記事0709


記 事 0709



一枚の繪10月号 一枚の繪 820円
 四季の花の寺めぐり

良寛さんニュース第19号 雑誌『良寛』編集事務局 メールマガジン
 倉敷で 生誕250年記念「良寛」展 開催!

パティパダー10月号 日本テーラワーダ仏教協会 600円
 智慧の扉: 無常の見方と「無価値論」
 巻頭法話:「虚ろな老いぼれ」と「年長者」
 根本仏教講義:人生改良計画6:善友は仏道の全て
 釈尊の教え・あなたとの対話(122):慈悲は真理の生き方
 パーリ経典を読む:沙門果経(32)
 Mindfulness in Plain English:気づき(5)
 パーリ語アイウエ?オ(62)
 ジャータカ物語(94)スジャーター物語
 スマナサーラ長老の著書をたどる(その2)

読売新聞9/27付(Web 大手小町 >とれたて!ミックスニュース) 読売新聞社
 お寺で 友達の輪…中高年が同好会活動
   合唱・水墨画・そばうち…

読売新聞9/25付(Web 関西発 >暮らし 社会 >こころのページ) 読売新聞社
 “共に考える”駆け込み寺
   自殺予防への取り組み

中外日報9/29付 中外日報社
 ミャンマー問題で緊急宣言文 妙心寺派定宗採択
 全十六案件を可決承認 妙心寺派第112次定期宗議会
 新年正月の御修法 常任委で配役を決める
 チベット絵解き長野で日本初口演 浄土宗西方寺

All About ガイドメールマガジン 神社・寺めぐり Vol.18 All About 神社・寺めぐり メールマガジン
 吉田、韓国旅の魅力を多いに語る
 奈良のお寺で秋のお花見

オモロイ坊主を囲む会通信 第112号 日本上座部仏教協会 メールマガジン
 オモロイ坊主の人生問答
   「海外赴任 引きこもる妻が心配です」
 ナニワの坊主の仏教入門 その85
   「根本煩悩その4…疑」

薫の葉書 2007/9/26 fromkiyama メールマガジン
 「祈りのことば」その八
   お地蔵さまの「代受苦」の誓い

大仏さんのつぶより情報210号 奈良県広報広聴課 メールマガジン
 鹿くんのふ~んなるほど 吉野川のやな漁
 奈良県からのニュース なら動物愛護フェス ほか
 地域の話題 ムーンライトIN藤原京 ほか
 季節の伝統行事・特別開扉 奈良公園の鹿の角きり ほか
 花だより 秋篠寺、帯解寺、元興寺などの萩

お寺へ行こう! No.19 りらく メールマガジン
 りらくんのお寺むだ話 お寺訪問エピソード(7)K寺とのご縁
 仏教豆知識 六波羅蜜の話4

オール讀物10月号 文藝春秋 900円
 般若心経と日本人 夢枕獏×山折哲雄

中外日報9/25付 中外日報社
 九博で本願寺展 光真門主らテープカット
 「アーユルヴェーダ」普及に力 金峯山修験本宗信貞寺・徳永住職
 法然さんへの絵手紙 大遠忌記念事業で募集

大仏さんのつぶより情報210号 奈良県広報広聴課 メールマガジン
 鹿くんのふ~んなるほど 吉野川のやな漁
 奈良県からのニュース なら動物愛護フェス ほか
 地域の話題 ムーンライトIN藤原京 ほか
 季節の伝統行事・特別開扉 奈良公園の鹿の角きり ほか
 花だより 秋篠寺、帯解寺、元興寺などの萩

暮らしの中の仏教語 第194話 広大寺 メールマガジン
茶 結構

朝日新聞9/22付(本紙東京本社発行朝刊28面文化) 朝日新聞社
 歎異抄 思いっきり現代語訳
   今に通じる生きるヒント 出版続々

中外日報9/22付 中外日報社
 「宗制」改正を修正可決
   本願寺派臨宗「戦後処理」を完結
 「宗教文化士(仮称)」構想案で討論
   日本宗教学会、22年発足めざす
 三井宮司側 勝訴
   石川県の気多神社紛争
 国宝「善無畏像」五年ぶり公開
   総本山東寺宝物館秋の特別展

サライ19号 小学館 650円
 さらなる、新発見を求めて 京都へ

中外日報9/20付 中外日報社
 妙心寺派 災害ボランティア組織結成
 本願寺派臨宗、会期5日延長 宗制変更案審議
 宝塔に親鸞聖人の「遺骨」 京都の本願寺派常楽寺所蔵
 「行と身体の関係」討議 日本宗教学会が学術大会を開催
 WCRP四十周年事業 平城遷都1300年事業と連携で

薫の葉書 2007/9/15 fromkiyama メールマガジン
 「祈りのことば」その七 衆怨悉退散

中外日報9/15付 中外日報社
 護持負担金 導入へ管理規程案
 「宗制」改正など審議 本願寺派臨宗開く
 越智・小峰両氏に 第45回密教学芸賞
 死刑執行停止めぐり諸宗教の祈りの集い

中外日報9/13付 中外日報社
 身延山で新宗門運動「発願大会」 日蓮宗
 自殺問題や遺族のケア 本願寺派が「考える会」
 次期総長に黒髪寛延氏 大覚寺派臨宗満票で信任
 浄土宗の第1回「共生・地域文化大賞」 神戸の外国人支援団体に
 「蒙古塚」を再建 護持管理の勝立寺

オモロイ坊主を囲む会通信 第111号 日本上座部仏教協会 メールマガジン
 オモロイ坊主の人生問答! 「どんな修行をすればいいのでしょうか?」
 「死後の世界って何よ?」 お釈迦さんの見解とは
 ナニワの坊主の仏教入門 その84 「根本煩悩その3…慢」

