予定0712


予 定 0712



展覧会「ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展」12/28~3/30
 静岡県立美術館で12月28日(金)から3月30日(日)まで、「ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展」が開催されます。
 主催者情報:〈日本国内の未公開のガンダーラ美術の至宝を、初めて集大成するものです。言わば“秘蔵のガンダーラコレクション展”。石やストゥッコ(漆喰)でできたガンダーラ仏およそ110点をご堪能下さい。また、破壊されてしまったバーミヤン大仏と石窟壁画のかつての雄姿も写真でご紹介します。最新の修復研究の成果が、バーミヤンの謎に迫ります。〉

展覧会「祈りの美」12/26~2/11
 鹿児島市立美術館で12月26日(水)から2月11日(月)まで、小企画展「祈りの美 念・願を込められた偶像たち」が開催されます。
 主催者情報:〈仏教、垂迹、道教、中国神話に取材した所蔵作品の中から、等坡や等碩などの日本画、藤島武二や海老原喜之助などの素描、安藤照や新納忠之介の彫刻、偶像が描かれた薩摩焼などの工芸、約25点を展示し、作品に込められた作者たちの「祈る」心を紹介します。〉

ラジオ「宗教の時間」12/30
 NHKラジオ第2「宗教の時間」12月30日午前8時半~9時の放送は、カトリック“カルメル会修道会”司祭・九里彰「貧しい神」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、交野キリスト教会長老・小形真訓「ビジネスマンを支えた聖書の教え」です。
 ラジオ第2・12/30番組表

テレビ「こころの時代」12/30
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」12月30日午前5時~6時の放送は、作家・神坂次郎「いのちの重さ 還らざる若者への鎮魂歌」です。
 同番組の同日午後の放送は、別番組のためありません。
 教育テレビ・12/30番組表

ラジオ「こころの時代」12/25~12/31
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」12月25日(火)~12月31日(月)の放送内容は次の通りです。
 12/25(火)人生の道しるべ(2)
        元恵泉女学園園長・川田殖
 12/26(水)現代野球の忘れもの(H19.5.1放送)
        元プロ野球監督・広岡達朗
 12/27(木)今、金メダルが教えてくれるもの(H19.6.1放送)
        日本バレーボール協会名誉会長・松平康隆
 12/28(金)スポーツとともに歩む意味(H19.7.1放送)
        IOC・国際オリンピック委員会委員・岡野俊一郎
 12/29(土)柞の森に立つ(H19.1.5放送)
        歌人・熊谷龍子
 12/30(日)特集・わが人生の歌語り第33回
        作家・五木寛之/聞き手・須磨佳津江アンカー
 12/31(月)自然と共に生きて(H19.6.3放送)
        日本画家・堀文子
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」12/23
 NHKラジオ第2「宗教の時間」12月23日午前8時半~9時の放送は、交野キリスト教会長老・小形真訓「ビジネスマンを支えた聖書の教え」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、鶴見総持寺副貫首・斉藤信義「平常の道心」です。
 ラジオ第2・12/23番組表

テレビ「こころの時代」12/23
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」12月23日午前5時~6時の放送は、弁護士、カリヨン子どもセンター理事長・坪井節子「子どもたちに導かれて」です。
 同番組の同日午後2時~3時の放送は、牧師・太田愛人「パウロの手紙を語る(9)信仰の深まり」です。
 教育テレビ・12/23番組表

ラジオ「こころの時代」12/18~12/24
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」12月18日(火)~12月24日(月)の放送内容は次の通りです。
 12/18(火)動物の暮らしに学ぶ(1)
        日本動物愛護協会理事長、元上野動物園園長・中川志郎
 12/19(水)動物の暮らしに学ぶ(2)
        日本動物愛護協会理事長、元上野動物園園長・中川志郎
 12/20(木)マザー・テレサとインドと私(1)
        写真家・沖守弘
 12/21(金)マザー・テレサとインドと私(2)
        写真家・沖守弘
 12/22(土)森に生きる人々
        エッセイスト・宇江敏勝
 12/23(日)91歳の医師 健在 ホームドクターとして慕われて
        財団法人国民保健会付属四谷診療所所長・玉盛やす子
 12/24(月)人生の道しるべ(1)
        元恵泉女学園園長・川田殖
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」12/16
 NHKラジオ第2「宗教の時間」12月16日午前8時半~9時の放送は、鶴見総持寺副貫首・斉藤信義「平常の道心」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、駒沢大学教授・片山一良「原始仏典“ダンマパダ”をよむ」(9)です。
 ラジオ第2・12/16番組表

テレビ「こころの時代」12/16
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」12月16日午前5時~6時の放送は、牧師・太田愛人「パウロの手紙を語る(9)信仰の深まり」です。
 同番組の同日午後2時~3時の放送は、現代俳句協会会長・宇多喜代子「鎮魂の思いをこめて」です。
 教育テレビ・12/16番組表

