新刊1505


新 刊 1505



お天道さまは見ている
赤川浄友=著 国書刊行会 1404円
〈「お天道さま」「おかげさま」「ご先祖さまに顔向けできない」は、日本人のふつうの生き方でした。かつてお寺は日本人の生活の一部でした。お坊さんは町や村の人たちの先生でした。日常の話題をとりあげた親しみやすく楽しい法話で、仏教をふたたび身近なものにします。仏教にまったく関心がなかった人のための、今、もっともわかりやすい仏教入門書。〉

ブッダ伝 生涯と思想
中村元=著 角川ソフィア文庫 角川学芸出版 1080円
〈煩悩を滅する道をみずから歩み、人々に教え諭したブッダ。出家、悟り、初の説法など生涯の画期となった出来事をたどり、人はいかに生きるべきかを深い慈悲とともに説いたブッダの心を、忠実、平易に伝える。〉

現代仏師と読み解く 聖なる異形の仏像
江里康慧=監修 ムック 綜合図書 1512円

日本仏像史講義
山本勉=著 平凡社新書 平凡社 860円
〈飛鳥の古拙美から平城京における古典の完成、平安の和様、中世の古典回帰、近世の円空仏まで、仏像の歴史を概説。別冊太陽版に補筆〉

法華経 永遠のいのちの教え
北川前肇=著 春秋社 2700円
〈古来より日本人に親しまれ、「諸経の王」とも謳われた大乗仏典、法華経。伝統的な天台・日蓮思想の法華経理解をベースに、柔らかな宗教的・信仰的立場から、法華経を丹念に読み解く。心に深く染み入る感動の書。〉

仏画入門
山田美和=著 堀内伸二=解説 春秋社 1852円
〈いま中高年を中心に高い人気を誇る仏画と写仏。その基礎から実技の展開と応用までを具体的に示し、あわせて背景にある仏教や経典の確かな解説を付して、写仏と仏画の実際を総合的に贈る、入門書の決定版。〉
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新刊1504


新 刊 1504



ひらがなで読むお経
大角修=著 角川ソフィア文庫 角川学芸出版 734円
〈般若心経、一枚起請文、光明真言、大悲心陀羅尼ほか、23の有名経文を原文と意訳を付した大きな「ひらがな」で読む。漢字や意味はわからなくてもすらすら読める、「お経の言葉〈小事典〉」付きの決定版。〉

刺さる言葉 「恐山あれこれ日記」抄
南直哉=著 筑摩選書 筑摩書房 1600円
〈死者を想うとはどういうことか。生きる苦しみは何に由来するのか。「生きて在ること」の根源を問い続ける著者の、思索と洞察の書〉

アジアの社会参加仏教 政教関係の視座から 現代宗教文化研究叢書5
櫻井義秀・外川昌彦・矢野秀武=編著  北海道大学出版会 6920円
〈グローバリゼーションが進展し,社会が大きく変貌しつつある現在,人々のつながりや絆を再構築する宗教の役割が注目されている。本書は,そうした今日的な宗教の役割を考える狙いから,アジア諸国における仏教の社会的役割の多様な実態を明らかにし,また,その実態を規定する各国特有の政教関係(政治と宗教の関係)を検証する。〉

東チベットの宗教空間 中国共産党の宗教政策と社会変容 現代宗教文化研究叢書4
川田進=著  北海道大学出版会 7020円
〈1930年代から現在にいたるまでの東チベット(チベット自治区の隣接地域)の宗教状況を中国共産党の宗教政策から明らかにし,チベット問題解決の糸口を探る。20年以上にわたる現地調査と文献調査に基づいた,他に類を見ない実証研究の成果。〉

生と死を考える 宗教学から見た死生学 北大文学研究科ライブラリ8
宇都宮輝夫=著 北海道大学出版会 2160円
〈長く宗教学を研究してきた著者が,「いかに生き,いかに死ぬか」という死生学の根源的問題について,死生観と宗教との関係から,深く考察した。エリザベス・キューブラー=ロス,ジェフリー・ゴーラー,エリック・エリクソン,ヴィクトール・フランクルをはじめ,多くの思想家・研究者の考えを紹介しながら,著者の思索をわかりやすく提示した1冊。〉