中外日報9/11付 中外日報社
 雲水健康管理は僧堂の責任
   妙心寺派専門道場補佐員会議
 一部議案修正し全案可決
   大きな混乱もなく浄土宗定宗閉幕
 「ドイツ惠光」十五周年
   (財)仏教伝道協会
 「立正安国論」深め合う
   第1回「地涌塾」鎌倉に結集

大法輪10月号 大法輪閣 840円
 道元の言葉『正法眼蔵随聞記』
   正法眼蔵随聞記と懐奘禅師/東隆眞
   第一部 人生の大事
     生きる目的/青山俊董
     無常を思う/安藤嘉則
     心を整える/中野東禅
     清貧の教え/酒井大岳
   第二部 自己と他者
     自分を卑下しない/晴山俊英
     他者との関係/皆川廣義
     慈悲/関口道潤
     礼儀・慎み/能勢隆之
   第三部 仏教者の在り方
     仏道を学ぶ心構え/菊地亮道
     我見・我執を捨てる/須田道輝
     人情を離れる/藤田一照
     坐禅/前川睦生
 天台宗・若狭神宮寺/駒澤探道
 滋賀・尊住院を訪ねて
 不倒/則竹秀南
 慈悲の心/東伏見慈晃
 空海 いのち輝くことば「即」の一文字/寺林峻
 釈尊への問いかけ 仏教教団と葬祭/奈良康明
 曽我量深師はこう語った『親鸞の仏教史観』1/寺川俊昭
 仏教の眼 参院選に思う/中西智海
 私の「縁は異なもの」トリノの絵/太田治子
 鉄笛
   散歩の拾いもの/長山靖生
   日本とイギリスの死生観/水落潔
   ふるさとの景観/渡邊一民
   可能性の原理/竹田青嗣
 私の出会った仏教者 西村公朝師の想い出/田主誠
 小説良寛(十)/立松和平
 秘仏巡礼 異形の阿弥陀如来と最古級の大日如来石仏 大日寺/白木利幸
 お彼岸に供えたい御仏膳の作法/高梨尚之
 中世浄土教者の伝道/高山秀嗣
 だれでもわかる時宗入門(一)/朝野倫徳
 俳句と仏教的生き方 禅僧・松野自得の一生/石寒太
 ブッダのことば〈パーリ仏典入門〉小部経典7/片山一良
 新・『般若心経』入門 原典から読む『般若心経』8/渡辺章悟
 日蓮聖人『観心本尊抄』を読む(16)/北川前肇
 重々無尽のいのち 『華厳五教章』を読む(27)/竹村牧男
 心と身体に効く寺社 弘法寺の瞑想と唱題行/朝倉一善
 医は仏道認知症(4)脳細胞を増やす方法/高田明和
 仏教看護の可能性(4)仏教看護と感情/藤腹明子
 霞ヶ浦和尚の風言葉(23)/形山睡峰
 『涅槃経』入門3 だれにも仏性がある/田上太秀
 融通念佛宗と良忍上人1/吉村?英
 仏教なんでも相談室/鈴木永城
 遍路で学ぶ生きる知恵2 こだわりをやめる/武田喜治
 西行 歌と生涯 深山に澄む月/松本章男

寺門興隆9月号 興山舎 年間購読12600円
 墓地を使っていなければ受納した使用料も返すべきか
 震災検証 11カ寺本堂が全半壊した中越沖地震はよそごとにあらず 
 地震対策せぬまま伽藍倒壊で人命に被害が及んだら寺院の責任は?
 政治に直接参画する住職の志と現実   
 人形供養で寺院隆盛の方法と実際   
 都心池袋に芝居小屋を開き貧乏演劇人を支援する住職の伝道人生   
 小笠原に新寺建立を志すダイバー和尚   
 仏教37教団の布教スローガン初総覧
 連載 一目瞭然!寺院建築施行ファイル
 寺院・住職に直言提言
   最相葉月「極私的宗教体験」
   井狩春男「ご住職さま、本を書いてください」

暮らしの中の仏教語 第193話 広大寺 メールマガジン
 道 仏道 武道

お寺へ行こう! No.18 りらく メールマガジン
 りらくんのお寺むだ話 お寺訪問エピソード(6) K寺とのご縁
 仏教豆知識 六波羅蜜の話3 布施(2) 

大仏さんのつぶより情報209号 奈良県広報広聴課 メールマガジン
 鹿くんのふ~んなるほど ならサイクリングロード
 奈良県からのニュース 「家族団らん大賞」募集 ほか
 地域の話題 若草山秋の開山 ほか
 季節の伝統行事・特別開扉 大和ぼけ封じ大祭 ほか
 花だより 橿原神宮、橘寺の玉すだれ ほか

往生院メールマガジン59号 往生院六萬寺 メールマガジン

中外日報9/8付 中外日報社
 学者ら四国遍路テーマにシンポ
   日本印度学仏教学会
 「宗制」改正案を審議へ
   本願寺派、十三日に臨宗招集
 相国寺・金閣・銀閣名宝展
   パリで来秋開催へ
 成相寺、高野山真言宗を離脱
 縁日の毎月8日「黄檗ほていまつり」
   大本山萬福寺と地元協力

和樂10月号 小学館 1300円
 「京都」逍遙
   天才たちの「京の庭」、四つの物語
   樋口可南子の古寺きもの散歩
   「壬生狂言」 ありがたいやら、おもしろいやら

