新刊1212


新 刊 1212



日本石造物辞典
日本石造物辞典編集委員会=編 吉川弘文館 20000円
〈古代から南北朝時代につくられた約1500の石造物の形状・銘文・伝承・現地アクセスなどを都道府県別に収載。関連用語も解説する。〉

妻帯仏教の民族誌 ジェンダー宗教学からのアプローチ
川橋範子=著 人文書院 2400円
〈出家である僧侶の妻帯の事実、平等との教えのなかで等閑視されてきた明確な男女差別など、日本仏教がかかえる最大の矛盾のなかで真摯に信仰と向き合う女性たちの挑戦、仏教改革の試みを描きだす。〉

子どもに聞かせたい法話 心に響く3分間法話
仏の子を育てる会=編 法蔵館 1050円
〈2頁で1話のやさしい短編法話集。子どもたちに仏さまのこころを伝えたいという思いから記され、新聞に掲載、好評を得た38篇を収載。〉

鶴林寺信仰の諸相
刀田山鶴林寺=編 法蔵館 1575円
〈太子堂建立900年を迎えて上梓する鶴林寺叢書の最終巻では、「あいたた観音(聖観音)」「聖徳太子二王子二天王像」など、播磨に根付き華開いたその信仰の雫の光を、あますところなく紹介する。〉

『往生論註』の研究
波佐谷順諦=著 法蔵館 2940円
〈死後に浄土に往生する道として願われていた浄土教を、龍樹・天親の大乗仏教の法脈を受け継ぎ、不断煩悩得涅槃の仏道として意義づけた曇鸞思想の全体像を明らかにする労作。〉

絵ものがたり正信偈 ひかりになった、王子さま
浅野執持=文 市角壮玄=絵 法蔵館 1365円
〈誰もが知っているけれど、ホントは知らない南無阿弥陀仏のものがたりとは。イメージをかきたてる絵と語りによって、『正信偈』に込められた親鸞聖人の願いの世界へと誘ってくれる絵本。〉

道元入門
角田泰隆=著 角川ソフィア文庫 角川書店 780円
〈13歳で出家、24歳で中国に留学。「只管打坐」に悟りを得て帰国し、正しい仏法を追い求め永平寺を開山。激動の鎌倉時代に禅を実践した日本思想史の巨人に迫る!〉

戦国坊主列伝
榎本秋=著 幻冬舎新書 幻冬舎 819円
〈(テキスト情報なし)〉

イラストと図解でわかる! 仏像のすべて
村越英裕=監修 別冊宝島1930 宝島社 980円
〈仏像を100倍楽しむために、知ると楽しい仏像のひみつを大公開します。〉

目覚める宗教
ケネス・タナカ=著 サンガ 900円
〈アメリカ仏教の全体像をリポートし、仏教史におけるアメリカの役割を考察した、学術書以外では日本で初めての本。 〉

知的唯仏論
宮崎哲弥、呉智英=著 サンガ 1680円
〈俗の入り口から宗教の本質に至る、知的冒険。〉

お寺ごはん
青江覚峰(KAKU)=著 ディスカヴァー・トゥエンティワン 1155円
〈今話題の料理僧KAKUさんが教える、家でつくれるお寺のレシピ99。たった3ステップで、食べれば心もカラダもきれいになれるお寺の料理が、気軽に家で楽しめます。〉

空海のこころの原風景 自身の内なる仏への旅
村上保壽=著 小学館101新書 小学館 756円
〈さまざまな場面に今も生きている空海の心を明らかにし、その「こころ」が現在においてもいかに新鮮であり有用であるかを伝える。震災後の復興を求める日本人の心にも、確かな灯をともす一冊。〉

これだけは知っておきたい 浄土真宗の基礎知識
大法輪閣編集部=編 大法輪閣 1575円
〈浄土真宗の葬儀 ・ 法事での独特な 「しきたり」 や真宗でよく読まれるお経、宗祖 ・ 親鸞聖人の生涯や教えを丁寧に解説。真宗門徒はもちろん、そうでない人でも興味深く読める、充実の一冊!〉

精読・仏教の言葉 親鸞
梯實圓=著 大法輪閣 1995円
〈親鸞教学の第一人者が懇切に説き明かす『歎異抄』『教行証文類』の深意! 親鸞の主要著作から選んだ、その教えの重要句・重要語を原文・現代語訳付きで平易に解説。一語一語の解説は定評のある法話となって、浄土真宗への信心に誘う。〉

原始仏典2 相応部経典 第三巻
中村元=監修 前田專學=編集 及川真介・羽矢辰夫・平木光二=訳 春秋社 9975円
〈本巻には「存在の構成要素についての集成(蘊相応)」「禅思について(禅定相応)」などを収録。〉