世界三大宗教の教科書
ムック 洋泉社 1200円
〈いまと明日を見通すために知っておきたい世界三大宗教の知識がこの1冊に! ニュースや国際問題の深層がわかる!〉

マンガでわかる世界の宗教
白取春彦=監修 宝島社 1000円
〈宗教がわかれば世界が見える!最低限知っておきたい世界の三大宗教について、予備知識のない初心者でもわかりやすく学べる入門マンガです。〉

禅の言葉 随処に主と作れ!
佐々木奘堂=著 本心庵 1300円
〈私が宗教に関心をもち始めて三十年ほど経つ。私なりに、仏教や禅とは、どのような教えか、どのような方法かを探究してきた。のような私の遍歴を語ったものを記したのが第二部である。〉

新・日本の歴史 国の成り立ちと仏教伝来 縄文時代~奈良時代
山折哲雄=監修 大角修=著 小峰書店 2916円
〈縄文土器にこめられた祈りは? 聖徳太子の憲法とは? なぜ奈良の大仏はつくられたのか? 鎮護国家の仏法とは何だったのか?〉

新・日本の歴史 貴族と平安仏教 平安時代
山折哲雄=監修 大角修=著 小峰書店 2916円
〈最澄と空海の仏教とは? 平安貴族が願った極楽往生とは? 地獄になぜ地蔵菩薩がいるのか? 京都の清水寺が人気のわけは?〉

新・日本の歴史 武士と新仏教の誕生 鎌倉時代
山折哲雄=監修 大角修=著 小峰書店 2916円
〈鎌倉の八幡宮と大仏はなぜつくられたのか? 親鸞・道元・日蓮など新仏教の開祖は何を説いたのか? 蒙古襲来で神風は吹いたか?〉

鈴木正三著作集Ⅰ
加藤みち子=編訳 中公クラシックス 中央公論新社 1800円

鈴木正三著作集Ⅱ
加藤みち子=編訳 中公クラシックス 中央公論新社 1800円
〈本書では、深い見識を持ち、世俗の機微に通じた正三の側面が現れる。「世法即仏法」を説法する正三が、語録『驢鞍橋』で二王禅や勇猛精進の修行の意義を示す。〉

九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史
山本聡美=著 角川選書 角川学芸出版 1944円
〈腐敗し白骨化してゆく亡骸の様子を克明に描く「九相図」。仏教とともに伝来し、日本に深く根を下ろしたこの図像には、生と死、そして肉体の無常をめぐるいかなる想いが秘められているのか。豊富な図版とともに探る。〉

思いがけない日本美術史
黒田泰三=著 祥伝社新書 祥伝社 880円
〈従来の時代順の美術史ではわからなかった、その面白さを画題ごとに見ることで、あぶりだします。長谷川等伯「松林図屏風」や仙「老人六歌仙画賛」、「彦根屏風」など、著者の考える日本絵画史上、重要な十二点の作品を取り上げて解説。ちょっとした「鑑賞のツボ」を知ることで、その人なりの絵の見かたを見つけることができます。〉

図説 地図とあらすじでわかる! 山の神々と修験道
鎌田東二=著 青春新書インテリジェンス 青春出版社 1210円
〈富士山・高野山・出羽三山・金峯山・立山・御嶽山・恐山・高尾山…日本人はいつ、どのようにして「山」を崇めるようになったのか。観音信仰、羽黒権現、火渡り、護摩焚き、鎖禅定…知られざる山岳信仰の源流をたどる。〉

お釈迦さまの薬箱
太瑞知見=著 河出書房新社 1350円
〈お経のひとつ「律蔵」に綴られている、お釈迦さまの時代の食べ物や生活様式など。現代の健康維持にも共通点が多いお釈迦さまの知恵を、住職で薬剤師の著者が分かりやすく紐解いた好エッセイ。〉

