予定1509


予 定 1509



ラジオ「宗教の時間」9/27
 NHKラジオ第2「宗教の時間」9月27日午前8時半 - 9時の放送は、アンコール、日本脱カルト協会理事・川島堅二「空白の時代に~若者にひろがるカルト~」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、俳人、専立寺住職・大峯顕「俳句と仏教」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」9/27
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」9月27日午前5時 - 6時の放送は、花園大学教授・安永祖堂「人生是公案」です。
 同番組の9月26日午後1時 - 2時の再放送は、仏教学者・竹村牧男「シリーズ 日本仏教のあゆみ~信と行~ 第六回 慕われる僧たち」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」9/20
 NHKラジオ第2「宗教の時間」9月20日午前8時半 - 9時の放送は、俳人、専立寺住職・大峯顕「俳句と仏教」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、武蔵野大学名誉教授・山崎龍明「シリーズ 親鸞聖人からの手紙 第6回 子の義思い切りたり」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」9/20
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」9月20日午前5時 - 6時の放送は、仏教学者・竹村牧男「シリーズ 日本仏教のあゆみ~信と行~ 第六回 慕われる僧たち」です。
 同番組の9月19日午後1時 - 2時の再放送は、シリーズ私の戦後70年、文化人類学者・加藤九祚「こころの壁を超える」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」9/13
 NHKラジオ第2「宗教の時間」9月13日午前8時半 - 9時の放送は、武蔵野大学名誉教授・山崎龍明「シリーズ 親鸞聖人からの手紙 第6回 子の義思い切りたり」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、元独立学園高校長・安積力也「教えること 育つこと」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」9/13
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」9月13日午前5時 - 6時の放送は、シリーズ私の戦後70年、文化人類学者・加藤九祚「こころの壁を超える」です。
 同番組の9月12日午後1時 - 2時の再放送は、アンコール、浄土門主・伊藤唯眞「生死を超えるいのちを信じて」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」9/6
 NHKラジオ第2「宗教の時間」9月6日午前8時半 - 9時の放送は、元独立学園高校長・安積力也「教えること 育つこと」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、アンコール、京都大学地域研究統合情報センター教授・林行夫「東南アジアの生きた仏教」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」9/6
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」9月6日午前5時 - 6時の放送は、アンコール、浄土門主・伊藤唯眞「生死を超えるいのちを信じて」です。
 同番組の9月5日午後1時 - 2時の再放送は、佐喜眞美術館館長・佐喜眞道夫/作家・徐京植「シリーズ 私の戦後70年 沖縄でコルヴィッツと出会う」です。
 Eテレ・こころの時代
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新刊1509


新 刊 1509



死では終わらない物語について書こうと思う
釈徹宗=著 文藝春秋 1500円
〈僧侶でもある著者が、庶民から高僧までさまざまな時代の人々の死にざまを読み解き、「死=終わり」ではない日本人の死生観に迫る。「死に関する情報」はあふれているのに「死に関する物語」は貧弱な社会に生きる、現代人必読の書。〉



道元禅師の『典座教訓』を読む
秋月龍みん=著 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1200円
〈「食」における禅の心とはなにか。道元が禅寺の食事係である典座の心構えを説いた一書を現代人の日常の視点で読み解き、禅の核心に迫る。解説 竹村牧男〉



死者の花嫁 葬送と追想の列島史
佐藤弘夫=著 幻戯書房 2400円
〈墓、先祖、幽霊 その常識を覆す死後についてのパースペクティブ。葬送のあり方が多様化する今、従来の葬送文化とそれを支えてきた「死生観」を問う〉


平安京と中世仏教 王朝権力と都市民衆
上川通夫=著 吉川弘文館 2800円
〈平安後期から鎌倉初期までの200年間、平安京は飢饉や戦など、多様な災害をこうむり危機に瀕した。その一方、天皇家や貴族の寺院群建設で平安京は仏教都市化していく。果たして平安京における仏教の拡大は救済の深化たり得たのか。過酷な環境のなか住民自らが獲得した救いの思想はあったのか。仏教史の観点から、平安京が辿った歴史を捉え直す。〉

