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社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
書いています。

歴史模擬授業も展開中♪

授業形式は解説中心か問題中心か?

2013年01月25日 23時56分25秒 | 教育者としてのつぶやき

今回は,授業の形式について。

授業の形式は

 

「解説」が中心が良いのか,

「問題」が中心なのが良いのか?

 

というお話。

 

 

問題演習をさせて生徒のわからないところだけを教えるということが好きな先生もいれば、

とにかく解説していきたい・授業中に自分の知識を生徒に教えていきたい!

という先生もいらっしゃいます。

 

私はどっちも楽しくて好きです。

 

でも、

問題中心だと「ああ!この問題の解き方がわからない!」という不安があり、

解説中心だと「どうやって話を進めていこう・・。」という悩みがあったり。

 

解説中心の方が精神的にも体力的にも(声がかれたりと)辛いことが多いですが、

そちらの方が生徒との交流が密だったり・・。

逆に問題中心だと,自分がわからない問題があると怖い時があったり・・。

 

だから先生によっては、楽なやり方の方ばっかりやったりする人もいるようで・・。

 

自分がわからない問題や解説が面倒な問題だったら、「この問題は読んでおけばわかる。」と言って逃げたり、

社会の文化の歴史の解説がめんどうだ(文化の違いがわからない)から

「ここはテストにあまり出ないから大丈夫。教科書読めば理解できる。」とか言ったり・・。

 

なので

その場に応じて、問題中心が良いのか解説中心がいいのか、

を見極めることも教師の役割の一つだな~と思います。

 

社会科だと,

最初に習うときは解説中心で,

テスト前には問題を解きながら,間違えやすい内容を指摘したり,

どこがテストに出やすいかを教えたり,と。

 

その場に応じて,色々と授業形式を変えられる教師になりたいです。

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戦争の時代についての授業をする際に注意していること

2013年01月25日 23時40分24秒 | 社会の先生として・・

今回は,社会の先生をしていくうえで,避けられない課題について。

 

その課題とは「戦争」について,どのように授業で説明するか,ということ。

 

いまでも世界各地で戦争はなくなっていません。

多くの人が戦争はいけないものだとは心の底ではわかっているのです。

しかし、それでも戦争は起こってしまいます。

心の底で戦争はいけないことだとわかっているからこそ、戦争を始めてしまった後で、

戦争の良いところを強調する指導者も出てくるのだと思います。

 

 いかにして戦争をなくすか、それこそ神が人間に課した究極の課題かもしれませんね・・。

※私は神の存在を信じているわけではありません。

 

社会科の授業で

日清戦争・世界大戦からイラク戦争を教える際には、

教師は細心の注意を払って授業をしなければいけないのが現状です。

 

たとえば、日露戦争のときの日本海海戦について熱く語っただけで、戦争賛美者と勘違いされて

保護者の方からクレームがきたりします。

 

逆にクレームがこわくてあたりさわりない形で授業をするとすごく薄っぺらい授業になる。

この時代の授業がつまんない!と言ってまじめに戦争について考えない生徒が多くなったり・・。

 

 

そのために私は、日清戦争の授業をする前に、

戦争はいけないことだよね。

でも今でも戦争はなくなってないんだ。

みんな戦争はいけないとわかっているにもかかわらずだよ!

じゃあ、どうすれば戦争がなくなるのかを、これからの歴史の勉強で考えてみない?

これからみんなが習う単元は約100年間は戦争ばかりの戦争の歴史なんだ。

戦争がおこった理由や、戦争の状況を詳しくしれば、

そこから戦争をなくす方法がみつかるかもよ?」

と言うようにしています。

それで、いつも、

「戦争がおこる前の各国の状況と背景

 →戦争がおこるきっかけ

   →戦争の経過(トップと民衆のそれぞれの視点から)

     →終戦後の結果&そのあとの状況 」

 

という形で話し、ところどころで、こうすれば次の戦争は防げたのでは?とよくお話をします。

 

その結果,多くの生徒さんと保護者の方に、

「戦争については詳しいけど平和主義者の先生」と評価していただけたことも。

 

戦争を悪いことだと認識するだけでなく、絶対に起こさないようにする!

そういう生徒を育てていきたいです。

でもなかなか難しいですが・・・。

 

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中学は私立中学か公立中学のどちらに進学すると良いの?

2013年01月25日 23時33分05秒 | 入試全般について

今回は

私立中学受験をするか、

そのまま地元の公立中学に進むのか

どちらが将来的に良いのか

ということについて自分なりの考えを述べたいと思います。

 

私立中学受験ということに

興味がある方もいらっしゃればそうでない方もいらっしゃると思います。

 

私は公立中学&高校出身で、それについて全然後悔していませんし、

私立に行けばもっと良い大学に行けたとも思っていません。

限界ぎりぎりまでがんばって、行きたかった大学に行けたので。

高校で出会った友達はいまでも定期的に会ったり旅行へ行ったりするぐらい、すごく仲が良いです。

なので、公立に行ったことは、私にとってはすごく大切でなくてはならない経験でした

 

しかし,

だからといって、私立中学・高校が悪いとも思っていません

校舎もデザインに凝っていますし、学習指導も力が入っていますし。

ただ、

公立が良いとか私立が良いとか,

1つに決めるのではなく,

 

自分の好みや状況に合わせて、

私立中学に行くか、公立中学に行くか?

を決めれば良いと思っています

私は職業柄、私立中学受験については詳しいですし、

私立中学に通っておられる生徒さんの授業も受け持っていました。

私立の良さもよくわかっているつもりです。

 

最近は、

公立は授業崩壊もおこっているからいかん!

私立だったらしっかり授業をしてくれるし大学受験が安心!

という私立中学志向風潮もあります。

 

たしかに、

私立は授業妨害をしてくる生徒さんは学校を辞めさせられることが多いですし、

同じ学力レベルの生徒さんが集まっているので自分にあった授業スピード&レベルで

授業を受けることができるので、そういう点では私立の方が安心かもしれません。

 

しかし、もし、自分の力で切り開くつもりで、授業妨害をする生徒さんや不良の子がいても、

自分は自分のぺースで頑張れる!というタイプなら公立でも私立でも大きな違いはないとおもいます。

 

多感な時期の中学生のときに、

世の中にはいろんな人がいるんだ、と公立学校にいくと,学ぶこともできます。

それに、中学から高校に行く時には、

みんなバラバラになるので、人間関係のしがらみも私立に比べて少ないでしょうので、

ずっと同じ仲間と同じ空間にいたくないタイプは公立の方が気楽です。

(逆に,小学校から中学校にいくとき,小学校のときの人間関係のしがらみから放たれたい,

という方は,公立小学校から私立の中学に行くと,良いかもしれません。)

公立でも学級崩壊がおこっていないところもありますし、授業をしっかりしてくれる先生もいらっしゃいます。

ということで,

公立に進もうが、私立に進もうが、

人間の格としてはそんなに変化はありません

コネ入学&コネ入社さえ考えなければ、どちらの中学へ行こうが、将来的にはかわりません。

就職には大学の方が関係してきますので。

なのであとは自分がどのような学園生活を営みたいか?

と考えるとよいのではないでしょうか?

注意;これはあくまで私個人の意見なので、もしその考えに合わない場合に不快に感じた方は申し訳ありません。一つの参考程度に思っていただければ幸いです。

 

 

 

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