展覧会「学僧 湛睿の軌跡」12/6~2/11
 神奈川県立金沢文庫で12月6日(木)から2月11日(月)まで、企画展「学僧 湛睿の軌跡」が開催されます。
 主催者情報:〈湛睿(1271-1326)は、鎌倉末期から南北朝時代の激動のなかを生き抜き、晩年に横浜市金沢区にある称名寺の第三世長老となった学僧です。湛睿の波乱にとんだ生涯の軌跡を、重文「称名寺聖教」のうち著作や手紙をはじめとする文化財から探ります。〉

ラジオ「こころの時代」12/11~12/17
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」12月11日(火)~12月17日(月)の放送内容は次の通りです。
 12/11(火)地唄筝曲の伝統を受け継ぐ(1)
        日本盲人会連合音楽家協議会会長・富田清邦
 12/12(水)地唄筝曲の伝統を受け継ぐ(2)
        日本盲人会連合音楽家協議会会長・富田清邦
 12/13(木)「にじの会」が目指すもの(1)
        社会福祉法人にじの会理事長・石崎優仁、理事・石崎茂子
 12/14(金)「にじの会」が目指すもの(2)
        社会福祉法人にじの会理事長・石崎優仁、理事・石崎茂子
 12/15(土)日本語に込められた日本人の心
        言語学者・堀井令以知
 12/16(日)定年から夢の実現~太平洋単独航海(1)
        京都ヨットクラブ所属・村田和雄
 12/17(月)定年から夢の実現~太平洋単独航海(2)
        京都ヨットクラブ所属・村田和雄
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」12/9
 NHKラジオ第2「宗教の時間」12月9日午前8時半~9時の放送は、駒沢大学教授・片山一良「原始仏典“ダンマパダ”をよむ」(9)です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、大谷大学教授・延塚知道「道を求める」です。
 ラジオ第2・12/9番組表

テレビ「こころの時代」12/9
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」12月9日午前5時~6時の放送は、現代俳句協会会長・宇多喜代子「鎮魂の思いをこめて」です。
 同番組の同日午後の放送は、別番組放送のためありません。
 教育テレビ・12/9番組表

ラジオ「こころの時代」12/4~12/10
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」12月4日(火)~12月10日(月)の放送内容は次の通りです。
 12/4(火)動物園の餌をまかない続けて25年(1)
        動物飼料会社社長・西窪武
 12/5(水)動物園の餌をまかない続けて25年(2)
        動物飼料会社社長・西窪武、妻・あけみ
 12/6(木)玉砕の島と教室を結ぶ絆(1)
        元小学校教諭・高橋ワカ子
 12/7(金)玉砕の島と教室を結ぶ絆(2)
        元小学校教諭・高橋ワカ子
 12/8(土)被曝者の願い、父から子へ
        ジャーナリスト・吉田一人、フリーライター・吉田みちお
 12/9(日)平和に向けて歩んだ道 戦犯の子とよばれたけれど(1)
        NPO法人戦中戦後を語る会いわて幹事・駒井修
 12/10(月)平和に向けて歩んだ道 戦犯の子とよばれたけれど(2)
        NPO法人戦中戦後を語る会いわて幹事・駒井修
「ラジオ深夜便」番組表

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新刊0712


新 刊 0712



国家・個人・宗教 近現代日本の精神
稲垣久和=著 講談社現代新書 講談社 756円
〈国家神道という特異な宗教で国民をまとめた戦前、宗教を語らない戦後の知識人。国家とは?個人とは?現代のスピリチュアルブーム、愛国心騒動につながる問題に鋭く切り込む。〉

Present Moment Wonderful Moment この瞬間がすべての幸福
ティク・ナット・ハン=著 サンガ 2625円
〈私がフランスで暮らすプラム・ヴィレッジでは、起床のおり、瞑想ホールに入るとき、食事の間、皿を洗うときなどに、ガーターを唱えます。実際には、一日中静かにガーターを唱えているのです。それは今この瞬間に気づくのを助けるためです。ある年の夏、プラム・ヴィレッジの子どもや大人たちの気づきの実践に役立てようと、私たちは現代版ガーターの編纂を始めました。その結果が、この実践的な詩の本です。〉

人生は美しく清らかに お釈迦さまが教えたこと5
アルボムッレ・スマナサーラ=著 サンガ 1450円
〈「きれい」という感覚は主観的なものであり、真理ではありません。それでも私たちは各々の「美しさ」や「清潔さ」に執着し、行き過ぎた「潔癖」に陥ってしまうことさえあります。本当に清らかに生きるにはどうすればよいのでしょうか? お釈迦さまが説かれた「清浄」にその答えがあります。「きれい」の囚われから抜け出し、真に美しく幸福に生きるための智慧と具体的方法をご紹介します。〉

いまここに生きる智慧 シスターが長老に聞きたかったこと
アルボムッレ・スマナサーラ、鈴木秀子=著 サンガ 1680円
〈キリスト教と初期仏教が私たちの人生に向きあう。〉

飛鳥の宮と寺 日本史リブレット第期71
黒崎直=著 山川出版社 840円
〈「飛鳥時代」とよばれる7世紀,東アジアにおいては,「隋」や「唐」という大帝国が覇権を示すべく大きく躍動した。日本では,国際的視野に立つ国家体制を確立するため,飛鳥の「宮」と「寺」が造営され整備された。遺跡や景観として現在に残るその姿を,発掘調査の成果などを通して復元していく。〉

