合いのものなら水彩画用紙など、

使う紙は違います。


例えば、上のイラストは
ケント紙で描いてます。(枠線と全体の色合い調整はパソコン処理です。)

もし、画用紙で同じように描こうとすると
ダカダカな線になりますし、
コピー紙だと線は比較的滑らかにひけますが
黒色のベタ塗り(黒く広く塗る部分)は
水分に耐えきれずコピー紙が破れてしまいます。



紙を使い分ける理由は
紙にのせるインクや絵の具などの種類に
応じて、紙の種類を変えることで、
インク、絵の具などの持つ最大限の良さを
引き立てるためです。


小学校の図工では
低学年はクレヨン、クレパス、
高学年からは不透明水彩絵の具を、
と決まった絵具を使うことになるので
どちらにも使える画用紙を使うことに
なるでしょう。
でも、画用紙は水分量が多すぎると
耐えきれません。
厚塗りにも限界があります。




プライベートでは
「あのマンガみたいな絵の塗り方(例えば水彩紙に透明水彩画のもの)をしたい!」と思って、塗ってみても、思ったようにならないことがあります。

そのとき、「同じように塗れないのは、自分が劣っているせいだ!
学校の先生は、能力がないなら、やるな!(やらないほうがあなたのためよ)と
言うから、自分は絵を描いてはいけないんだ!」と、パニクって絵が描けなる子もいます。

そんな子いないでしょ!と思われるかもしれませんが、実際に、いました。
私や娘という実例が。
今は、学校の先生は学校の先生、私達は私達のそれぞれの価値観や生き方がある、と
思って、自分たちのやり方を貫いてます。

知識がないからできないわけで
絵の才能がないからできないわけでない
ものもある。

もちろん、知識があれば、
何でも描けるわけではない。

しかし、才能なんて、幽霊や妖怪のように、あるようでないもの、概念なんです。


なので、プロになれるか、
売れる画家になれるかは?は別として、

才能があるかないか?で
今、目の前でできるようにしたい、
と思う子(小学生、中学生)が
自分の行動を決めること、
将来のための幅を自ら狭めることが
ないといいな、と思います。


最終的に頑張っても、プロになれるか?
はわかりませんが、
少なくとも、小学生、中学生の間は
才能うんぬんで自分の運命を決めなくてようて、知識をどんどん吸収して、
少しでも多く、絵を描いて欲しい、と
思います。


ではでは、前置きが長くなりましたが、
紙についての説明の画像です。














今回は以上です。
ご覧いただき、ありがとうございました。

また続きは後日アップいたします。





「ASDの子がパニックにならずに絵を描ける方法」道具編その1

2025年04月01日 17時25分00秒 | 図工と美術について
みなさま、本日もありがとうございます。

「れくす先生の歴史授業」シリーズの続き
コツコツと書いていますが、まだ完成を
していないので、完成しだいアップしたいと思います。

本日から、何回にか分けて、
数年前に作成した絵の描き方(図工、美術)
の冊子をアップいたします。


こちらは、小学生、中学生で
「絵を描きたいけれど、学校の教育方針に
合わなくて、それでパニックになって、
絵を描くのが辛くなってやめてしまう子」の
少しでも心の救いになればいいな、と
思って、作成したシリーズです。


ASDの子向けという題名がついてますが
ASDの子だけでなく、
絵を描きたい子、全員の子の
少しでも参考になれば、
と思ってアップいたしました。


第五巻と書いてますが、
内容の関係で巻数はとびとびになります。

内容的には1巻の要素になります。


まずは、使う道具(絵の具、ペン、紙など)によって表現できる雰囲気がかわる、
という内容です。















今回は以上です。
次回はもう少し詳しく、
お話していきますね。

中学までの図工と美術 入門編2 形をとる

2025年02月19日 16時04分00秒 | 図工と美術について
みなさま、本日もありがとうございます。

れくす先生の歴史授業も作成中ですが
過去に娘向けに作成した、
図工&美術のイラストについての
冊子をアップしていきます。

今回は記事としては2つ目のもの。

今回はあたりをとるということ。











娘が当時困っていたのは、
「どうしたら、絵がうまくなるか?」
でした。

学校の先生は
「楽しんで心のおもむくままに描くこと」
もしくは
「上手に描くことを考えるのは
子供の自由な発想力を奪うからダメ!」
というかたちでした。

そして同時に
「模写はダメ!」
「何かを見て描いてはダメ!」
ということでした。

娘の学校の先生の方は、
放置に近い教育だったので
先生を頼りにしなきゃ良いだけ
なのですが
娘の幼稚園の先生の方が
「模写や何かを見て描くと
人格否定するのに、
本物らしく描けないと
馬鹿にする、怒る、脅す人」
だったので、
幼稚園時代が地獄だった(今だと
完食強要し、すべて食べるまで遊ばせない、
危険な組体操をさせて、虐待に近い
教育を行う幼稚園でした)娘にとっては

