この前、ひさびさにプールに行きました。
どれぐらい久々かというと、中学以来、つまり約15年年以来です。
もう泳ぎ方を忘れていたようで、がぽがぽしながら泳いで遊んでいました。
上手に泳げる旦那ががぽがぽしている私のまわりを見て大笑いしながら、すい~むという感じで泳いでいました。
(お客が少ない場所だったので、のんびり泳ぐことができました。)
でも、上手に泳げなくてもあきらめずに、30分くらい、がぽがぽしながら泳いでいたら、近くの小学生が私から勇気をもらったようです。
「あんなんでも、公共の場で泳いでもいいんだ!」と。
おそらく、「上手じゃなきゃ周りに馬鹿にされる。」とコンプレックスがあった子みたいで、母親に「泳いでみなよ~。」と言われても、「僕は下手だから・・・。」と言って、うきわでプカプカ浮いていた子でした。
でも、私のがぽがぽ泳ぎを見てから、たどたどしい動きでいたが、クロールして泳ぐようになっていました。
(私からしたら前に進むだけですごいよ!)
その子に自信がつき、少しでも、前向きな人生を歩むのに手をかせたのなら、
まあ、いっか!と思います。
出来ないことは恥ずかしいことでない!
恥ずかしいと思うのなら、向上心がある証拠。だから、人目なんか気にせず、自分のペースでがんばればいいんです。
逆に恥ずかしいと思わないんなら、上手にできないなりに楽しんじゃえばいいんです。
1時間くらいプールで遊びました。
でも、私はあの泳ぎでも楽しかったので、笑顔で「とっても楽しかった!」と言われたら、「幸せって人それぞれなんだな~。」と大笑いされました。
勉強でも、「できる」ことに喜びを感じる子もいれば、「勉強する」行為そのものに喜びを感じる子もいれば、「勉強する場にいること(授業を受けること)」に喜びを感じる子もいます。
先生は、自分だけの価値観だけで喜びを提供しないよう、気をつけると、さまざまなバリエーションの生徒対応&授業展開ができるかな~と思います。