死者のざわめき 被災地信仰論
磯前順一=著 河出書房新社 2691円
〈被災地の地蔵たちにこめられた祈りに信仰の根源を見つめ、そこから東北の闇、そして日本の深部における宗教を問いなおす旅をはじめる。新たな東北-信仰-被災地論。〉

仏教からはみだした日常語 語源探索
小林祥次郎=著 勉誠出版 1944円
〈律儀、道楽、内証や覚悟、自業自得に四苦八苦…。何気なく口にしている日常のことばのルーツに実は仏教が隠れていた! ことばの持つ本来の意味をずらしながら、自在に使い慣らしていく日本人のエスプリを垣間見る語源探訪エッセイ。〉

仏教文明の転回と表現 文字・言語・造形と思想
新川登亀男=編 勉誠出版 10584円
〈仏教という異文明は、造形や言語・文字表現、思想にいかなる変容・転回をうながしたのか。仏教はどのように咀嚼され、造形や言語・文字表現、思想のなかに再生されていったのか。〉

仏教文明と世俗秩序 国家・社会・聖地の形成
新川登亀男=編 勉誠出版 10584円
〈仏教という異文明との遭遇は、世界の構築にどのような影響をもたらしたのか。仏教が浸透していくことで生じた世俗秩序や諸宗教・民俗儀礼などとの交差や融合をとらえ、仏教による世界の共生と差異化のメカニズムを描き出す。〉

明恵上人夢記 訳注
奥田勲・平野多恵・前川健一=編 勉誠出版 8640円
〈鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。〉

シリーズ日本人と宗教(4)勧進・参詣・祝祭
島薗進、高埜利彦、林淳、若尾政希=編 春秋社 3200円
〈近世になって聖地や信仰が新たに誕生し、そこへの参拝・巡礼が民衆に流行したことに焦点を当てて、開帳やおかげ参り、金毘羅参りなどの事例から、近世から近代にかけての民衆の意識とそれに対応する宗教者の動向を詳細に論じる。〉

ラモットの維摩経入門
É.ラモット=著 高橋尚夫=監修 =西野翠訳 春秋社 4600円
〈ラモットの名著『仏訳維摩経』の序論は、経典中の重要なテーマを悉く取り上げ、膨大な資料を用いてそれらを詳しく解説した、非常に優れた仏教概論といえる。本書はその翻訳。〉

千日回峰行を生きる
光永圓道=著 春秋社 1800円
〈断食・断水・不眠・不臥の堂入りの行など、比叡山に伝わる超人的な荒行、回峰行とは何か。千日回峰行を満行し、今年、十二年籠山行をも満行した大阿闍梨が、その全てを赤裸に語る、驚異の書。〉

白隠ものがたり 夜船閑話に寄せて〈新版〉
おおいみつる=著 春秋社 1800円
〈正受老人との運命的な出会い、及び健康法の書としても有名な「夜船閑話」に自ら記す白幽子からの教導を軸に、青年白隠が禅の正道と安心の境を求めて彷徨した魂の苦闘の跡を物語る異色の伝記小説。〉

『法華経』日本語訳
ひろさちや=著 佼成出版社 1944円
〈「誰もが気軽に読めて、楽しめる日本語訳をつくりたい」と訳出に挑みました。そのために、①会話文の話者が誰なのかを明確にする、②散文(長行)の内容を繰り返している韻文(偈文)は訳さない、③教学的な解釈には踏み込まない、などに配慮するとともに、巻末に用語解説を付しました。小説を読むように読み進められる、斬新な翻訳『法華経』です。〉

なりきる すてる ととのえる もう苦しまないための『維摩経』講座
釈徹宗=著 PHP文庫 PHP研究所 670円
〈ブッダの弟子も怖れをなした「維摩」の超哲学が炸裂! ドラマチックでためになる初期大乗仏教典の傑作『維摩経』を釈住職が楽しく解説。〉

空海と高野山 世界遺産・天空の聖地・開創1200年
頼富本宏=監修 PHP研究所 1404円
〈はじめて訪れる高野山のガイドブックとして、広大な高野山めぐりではずせない見学ポイントである大門・檀上伽藍・奥の院ほか、高野山ならではの泊まれるお寺、宿坊などもご紹介します。また、空海の深遠な教えの入門編として、その著書「三教指帰」「秘蔵宝訳」など代表的なものをわかりやすく読み解きます。さらに、空海の珠玉の名言を現代超訳で楽しめます。〉

