社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
書いています。

歴史模擬授業も展開中♪

映画の名作のリバイバル上映を観に行きました

2011年02月28日 14時49分42秒 | 歴史へのつぶやき&興味

先週もたくさんのアクセスをありがとうございます。

先週は双方のご実家に帰ったりで、なかなかPCに触れず、更新がなかなかできずにすみませんでした。

 

私の方の実家に帰った時に、母と一緒に映画館に行ってきました。

現在、実家に最寄りの映画館では、

名作のリバイバル上映をしているので、それを観に行きました。

先週は、

白黒映画で、1950年代のイタリア映画の「鉄道員」が上映されていました。

さすが名作!という感じで、最初から最後まで目が離せず、ひさびさに涙まで出てきました。

 

この作品の主題は、

「みんなそれぞれ言っていることは正しいのに、それは決して両立できない。」ということと、

おのれのおごり高ぶりを痛烈に批判し、

「家族、というのは歩み寄らなければ、ばらばらになってしまう。」というものだと思います。

そして、家族の心をバラバラにした張本人の主人公は、

最後に、ばらばらになった家族をまとめ、幕を閉じます。

 

実はイタリア映画というものはほぼ初めてだったのですが、

イタリア映画は、音や間(ま)をすごく巧みに使い、とても芸術性を重んじている作品をつくるんだな、

と思いました。

 

それぞれの国の芸術性の特徴ってあるんですが、

イタリアの芸術性は「音」なんだな、と。

(日本は「アングル」、アメリカは「会話」、フランスは「色」がとくにすぐれている、と思います。勝手な想像ですが・・。)

 

毎週、上映される映画が違うので、時間のあるかぎり通いたいなぁ。

 

映画を見ることで、それぞれの国の状況などもわかるので、勉強にも役立つので、

ぜひ「名作」と呼ばれるものはご覧いただくと良いかな~と思います。

 

 

 

 


東洋医学と中国史の意外な関係に感動しました

2011年02月23日 19時45分27秒 | 歴史へのつぶやき&興味
昨日もたくさんのアクセスありがとうございます

昨日の夜は、昨日の記事でも書いた通り、世界史の中国史(秦~漢)までの勉強していました。その際に、授業で使うための一問一答の問題を作成しました。

それをたまたま見た旦那。そうしたら、いつもは彼が言う豆知識を適当に聞き流すのに、そのとき彼が話した豆知識を聞いて、興奮しました。

その言葉とは、
「黄巾の乱とか、中国の事件等では、たびたび色が使われるんだけど、それって陰陽五行説に由来してるんだよね。赤(漢)が終わり黄色(新しい時代)に変わる、という易姓革命でさ・・」と。

実は、今、私は、妊娠→無事出産、の目的で東洋医学を勉強しているので東洋医学の根底にある、陰陽五行説も勉強しています。
そうすると、その陰陽五行説の表を見ながら、中国の歴史を見ると、すんなり理解できることがたくさんあって

二回の流産をきっかけに、民間療法に興味を持ち、アロマテラピーやハーブティなど、いろいろ試して、最終的に東洋医学に落ち着きました。(そのきっかけが、なによりも、黒豆茶がニオイも味も好きで、足つぼマッサージが好き、というのは笑えますが)
陰陽五行説は難しいんですが、おもしろいです。
まだまだ勉強中なので、こちらでは説明できないのですが、歴史風化学反応式を勉強しているみたいで、楽しいです。

まさか、赤ちゃんを授かるために勉強していた東洋医学と、中国史が、このようにくっつくとは、思いもよりませんでした(よく考えれば、中国史に陰陽五行説が関係するのは、あたりまえなんだけど)
これこそまさに、私が流産しなければ、出会えなかった(好きになれなかった)二つのコンビネーションなので、東洋医学(陰陽五行説)と世界史(中国史)は大切にし、何かに生かし、自分の経歴が無駄にならなかったということを証明したいなぁと思います


