新刊1211


新 刊 1211




見仏記ガイドブック
みうらじゅん、いとうせいこう=著 角川書店 1575円
〈1992年に二人で見仏の旅を始めてから20年の月日が流れた。彼らが旅した寺と仏像の魅力を徹底紹介した待望のガイドブック登場! 元祖・見仏ブームの二人もはや50代。今だからこそ語れる、見仏の魅力!〉

毎田周一 君 気持ちを大きくもとう
徳永文一=編 トランスビュー 1575円
〈暁烏敏が激賞し鈴木大拙や柳宗悦らに見いだされながらも、隠遁の生活を選んだ毎田周一が今、私たちの胸に沁みる〉

阿含経典3 中量の経典群/長量の経典群/大いなる死/五百人の結集
増谷文雄=編訳 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1785円
〈第3巻は、仏教の根本思想を伝える初期仏伝資料と、ブッダ最後の伝導の旅、沙羅双樹のもとでの〈大いなる死〉の模様の記録などを収録。〉

阿含経典2 人間の感官(六処)に関する経典群 実践の方法(道)に関する経典群 詩(偈)のある経典群
増谷文雄=編訳 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1890円
〈第2巻は、人間の認識(六処)の分析と、ブッダ最初の説法の記録である実践に関する経典群、祇園精舎を訪れた人々との問答などを収録。〉

阿含経典1 存在の法則(縁起)に関する経典群 人間の分析(五蘊)に関する経典群
増谷文雄=編訳 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1890円
〈ブッダ生前の声を伝える最古層の経典の集成。第1巻はブッダの悟りの内容を示す経典群、人間の肉体と精神を吟味した経典群を収録。〉

ブッダと神々の物語 釈迦の生涯と経典の言葉
大角修=著 勉誠出版 1890円
〈降誕、四門出遊、スジャーターの乳粥、悟りから入滅まで。釈迦の生涯とエピソードのかずかずを、原始経典のかたちのままわかりやすく紹介。近代の仏教研究のなかで失われた、神々と「目覚めた人」の壮大な物語をとりもどす。〉

日本人なら知っていたい 仏教の漢字
宣田陽一郎=編著 阪急コミュニケーションズ 1000円
〈葬儀や仏事に関する言葉をはじめ、地獄と極楽、高僧の名前、著名人の戒名、禅の公案、お寺や仏像・仏具の名前、生活用語になった言葉や四文字熟語など、仏教に関連するありとあらゆる言葉を集めてみました。どこかで見たことのある言葉から難解語まで、まとめてクイズ形式で構成。〉

法華経成立の新解釈 仏伝として法華経を読み解く
平岡聡=著 大蔵出版 4620円
〈法華経を仏伝という新たな視座から読み解き、ブッダの過去世/在世/滅後という三部構成の物語であると分析する。誰が何を目指して仏伝を再解釈・再構築し、法華経を創作したのか? 独自の推論を法華経成立研究史の中に位置づけ、大乗経典理解の新たな可能性を提起する。〉

「ブッダの肉声」に生き方を問う
中野東禅=著 小学館101新書 小学館 756円
〈原始経典の中から、忘れかけていた人間本来の生き方を思い出させてくれるブッダの言葉を著者が厳選し、収録しました。さらに、波乱に富んだブッダの生涯や、ブッダが遺した教えがお経としてどのように広まっていったのかを概説しています。〉

ブッダの娘たちへ 幸せを呼びさます「気づき」の仏教
天野和公=著 春秋社 1890円
〈普通の家庭に生まれ育ちながら、新しいお寺「みんなの寺」を作った著者が、母親として、妻として、女として日々であう迷いや悩み、葛藤にブッダの教えとともに寄り添っていく。「やりたいこと」と「現実」のギャップにつまづきながらも生きていく姿が共感を呼ぶ新しいスタイルの仏教入門。〉

〈宗教)の核心 西田幾多郎と鈴木大拙に学ぶ
竹村牧男=著 春秋社 2730円
〈真実の自己をめぐる根本問題に真っ向から取り組んだ西田幾多郎と鈴木大拙の交流や思想的特徴に触れつつ、個としての悟りのみならず、絶対自由である他者とどう向き合うべきかという今日的な課題への可能性を探る。〉