インド社会とカースト 世界史リブレット第期86
藤井毅=著 山川出版社 765円
〈カーストという語の意味内容やその変遷を考察し、19世紀以降、現代にいたるまでに生起してきたカーストに関わるさまざまな問題を理解する手掛かりを探る。〉

藤原道長 人物叢書250
山中裕=著 吉川弘文館 1995円
〈平安中期、摂関政治の全盛を築いた公卿。藤原氏内部の熾烈な争いの後、執政者となる。外戚の地位を確固とし、穏やかな政治手法は華やかな宮廷文化を育み、また幸運な環境にも恵まれ、人と争うことなく順調な生涯を送った。『御堂関白記』をはじめとする日記や『栄花物語』『大鏡』を比較し、道長ら公卿たちの内面に迫りながら、その傑出した実像を描く。〉

近世宗教社会論
澤博勝=著 吉川弘文館 9975円
〈近年、近世宗教史研究が進み、通説は見直しを迫られている。地域社会論の視座に不可欠な政治権力の問題も絡めながら、北陸地域の宗教的社会関係を追究。地域の社会秩序形成に宗教がどう関わったのかを探り、近世における宗教の存立意義を多面的に解明。近世宗教史を分野史から全体史へ前進させる方法論を構築し、今後の研究潮流に一石を投じる。〉

禅の人 逸話でみる高僧20人
西部文浄=著 淡交社 1680円
〈昭和60年発行の『禅僧の逸話』を、用語解説を加え図版等も改め新版として刊行する。夢窓疎石、一休宗純ら鎌倉時代から明治初期にかけて活躍した、名高い20名の禅僧の人生と、その生涯を彩る数々の逸話を列伝形式で収録。荒唐無稽ともとられがちな数々の逸話は、それぞれの境遇、時代背景を知ることで、禅僧自身の生身の姿を伴い迫ってくる。〉

大徳寺 新版古寺巡礼 京都17
梅原猛=監修 高田明浦、千宗室=執筆 淡交社 1680円
〈開山大燈国師(宗峰妙超)にはじまり、一休・澤庵などの名僧を輩出した洛北の巨刹・大徳寺は、壮麗な伽藍と塔頭、臨済禅の重宝を伝える一方で茶道の本山として幾多の茶道美術を有することで知られる。中世から現代まで、名だたる貴族・武家をはじめとした人々の帰依を集め、時代を風靡した大徳寺の歴史と文化の粋を、高田明浦大徳寺派管長・千宗室裏千家御家元の寄稿とともに、一冊に凝縮。〉

泉麻人の東京・七福神の町あるき
泉麻人=著 淡交社 1575円
〈町あるきの達人・人気コラムニストの泉麻人氏が、下町からミッドタウンまで、「七福神巡り」の名目のもと、東京の町を徘徊。楽しみながら御利益を得て、おまけに健脚にもなれる「一石三鳥」の七福神巡りの魅力を、軽妙なエッセイで伝えます。〉

宗教学文献事典
島薗進・石井研士・下田正弘・深澤英隆=編 弘文堂 12600円
〈「宗教とは何か」、「宗教の提示する知恵とは何か」、「世界の諸宗教の違いは何か」、「宗教は人間の自由や抑圧とどう関わってきたのか」宗教にまつわる問いに答える最良・最適の文献を紹介・解説する類例のない宗教学読書案内。〉

なぜ親鸞は『教行信証』を著したのか
藤場俊基=著 明石書店 1800円
〈「承元の法難」事件はなぜ起きたのか、浄土教は大乗仏教としてどのような意味を持つものであるのか、さらには、浄土教がなぜ真実の「教」であるのか、真実の「教」はどう決定されるのか、を著者独自の視点で解明していく待望の書。〉

親鸞の生涯と教え
鎌田宗雲=著 法蔵館 2100円
〈浄土真宗の開祖親鸞が生きた時代とその生涯とは?誕生から結婚、念仏弾圧から往生まで。史料を簡潔に紹介し、親鸞の激動の九〇年の一生とその教えの核心を鮮やかに描き出す。〉

「歎異抄」もの知り帳
野々村智剣=著、仏教文化研究会=編 法蔵館 735円
〈広く親しまれている『歎異抄』。けれど、意外にその中味は詳しくは知られていない。ふっと感じる素朴な疑問から深い内容まで、明快に答えてくれる便利なガイドブック。〉

真実に遇う大地
松田正典=著 聞法ブックス10 法蔵館 400円
〈人間形成の危機とニヒリズム?科学を専門に学ぶ著者が、科学技術が発展した現代が直面するこの課題を根源的に克服する道を親鸞と歎異抄の思想にもとづき解明した講話。〉

自分らしく生きる 他力への道
五十嵐隆明=著 法蔵館 1680円
〈浄土宗西山禅林寺前管長である著者が宗派を超えて語りかける。教育や道徳、社会の根底で人の心を支える仏の教えの、現実生活への生かし方を明らかにする仏教入門書。〉

ミャンマー上座仏教史伝「タータナー・リンガーヤ・サーダン」を読む
池田正隆=著 法蔵館 9975円
〈ビルマ語で書かれた仏教史に関する貴重な文献資料の本邦初訳。上座仏教がインドからスリランカを経て、ミャンマーに根づた様子が、当時の風俗をまじえ生き生きと語られる。〉