「学校の先生」も
「模写や何かを見て描くことを
禁止している」と思ってて、
まあ実際に、幼稚園の先生のように
人格否定しないだけで
模写や何かを見て描くことは
禁止してました。

私が小学生&中学生の先生は
「模写禁止」どころか「模写は犯罪」と
公言して
「何か見て描いたら、その生徒を
いじめぬいたり、内申を下げる人」
だったので、
多くの先生に対して、私自身も
不信感は持ってはいました。
(模写は犯罪でなく、むしろ、
絵が上手くなる方法の1つです。
模写してそのまま、その絵を販売したり
他人の絵を模写して、自分のものと公言することが犯罪なだけです。
模写自体は犯罪ではありません。)

だからといって、私は
出会った幼稚園や
学校の先生たちのように
相手を否定したり人格否定をして 
相手を動かすような教育方法は
したくなくて

だから、娘には
「学校の先生」のやり方では
アナタの望むスキル(上手くなる)は
手に入らない、とは言うものの
学校の先生そのものを愚弄したり
馬鹿にしたりはしないようにしていました。

そこで作った冊子なのですが、

「形(型)をとる」というのは
私は「線画抽出」だと思ってます。

つまり、絵の上に
うつし紙をおいて、
絵の線をなぞる、
という形ではなく
自分で実物や絵を見て
自分で「アタリをとる」というのが
「形(型)をとる」ということ。

しかし、なんでも良いから「形をとれ!」
と言われてもできないもの。

そこで、ポイントとして
「◯、△、□」もという
線画(図形)のアタリをとる形にすると
わかりやすいと。

画家セザンヌの技法を参考にし
小学生向けに描きました。


娘は最初、「正解の絵、正解の線画抽出」を
探して、何度も私に確認をしました。

娘の中で
もし「学校の先生の思っている線画とは違う線画を抽出してしまったら、
幼稚園の先生のように、学校の先生が
人格否定をし、完食強要をし、
自分だけ授業をうけさせてもらえない、
自分だけ遊びを先生から禁止されるかも
しれない」という恐怖感がありました。

私は何度も何度も「大丈夫」とは
伝えましたが、不安感でいっぱいだった娘。


そんなあるとき、私が、なにげに
「元々、自然界(3次元空間)には
線がなくて、人間の目が勝手に
光や物の境界に線を見出しているだけ
なんだよなー。
つまり、人の数だけ、それぞれの
線画があるんじゃね?
その線画抽出の違いが、
その作者の癖や味になるんだろうねー。」
となにげにつぶやいたら、

やっと、娘は受け入れることができました。


マンガ絵やリアルな絵でもなんでも絵である
ことはかわりなくて、
つまり2次元空間だからこそ
初めて「線」というのは存在し、
その絵を模写するというのは
「他人の線画の癖」を知ることです。


さらに、絵を模写するのに
「描く」という行為をすることのみが
「模写」ではなく、
「描く行為にいたるまでに、その描く対象物を分析する」という時間が大切で、
そちらの方に、時間と労力をかけるほうが
結果的に模写はうまくなります。

それをしていると、脳の思考に
「絵を分析する思考の道筋」を
つくることができます。


そうすると、絵を模写するだけでなく、
3次元空間、つまり、実際にあるものを
自分でスケッチして、絵に落とし込むことも誰にも頼らずすることができます。



私は「教育」というのは
「生徒さんが一人で勉強できるように、
勉強して結果を出せるようにする」ための
カタパルトのような役目だと思っています。


最近はなんでも「自主性」という
言葉だけ出して、
「自主的に学ぼうとしない子」は
自己責任、という風潮が見られますが、
「自主的にできるようにする」という
補助を先生や親がするのを何が悪い?!
と怒りまで覚える時期もありました。