新版 高野山の精進料理
高野山真言宗総本山金剛峯寺=監修 学研パブリッシング 2808円
〈2015年、高野山真言宗は開創1200年を迎える。多くの行事、法会、また大衆向けイベントが行われる。この機をとらえ「高野山の精進料理」の精神と実際の膳、一品料理を豊富な写真とともに紹介。合わせて高野山真言宗の世界についても解説する。〉

そうだ、高野山がある。
片山恭一=著 小平尚典=写真 バジリコ 1600円
〈人々は高野山へ向かう。様々な思いを込めて。真言、曼荼羅、生と死、宇宙の真相、そして近代システムへの疑義。不出世の思想家〈弘法大師空海〉と山の深い神秘に導かれた思索する小説家の書き下ろし紀行。〉

アジア学の宝庫、東洋文庫 東洋学の史料と研究
東洋文庫=編  3024円
〈アジア地域の歴史文献95万冊を所蔵する、東洋学研究の一大拠点、東洋文庫。その多彩かつ貴重な史料群は、いかにして収集・保存され、活用されているのか。学匠たちが一堂に集い、文庫の歴史と魅力をひもとき、深淵な東洋学の世界へ誘う〉

仏教現世利益事典
豊嶋泰國=著 興山舎 3100円
〈収録50項目・掲載寺社索引付き〉

文化と宗教・基礎用語辞典 授業、講義、キャリアのための101の基本概念
ベアーテ=イレーネ・ヘーメル、トーマス・シュライエック=編著 海鳴社 円
〈世界至るところで起きている社会的変動。そのプロセスに向き合う今日、熱い議論の中心は二つの領域、文化と宗教である。それらはさまざまに重なり、交差する。それがこの『基礎用語事典』の対象である。この小事典は101の項目を擁し、最終的には、高校の授業、大学の講義・ゼミ、さらには職業人の教養のためといった種々異なる要請に応えようとするもの。〉

仏教のすべてを英語で語ろう Talking about Buddhism in English
ジェームス・M・バーダマン=著  IBCパブリッシング 1500円
〈外国人観光客が「仏教」について抱きそうな疑問をまとめ、誰でも活用できるようバーダマン先生がシンプルな英文と日本語の対訳で解説します。〉

めくるめく信州仏像巡礼
武笠朗=監修 長野県信濃美術館=編集 信濃毎日新聞社 1800円
〈善光寺御開帳(2015年4~5月)を記念して県信濃美術館で開く「“ いのり” のかたち」展の出展仏像を中心に、信州の仏像を紹介。普段は拝むことができない秘仏や、重要文化財を含む約100 躯の仏像を掲載しました。〉

「美術的に正しい」仏像の見方 30歳からの仏像鑑賞入門
布施英利=著 ワニブックスPLUS新書 ワニブックス 972円
〈第1章では奈良、京都、関東、韓国、インドの仏像を訪ね、来歴や特徴を紹介。続く第2章では仏像の誕生から終焉までを歴史的にひも解く。〉

あそぶ神仏 江戸の宗教美術とアニミズム
辻惟雄=著 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1200円
〈白隠の禅画、空海の仏像から北斎の浮世絵まで。『奇想の系譜』など、日本美術史の傍流に光をあててきた大家が知られざる近世仏教美術の魅力に迫る。〉

密教アート入門
真鍋俊照=著 ちくま新書 筑摩書房 860円
〈密教をアートから眺めると、すっきりと本質を理解できる。曼荼羅など視覚美術のみならず、人間の五感に訴えかけて自然と繋がる、秘術の根源がここに明かされる。〉

謎解き般若心経
平野純=著  河出書房新社 1944円
〈「色即是空」の文法的誤り等、今や研究者間で“地に堕ちた経典”といわれる般若心経。大乗と密教の間に誕生し、空思想とマントラという異質なものを抱えた経典の驚異の力に迫る最新入門。〉