禅寺モノ語り
玄侑宗久=編 春秋社 1575円
〈禅寺の木魚や梵鐘など、さまざまな道具と法具の世界。それらは、いったいどういうモノたちなのだろう。禅を禅たらしめているモノたちの真の姿と、その世界とは。成り立ちと由来をめぐり、禅の魅力を心豊かに語る好著。イラスト図版多数。〉
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記事1211


記 事 1211



大法輪12月号 大法輪閣 840円
 こころと身体を養う精進料理(17)/高梨尚之
 統一新羅の仏教と朝鮮王朝の残像/田村仁
 抜苦与楽普皆平等/山田俊和
 「われ人に会うなり」/大谷哲夫
 荘子の人生と思想(6)/蜂屋邦夫
 にっぽん聖地巡拝の旅(12)書写山圓教寺と長谷寺/玉岡かおる
 神と仏の物語(21)象頭山の金毘羅さん/小松庸祐
 私の「縁は異なもの」浅井忠と神戸/太田治子
 鉄笛
   結局アナログ?/沼田早苗
   『釈尊詩伝』 のこと/宮田毬栄
   フロムジャパン!/山本晁重朗
   車が売れないわけ/永井良和
 土神と狐/みつる
 知っておきたい天皇と仏教
 第一部 天皇と仏教の歴史
   仏教初伝と天皇
   聖徳太子と仏教
   聖武天皇と光明皇后の帰依と慈善事業
   称徳天皇と道鏡
   桓武天皇と最澄
   嵯峨天皇と空海
   花山院と観音信仰
   天皇から賜わった紫衣の物語
   花園天皇・後醍醐天皇と大徳寺の大燈国師
   泉涌寺と天皇家
   明治以降の皇室と仏教
   廃仏毀釈に抗した皇族出身の尼僧
 第二部 皇室と寺院
   皇室ゆかりの寺
   門跡寺院とは
   皇族出身の僧
   天皇のために行われる仏教の祈祷
   明治皇室の仏教信仰を訪ねて
   天皇の葬送儀礼と泉涌寺
   近世天皇家の念持仏
   天皇に関わる仏教用語
   御製に詠まれた仏の教え
 今なぜ仏教心理学なのか(後編)/井上ウィマラ
 いま、仏教を学ぶことの意味(16)/菅沼 晃
 弘法大師御請来の占い(12)軫宿/上住節子
 日蓮紀行(26)茫漠の雲 星下りの霊地をゆく/福島泰樹
 もう一つの親鸞像 口伝鈔講義(29)/義盛幸規
 ガンを善知識として ある女性の生還とその信仰生活/千石真理
 やんちゃ和尚 ガンとの出会い(4)/西村仁美
 ほほえみネットワーク 悲しみの癒し方(2)田代尚嗣
 こころと身体を養う精進料理 精進スイーツ/高梨尚之
 雑学から学ぶ仏教(34)お寺の雑学(2)瓜生中
 タイ・巨大寺院見聞録 国際ダンマダヤダ式プログラム/佐藤美子
 日本人のためのキリスト教入門(5)聖母マリアとキリスト教/光延一郎
 山頭火の風景(9)いそいでもどるかなかなかなかな/田主誠
 遍路で学ぶ生きる知恵(57)百薬に優るお遍路/武田喜治
 家庭の庭作り(34)「すぎ」と「だいすぎ」/吉河功
 「井戸端けんこう談義」(4)ワカメの想い出/立川らく朝
 評伝 吉田兼好 徒然草の風景(30)/大野芳