日蓮 殉教の如来使
田村芳朗=著 読みなおす日本史 吉川弘文館 2200円
〈他宗論難や折伏で、過激・強硬と思われている日蓮だが、弟子・信徒に同情・憐憫の言葉をかけ、共に悩み苦しむ優しい人柄であった。残された手紙や著作から生涯や思想を読み解き、多くの人々を引きつける魅力に迫る。〉

空海の文字とことば
岸田知子=著 歴史文化ライブラリー 吉川弘文館 1700円
〈遣唐使として学んだ梵字や「五十音図」とのかかわり、異体字、文房四宝(筆・墨・紙・硯)の製作、教育機関「綜芸種智院」の構想など、空海にまつわるさまざまなエピソードを紹介。三筆(橘逸勢・嵯峨天皇)との交流に触れつつ、書や文字、ことばをめぐる空海の姿をたどる。〉

比叡山と高野山
景山春樹=著 読みなおす日本史 吉川弘文館 2200円
〈日本の仏教を塗り替えた最澄と空海。同時期に唐に渡り、帰国後は人里離れた深山に本拠を構えるなど相似点は多い。しかし、両者の性格や教壇の有様は異なる。延暦寺と金剛峯寺の成立・発展の歴史を追い、特質を考える。〉


禅の名僧に学ぶ生き方の知恵
横田南嶺=著 致知出版社 1944円
〈臨済宗大本山・鎌倉円覚寺管長が語る日本一スゴい禅僧列伝。7人の名僧のスゴいエピソードから、生き方の知恵を学ぶ。無学祖元、夢窓疎石、正受老人、白隠禅師、誠拙周樗、今北洪川、釈宗演〉


語りだす奈良 118の物語
西山厚=著 ウェッジ 1620円
〈なぜ二度も焼かれた東大寺大仏は再造され、お水取りは1264年の間、一度も途切れず続いてきたか。阿修羅像誕生に隠された秘話とは。本書の中で、西山さんはすばらしい答えを教えてくれます。 物騒がしい現代日本にとって、奈良の伝統は大切なたからもの。「古くて新しい」場所、奈良の魅力に気づかされる1冊です。〉


大乗経典の誕生 仏伝の再解釈でよみがえるブッダ
平岡聡=著 筑摩選書 筑摩書房 1836円
〈ブッダ入滅の数百年後に生まれた大乗経典はどんな発想で作られ如何にして権威をもったのか。「仏伝」をキーワードに探り、仏教史上の一大転機を鮮やかに描く。〉


知っておきたい仏像と仏教
今井淨圓、廣瀬良弘、村越英裕、望月真澄=著 宝島社 778円
〈「仏像」のご利益や見方、装い、手の形・持物の違いをイラスト満載で紹介するとともに、各宗祖の教えやしきたりなど、「日本の仏教と宗派」を完全図解。仏像と日本仏教13宗派のことを、わかりやすく解説します。〉

空海 風信帖の謎
別冊宝島 宝島社 994円
〈国宝「風信帖」3通から空海と最澄2人の天才の交流を読み解くとともに、宗教家の域をはるかに超え、日本の文化・思想に大きな足跡を残した空海10の謎に迫ります。空海ゆかりの地・高野山、東寺、四国八十八ヶ所遍路の詳細も解説しています。〉

よくわかる仏像ハンドブック
 池田書店 1296円
〈頭の総論部分(一部)および代表的な如来、菩薩、明王、天部についての解説には英訳も掲載。外国人にも理解してもらえます。代表的仏像を見られる全国約150の寺院リストつき。〉

ほんとうの法華経
橋爪大三郎・植木雅俊=著 ちくま新書 筑摩書房 1188円
〈仏教最高の教典・法華経が、サンスクリット原典から全面改訳された。植木雅俊によるその画期的な翻訳の秘密に橋爪大三郎が迫り、ブッダ本来の教えを解き明かす。〉
ほんとうの法華経 (ちくま新書)