南方熊楠 日本人の可能性の極限
唐澤太輔=著 中公新書 中央公論新社 880円
〈民俗学、生物学などに幅広く業績を残した南方熊楠。「てんぎゃん(天狗さん)」とあだ名された少年時代、大英博物館に通いつめた海外放浪期。神社合祀反対運動にかかわり、在野の粘菌研究者として昭和天皇に進講した晩年まで。「日本人の可能性の極限」を歩んだ生涯をたどり、その思想を解き明かす。〉

医療文化と仏教文化
田畑正久=著 本願寺出版社新書 本願寺出版社 648円
〈医療と仏教の両方の世界に身をおいてきた著者が、日本の医療が抱える問題を明かし、その解決のための「仏教」を語る。〉

日本の哲学をよむ 「無」の思想の系譜
田中久文=著 ちくま学芸文庫  1200円
〈近代を根本から問う日本独自の哲学が一九三〇年代に生まれた。西田幾多郎・田辺元・和辻哲郎・九鬼周造・三木清による「無」の思想の意義を平明に説く。〉

見仏記 メディアミックス篇
いとうせいこう、みうらじゅん=著  角川書店 1728円
〈仏像めぐる仏友二人の旅シリーズ最新刊は、人気番組『新TV見仏記』の裏側を明かす初めてのメディアミックス版! そしていつもの二人旅は広島へ……次々と起こる奇跡とは! 仏像大使としての活躍も大紹介!〉

なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか 仏教と植物の切っても切れない66の関係
稲垣栄洋=著 幻冬舎新書 幻冬舎 800円
〈仏教ではさまざまな教義が植物に喩えて説かれ、寺や墓のまわりも仏教が尊ぶ植物で溢れている。人気植物学者が、仏教が理想とした植物の生きる知恵を楽しく解説。植物と仏教の新たな魅力に溢れる一冊。〉

あなたがいるから生きられる 小さなお寺の法話集
山本英照=著 イースト・プレス 1080円
〈福岡・北九州の小さなお寺の和尚さんが、ふだん檀家さんに聞かせている法話をまとめた一冊。人はどう生きるべきか。正しく生きるとはどういうことか。おなじみの温かみあふれる北九州弁で、すべての人たちに、人と人との絆の大切さを説きほぐします。〉

死を思えば生が見える 日本人のこころ
山折哲雄=著 PHP研究所 1296円
〈自殺者が年間3万人を超える日本。独自の視点で日本人の宗教観や心の問題をとらえる著者が、日本人がよりよく生きるヒントを語る。〉

世界遺産マスターが語る高野山 自分の中の仏に出逢う山
尾上恵治=著 新評論 円
〈「ナショナル・ジオグラフィック」から日本で唯一、2015年に訪れるべき世界20選に選ばれました! 開創1200年記念出版。金剛峯寺前管長・松長有慶氏へのインタビュー掲載。観光ガイドブックでは絶対に知ることのできない高野山!〉

江戸の法華信仰
望月真澄=著 国書刊行会 2808円
〈法華信仰抜きで江戸文化は語れない! 江戸で〈祖師〉といえば〈日蓮〉を指すほど人気を博した法華信仰。町人の願いに応えた現世利益の数々やその信仰形態を豊富な写真とともに紹介する、江戸の法華信仰ガイドブック。〉

スッタニパータ[釈尊のことば]全現代語訳
荒牧典俊、本庄良文、榎本文雄=訳 講談社学術文庫 講談社 1080円
〈原始仏典の中でも最古層とされる『スッタニパータ』。最初期の仏教思想と展開を今に伝えるこの経典は、釈尊に直結する教説がまとめられ、師の教えに導かれた弟子たちが簡素な生活のなかで修行に励み、解脱への道を歩む姿が描き出される珠玉の詞華集である。2400年前の金口直説を平易な現代語で読む。〉