寺門興隆11月号 興山舎 年間購読12600円
 宗派偽装が横行している葬祭業界の実態!?
 先代の長男が住職になれず教区幹部住職の乗っ取りだと吹聴
 門徒の遺志でお墓を改葬し撤去したら血縁者から「墓を返せ」と
 政府が伝統に反する非宗教を国民に押し付ける大問題
 修学困難な若者を寺院が支える奨学金の実際
 稚児行列を成功させる実践 住職に聞く必須10大ポイント
 無檀家寺を「縁日」行事で地域の絆に育て上げる住職の志
 前代未聞の超モダン本堂に住職がこめた思い
 みんなが知りたい! 白足袋の洗い方
 いじめ問題の核心(2)どのように対処すれば
 「空海密教」を名乗る教団施設で暴行死の謎
 葬祭業者売上高ランキングに見えるもの
 寺院・住職に直言提言
   山崎章郎「おむかえは来ましたか 在宅医療のパイオニア岡部健の死」
   石川英輔「妻を弔う」

和樂12月号 小学館 1300円
 いざ!国宝巡礼の旅へ
   晩秋の大和路国宝散歩
   見方を知れば国宝はもっと楽しくなる!
   国宝、きほんの「き」
   土門拳が捉えた国宝観音像、真実の御姿
   くらべてわかる、国宝トリビア図鑑
   古寺古仏の美しさを求めて東北、京都、兵庫へ

在家佛教12月号 在家仏教協会 440円
 移り変わる現代の生活と仏道 認知症の予防と介護/奈倉道隆
 悲しみの容れものとしての仏教/島薗進
 他力信仰と女性/加藤智見
 今、まさに仏教の出番/赤川浄友
 「虹を翔るお坊さん」となるために/互井観章
 書評『ブッダ最後の旅をたどる』/西岡秀爾
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予定1211


予 定 1211



ラジオ「宗教の時間」11/25
 NHKラジオ第2「宗教の時間」11月25日午前8時半 - 9時の放送は、慶円寺住職・譲西賢「煩悩から解放されるとき」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、全国良寛会副会長・柳本雄司「心に刃をのせる 良寛さんに支えられて」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」11/25
 NHKEテレ「こころの時代 宗教・人生」11月25日午前5時 - 6時の放送は、仏師・江里康慧「仏を彫るということ」です。
 同番組の11月24日午後1時 - 2時の再放送は、立正大学教授・北川前肇「シリーズ 永遠のいのちの教え 法華経のことば(8)」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」11/18
 NHKラジオ第2「宗教の時間」11月18日午前8時半 - 9時の放送は、全国良寛会副会長・柳本雄司「心に刃をのせる 良寛さんに支えられて」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、元花園大学学長・西村恵信、シリーズ「夢窓国師“夢中問答”を読む(8)禅修行の本領」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」11/18
 NHKEテレ「こころの時代 宗教・人生」11月18日午前5時 - 6時の放送は、立正大学教授・北川前肇「シリーズ 永遠のいのちの教え 法華経のことば(8)」です。
 同番組の11月17日午後1時 - 2時の再放送は、東京外国語大学長・亀山郁夫「父なるもの」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」11/11
 NHKラジオ第2「宗教の時間」11月11日午前8時半 - 9時の放送は、元花園大学学長・西村恵信、シリーズ「夢窓国師“夢中問答”を読む(8)禅修行の本領」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、筑波大学教授・山中弘「なぜ、人は聖地を訪れるのか」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」11/11
 NHKEテレ「こころの時代 宗教・人生」11月11日午前5時 - 6時の放送は、東京外国語大学長・亀山郁夫「父なるもの」です。
 同番組の11月10日午後1時 - 2時の再放送は、シリーズ・私にとっての“3.11”、アンコール、医師・岡部健「つながりの中で」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」11/4
 NHKラジオ第2「宗教の時間」11月4日午前8時半 - 9時の放送は、筑波大学教授・山中弘「なぜ、人は聖地を訪れるのか」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、哲学者・川田殖「小さき者として 学んだこと・考えたこと」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」11/4
 NHKEテレ「こころの時代 宗教・人生」11月4日午前5時 - 6時の放送は、シリーズ・私にとっての“3.11”、アンコール、医師・岡部健「つながりの中で」です。
 同番組の11月3日午後1時 - 2時の再放送は、京都大学教授カール・ベッカー「“理想の終焉”を見つめて」です。
 教育テレビ・こころの時代
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