日経おとなのOFF 10月号 日経ホーム出版社 730円
 京都 最高の美
   楽園写真家・三好和義が東寺の「立体曼荼羅」に挑む
   京都 美仏案内
   エッセイ「思い出の京都」

朝日新聞9/6付(本紙東京本社発行朝刊26面文化) 朝日新聞社
 仏教、自殺とどう向き合う
   「法要手いっぱい」及び腰
   寺の外での活動も模索

心が豊かになる暮らしの情報 Vol.51 滝田商店 メールマガジン
 今月の一口法話
 秋のお彼岸
 歳時記 紅葉狩り
 浅草情報 聖天まつり・彼岸会ほか
 九月の節季と満月
 秋の名句 高浜虚子・松尾芭蕉

薫の葉書 2007/9/5 fromkiyama メールマガジン
 「祈りのことば」その六 第十八願 念仏の功徳

中外日報9/6付 中外日報社
 三祖五祖の遠諱も妙心寺で
   六祖全て一派法会に
 超宗派で御遠忌
   京都で「親鸞展」開く
 巡拝五百万人を迎えた
   淡路島七福神霊場会
 焦点に公金不正流用事件
   6日から浄土宗第91次定宗

読むと幸せになるメルマガ! #169 寺崎敬道 メールマガジン
 「傷」に用心

中外日報9/4付 中外日報社
 「仏教はスピリチュアル・ペインを治療」
    仏教看護・ビハーラ学会第3回大会開く
 無文老師の遺志実現へ
   チベット・セラ寺に復興支援
 小泉顕雄氏を起用
   大遠忌奉修事務局長に
 大谷派、死刑執行停廃止求め声明

ブルータス No. 624 マガジンハウス 650円
 国宝って何?
   仏像×5 奈良編
   仏像×5 京都編
   仏像×5 奈良・京都以外編
   神道×5
   仏画×5
   書跡×5

家庭画報10月号 世界文化社 1050円
 榊莫山、法隆寺へ
 世阿弥とわたし/瀬戸内寂聴さんインタビュー

中外日報9/1付 中外日報社
 人類愛善会モンゴルセンター
   首都ウランバートルでビル建設中
 大谷派門徒戸数を全国調査
   公平な募財制確立へ
 第24回世界仏教徒会議
   来年11月14~17日東京・浅草で
 北海道の高田派で開山聖人750回遠忌報恩大法会
   専誠寺に法主迎え
 伝統の「HEIAN」消える?不安のファン
   野球部ユニホーム変えないで…要望殺到

在家佛教10月号 在家仏教協会 440円
 仏とホトケのあいだ/佐々木宏幹
 菩薩の願い/丘山新
 中道とは何か/木村隆徳
 弘法大師信仰の寺・東寺/砂原秀遍
 何をよりどころとすればよいのか/服部育郎
 仏教界を揺るがす? コミュニケーション・ツール/松本圭介
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話題0709


話 題 0709



平等院阿弥陀如来坐像の修理が完了
 産経新聞(9/29付Web)によれば、平等院鳳凰堂で半世紀ぶりに行われていた本尊・阿弥陀如来坐像の大修理が終わり、9月29日に完成を祝う奉告式が行われました。金箔の剥落を防ぐため樹脂加工が施され、白毫には水晶が戻されました。天蓋も1世紀ぶりに修復し、ほこりが払われました。10月1日から拝観が再開されます。

反戦唱えた僧の名誉を真宗大谷派が回復
 京都新聞(9/28付Web)によれば、戦前に日本の軍事行動を批判して有罪判決を受け、真宗大谷派から処分された僧侶、故竹中彰元さんの名誉を、同派が回復させます。文献資料によると、竹中さんは1937年9月、出征兵士を見送る際に「戦争は罪悪であると同時に人類に対する敵であるからやめたがよい」と反戦を訴え、同年10月には法要の席で「今度の戦争は侵略のように考える」などと発言し、陸軍刑法で有罪となりました。

薬師寺東塔を1世紀ぶり解体修理へ
 朝日新聞(9/27付Web)によれば、薬師寺東塔の心柱に空洞や亀裂が目立つなど劣化が進んだため、数年内に解体修理されることになりました。解体は明治期以来1世紀ぶり。修理に伴う調査で、移築か新築かをめぐる古代史研究上の論争に決着がつく可能性が出てきました。

延暦寺明王院に平安創建期の建築材
 産経新聞(9/28付Web)によれば、比叡山延暦寺の明王院で1715年に建て替えられた現在の本堂の屋根裏や床下に平安時代後期のスギやヒノキ材が再利用されていたことが分かりました。滋賀県教育委員会によると、創建時の本堂の部材を屋根を構成する部材や梁、床板を支える横木など外側から見えない部分に少なくとも10種類で計65点を転用。延暦寺の建物は織田信長の焼き打ちで多くを焼失し、これまでは室町時代後期の瑠璃堂が現存する最古の建造物とされていました。

ミャンマー反政府デモを武力鎮圧
 産経新聞(9/26付Web)によれば、ミャンマーで軍事政権を批判する僧侶と市民らによるデモが連続9日目となった9月26日、軍事政権側の治安部隊が武力鎮圧に乗り出しました。治安部隊はデモ拠点となっているヤンゴン中心部シュエダゴン・パゴダの入り口を封鎖、さらにスーレ・パゴダ方面に移動した僧侶や市民約7000人と衝突、発砲したほか、警棒で僧侶を激しく殴打し、催涙ガスも放つなどして、僧侶を含め100人以上が死傷しました。