『唯信鈔』講義
安富信哉=著 大法輪閣 2100円
〈法然門下の兄弟子・聖覚の著『唯信鈔』は、親鸞が自ら幾度も書写し、門弟達に与え、薦めた仮名書きの本であり、『歎異抄』の著者にも大きな影響を与えた。この『唯信鈔』を東本願寺の安居の講師でもある著者が、綿密に現代語訳を付しながら解説。『唯信鈔』をより深めた親鸞の信仰・思想の展開も解明する。〉

正法眼蔵 八大人覚を味わう
内山興正=著 大法輪閣 2100円
〈八大人覚とは、大人として覚り知るべき八つのことの意で、ブッダ最後の教えといわれています。その教えを、日本曹洞宗の開祖・道元禅師もまた『正法眼蔵』の一巻として書き遺しました。本書は道元著『正法眼蔵』八大人覚の巻を、沢木興道の遺弟である著者が、ユーモアを交えて平易に講話したものです。〉

奈良 寺あそび、仏像ばなし
吉田さらさ=著 岳陽舎 2310円
〈朝駆け、宵打ち、座り込み!……借金取りの三原則ではありません。気に入ったお寺をとことん楽しむための三原則。日本で唯一のテラタビストのナビゲーションで、詠んだ後にはプチ「悟りの境地」が訪れるかも……?!魅惑の奈良写真150点・コラム「奈良の仏像を楽しむ基礎知識」所収。〉

肝心の子供
磯?憲一郎=著 河出書房新社 1050円
〈ブッダ、束縛という名の息子ラーフラ、孫のティッサ・メッテイヤ。人間ブッダから始まる三世代を描く新しい才能。「身体性を持ったボルヘス」保坂和志氏、「あらゆる意味で壮大な小説」角田光代氏、他選考委員絶賛!〉

密教的生活のすすめ
正木晃=著 幻冬舎新書 幻冬舎 756円
〈宗教学をわかりやすく解説することで知られる著者が、密教の修行法の中から一般人でも簡単に実践でき、確実に効果のあるものを選び、やさしく解説する。〉

日本の10大新宗教
島田裕巳=著 幻冬舎新書 幻冬舎 756円
〈創価学会だけではない日本の新宗教。が、そもそもいつどう成立したか。代表的教団の教祖誕生から社会問題化した事件までを繙きながら、日本人の精神と宗教観を浮かび上がらせた画期的な書。〉

平山コレクション ガンダーラ佛教美術
田辺勝美=著 講談社 42000円
〈世界最高級のガンダーラ佛教美術の集大成! 画伯平山郁夫はシルクロード関連の美術品を収集し、平山コレクションとして保存。本書は数多くのガンダーラ佛教美術を精選し、新規撮影、豊富なカラーで紹介。〉

日本仏教と神祇信仰
菅原信海=著 春秋社 5250円
〈神仏習合思想を一貫して探求し続けてきた著者の論文のうち、日本宗教思想史における神仏習合思想の可能性を問う最新の論文を中心に集成。前著『神仏習合思想の研究』の続編。日本の宗教思想史を考える上で欠かせない神仏習合思想。日本仏教や神祇信仰との関係を中心に、その特質を解明する貴重な論考を集成。日本思想の研究者必見の書。〉

惺めて看る 禅道探求目録
角倉蘿窓=著 春秋社 3360円
〈禅者の心の内面が開示されるということは、古来ほとんどなかったと言っていいだろう。ましてや連続する悟り〈見性〉! の実際を克明に記録したものなどは皆無である。本書は、前人未踏の境地への到達を直づけに提示した日録である。禅問答〈公案〉といわれるものの実際のやりとりも明らかに記した貴重な記録でもある。〉

内観法 新版
吉本伊信=著 春秋社 2100円
〈一週間の集中的反省が人間を劇的に変える! 幾度となく犯罪を繰り返してきた人間が、わずか一週間の“内観”修行によって、別人のごとく人が変わる。たった一週間のあいだに一体何が起きたのか?古来より日本に伝わる宗教的修行法をもとに、それらを大幅に改良し、宗教色を徹底的に払拭した、独自の心理療法・自己変革法を確立した著者の「自伝的」内観入門書。〉

中国宗代禅林高僧墨蹟の研究
胡建明=著 春秋社 15750円
〈中国禅宗高僧の墨跡は、その大部分が日本に遺されているが、これまでの墨跡への言及といえば、禅研究者や書道家など、ある特定分野の専門家による一方的で断片的なものに過ぎなかった。しかし本書は、その墨跡を、内容(宗教・歴史)、意義(文化・文学・民族)、芸術性(書道・茶道)など、多角的に研究した書である。〉

ダライ・ラマ ハートフル・メッセージ
ダライ・ラマ14世=著 鈴木樹代子=訳 春秋社 1260円
〈「慈悲」と「思いやり」と「他を許すこと」の大切さを説くダライ・ラマ法王のメッセージを、1頁に1話という簡潔なスタイルにまとめたユニークな書物。持ち歩くのに便利なハンディーサイズのため、どこにでも所持でき、気の向いたときにページを開いて、心に響くメッセージと、見ているだけで心がなごむ美しい写真を一冊で味うことができる。〉