誤解だらけの日本美術 デジタル復元が解き明かす「わびさび」
小林泰三=著 光文社新書 光文社 799円
〈実は真っ赤な阿修羅、きらめいていた銀閣、ド派手な風神雷神…。私たちが「わびさび」の芸術として親しんでいる国宝は、初めからもののあわれで、渋くて枯れた趣だったわけじゃない。最新のデジタル技術で国宝の「本来の姿」を復元し、制作当時の「環境」を理解すれば、日本美術の見方がガラリと変わる!〉


そうだったのか! 般若心経
大谷徹奘=著 悟空出版 1000円
〈奈良・薬師寺の人気僧侶が書いた、いちばんわかりやすい『般若心経』の本。 『般若心経』には不思議な魅力がある。唱えれば、ふっと心が軽くなる。書き写せば、苦しいとか、悲しいとか言っている自分がちっぽけに感じてくる。僧俗を問わず唱えられる〝国民のお経〟には、「生き方の指針」が示されている。〉


水木しげるの日本霊異記
水木しげる=著 角川書店 1620円
〈雷様のお告げによって生まれた怪力の子供・蛇丸の化け物退治――。平安時代前期に書かれた日本最古の仏教説話集『日本霊異記』から七話を水木しげるが漫画化。この世ならざるモノたちを描いた妖怪譚の決定版!〉


河口慧海
高山龍三=著 日外アソシエーツ 19440円
〈河口慧海(1866~1945)の初の本格的個人書誌。旅行記・仏教書・記録資料などの全著作、慧海について国内外の研究文献・批評・記事など3,800件を収録、人物像と全業績がわかる〉

仏教図像学 インドに仏教美術の起源を探る
田中公明=著 春秋社 2600円
〈1500年の歴史をもつ日本仏教美術の伝統を踏まえつつ、最近、新たな発掘・調査によって急速に知見が拡大しつつあるインドに目を向け、仏教図像の象徴体系を仏教の故国インドに遡って考察するとともに、インドの仏教美術を継承したネパール・チベット・東南アジア、日本の仏教美術の源流であるシルクロード地域・中国・朝鮮半島の作品も視野に入れ、アジア全域にわたる文化交流の歴史を明らかにする〉


実習サンスクリット文法
吹田隆道=編 春秋社 2700円
〈荻原雲来著『実習梵語学』(1916年刊)の新訂版。明治期の文語体で書かれていたスタイルを一新、親しみやすく現代語に改め、さらに原典研究に必要な基本文法の理解と確認を目的として、初心者でも体系的かつ着実に文法を習得できるよう、演習問題などを適宜掲載し、より実用的なものにした。〉


仏の真理のことば註(一) ダンマパダ・アッタカター
及川真介=訳註 春秋社 16000円
〈パーリ経典の小部に含まれる「法句経」と、その注釈書「ダンマパダ・アッタカター」の全訳。本巻は「法句経」第1品から4品までとその注釈を収録。〉
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記事1509