薬師寺白鳳伽藍の復興で回廊が完工
 読売新聞(9/24付Web)によれば、奈良市の薬師寺で9月24日、大講堂の東西両端から延びる回廊の完工式が営まれ、約2000人が渡り初めを行いました。同寺では1968年から写経勧進によって創建当時の白鳳伽藍を復興中。写経の総数は700万巻を超え、食堂、鐘楼などの再建で復興は完了します。

三十三間堂の門にペンキ
 産経新聞(9/23付Web)によれば、京都市東山区の三十三間堂の東側にある北門と東大門の2つの門に9月23日朝、灰色のペンキのようなものがかけられているのが見つかりました。両門は文化財指定は受けていません。東山署は器物損壊の疑いで捜査しています。

正倉院を平成23年度から本格改修
 産経新聞(9/22付Web)によれば、宮内庁が平成23年度から正倉院の屋根瓦などを改修します。大規模な修理は大正2年以来約100年ぶり。正倉院の瓦は約3万枚。目視調査でくぎが緩んで位置がずれたり、ひび割れた瓦を確認。瓦下の板の一部は雨水を吸収して腐っている可能性が高く雨漏りの心配があるといいます。

チベット族の中学生が落書きで拘束
 産経新聞(9/21付Web)によれば、中国甘粛省甘南チベット族自治州の男子中学生7人が9月上旬、村の警察施設の壁などに落書きをしたとして警察当局に拘束されたと国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチが発表しました。落書きは「チベット独立」やダライ・ラマ14世の帰還を求めるなどの内容。当初、生徒約40人が拘束され、7人以外は既に釈放されたといいます。

伝統技術「建て起こし」で寺を修復
 中日新聞(9/16付Web)によれば、新潟県中越沖地震で被災した柏崎市の延命寺で、江戸時代に建てられ、柱が約20度傾いた本堂を30本のワイヤで引っ張って元に戻す「建て起こし」という修復作業が進められています。建て起こしは古くから木造建物を取り壊さない修理に使われ、延命寺の場合、1億円以上が必要な新築に比べ建て起こしなら1700万円程度で済むといいます。

ドイツ首相がダライ・ラマと会談
 産経新聞(9/15付Web)によれば、ダライ・ラマ14世が9月23日にドイツを訪問し、メルケル首相と会談するとドイツ首相府が発表しました。首相府の報道官は「私的な会談」としながらも、中国内の人権問題を話し合うと述べました。中国政府は抗議のためドイツの駐中国大使を中国外務省に呼び出しました。

ヤンゴンで僧侶千人以上が軍事政権に抗議のデモ
 毎日新聞(9/18付Web)によれば、ミャンマーの旧首都ヤンゴンなど2カ所で9月17日、計1000人以上の僧侶が軍事政権を批判する無言のデモ行進をしました。僧侶団体は先に、(1)9月5日にパコックで燃料費高騰に抗議する僧侶に軍が威嚇発砲したことへの謝罪(2)物価値下げ(3)政治犯の釈放(4)民主化勢力との対話の4項目を政権に要求し、応じなければこの抗議行動を行うと表明していました。

常楽台の画軸に「親鸞の遺骨納めた」と墨書
 朝日新聞(9/18付Web)によれば、親鸞の遺骨を宝塔に納めたと記された墨書が、京都市下京区の同宗本願寺派の寺院・常楽台で見つかりました。今夏に同寺所蔵の親鸞肖像画「花の御影」の修復を市内の業者に依頼したところ、軸に「寛文7(1667)年、親鸞の遺骨を銀の筒に籠めた」「宝永3(1706)年、遺骨を取り出し、宝塔に納めた」と書かれ、木製の軸木には細工が施されて遺骨が納められるようになっていたといいます。

本願寺派が宗会で宗制改正を提案
 京都新聞(9/13付Web)によれば、浄土真宗本願寺派が宗派の最高法規である「宗制」の改正案を臨時宗会へ提案しました。9月15日に採決の予定。宗祖・親鸞と覚如、蓮如を除く歴代門主の「消息」を聖典に準じる扱いとしないなどの内容で、「現在の宗制に内在する課題や問題点を解消する」ための改正といいます。

真言宗大覚寺派、宗務総長に黒髪寛延氏
 朝日新聞(9/11付Web)によれば、真言宗大覚寺派の新しい宗務総長に、佐賀県武雄市の定林寺住職で同派財務部長の黒髪寛延(くろかみ・かんえん)氏が選ばれました。任期は11月15日から4年間。

慶州で1300年前の巨大仏像を発掘
 AFP通信(9/11付Web)によれば、韓国の慶州で1300年前に建造された巨大な仏像が、ほとんど無傷で発掘されました。高さ5.6m、重さ70トンの像は、完成直後に前面を下にして土に埋まったため、浸食を免れたとみられます。

京都の神社で鎌倉初期の大般若経を発見
 産経新聞(9/12付Web)によれば、京都市北部・久多地区の志古淵神社観音堂に鎌倉時代初期の書写とみられる保存状態の良い「大般若経」600巻がほぼ完全な形で残されていることがわかりました。京都市と大谷大学博物館の調査によると、法然の弟子である聖覚の直筆による書写の経典も含まれていました。聖覚の直筆はこれまで確認されておらず、貴重な資料だといいます。

ミャンマーのデモ拡大で僧侶も決起
 産経新聞(9/8付Web)によれば、ミャンマーで政府に対する抗議行動が全土に拡大し、僧侶もこれに参加しています。燃料の公定価格引き上げをきっかけに始まり、9月5日には中部マグェ管区のパコックで、治安部隊が僧侶300人のデモに威嚇発砲し乱闘騒ぎに。3人の僧侶を拘束する一方、僧侶側も治安当局者ら13人を軟禁。翌日に当局側が謝罪し、双方とも拘束者を解放したものの緊迫した事態が依然続いているといいます。