大日如来の世界
頼富本宏=編著 森雅秀、松長恵史、今井淨圓、朴亨國=著 春秋社 3360円
〈密教の最高仏であり、曼荼羅の中心に位置する法身大日如来。この究極の仏の性格とはいかなるものなのか、またその図像的特徴はどのようなものか、さらに仏師たちはそれをどのような姿形に表現してきたか、ということを図版を多用しながら、インド・ネパール・チベット・インドネシア・日本・中国・韓国の国別に分け解説する。〉

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記事0712


記 事 0712



パティパダー1月号 日本テーラワーダ仏教協会 600円
 智慧の扉  「心の病気自慢」は破滅の道
 巻頭法話 托鉢は乞食行ではありません
 根本仏教講義 なぜ苦は偉大なる真理なのか3 出口のない迷路
 釈尊の教え・あなたとの対話(125)「無常ならざるもの」の正体
 パーリ経典を読む 沙門果経(35)
 Mindfulness in Plain English 気づき(8)
 パーリ語アイウエ?オ(65)
 ジャータカ物語(97)忍耐を説く行者物語
 スマナサーラ長老の著書をたどる(その5)
 カティナ衣大法要レポート

歴史読本2月号 新人物往来社 1090円
 日本の古寺・名刹

朝日新聞12/24付(東京本社発行朝刊11面) 朝日新聞社
 シルクロード・奈良国際シンポジウム2007「インド世界への憧れ」
   仏教思想の力 探求

大仏さんのつぶより情報216号 奈良県広報広聴課 メールマガジン
 鹿くんのふ~んなるほど 源泉かけ流し 十津川温泉郷
 奈良県からのニュース 特定優良賃貸住宅制度 ほか
 地域の話題 奈良でつける除夜の鐘 ほか
 季節の伝統行事・特別開扉 薬師寺のお身ぬぐい ほか
 花だより 石光寺、長谷寺のぼたん

暮らしの中の仏教語 第203話 広大寺 メールマガジン
 沈淪 沈没 沈溺

オモロイ坊主を囲む会通信118号 日本上座部仏教協会 メールマガジン
 オモロイ坊主の人生問答「仏教かイスラム教か。」
 オモロイ坊主・ロスのテレビ番組出演の映像
 ナニワの坊主の仏教入門その91「偽」

中外日報12/22付 中外日報社
 天台真盛宗代表役員 管長から宗務総長に
 鈴木常英議長、櫛田良豊副議長 豊山派宗会特別会全会一致で決定
 三条教則衍義書 学術資産巡りフォーラム
 軍事政権批判し仏教徒行進 本願寺派福岡教区繁華街で70人参加

新潮45 1月号 新潮社 760円
 達人対談 仏像の達人/松本明慶×ビートたけし

週刊新潮 12月27日号 新潮社 320円
 興趣溢れる「仏像の顔」600年

中外日報12/18付 中外日報社
 「ナーランダ大学」復興ヘ 各国有識者で構成の賢人会で構想協議
 雛僧教育 遠諱予算で研究を 臨済宗妙心寺派の僧風刷新会議討議
 老若男女一万人集う 東京ボーズコレクション 虹を翔るお坊さん
 来年十一月、長崎で列福式 ペトロ岐部と百八十七殉教者

薫の葉書 2007/12/16 fromkiyama メールマガジン
 おわりの巻

暮らしの中の仏教語 第202話 広大寺 メールマガジン
 死活問題 死生

大仏さんのつぶより情報215号 奈良県広報広聴課 メールマガジン
 鹿くんのふ~んなるほど 奈良ゆかりの落語
 奈良県からのニュース 新春万葉歌留多大会 ほか
 地域の話題 食・シンポジウム~菜っ葉 ほか
 季節の伝統行事・特別開扉 春日若宮おん祭 ほか
 花だより 大神神社、長谷寺のさざんか

中外日報12/15付 中外日報社
 本願寺派・仏婦総連機関誌『めぐみ』 200号の節目迎える
 憲法九条改定に警戒 曹洞宗 成道の日に総長談話
 寺門興隆に精進誓う 藤門主天台宗曼殊院門跡に入山
 歌は祈り 祈りは歌 初の東アジア歌垣サミット

中外日報12/13付 中外日報社
 「平和を願う念仏者のつどい」開く 本願寺派福岡教区
 生老病死と向き合って 「成道会」東京で「集い」
 展示品を三次元で体感 大谷探検隊将来品など25点を展観

朝日新聞12/12付(東京本社発行朝刊32面文化) 朝日新聞社
 〔観流〕宗教間対話 地道に重ねたほうがよい

中央公論1月号 中央公論新社 800円
 『最後の親鸞』からはじまりの宗教へ/吉本隆明、中沢新一

文藝春秋1月号 文藝春秋 760円
 恐れるな、ただ死ねばよい 百歳の名僧に問う/松原泰道、石原慎太郎
 日本へ、「空」とは何か/ダライ・ラマ、大谷光真

AERA 12月17日号 朝日新聞社 360円
 精進料理人気店が閉店する理由

中外日報12/11付 中外日報社
 さらなる支援を 軍事政権の弾圧続くミャンマー
 自民憲法草案で研修 「靖国参拝」合憲狙う
 新理事長に渡邊氏 立正佼成会
 日蓮聖人展を開催 平成二十一年に京博で