記 事 1509



大法輪10月号 大法輪閣 870円
 病を予防するために 仏教からのヒント
   仏教と医療 互いに学ぶこと/帯津良一
   第一部 仏教が教える未病対処法
   長命のお坊さんの健康法/豊嶋泰國
   食と仏教 肉体を養う食と知恵を育む食/佐藤達全
   経典に出てくる治療法と薬/影山教俊
   仏教の修行と健康法/井上ウィマラ
   名僧の死の覚悟と死因/百瀬明治
   漢方医学と仏教の関わりの歴史/水野修一
   気功養生の視点で読み解く白隠禅/廖赤陽
   第二部 僧医が教える 予防法
   心疾患と死の意識/小松良哉
   脳血管障害予防と五つの偈/田中雅博
   生活習慣病(糖尿病・高血圧・肥満など)/田畑正久
   肝臓疾患と因果/与芝眞彰
   こころの病と仏教/斉藤大法
   お坊さんで鍼灸師が教える養生法/樺島勝徳
 阿弥陀三尊と板碑埼玉の古刹・向徳寺/佐藤泰司
 正直正路/門谷日悠
 キュウリ一本の修行/ネルケ無方
 師・安田理深論第二回(下)相応学舎/本多弘之
 唯識実践講座(六)〈唯識〉の基本思想/横山紘一
 新・にっぽん聖地巡拝の旅〈一三〉津軽から下北、恐山へ/玉岡かおる
 漱石・明暗を行く 胃病死の謎を解く(十五)/山崎光夫
 慈悲のかたち 仏教ボランティアを通して(21)/大菅俊幸
 老子随想〈十四〉/蜂屋邦夫
 私の「縁は異なもの」ピーターラビットの泣き顔/太田治子
 鉄笛
   「残欠」のこころ/小川軽舟
   二〇一五年夏の上海で/和田博文
   「十本の指」/佐々木正祐
 追悼・石川洋先生/坂岡嘉代子
 〈戦後七十年〉日本宗教界の潮流(その三)/太田信隆
 あなたのための『修証義』入門(5)/大童法慧
 道元の思想と書(20)/岩井孝樹
 日蓮紀行(61)他国侵逼の難/福島泰樹
 夜郎自大の三十年 戦前日本を省みる2/横田喬
 青の洞門伝説異聞/阿賀佐圭子
 東北に住む広島原爆被爆体験者の言葉(下)/岸野亮哉
 すべては生じ、消え行くアニッチャー/西村仁美
 コラム仏心を問う10 分かることと分からないこと/形山睡峰
 雑学から学ぶ仏教(63)明治維新に学ぶ2/瓜生中
 中国語でひもとく『般若心経』2 語り・發呆爺爺/村越英裕
 短編小説 老いの最果てに/小嵐九八郎
 山頭火の風景 つくつくぼうし鳴いてつくつくぼうし/田主誠
 遍路で学ぶ生きる知恵(88)高齢者を取り巻く厳しい生活実態/武田喜治
 井戸端けんこう談義(38)携帯電話はどう使う/立川らく朝
 大法輪アーカイブス 野鳥の慈父 中西悟堂(上)/杉本苑子

月刊住職9月号 興山舎 年間購読12600円
 葬儀の「お布施」が業者に搾取されている許しがたい事実
 開運商法の祈祷詐欺に加担した住職が告白する手口と実際
 首都圏で始めた大霊園の利権をめぐり兄弟2カ寺が檀家を巻き込んで争う核心
 秘仏がなくても大丈夫!どのお寺でもできる「ご開帳」成功法
 宗派によって伽藍被災への復興支援金が相当異なる訳
 檀家に「ペットを安楽死させてもよいか」と聞かれたら住職は赦すか
 拝観料を「今よりも払ってもいい」という世論調査結果と住職のホンネ
 「レンタル墓」まで登場する時代にお寺のお墓はこれからどうなるのか
 悩める高齢者や障害者にお寺を全開放した住職の介護仏教心
 陛下そして皇室の宗教を改めて知るために かつて天皇は仏教に帰依していた
 盆踊り全国漫遊記「仏教のお祭りを活性化させるために盆踊りのルーツを辿る」
 日日是薩婆訶(3)/玄侑宗久
 地元新聞記者の寺院現況リポート〔6〕
 第10回本誌「住職関心事アンケート」結果(3)
 寺院・住職に直言提言
   マリ・クリスティーヌ「生き方のお手本」
   熊谷達也「災後の小説と宗教」

在家佛教10月号 在家仏教協会 453円
 鈴木大拙を読み直す『仏教における浄土教理の発達』/長谷正當
 良寛さまの禅の心/竹村牧男
 宗祖への思い ―日本仏教の切り口―/藤本淨彦
 〈ありがとう〉と〈あたりまえ〉/鈴木隆泰
 まつりの力/黒崎浩行
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新刊1508