谷中の五重塔再建へ住民が基金準備
 日本経済新聞(9/4付Web)によれば、幸田露伴の小説「五重塔」のモデルとなった東京・台東の谷中五重塔の再建を目指して地元住民が動き始めました。放火心中で焼け落ちてから50年、今秋から署名活動で賛同者を集め、インターネットを使った基金設立の準備も進めるといいます。

米諮問機関が中国の活仏許可制を懸念
 産経新聞(9/2付Web)によれば、米政府の諮問機関「国際宗教の自由委員会」が、チベット仏教の「活仏」選出を事実上、当局の許可制とする中国の新規則が9月1日に発効したことに「強い懸念」を表明する声明を発表しました。大統領や国務長官に政策勧告する同機関は「ダライ・ラマの影響力低下を意図した措置であることは明らか」と指摘し、信仰の自由拡大に努めるよう促しています。
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予定0709


予 定 0709



ラジオ「宗教の時間」9/30
 NHKラジオ第2「宗教の時間」9月30日午前8時半~9時の放送は、圓照寺住職・谷川理宣「無明からの目覚め」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、愛知学院大学准教授・木村文輝「仏教の生死観」です。
 ラジオ第2・9/30番組表

テレビ「こころの時代」9/30
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」9月30日午前5時~6時の放送は、アーカイブス、京都大学名誉教授・河合隼雄(故人)「明恵・夢の旅」(1988年放送)です。
 同番組の同日午後の放送は、別番組のためありません。
 教育テレビ・9/30番組表

展覧会「本願寺展」9/22~11/18
 九州国立博物館で9月22日(土)から11月18日(日)まで、「親鸞聖人750回大遠忌記念 本願寺展 親鸞と仏教伝来の道」が開催されます。
 主催者情報:〈本展観はこの親鸞聖人750回大遠忌をひかえた記念事業の一環として開催されるもので、数ある本願寺ゆかりの文化遺産と美の中から、国宝4件、重要文化財24件を含む約130件が一堂に会します。開祖親鸞聖人および歴代門主の肖像・絵伝や、浄土真宗の教義を体系的に表し、後々の布教に大きな役割を果たした根本経典である「教行信証」など、また「国宝本願寺本三十六人家集」に代表される雅やかな古筆、堂宇・書院の室内を飾る荘厳華麗な障壁画群など、さらに西域仏教文化資料と大谷探検隊の足跡をご紹介します。〉

展覧会「仙がい・センガイ・SENGAI 禅画にあそぶ」9/1~10/28
 出光美術館で9月1日(土)から10月28日(日)まで、「仙がい・センガイ・SENGAI 禅画にあそぶ」が開催されます。
 主催者情報:〈仙がいはわが国最古の禅寺の住職で、博多の町人にこよなく愛された江戸時代のお坊さんです。ユーモラスで自由奔放なその書画は、現代の私たちが見ても「楽しくて、かわいい」と感じる不思議な魅力に溢れています。本展では、禅画を楽しみ、そこに込められた思いを読み解きながら、知られざる趣味人としての仙がいの実像にも迫ってみたいと思います。〉(仙がいの「がい」は「崖」の上の山がない漢字1字)

展覧会「平山郁夫 祈りの旅路」9/4~10/21
 東京国立近代美術館で9月4日(火)から10月21日(日)まで、「平山郁夫 祈りの旅路」が開催されます。情報サイト
 主催者情報:〈この展覧会では代表的な作品のなかから約80点が出品されます。「仏陀への憧憬」、「玄奘三蔵の道と仏教東漸」、「シルクロード」、「平和への祈り」の4章構成で、平山画伯の芸術の軌跡をたどります。〉

展覧会「院政期の絵画」9/1~9/30
 奈良国立博物館で9月1日(土)から9月30日(日)まで、特別展「美麗 院政期の絵画」が開催されます。情報サイト
 主催者情報:〈この展覧会は、優れた仏画や絵巻物、さらには白描図像などを中心として紹介しますが、これに絵画的な装飾の施された書跡、彫刻、工芸の名品を加えて、全体でよりゆたかな美の世界を構成し、当時の人々が創出した繊細優美な美の世界を見ようとするものです。あわせて、仏画や絵巻物を製作した絵仏師と絵師あるいは能筆とも言うべき存在にも注目します。〉

ラジオ「こころの時代」9/25~10/1
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」9月25日(火)~10月1日(月)の放送内容は次の通りです。
 9/25(火)生きる意味を考える(1)(H19.7.17)
       樹洩陽舎舎幹・栖雲幸雄
 9/26(水)生きる意味を考える(2)(H19.7.18)
       樹洩陽舎舎幹・栖雲幸雄
 9/27(木)道あり、往きて悔いなし(1)(H19.6.10)
        山岳写真家・白籏史朗
 9/28(金)道あり、往きて悔いなし(2)(H19.6.11)
        山岳写真家・白籏史朗
 9/29(土)茨城の懐に抱かれて(19.9.15取手市民会館収録)
        オカリナ奏者・宗次郎
 9/30(日)「わが人生の歌語り」第30回 
        作家・五木寛之/聞き手・須磨佳津江アンカー
 10/1(月)”気を込めて打つ” 刃物鍛冶40年
        和包丁職人・飯塚重房
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」9/23
 NHKラジオ第2「宗教の時間」9月23日午前8時半~9時の放送は、愛知学院大学准教授・木村文輝「仏教の生死観」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、教善寺住職・森田真円「“倶会一処”のこころ」です。
 ラジオ第2・9/23番組表