なんでも教える、のもよくないですが
何も教えないのが良いわけではないと
思います。やはりバランスだと。


私自身が娘に良い教育ができているか?は
娘が大人になって答えを出さないかぎり
わからないですが
娘が少しでも絵や勉強ができるようになり
精神、学力、技術ともに自立できるような
育児、教育を、学校に頼らずやっていきたいです。

また、こちらのブログにアップして
少しでも、娘と同じように苦しんでいる方々の助けになれば、と思って、記事をアップしました。

次回は、色鉛筆の色塗り編をアップ予定です。

ご覧いただき、ありがとうございました。


中学生までの図工と美術の入門編1 鉛筆の使い方

2025年02月15日 22時24分00秒 | 図工と美術について
みなさま、本日もありがとうございます。

本日は、入試の科目とは
直接関係なく、
過去に娘用に
絵についての内容で
作ったテキストをアップいたします。


こちらは、
当時、学校の授業方針に合わなくて
苦しんでいた娘に対して
娘の精神状態を安定させるために
つくりました。(数年前の作品です)



小学校の図工、中学校の美術の授業は
「何かを作る時間」に
ほぼあてがわれ、
いわゆる、
道具の使い方、技術、知識のほうに
あまり時間を割いてません。

図工、美術の時間が、
国語や数学(算数)のように
毎日のようにないこと、
美術関係の高校、大学でないと
美術は入試科目にないこと、
大人になって、美術の知識や技術は
国語や算数のように
すべての人に直結しない知識、技術
であることから、

限られた時間で図工、美術をするには
何かを作成して、それを完成させること、
で帰結するしかないのかな?とは
思います。


ただ、その「学校の授業の内容」が
「美術(図工)」が子どもたちが
できるようになる、美術が好きになる
「唯一にして真髄、孤高である方法」で
あるとは、私は思わないのです。

学校の授業では真逆の、
先生によっては「悪い事」ということを
自分は行いたい、習いたいと思うことは
悪いことでしょうか?


それが何か?というと
「知識」「技術的スキル」から
入ることです。



学校の先生によく私が言われたのは
「知識を得ると自由な発想力が奪われるからダメ」
「技術を教えると、つまらない絵を描くようになるからダメ!」
という内容。


こちらは、頭の中に勝手に出てくる画像を
2次元空間である紙(キャンバス)に
落とし込みたくて、
その頭の中の発想力が知識で奪われるとは
思えなかったのです。
知識があるほうが、より発想力が出ると。
技術も磨けば磨くほど、
描ける範囲が広がります。

よく、芸術分野は
「楽しんでやらなきゃ、意味がない」
と言われます。

でも、その「楽しい」と思う感情って
「エンタメ的な楽しみ」
「アクティブな楽しみ」
「刺激のある楽しみ」
だけでなく
「難しくて辛いこともたくさんあるけど
挫折込みで、その人生を面白いと思う楽しさ」というのもあって、

どの「楽しさ」を好むのか?は
人によります。



多くの人は
「エンタメ的なアクティブな楽しみ」を「楽しみ」とするため、
「実際に絵を描く行為」そのものが
できれば「(彼らの考える)楽しい」
と思い、
そして、
その絵を描く前段階の
「知識」を座学的に習う、
「ひたすら鉛筆を動かすだめの技術練習」は
「楽しくない」となり、

「楽しくないことは、芸術では
やってはだめ!」
という思考になりがちです。


でも、人によっては
「知識」「技術練習」を好む子もいます。


しかし、学校などの集団生活に適応するため
どうしても、自分の好みよりも集団の好みを無意識に優先し、苦しむ子もいます。


娘がそのタイプで、
だから「本(冊子)」という形で
それを作ると、
「自分の思考や好みのまま、芸術分野の
勉強をして良いんだ」と安心して
絵を描けると思って、作ったシリーズです。



何冊か作ってあるので、何回かにわけて
アップします。


今回は、鉛筆1本で、
筆圧、持ち方で
あらゆるタッチができる、
という内容です。
















今回は以上です。

わざわざ解答例まで入れるのは
「芸術には正解はないからダメ!」
と言う人もいます。
ただの参考例があるほうが
安心して練習に臨める子もいると
思って、解答例を入れてます。
社会や理科の、記述の解答例と
同じような立ち位置として
みていただければ幸いです。

プロを目指す芸術学校ならいざしらず
小学生、中学生の義務教育なら
最低限の知識と技術を知ったほうが
もし、その後に、その分野に入りたい、
と思ったときに、スムーズに入ることができるかな?と思います。