新 刊 1508



弔いの文化史 日本人の鎮魂の形
川村邦光=著 中公新書 中央公論新社 880円
〈日本人は天災や戦争によって非業の死を遂げた者をどのように弔ってきたのか。『古事記』『日本書紀』を起点に仏教説話集『日本霊異記』の世界に分け入り、念仏結社を作った源信、女人救済を説いた蓮如らによる弔いの作法を歴史的に辿る。さらに死者の霊を呼び寄せる巫女の口寄せ、ムカサリ絵馬や花嫁・花婿人形の奉納など現在も続く風習を紹介し、遺影のあり方をも考察。古代から東日本大震災後まで連なる鎮魂の形を探る。〉


大阪のおばちゃん超訳 ブッダの言葉
釈徹宗=監修、大阪のおばちゃん井戸端愛好会=編訳 PHP研究所 1296円
〈大阪のおばちゃんがブッダの言葉を超訳したら?! 心を揺さぶる言葉をおばちゃんの笑える日常となぞらえて紹介。悩みが軽くなる一冊。〉


与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記
澤田瞳子=著 光文社 1600円
〈時は奈良時代。聖武天皇が命じた東大寺大仏造営事業は、まだ端緒に就いたばかり。労役に当たるため、故郷から造仏所に徴発されてきた若者・真楯(またて)は、仏が本当にいるなど、思ったためしがない。だが、造仏所炊屋(かしきや)の炊男・宮麻呂が作る絶品の飯を心のよりどころに、仲間たちに支えられながら厳しい労苦に耐えるうち、しだいに食とは、仏とは何かに気付いていく。現在、最も注目される著者が描く、傑作時代小説!〉


別冊宝島 日本の山岳信仰
鈴木正崇=監修 宝島社 1200円
〈本誌は日本人の精神文化の根底にある山岳信仰を概観し、各地の個性ある山々の信仰と歴史の実態を豊富な写真、絵画、資料などを使ってご紹介します。日本の三大霊場をはじめ、富士山、今年1200周年を迎える高野山、北陸の名峰・白山、死者の魂が集まる青森・恐山、四国随一の修験道の山・石鎚山など個性豊かな山々が登場します。〉

人間らしさ 文明、宗教、科学から考える
上田紀行=著 角川新書 KADOKAWA 864円
〈社会の過剰な合理化や「AI」「ビッグデータ」の登場により、ますます人間が「交換可能なモノ」として扱われている現在。どうすればヒトはかけがえのなさを取り戻すことができるのか? 文化人類学者が答えを探る。〉


新装版 空海入門 本源への回帰
高木元=著 法藏館 1800円
〈日本密教の礎を築き、日本仏教史上に大きな足跡を残した仏教者・空海。数々の伝説に彩られたがゆえに、不鮮明となった「人間空海」の生き様と思想を、遺された著作と書簡から浮き彫りにした、オリジナリティー溢れる入門書、堂々の復刊〉

出家的人生のすすめ
佐々木閑=著 集英社新書 集英社 720円
〈2500年前、釈迦が本来説いた仏教によれば、出家とは世を捨てることではなく、社会からの支援を前提に、やりたい事を一生かけて追求することを意味した。精神的成熟を実現するための出家的生き方。〉


四國遍禮道指南 全訳注
眞念=著、稲田道彦=訳注 講談社学術文庫 講談社 1080円
〈1687年に板行された『四國遍禮道指南』は、四國遍路の起源を示す重要な文字史料であると同時に、江戸から明治期にかけてロングセラーとなった実用的なガイドブックでもありました。本書では、原本の読み下し、現代語訳、語釈に加え、現在の地名や現在の状況、現代の地図上に原本の内容を反映させたものも掲載します。読むだけでなく、実際に遍路する方々のガイドともなるように作成しました。〉

總持寺の歴史 増補新版
竹内道雄、尾崎正善=著 吉川弘文館 2160円
〈曹洞宗の大本山總持寺は広く世界に開かれた禅苑である。新たに口絵、本文図版、用語解説、振り仮名、近年までの記述、年譜の補訂を加えた増補新版。二祖峨山禅師六百五十回大遠忌を迎える總持寺の歴史を知るための必読書。〉