週刊ポスト12月28日号 小学館 330円
 ニュースを見に行く!(66)『現場の磁力』滋賀・比叡山
   「千日回峰行」の最大の難関「堂入り」
     4日目、瞳孔が開き死臭が漂い始める

大法輪1月号 大法輪閣 840円
 宗教の祈りと願い
   今こそ、宗教者の祈りと願いを/小林隆彰
   第一部 仏教の祈りと願い
     大乗仏教の祈りと願い/西村惠信
     諸仏・菩薩の誓願/下泉全暁
     最澄の祈りと願い/杉谷義純
     空海の祈りと願い/静慈圓
     親鸞が考える祈りと願い/山崎龍明
     道元の祈りと願い/東隆眞
     日蓮が考える祈りと願い/渡辺宝陽
   第二部 諸宗教の祈りと願い
     キリスト教の祈りと願い/土屋博
     イスラームの祈りと願い/アミーン水谷
     神道の祈りと願い/片山文彦
     コラム/豊嶋泰國
 南山城の観音信仰/中淳志
 随流去/野田大燈
 来し方行く末を思いて/前田孝道
 釈尊への問いかけ 輪廻と無我説 仏教信仰と民俗3/奈良康明
 浄土真宗Q&A 浄土三部経について/梯實圓
 仏教の眼 地球をこわさない生き方/中西智海
 私の「縁は異なもの」 中国の広い空/太田治子
 鉄笛
   孝女白菊/中川李枝子
   お寺に木を植えよう/宮脇 昭
   「祈る」ということ/速水敏彦
   五人の斥候兵/冨士田元彦
 小説良寛(十三)/立松和平
 ブッダのことば〈パーリ仏典入門〉律蔵(前篇)/片山一良
 新・『般若心経』入門 原典から読む『般若心経』12/渡辺章悟
 日蓮聖人『観心本尊抄』を読む(19)/北川前肇
 古鏡の楽しみ(1)中国/服部洋輔
 長井健司さんの死そしてビルマの人々/岸野亮哉
 重々無尽のいのち『華厳五教章』を読む(30)/竹村牧男
 だれでもわかる時宗入門(4)/朝野倫徳
 求道の文学者 長谷川伸の死生観/志村有弘
 白洲正子の古寺巡礼/岡本勝人
 霞ヶ浦和尚の風言葉(25)/形山睡峰
 医は仏道 糖尿病(1)どのような病気か/高田明和
 仏教看護の可能性(7)ブッダは自殺をどう見たか/井上ウィマラ
 『涅槃経』入門6 そのままが仏性の現われ/田上太秀
 融通念佛宗と良忍上人4/吉村?英
 河童の川流れ経 その18/小島宗光
 遍路で学ぶ生きる知恵5 実践の重要性/武田喜治
 仏教なんでも相談室/鈴木永城
 西行 歌と生涯 鳥辺山哀傷/松本章男

寺門興隆12月号 興山舎 年間購読12600円
 寺の鍵や実印を引き渡せと訴えた住職が負けた大問題
 職権和解した墓地反対住民と寺が再び争う過激な看板
 僧階を真宗二派はなぜ改廃したのか
 墓参りを代行する業者の実態
 住職が自殺問題を考えるシンポジウムルポ
 超人気グループ元メンバーの住職がすすめる音楽坐禅の創意と成果
 いま加入している火災保険で本当に伽藍を守れるものか
 寺に活気が出るダルマ行事のやり方
 ビックリ和尚「女性専用アロマテラピスト」
 人はなぜ動物を供養するのか
 寺院・住職に直言提言
   中島誠之助「正しい座り方」
   林家木久扇「私の生き方 死生観」
 ショートルポ
   逮捕者が出た寺院墓地無許可に市の罪は
   浄土宗元職員に甘言弄した先物業者
   遺骨で作るダイヤ位牌にダイヤ骨仏

男の隠れ家1月号 あいであらいふ 680円
 古刹と仏像を巡る旅
   仏教伝来の地 飛鳥の古刹を巡る/ひろさちや
   「私のなか」の仏様たち/玄有宗久
   古刹・名刹コラム

仏像の修復 28号 仏像文化財修復工房 メールマガジン
 柏崎に行ってまいりました。
 NHK「プロフェッショナル」
 お寺の幼稚園はおもしろそう
 仏像の調査に行ってまいりました。
 マイクロスコープ
 明治期の写真資料から見えるもの
 お寺の引越しをお手伝いしてまいりました。
 田上町の歴史講座を行いました。
 文化庁主催「文化財修理技術者講習会」を修了しました。
 講座の準備は結構たいへん。
 仏教の中で行なわれている風習の初めてについて。
 田上町歴史講座「仏像の歴史と種類」初級編を行います。
 新潟県立近代美術館での水野敬三郎先生の講座
 町民文化祭で平安仏を間近に
 中越沖地震で被災した御仏像
 文化財の調査に同行させていただきました。
 寺伝というもの