テレビ「こころの時代」9/23
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」9月23日午前5時~6時の放送は、禅文化研究所所長、花園大学前学長・西村恵信「自己を究める 一休の生涯から」です。
 同番組の同日午後2時~3時の放送は、牧師・太田愛人「パウロの手紙を語る(6)解放の福音」です。
 教育テレビ・9/23番組表

ラジオ「こころの時代」9/18~24
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」9月18日(火)~9月24日(月)の放送内容は次の通りです。
 9/18(火)土を生かし・土に生かされ 私の自然農法50年(1)
       農業・須賀一男
 9/19(水)土を生かし・土に生かされ 私の自然農法50年(2)
       農業・須賀一男
 9/20(木)音楽と文学を結ぶ水脈を求めて(1)
        ピアニスト、文筆家・青柳いづみこ
 9/21(金)音楽と文学を結ぶ水脈を求めて(2)
        ピアニスト、文筆家・青柳いづみこ
 9/22(土)核兵器の廃絶こそ、未来への希望
        長崎原爆被災者協議会会長・谷口稜曄
 9/23(日)絵本を作って半世紀(1)
        児童文学者・松居直
 9/24(月)絵本を作って半世紀(2)
        児童文学者・松居直
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」9/16
 NHKラジオ第2、「宗教の時間」9月16日午前8時半~9時の放送は、教善寺住職・森田真円「“倶会一処”のこころ」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、駒沢大学教授・片山一良「原始仏典“ダンマパダ”をよむ」(6)です。
 ラジオ第2・9/16番組表

テレビ「こころの時代」9/16
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」9月16日午前5時~6時の放送は、牧師・太田愛人「パウロの手紙を語る(6)解放の福音」です。
 同番組の同日午後2時~3時の放送は、服部美恵子「悲しみをこえて 銃で息子を失った母として」です。
 教育テレビ・9/16番組表

ラジオ「こころの時代」9/11~17
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」9月11日(火)~9月17日(月)の放送内容は次の通りです。
 9/11(火)宮沢賢治と人造宝石、そして私(1)
       宮沢賢治学会会員・白木健一
 9/12(水)宮沢賢治と人造宝石、そして私(2)
       宮沢賢治学会会員・白木健一
 9/13(木)死から生を考える(1)
        同朋大学大学院教授・田代俊孝
 9/14(金)死から生を考える(2)
        同朋大学大学院教授・田代俊孝
 9/15(土)守り続けた”鳴き砂の浜”
        琴引浜の鳴り砂を守る会会長・松尾庸介
 9/16(日)私の弱虫経営哲学(1)
        外食チェーン店経営・元岡健二
 9/17(月)私の弱虫経営哲学(2)
        外食チェーン店経営・元岡健二
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」9/9
 NHKラジオ第2、「宗教の時間」9月9日午前8時半~9時の放送は、駒沢大学教授・片山一良「原始仏典“ダンマパダ”をよむ」(6)です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、興禅寺僧堂師家・崎山祟源「自分との出会い」です。
 ラジオ第2・9/9番組表

テレビ「こころの時代」9/9
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」9月9日午前5時~6時の放送は、服部美恵子「悲しみをこえて 銃で息子を失った母として」
です。
 同番組の同日午後の放送は、別番組のためありません。
 教育テレビ・9/9番組表

テレビ「仏のこころを彫る」9/3
 NHK教育テレビ「趣味悠々」で9月3日午後10時~同25分に新シリーズ「仏のこころを彫る」が始まります。10月29日まで全9回。講師・松本明慶、ゲスト・桂雀々、要梅三枝子。
主催者情報:〈木との一期一会を大切に、そうして根気よく、じっくりと、あなたにしか彫れない、味わいのある佛さまを彫ってみてください。日々の話し相手となるわらべ地蔵や、大切な人の守護佛となるレリーフなど、世界に一体しかない、あなただけの「みほとけ」づくりに挑戦してみましょう。〉

ラジオ「こころの時代」9/4~10
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」9月4日(火)~9月10日(月)の放送内容は次の通りです。
 9/4(火)障害の克服と加護を求めて描く(1)
       仏像画家、元養護学校教諭・小田朝繁 
 9/5(水)障害の克服と加護を求めて描く(2)
       仏像画家、元養護学校教諭・小田朝繁 
 9/6(木)地図が語る戦争と平和(1)
        旅ジャーナリスト・菊地正浩
 9/7(金)地図が語る戦争と平和(2)
        旅ジャーナリスト・菊地正浩
 9/8(土)鳥にきく、鳥を描く(H19.8.18放送)
        画家・上村淳之
 9/9(日)新たな気づきと出会い 両手切断事故からの再出発(1)
        詩画家・大野勝彦
 9/10(月)新たな気づきと出会い 両手切断事故からの再出発(2)
        詩画家・大野勝彦
「ラジオ深夜便」番組表
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新刊0709


新 刊 0709



ブッダと龍樹の論理学 縁起と中道
石飛道子=著 サンガ 3465円
〈龍樹「中論」の論理学をブッダの阿含経典を根拠に解明する初めての試み!〉

テーラワーダ仏教の実践 ブッダの教える自己開発
ポー・オー・パユットー=著 サンガ 2625円
〈1980年代以降のタイ農村では、ブッダの教えを指導原理として、テーラワーダ僧侶の指導が積極的に開発問題に取り組んできた。本書は彼ら「開発僧」を思想的に支えたタイの碩学・パユットー師の講演記録である。〉