なるほど浄土真宗
佐々木義英=著 本願寺出版社 1080円
〈浄土真宗本願寺派で、もっとも親しまれている聖典である『日常勤行聖典』を詳しく解説。浄土真宗の教えと歴史を基礎から学ぶ。「聖典とは何か」「おつとめの意味」「聖典に書かれている内容」など、幅広い観点から解説する。〉

人生はブレていい。 平成の一休さんのポジティブ・トンチのすすめ
泰丘良玄=著 ワニブックス 1296円
〈すべての悩みの根っこは、「罪悪感」にあり。自分を責め続けてしまう“自己否定の習慣”を、見方をチェンジする「ポジティブ・トンチ」で変えていく! 一休さんと同じ臨済宗のお坊さんから学ぶ、平常心のすすめ。〉


白描画による仏像の見方図典
香取良夫=著 論創社 5400円
〈挿絵師として五十年間、各地の仏像を墨線画で描いてきた著者による“白描画仏像の集大成”。一〇〇尊像の御利益と由来も、詳らかにし、仏具などの関連画一八〇点も併録する〉

壊れた仏像の声を聴く 文化財の保存と修復
籔内佐斗司=著 角川選書 KADOKAWA 1728円
〈形あるものはかならず消滅する。しかし日本に数多くの美しい仏像が残されているのは、修復の専門家が連綿と活躍し続けてきたからだ。仏像修復の第一人者が、修復現場でこそ出会えた仏の美と日本人の信仰を明かす。〉

禅、ていねいな生き方
永井宗直=著 知的生きかた文庫 三笠書房 580円
〈一つ実践するごとに、毎日がより快適になっていく――あなたの人生が好転する、「ていねいな生活」のすすめ。〉

最期にビハーラは何ができるか
福永憲子=著 自照社出版 1800円
〈在宅死より病院死が圧倒的に多い現代人の「死」を取り巻く環境の中、終末期の患者の周辺では何が起こっているか。シシリー・ソンダースのホスピスから仏教のビハーラ施設の誕生の経緯、今求められている宗教的ケアと「日本的看取り」のあるべき姿を、長年の看護師経験をもとに、宗教社会学、死生学の分野より論述。〉

曽我量深 講話録〈一〉
曽我量深=著 大法輪閣 2700円
〈本講話録(全五巻)は、曽我量深先生が全国各地で一般の人々に向かって説いた貴重な講話を講話年代順に編集した初の書籍化〉

四国歩き遍路 気づきと感謝の旅
武田喜治=著 大法輪閣 1900円
〈定年後の念願であった「歩き遍路」―豊かな自然、さまざまな人々、そして新たな自分と出会う感謝と感動のお遍路紀行〉

信仰についての対話 Ⅱ
安田理深=著 大法輪閣 2000円
〈真に「親鸞教学」と言いうる信念内容を、曽我量深師から受け継ぎ、自己自身の思索で肉付けしていた安田理深師の言葉がここにある。〉
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記事1508


記 事 1508



東洋経済8月8日・15日号 東洋経済新報社 690円
 お寺とお墓の大問題
  仏教界に迫り来る危機。 無残! 寺が朽ち果てる
  石井研士「地方の寺は3割以上が消える」
  誰もが知りたい寺院経営 「寺の収入と支出すべて見せます」
  早わかり解説 日本の歴史を変えた高僧7人
  墓じまい・改葬・永代供養 どうする?実家のお墓
  島田裕巳「宗派や寺を脱し、もっと自由に」
  樹木葬、期限付き墓地 「寺院墓地に新たな動き
  私たちが僧になる理由とは?
  シニア世代、仏教にはまる
  上田紀行「寂聴さんを継ぐスターがいない」