中国史&理解すれば好きになる

2011年02月22日 19時20分33秒 | 教育者としてのつぶやき

昨日、おとといと、たくさんのアクセスをありがとうございます訪問者数では、二日連続でランクインできました。

現在、世界史の勉強中です。今回は中国史の秦~漢(後漢)。
諸子百家を勉強するのが、とくに楽しい


実は高校のときは、申し訳ないのですが中国史は嫌いな分野でした。
漢字は難しいし、制度がコロコロかわったりで
でも、今、大人になって、改めて勉強すると、教科書を読むだけで理解できるし、中国の歴史がおもしろいんです。

なぜ高校のころに中国史が嫌いだったのかな?と考察してみると、あのときは、ただただ言葉だけを覚えようとしていたからなんですね


今、丸暗記はダメ!と生徒に怒っている自分でしたが、私も高校時代の初期はやっていたんですね

私は高校三年の塾の夏期講習で出会った先生のおかげで「歴史は理解するもの」ということを自覚し、

それからはちゃんと理解しようと努めたんですが、

高校生という、まだ世の中に出たことがない自分だけでがんばるには限界があったようです

(当時、母は中学のころから、ずっと昔から社会は理解すべき科目と言ってくれてたのに、自覚がなかった自分が恥ずかしかったです)

 


私をかえてくれた先生は
たった5日間だったけれど、それだけで私は勉強方法を変えられた。

また母が長年言い続けてくれてたから、あのときに自覚できた。

だから、私は私なりに、社会は理解するもの、という方針を貫いて、

ずっとブログで、このメッセージを発信できたらなぁ、と思います


ただ、目の前の真実を受け入れる、という大切さ

2011年02月19日 23時55分18秒 | 私なりのカウンセリングアドバイス

なかなか更新できずにすみませんでした。

私立中学入試が終わったあと、どっと疲れが来たみたいで、

眠気がすごく、また腰を痛めたり・・と色々、勉強のことが考えられなくなっていました。

それそれ、担当生徒の学期末テストが始まるので、勉強モードに入ってきたので、

また、こちらのブログの更新頻度もあがると思います。

ーーーーーーーーー

さて、今日は、ふっと思ったことです。

こちらのブログで以前、書いたと思いますが、私は2回流産して、現在まだ子供を授かっていない状態です。

 

そんなとき、ある知人と会う機会があって、子どもが多い場所に行く(ショッピングセンター)に行きました。

そうすると、子連れの幸せな夫婦も多いので、どうしても子供が目に入っちゃうんですね。(というか、目に入れないと、子供とぶつかってしまうので・・)

そうしたら友人が、「ごめんね、子どもが多いところに連れてきて・・。」と言ってきました。

そのときは、「いや、別に、それはかまわないよ。だって、ここには○○を買いに来たかったし。」と

なんてことなく返答していました。

 

また、別の機会に、その友人とグループで会って、たまたま子どもの話になったときに、

その友人がすっごく気をつかうんです。私がトイレに行ったときに、他の子に何か話したみたいで、

そのあとは、一度も子供の話がでないんです。

 

そういうことを何回か繰り返していくうちに、

「ん?私って弱い人間に見えるのか?」という疑問がわいてきました。

 

つまりですね、

私が子どもの話や子供を見るだけで辛い思いをしていると、その友人は思っているんだな、と。

 

そう思ったとたん、「私は強いかもしれん!」と気が付きました。

 

どういうことかというと、私は逃げたくない、という気持ちがあって、

この一年、

子供ができていない、その現状の真実を受け入れることに必死で、

その真実を受け止めて、自分はこれからどう生きるべきか、

ということをずっと悩んでいました。

子供の話、子供が多い所にいくことから目をそむけてたら、

何もできないじゃん!と。

元気になるのに、半年ほどかかりましたが、

現在では落ちついています。

「また流産したってかまわないから、努力しよ!」という気です。

 

そして今度はいろんな情報やうわさに流されてオタオタしたくないから、

きちんと妊娠や医学について勉強しよ!と思い、現在、勉強中です。

(・・と言っても、その中で漢方医学をもっぱら勉強中。

漢方医学は、漢方薬以外は自分で簡単にできる療法が多いので♪

東洋医学って面白いです。

 