円空仏
フォレスト出版 2500円
〈黒い背景で撮影されることが多い円空仏。本書は白い背景にこだわり、写真家グレート・ザ・歌舞伎町が美しく撮りおろした写真によって、円空が生涯願い続けた「衆生済度」の思想を、往年の円空ファンのみならず、若い世代や海外の方へも直感的に分かりやすく伝え、円空入門書として活用できるように構成したスタイリッシュで画期的なビジュアルブックです。〉

医師と僧侶が語る 死と闘わない生き方
玄侑宗久、土橋重隆=著 ディスカヴァー 1080円
〈「現代人は死を恐れすぎている」と語る、禅僧にして芥川賞作家・玄侑宗久と「ガンは闘おうとすると治らない」と語る、先端医療の第一人者である外科医・土橋重隆による、生と死をめぐる異色の対談が実現!〉

なぞるだけで心が癒やされる 写仏入門
政田マリ=監修 小酒句未果=イラスト 宝島社 880円
〈「現代人は死を恐れすぎている」と語る、禅僧にして芥川賞作家・玄侑宗久と「ガンは闘おうとすると治らない」と語る、先端医療の第一人者である外科医・土橋重隆による、生と死をめぐる異色の対談が実現!〉

草木成仏の思想 安然と日本人の自然観
末木文美士=著 サンガ 2160円
〈日本古来の自然観を代表するかのように扱われる「山川草木悉皆成仏」という言葉。だが、仏教史上そのような言葉は存在しなかった――この驚愕の事実を、日本を代表する仏教学者が解き明かす。本書では、これら「草木成仏論」に日本ではじめて向き合った、平安時代の仏教思想家・安然の著作を読み直し、日本人の自然観の本質に迫る。安然『斟定草木成仏私記』現代語訳を収録〉

真宗門徒はどこへ行くのか 崩壊する伝承と葬儀
蒲池勢至=著 法藏館 1800円
〈真宗門徒はどのように生き死んでいったのか。時代の変化によって門徒の信仰生活が崩壊しつつある現実と、激変する葬儀のあり方を問い直すことにより、人間にとって信仰とは何かを探る。〉

清沢満之が歩んだ道 その学問と信仰
藤田正勝=著 法藏館 1900円
〈苦難に満ちた生涯を辿り、その人となり、思想や学問・信仰の形成過程を、現代人の視点から論じた恰好の入門書。年表・文献ガイド付き。〉

考証 日本霊異記 上
本郷真紹=監修 山本崇=編集 法藏館 8000円
〈日本最古の説話集『日本霊異記』を、歴史学の手法で初めて読み解く。興福寺本を底本に、校異、注釈を行い、地図や新刻の説話等の関連史料を網羅。「日本霊異記」史料の決定版。〉
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予定1505