美の壺 円空と木喰
NHK「美の壺」制作班=編 NHK出版 998円
〈全国を行脚し、数多くの仏像を残した円空と木喰。素朴さの中に優美な表情を湛えた木像が、いまに生きる私たちを癒す理由とは……。〉

高松塚への道
網干善教=著 草思社 1785円
〈昨年急逝した彩色壁画の発見者による考古学一代記。マルコ山古墳やキトラ古墳などの発掘当時の興味深いエピソードなど、考古学の魅力を平易かつ熱く語り尽くす。〉

奈良名所むかし案内 ―絵とき「大和名所図会」
本渡章=著 創元社 1890円
〈江戸時代の大ヒット旅行書シリーズ「大和名所図会」6巻7冊から奈良名所と名場面を厳選し、絵ときスタイルという独自の趣向で古今の習俗や人間模様を活写する案内書。南都の寺、飛鳥の名所から四季の行楽地、修験の峰々や水辺、そして奈良人の暮らしや生業も題材にし、江戸期の奈良と現代をつなぐ生活文化や歴史・地理がわかる全30景の名所が登場。〉

般若心経と生きる 13人が贈る人生の指針
中日新聞出版部=編 中日新聞社 1600円
〈作家・立松和平氏、物理学者・池内了氏、日泰寺代表役員・鷲見弘明氏ら現代の英知が262文字に秘められた真理を読み解く。〉

あなたが生きている理由 平成の駆け込み寺・人生相談
戸澤宗充=著 家の光協会 1365円
〈家庭内暴力や借金、不倫などの悩みを抱える多くの女性たちを救ってきた駆け込み寺「サンガ天城」。この寺を建立した尼僧が、彼女たちとのやり取りを通して、生きている意味や喜びをやさしく説いてくれます。〉

のほほ~んと、一日一仏
松原泰道=文、武田仁=画 佼成出版社 1260円
〈あのロック界のスーパースター、QUEENのフレディ・マーキュリーをも魅了した不思議な仏画と、百歳の名僧によるひと口説法が1冊に! 眺めているだけで楽しめる新感覚のヴィジュアル仏教エッセイです。全31話。〉

歎異抄の深淵 異義篇
武田定光=著 雲母書房 1890円
〈従来、「師訓篇」は著者(唯円)が親鸞の言葉をそのまま聞いてまとめたもの。「異義篇」は、師訓篇の言葉を踏まえて唯円独自の思想を展開したものと考えられてきた。しかし、レコーダーで録音したように厳密に親鸞の言葉を記しているわけではないだろう。そこには、聞いた人間による変調が起こる。親鸞の生の言葉ではなく、受けとめた人間の言葉に変化していく。この変調が歎異抄の醍醐味である。〉

聖徳太子と斑鳩京の謎 ミトラ教とシリウス信仰の都
久慈力=著 現代書館 2100円
〈シルクロードから伝承された宗教・文化が古代日本の形成にどんな役割を果たしたのか? 聖徳太子と斑鳩京の歴史を徹底検証し、そこに秘められた古代宗教の大いなる足跡を明らかにし、国際色溢れる古代日本の文化多様性からわたしたちのルーツに迫る。〉

板碑と石塔の祈り 日本史リブレット31
千々和到=著 山川出版社 840円
〈中世の日本では、多くの石塔・板碑が作られた。これらは、なぜ、どのような祈りを込めて作られたのか、そして今まで、どのように残ってきたのだろうか。石に刻まれた銘文を読み解き、造形を詳細に調べながら、そこに込められた中世人の祈りの世界を探る。〉

禅の世界
奈良康明、沖本克己=著 丸山勇=撮影 東京書籍 34650円
〈日本人にとってのみならず,アジア諸地域の精神文化の大きな底流となって,広く社会生活に影響を与えている「禅」。その禅の世界を,豊富な写真とともに,文化史の立場から総合的にとらえた決定版。〉

私訳 歎異抄
五木寛之=著 東京書籍 1260円
〈親鸞の言行をまとめ,その思想を知る上で極めて重要な宗教書として読まれている『歎異抄』。戦中戦後の絶望的な著者の人生を救った永遠の名著を,氏自身が渾身の新訳で挑む。〉

禅語散策
田上太秀=著 講談社学術文庫 講談社 840円
〈挨拶とは、心で心を読むことである――。日常語になった禅のことば、著名な禅語の一つ一つに、人生の機微に触れる深い意味が込められている。人としてのあり方を示す禅語があり、さとりの風光をあらわす語句がある。活路を見出す教えがある。禅とは自己の本来性に目覚めることを教えるもの。禅のこころを生き生きと味わうための、「読む禅語辞典」。〉

竃神と厠神 異界と此の世の境
飯島吉晴=著 講談社学術文庫 講談社 1103円
〈土間の柱に異形の面を取り付け、火難よけや家の守護神として祀られた竃神。偶像化はされず、精霊的な存在として河童譚や出産の習俗などと深く結びついた厠神。日本家屋の暗所に祀られたこれらの神々は、生死や新旧を転換する強力な霊威をもち、此の世と霊界との出入口に宿った。昔話や儀礼、禁忌など伝承を博捜し、家つきの神の意味と役割を探る。〉

常識として知っておきたい日本の神様、仏様
ニッポン常識委員会=編 廣済堂ヒューマン文庫 廣済堂出版 600円
〈天照大御神を始めとする八百万の神々、如来や菩薩などあまたの仏様。歴史と伝 統の国ニッポンに古くから浸透していた信仰や知識だが、現代人はこの心の遺産を失いつつ ある。神様、仏様に関する基礎知識からその意外な素顔まで、日本人の心の原点を再発見す る一冊。〉