中外日報12/8付 中外日報社
 念仏の源流を探る 四学者「親鸞聖人の世界」語り合う
 霊明殿改修、一月着工へ 融通念仏宗臨宗
 「米国一辺倒」変換政府に要請 九条アジア宗教者会議で声明
 白布の厳儀 下鴨神社の摂社出雲井於神社の仮殿遷座祭斎行=写真
 現職と新人六人ずつ 大覚寺派宗会議員選挙

ぐるぐる仏教&仏像講座07.12.5 古仏修復工房 メールマガジン
 大日如来坐像修理完了、展示

オモロイ坊主を囲む会通信117号 日本上座部仏教協会 メールマガジン
 オモロイ坊主の人生問答「生きる意味とは。」
 はにー和尚の、「あなたのための仏教。」第四弾
 ナニワの坊主の仏教入門その90「在家者の実践その4」

産経新聞12/4付(Web > 生活 > トレンド・話題) 産経新聞社
 僧侶のバー、静かな人気 「寺カフェ」でリラックス

心が豊かになる暮らしの情報 Vol.54 滝田商店 メールマガジン
 今月の一口法話
 歳時記 冬至
 歳時記 年越しそば
 浅草情報 台東第九公演・羽子板市ほか
 十ニ月の節季と満月
 ◇冬の名句 <小林一茶・与謝蕪村>

読むと幸せになるメルマガ!#171 寺崎敬道 メールマガジン
 仏道は煩悩を浄める道

中外日報12/6付 中外日報社
 木彫の玄宥僧正 総本山智積院第一世の尊像完成
 総持寺「伝道句」の差別表現問題 8年越し議論に区切り
 配役決まる 新春、東寺で厳修の後七日御修法
 寺院活性化活動の事例集を年内刊行 本願寺派

中外日報12/4付 中外日報社
 成田山の総門落慶 開基一〇七〇年祭記念事業が円成=写真
 差別生む安易な"レッテル" 本願寺派仏婦総連各教区役員ら同朋運動で研修
 「如来の慈悲に恥じぬ道を」 「東京親鸞会」創立40年式典
 重文の西楼門94年ぶり修復 京都・八坂神社

薫の葉書 2007/12/2 fromkiyama メールマガジン
 その十五 巡礼の四句の覚り

朝日新聞12/1付(本紙東京本社発行夕刊1面) 朝日新聞社
 アジアズームイン 世界遺産の足元で(1)
   古刹を救う
     アンコールワット修復10年 育んだきずな

中外日報12/1付 中外日報社
 連座制など含む宗制改正案  妙心寺派 臨時宗制審議会で承認
 第二次稲岡内局  浄土宗ほぼ内定
 公金不正流用の元職員を逮捕  京都府警  とりあえず一億余円立件
 会派会計問題に質疑集中  曹洞宗の宗政会派「有道会」大会開く

在家佛教1月号 在家仏教協会 440円
 私の地獄観/石上善應
 白隠さんの「坐禅和讃」を読む/西村惠信
 結界をはずす/伊藤唯眞
 生かされている/信樂香仁
 内在するヒンドゥーの神々/及川弘美
 日本文化と仏教 1/安藤嘉則
 すがすがしい心あたたかい心(再掲載)/中村元
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話題0712


話 題 0712



百済寺跡でせん仏の破片9点出土
 朝日新聞(12/22付Web)によれば、大阪府枚方市の百済寺跡で「大型多尊せん仏」と呼ばれる仏像の破片が出土しました。市教委などによると、見つかったのは阿弥陀如来座像の胸と腕の一部や、神将の足の部分など9点。復元すると50センチ四方ほどの大きさになるといいます。(せん仏の「せん」は土ヘンに「専」)

北京・法源寺が所有権返還を要求
 東京新聞(12/23付Web)によれば、北京で現存する最古の仏教寺院・法源寺が、文化大革命の混乱で市に奪われた東西両側の所有権返還を求めています。寺の施設はかつてのほぼ三分の一。東西両側部分は日中戦争や国共内戦などの混乱で住民が住み着き、家賃を寺が徴収していましたが、文革時に僧侶が寺から追い出されて無管理状態となり、所有権も市に移されました。寺側は10月に所有権の返還と、住民が住み着く前の建物に復元するよう求めました。

小浜の社寺群を世界遺産リストに再提案
 福井新聞(12/22付Web)によれば、小浜市が世界遺産の暫定リスト登載に向け「若狭の社寺建造物群と文化的景観ー神仏習合を基調とした中世景観」の提案書を文化庁に再提案しました。同市の提案は4回目。今回はサブタイトルを昨年度の「仏教伝播と神仏習合の聖地」から「神仏習合を基調とした中世景観」に変更。遺産の範囲も広げ、資産構成は11社寺の20件となりました。