大法輪9月号 大法輪閣 870円
 お坊さんが教える葬儀・仏事の中身としきたり
   第Ⅰ部 各宗派式次第と意味・読むお経
   第Ⅱ部 主な仏事 一般の人が関わる仏事、参加できる仏事
   第Ⅲ部 日本仏教各宗 家庭の仏事の基本としきたり
   仏壇のまつり方の基本 最低限のしきたり
   お勤めの仕方の基本 最低限のしきたり
   付録 お坊さんが教えるここだけの話
 作家・玉岡かおるさんが行く諏訪大社/若林純
 雨奇晴好/稲垣宗久
 戦後七十年特別提言 戦争・平和・憲法/加藤俊生
 師・安田理深論第二回(上)相応学舎/本多弘之
 唯識実践講座(五)〈唯識〉の基本思想/横山紘一
 新・にっぽん聖地巡拝の旅〈十二〉神長官史料館から諏訪大社へ/玉岡かおる
 漱石・明暗を行く 胃病死の謎を解く(十四)/山崎光夫
 慈悲のかたち 仏教ボランティアを通して(20)/大菅俊幸
 老子随想〈十三〉/蜂屋邦夫
 仏教の眼 心経『慈眼堂歌日記』戦後七十年に誦む/衣斐弘行
 私の「縁は異なもの」猛暑/太田治子
 鉄笛
   経営の語源/小松章
   舌を抜く者は誰か/福井栄一
   その時、サザエさんがいた?/橋佳子
 〈戦後七十年〉日本宗教界の潮流(その二)/太田信隆
 あなたのための『修証義』入門(4)/大童法慧
 天台思想入門〈12〉/新田雅章
 道元の思想と書(19)/岩井孝樹
 日蓮紀行(60) 隣国の聖人 かの国よりおしよせなば/福島泰樹
 コラム 仏心を問う9 正受と不受/形山睡峰
 ほっと一息ブッダのことば2 諸行無常/吉田真譽
 夜郎自大の三十年 戦前日本を省みる/横田喬
 リトル・サトリと喪の作業1/百武正嗣
 東北に住む広島原爆被爆体験者の言葉(上)/岸野亮哉
 気まぐれ新シリーズ 暮らしに生かす禅ライフのすすめ8/花岡博芳
 内なる天が下で恩讐は彼方に 苛め抑止について(下)/木井昭一
 雑学から学ぶ仏教(62) 明治維新に学ぶ1/瓜生 中
 中国語でひもとく『般若心経』1 語り・發呆爺爺/村越英裕
 山頭火の風景 朝湯こんこんあふるるまんなかのわたくし/田主誠
 遍路で学ぶ生きる知恵(87)夏の「阿波の一国参り」/武田喜治
 井戸端けんこう談義(37)大口開けてくれる商売/立川らく朝
 大法輪アーカイブス 法話六十年/金子大栄

月刊住職8月号 興山舎 年間購読12600円
 開運詐欺に複数の伝統仏教寺院や住職が加担しているのは本当か!?
 宗派の職員に経費詐取や窃盗が頻発するのは倫理か宗派の採用問題か
 お寺の建築物が被災したら宗派は助けてくれるのか!?
 お寺の収入だけでは暮らせない若き住職たちの窮乏生活と未来への道
 学校の教科書に仏教や宗祖について誤解を招く記述がある!?
 日日是薩婆訶/玄侑宗久
 盆踊りこそお寺も地域も元気にさせるお祭りに(2)
 地元新聞記者の寺院現況リポート〔5〕
 供養の尊さを育んでいる「虫送り」を守るお寺とその地域に学ぶ
 カルト教団や非行に走る青少年を命がけで救い続ける住職あり
 第10回本誌「住職関心事アンケート」結果(2)
 宗派そして宗派の最高議決機関で論議されていることは寺院や住職のためなのか
 寺院・住職に直言提言
   大林宜彦「あしたの日本の空が青く青く澄みわたるように」
   玄月「うまくできていること」

在家佛教9月号 在家仏教協会 453円
 ここに幸あり/田上太秀
 鈴木大拙を読み直す『浄土系思想論』/山下秀智
 祈りのない宗教――浄土真宗/市川幸佛
 グローバル倫理と仏教/佐々木惠精
 アーミッシュの人々/大河原眞美
 マインドフルネスのすすめ/長谷川洋介
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