私に子供がいる場や子供の話題からそらそうとしてくれた友人は、

その人なりに私を想ってしてくれたことなので、その人のことを悪いとは思いません。

でも、その人は今まで、「つらい現実からは逃げて生きてきた人なんだね。」と思いました。

たしかに、その人は

「もう少し勉強すればあの大学も受かってた。」とか

「あの人が文句言うと仕事をする気なくす。」など、

いつも「もう少し頑張れば私はできる」発言や、相手のせいにすることが多いです。

でも、「そのもう少しの勉強ができなかったんでしょ。」とか

「他人から文句言われる程度でなくすやる気など、本当のやる気ではない」と思うんです。

 

だから、その人にとっては、耐えがたい「流産」は、目をそらしたいものなのだと。

 

でも、私は、

「真実は真正面から受け入れなきゃ前にすすめない。」

「逃げるのは、自分の人生を捨てたものだ。」という信条があります。

 

ちゃんと、その信条をプライベートなことでも貫いていたことはすっごくうれしかったです。

 

 

この信条は仕事でも貫いています。

だから、生徒に対して、すっごく厳しい態度をとってしまったりして、

生徒を泣かせてしまうこともあります。

 

自分が完全に正しいとは思えないんですが、

昔、入試に落ちたときのフォローをする際に、

「もっと早くから勉強していれば受かっていた。」と

生徒に言われ「そうだね、だから大学受験でがんばろ!」と返答したり、

「先生のせいだ」と生徒に優しい先生のフリをして、

「落ちた」ことから目をそらす先生でいたとき、すっごく嫌だったんです。

だって、入試に落ちたのが、「勉強不足」や「先生のせい」にしていたら、

毎回失敗したときはだれかのせいにする生徒になってしまうじゃん、と。

 

でも、ある先生の「真実」を追う、面談や対応を見て、感動し、

自分も「真実を受け止める」ことに決心したあとは、

すっごく厳しいですが、生徒の言い訳を許さず、

「真実」は「真実」として受け止めなければ「前に進めない」、という厳しい姿勢をとることにしました。

その「真実を受け止める」姿勢が身に着くと、

どんな困難にも負けず、生きていく力が養われえるような気がします。

 

だから、もしかして今回、入試で失敗をした人たちは、責めるとか落ちた原因をすぐ考えるのでなく、

「落ちた」

その現実をまず心の底から受け入れる努力をすることが一番大切だと思います。

ただ、それはとっても難しく、怖いことなんですが、がんばってほしいんです。

そのように言う理由は

実は完全に受け入れると、自分に足りなかったのは何か、が自然にわかり、

その後なにをすればいいか、ということが考えられ、前向きになってくるからなんです。

そういう場合は、次の受験では失敗が少なくなります♪

 

ではでは、お互い、前を向いて生きていけるようにがんばっていきましょう!

 

 

 


平城宮跡地に行ってみました(去年のことです)

2011年02月14日 16時13分08秒 | おすすめ☆歴史スポット

すーっごく、前の話になるのですが(去年)、

奈良の平城京遷都1300年祭のメイン会場、

奈良市にある平城宮跡に行ってきたので、

そのレポートをば。

 

710年に奈良市(平城京)に都がうつされ、

平城京で奈良時代の政治が動かされ、文化が華やぎました。

一時、聖武天皇による遷都が行われましたが、最終的に平城京に戻ってきました。

 

平城宮跡は、すっごく広大で、端から端まで歩くだけで、のんびり歩いていたら30分以上かかります。

宮殿のあった平城宮だけでこれだけ広いんだから、平城宮を中心とした平城京の都はどれだけ広く、

すごかったのかがわかります。

 

平城宮跡には、朱雀門(下の写真。撮影は2007年あたり)や

太極殿(上の写真。2010年撮影)、

庭園なども再現されていて、当時の状況に思いをはせることもできます。

 

また、祭り中は、奈良時代の衣装(天平衣装)も着ることができましたので、着てみました♪

 

 

平城宮は、実際に行ってみると、東大寺がどこにあるのか、どのような地形で奈良時代は過していたのか、

がすごくわかるので、歴史を勉強するにはすごく大切な場所の1つだと思います。

 

あとおまけで、平城宮ではなく東大寺や春日大社の写真。

あまりの暑さで、池に入っている、奈良公園の鹿たち。

 

 去年(2010年)の夏はほんとに暑かったですね・・。