教行信証に親鸞自筆の書き入れを確認
 毎日新聞(12/22付Web)によれば、親鸞自筆の国宝「教行信証」坂東本に未知の書き入れがあることが分かりました。04年春に書跡研究家の赤尾栄慶・京都国立博物館企画室長が、光の当たり具合によって、かすかに浮かび上がる細いへこみ傷の存在に気づき、急きょ調査を開始。小型の緑色LEDスポットライトを使って約1カ月がかりで700カ所もの角筆の書き入れを確認しました。

専修寺御影堂の大改修終わる
 読売新聞(12/21付Web)によれば、津市一身田町の真宗高田派本山専修寺で、2000年1月から行われていた御影堂の改修工事が終了しました。30億円を投じての半解体修理修復で、屋根瓦9万枚、畳739枚を入れ替え、1月8日に親鸞聖人座像が隣の如来堂から戻される御復座法会を行ない、一般公開されます。

百済寺跡北西端の築地塀跡が出土
 読売新聞(12/21付Web)によれば、枚方市の百済寺跡で、北端と西端の築地塀跡が出土し、寺域が約140メートル四方と確定しました。複数の大型建物跡の一部や経蔵とみられる建物跡も出土しました。

薬師三尊像31年ぶりに光背を外す
 朝日新聞(12/21付Web)によれば、奈良・薬師寺の薬師三尊像から、舟形光背(17世紀)が取り外されました。堂内の彩色修理や来春東京での展覧会の準備のためで、金堂落慶以来31年ぶりだそうです。

MIHO MUSEUMが盗品の仏像を返還
 中日新聞(12/20付Web)によれば、滋賀県甲賀市のMIHO MUSEUM が、盗品と分かった中国の菩薩立像を返還します。年内に大阪港から船で出発。同像は北魏時代末期の石灰石製で高さ約120センチ、94年に中国山東省の役所の庭から盗まれたものだといいいます。美術館は95年にロンドンの美術商から約1億円で購入しました。

法隆寺金堂修理で釈迦三尊像は上御堂へ
 朝日新聞(12/19付Web)によれば、奈良・法隆寺が08年の金堂修理に伴う仏像の移動スケジュールを発表しました。金堂の基壇と壁のしっくいの修復工事は3~12月で、12体の仏像や壁画(模写)は寺内の諸堂や奈良市の奈良国立博物館へ移されます。本尊の釈迦三尊像と薬師如来坐像は上御堂に安置されます。

今年の漢字「偽」を清水寺で発表
 読売新聞(12/19付Web)によれば、日本漢字能力検定協会が公募した「今年の漢字」に「偽」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で森清範貫主が特大和紙に揮毫しました。

築地本願寺で東京ボーズコレクション開催
 中日新聞(12/15付Web)によれば、東京都中央区の築地本願寺で12月15日、8宗派の僧侶有志による企画イベント「東京ボーズコレクション」が開かれました。お経とラップの共演、ファッションショーのような法要など数々のプログラムが行なわれました。

瑞巌寺本堂で映画試写会
 スポニチ(12/14付Web)によれば、宮城県松島町・瑞巌寺の通常一般には開放されない本堂室中孔雀の間で12月13日、映画「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」の特別試写会が行なわれました。約60畳の本堂に縦3メートル、横5メートルのスクリーンが組み立てられ、僧侶が見守る厳重体制の中、約100人が来場しました。

清凉寺仁王門の扉が壊される
 読売新聞(12/12付Web)によれば、京都市右京区の清凉寺で、仁王門の観音開きの木製扉2枚が壊されました。右京署では酒酔い運転で現行犯逮捕した会社役員の容疑者が車を衝突させた後、逃げた可能性もあるとみて追及しています。

羽島市・薬師寺の仏像15体盗難
 中日新聞(12/9付Web)によれば、岐阜県羽島市小熊町の薬師寺本堂に納められていた木の仏像15体すべてが盗まれました。十二神将像12体などいずれも高さ約15センチで計約500万円相当。同寺はふだん無人で、誰でも参拝できるよう本堂、仏壇ともに錠は付けていないといいます。

ミャンマーデモ犠牲者は政府発表の2倍
 CNN(12/8付Web)によれば、ミャンマーで9月下旬に起きた反軍事政権デモが武力弾圧された問題で、国連人権理事会の担当者が、犠牲者は少なくとも31人に達するとの見方を示しました。軍政が15人としていますが、より多くなる可能性が非常に高いともいいます。遺体の中には頭を剃った人間も含まれ、僧侶の可能性があるとしています。

3寺社が奈良県HPに訂正要求
 産経新聞(12/5付Web)によれば、東大寺・興福寺・春日大社が文書で、奈良県のホームページにある若草山の山焼きについての解説文に訂正を申し入れました。同ページは山焼きが「春日大社、興福寺、東大寺の領地争いが元」と解説していますが、3寺社の文書では、若草山に幽霊が出るという迷信が長く続き、若草山を焼かなければ不祥事が起こると東大寺境内で放火が多発したのが起源とする異論を提唱。同県観光課は両論併記の形で修正したいとしているそうです。

[訃報]大西諄宏さん 三時知恩寺住職
 大西諄宏さん=おおにし・じゅんこう。12月3日、急性心不全で死去、83歳。96年から尼門跡・三時知恩寺住職。寺内にある京都市上京老人憩いの家の運営に尽力。〔京都新聞12/3付〕
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