予 定 1505



ラジオ「宗教の時間」5/31
 NHKラジオ第2「宗教の時間」5月31日午前8時半 - 9時の放送は、宮城県南三陸町上山八幡宮禰宜・工藤真弓「波あとに 椿咲くいのちの道を」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、仏典童話作家・渡邊愛子「童話で伝えたいブッダの物語」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」5/31
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」5月31日午前5時 - 6時の放送は、光徳寺前住職・藤田徹文、アンコール「日常の仏法」です。
 同番組の5月30日午後1時 - 2時の再放送は、奈良大学教授・上野誠「“聖典”として読む万葉集」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」5/24
 NHKラジオ第2「宗教の時間」5月24日午前8時半 - 9時の放送は、仏典童話作家・渡邊愛子「童話で伝えたいブッダの物語」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、東京大学教授・丸井浩「“無分別”との出会い」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」5/24
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」5月24日午前5時 - 6時の放送は、奈良大学教授・上野誠「“聖典”として読む万葉集」です。
 同番組の5月23日午後1時 - 2時の再放送は、仏教学者・竹村牧男「シリーズ 日本仏教のあゆみ~信と行~(二)法華思想の開花」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」5/17
 NHKラジオ第2「宗教の時間」5月17日午前8時半 - 9時の放送は、東京大学教授・丸井浩「“無分別”との出会い」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、武蔵野大学名誉教授・山崎龍明「シリーズ 親鸞聖人からの手紙 第2回 臨終の善し悪しを問わず 第十六通」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」5/17
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」5月17日午前5時 - 6時の放送は、仏教学者・竹村牧男「シリーズ 日本仏教のあゆみ~信と行~(二)法華思想の開花」です。
 同番組の5月16日午後1時 - 2時の再放送は、長崎県大村市・禅心寺住職・金子真介「釈尊の遺言~仏遺教経から」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」5/10
 NHKラジオ第2「宗教の時間」5月10日午前8時半 - 9時の放送は、武蔵野大学名誉教授・山崎龍明「シリーズ 親鸞聖人からの手紙 第2回 臨終の善し悪しを問わず 第十六通」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、明治学院大学・青山学院女子短大講師・豊川慎「平和学からの問いかけ」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」5/10
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」5月10日午前5時 - 6時の放送は、長崎県大村市・禅心寺住職・金子真介「釈尊の遺言~仏遺教経から」です。
 同番組の5月9日午後1時 - 2時の再放送は、アンコール、作家・青木新門「生死を生きる」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」5/3
 NHKラジオ第2「宗教の時間」5月3日午前8時半 - 9時の放送は、明治学院大学・青山学院女子短大講師・豊川慎「平和学からの問いかけ」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、尼僧・勝本華蓮「仏教の根底にあるもの」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」5/3
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」5月3日午前5時 - 6時の放送は、アンコール、作家・青木新門「生死を生きる」です。
 同番組の5月2日午後1時 - 2時の再放送は、金峯山寺一山宝勝院住職・田中利典「花に祈る 山に祈る」です。
 Eテレ・こころの時代
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予定1504


予 定 1504



ラジオ「宗教の時間」4/26
 NHKラジオ第2「宗教の時間」4月26日午前8時半 - 9時の放送は、尼僧・勝本華蓮「仏教の根底にあるもの」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、真宗文化センター所長・今井雅晴「東国の親鸞聖人」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」4/26
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」4月26日午前5時 - 6時の放送は、金峯山寺一山宝勝院住職・田中利典「花に祈る 山に祈る」です。
 同番組の4月25日午後1時 - 2時の再放送は、仏教学者・竹村牧男、シリーズ「日本仏教のあゆみ~信と行~ 第一回 日本仏教の夜明け」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」4/19
 NHKラジオ第2「宗教の時間」4月19日午前8時半 - 9時の放送は、真宗文化センター所長・今井雅晴「東国の親鸞聖人」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、武蔵野大学名誉教授・山崎龍明、シリーズ 「親鸞聖人からの手紙(1)親鸞聖人の生涯と“御消息”」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」4/19
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」4月19日午前5時 - 6時の放送は、仏教学者・竹村牧男、シリーズ「日本仏教のあゆみ~信と行~ 第一回 日本仏教の夜明け」です。
 同番組の4月18日午後1時 - 2時の再放送は、シリーズ 禅僧ティク・ナット・ハン 第二回「ひとりひとりがブッダとなる」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」4/12
 NHKラジオ第2「宗教の時間」4月12日午前8時半 - 9時の放送は、シリーズ 武蔵野大学名誉教授・山崎龍明「親鸞聖人からの手紙(1)親鸞聖人の生涯と“御消息”」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、政治学者・姜尚中「悪ではなく愛によって」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」4/12
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」4月12日午前5時 - 6時の放送は、シリーズ 禅僧ティク・ナット・ハン 第二回「ひとりひとりがブッダとなる」です。
 同番組の4月11日午後1時 - 2時の再放送は、シリーズ 禅僧ティク・ナット・ハン 第一回「怒りの炎を抱きしめる」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」4/5
 NHKラジオ第2「宗教の時間」4月5日午前8時半 - 9時の放送は、政治学者・姜尚中「悪ではなく愛によって」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、上智大学教授・雨宮慧「信じるということ」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」4/5
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」4月5日午前5時 - 6時の放送は、シリーズ 禅僧ティク・ナット・ハン 第一回「怒りの炎を抱きしめる」です。
 同番組の4月4日午後1時 - 2時の再放送は、アンコール、詩人・長田弘「風景を生きる」です。
 Eテレ・こころの時代
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