仏教の智恵が身につく本
田中治郎=著 中経文庫 中経出版 580円
〈「中道」「四諦八正道」など、お釈迦さまの悟りの内容をわかりやすく解説するとともに、お釈迦さまの入滅後、アジア諸国、そして日本へ伝わり、今日までどのように変化してきたのか、仏教の基本と大きな流れがつかめます。〉

よむ・みる・すわる はじめての禅宗入門
村越英裕=著 大法輪閣 1680円
〈禅宗の歴史・教え・修行道場のことが、すらすらわかる。易しい『般若心経』解説、すぐできる精進料理レシピも紹介。「おうち坐禅」で頭も心もスッキリ、ストレス解消。お葬式・結婚式の話……日常生活と禅を楽しく結ぶ! 楽しくて可愛いイラストもいっぱい!〉

ほっとする良寛さんの般若心経
加藤僖一=著 二玄社 1260円
〈日本人の心の故郷、良寛さんが書き遺した「般若心経」を元に、天衣無縫の書を味わいながら「無」の教えをひとことずつたどってゆきます。また、随所に加えた良寛さんの漢詩や和歌が折々の心境を語り、瀬川強氏のイメージ写真が心安まる雰囲気を醸し出します。〉

浄土真宗論
西山邦彦=著 法蔵館 2730円
〈浄土の真宗=浄土の真実とは何か。真宗の原点に帰ることを命題にしてきた著者半世紀にわたる思索の結晶。親鸞は苦悩する衆生のために「浄土真宗を謹んで按じた」という真宗教学論を新たに展開する。〉

共生する世界 仏教と環境
嵩満也=編 法蔵館 3780円
〈今差し迫った状況にある地球環境問題。その解決に向けて仏教はどのような視座を提供できるのか。ディープ・エコロジー、南方熊楠等、様々な角度からの論考・議論も収めた注目の書。〉

想いをかわす「般若心経」
木村才十=著 小学館文庫 小学館 1000円
〈本書は単なる写経の解説本ではありません。添付した専用写経用紙を京都・嵯峨野にある天龍寺の塔頭のひとつ「等観院」へ郵送すれば、すべて祈願供養します(受付は本書付属の専用写経用紙のみ。ただし納経料は無料)。そして、ご供養の証としてもれなく御朱印ハガキを進呈。〉

観音力
中村文峰=著 春秋社 1260円
〈字句の瑣末な解釈にとらわれることなく、禅的な視点から『観音経』の神髄を解説した書。「観世音菩薩を一心に称名することは、一?の坐禅を行ずることに等しく、観音力であらゆる苦しみは救われる。個の完成は自分自身の持つ観音力に気づくことである」と説く。〉

なぜ仏教で人は救われるのか 超現代仏教論
高崎直道、ひろさちや=著 春秋社 1680円
〈本書は、仏教の根源的な背景にある「輪廻」の思想を徹底的に検討することにより、仏教の本来あるべき姿をスリリングに探究していく。輪廻とはどこで行われているのだろう。いったい何が輪廻しているのだろう。そして輪廻を大前提とすることで、いままでとはまったく違う、因果・縁起の姿が目の前に現れてくる。〉

初期黄檗派の僧たち
木村得玄=著 春秋社 2625円
〈江戸時代に隠元禅師が開いた黄檗宗の中心的な僧二十人の生涯や事績を解説した、わが国初の書。これらの僧のうち、中国僧は隠元をはじめ木庵、即非、慧林、独湛、高泉ら十人、日本僧は鉄牛、鉄眼、了翁、龍渓ら十人である。各人の肖像画と墨書も付す。〉

楽しくわかるマンダラ世界
正木晃=著 春秋社 1890円
〈マンダラ、特に日本の胎蔵マンダラと金剛界マンダラについて、誰でも理解できるような、できるだけやさしく書かれた本がほしい。こんな声に応えたのが本書です。多数の伝統的な図版に「マンダラ塗り絵」をミックスさせて、〈見ても楽しく〉〈塗っても愉しい〉しかも〈よくわかる〉という画期的なコンセプトのもとに誕生した「マンダラの超入門書」。〉

日本の霊性 越後・佐渡を歩く
梅原猛=著 新潮文庫 新潮社 700円
〈縄文文化の名残を強くとどめる糸魚川のヒスイ文化、笹山遺跡の火焔土器。宗教弾圧のため流罪となり、この地で思想を開花した親鸞と日蓮。さらに良寛、白隠など優れた宗教家たちを輩出したのはなぜか。越後・佐渡の隠された霊性を解き明かし検証する、「梅原日本学」の最新成果。〉

しあわせになる禅
ひろさちや=著 新潮文庫 新潮社 420円
〈仏教思想研究の第一人者が中国や日本の名僧高僧のエピソードを題材に、難解な禅問答を読み解き、禅の神髄をわずか五つの教えに集約する。まったく新しい自分に出会える世界で一番わかりやすい禅の解説書の決定版。『禅の読み方』改題。〉

一日一禅 いまを生ききる禅のこころ
尾関宗園=著 徳間書店 1470円
〈ゆかいな話しぶりと個性的な説法で人気の宗園和尚が語る「いまを生ききる禅の極意」。禅の世界観をベースにした、老い方、死に方、生き方を説く。〉

宮大工と歩く千年の古寺
松浦昭次=著 祥伝社黄金文庫 祥伝社 600円
〈宮大工にとっては、多くの古建築を見て学ぶのも大切な仕事のひとつなのです。今まで歩いてきた社寺は数え切れないのですが、その中でも、ぜひ皆様に1度は見ていただきたい社寺を厳選して、紹介させていただきました。〉
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