シリーズ大乗仏教(6)空と中観
高崎直道=監修 斎藤明=編 春秋社 2940円
〈本巻は、インドにおける中観思想の成立と展開に始まり、ナーガールジュナなど、中観派の学匠の思想をたどりつつ、チベットや中国における展開にも触れて、大乗仏教における「空」の思想の特質を解明する、待望の雄篇である。〉
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記事1212


記 事 1212



芸術新潮1月号 新潮社 1400円
 よみがえるスーパー禅僧 白隠

中央公論1月号 中央公論新社 900円
 宗教が「死」を見つめ直す
   花の文を 寄る辺なき魂の祈り/石牟礼道子
   日本人の死生観はどのように形成されたか/末木文美士
   二〇〇〇人の最期を見送って/中下大樹
   「臨床宗教師」は闇の中の道標となるか/西出勇志
   神主が「おめでたい」ことばかりを扱う理由/神崎宣武
   死者と共に在るわたしたち/山折哲雄・若松英輔

大法輪1月号 大法輪閣 840円
 〈死〉から学ぶ、生きる力
 元日にこそ〈死〉を想う/西村惠信
 第一部 死の教え
   仏教が教える 「死の受容の仕方」/篠原鋭一
   キリスト教が教える 「死の受容の仕方」/靍木慶子
   イスラームが教える「死の受容の仕方」/河田尚子
   日本人が考えてきた死後観/新谷尚紀
   〈死〉を描いた近現代文学の名作/志村有弘
   世界の偉人 「死についての名言集」/豊嶋泰國
 第二部 死を見つめて生きる
   老いを拝す/石川洋
   私の肺癌体験/東隆眞
   医師の死に方/小西敏郎
   死を見据えて「いのち」を生きる/佐藤雅彦
   葬儀社が見た〈死〉/鈴木隆
   死者と遺族のための葬儀の意味/金嶽宗信
   「よい看取り方」「よい看取られ方」/藤腹明子
 被災地で出会った青年僧と仲間たち/山本宗補
 三密加持 大本山智積院化主/寺田信秀
 みんな仏の子 倶に支え合って/植田観樹
 荘子の人生と思想(7)/蜂屋邦夫
 現代語訳・注『訂補建撕記』道元禅師の伝記を読む(8)/吉田道興
 にっぽん聖地巡拝の旅(13)石清水八幡と平等院/玉岡かおる
 神と仏の物語(22)富士山と浅間大菩薩/小松庸祐
 仏教の眼 膝の痛み/荒崎良徳
 私の「縁は異なもの」おでん/太田治子
 鉄笛
   眼光/高橋一清
   喪の季節/岩佐壯四郎
   武士道と宗教/山本博文
   真珠の首飾りの少女 思い出すこと/吉屋えい子
 何故いま空海なのか 第一章 発端/岳真也
 被災地で出会った青年僧と仲間たち/山本宗補
 いま、仏教を学ぶことの意味(17)/菅沼晃
 弘法大師御請来の占い(13)角宿/上住節子
 日蓮紀行(28)寺泊暮愁 蹶然の祖師/福島泰樹
 もう一つの親鸞像 口伝鈔講義(30)/義盛幸規
 震災と「天譴論」/尾原宏之
 やんちゃ和尚 ガンとの出会い(5)/西村仁美
 ほほえみネットワーク 悲しみの癒し方(3)/田代尚嗣
 「破天荒の画僧」岩崎巴人(1)/横田喬
 〈中村元博士生誕百年〉中村先生のお人柄と学問(中)/堀内伸二
 雑学から学ぶ仏教(35)お寺の雑学(3)/瓜生中
 「妙好人」考(前編)大拙と宗悦の視点から/塚田幸三
 日本人のためのキリスト教入門(6)クリスマスと三位一体/光延一郎
 鴨長明入門─芸道と仏教のはざまに(7)数寄と欣求浄土/志村有弘
 遍路で学ぶ生きる知恵(58)終末期医療のあり方に思う/武田喜治
 仏教なんでも相談室/鈴木永城
 「井戸端けんこう談義」(5)チョコが食べたくなったら/立川らく朝
 評伝 吉田兼好 徒然草の風景(31)/大野芳


寺門興隆12月号 興山舎 年間購読12600円
 放射能差別が東日本大震災被災者を苦しめている
 檀家の半数近くが菩提寺を捨てた住職不信任の理由とは
 原爆復興のために墓地を市営霊園に移した6カ寺に管理費徴収の是非
 本堂が建つ寺有地なのになぜ国は返してくれないのか
 専門家が教える 寺院への遺贈をトラブルなく行う遺言知識
 尖閣諸島問題で仏教日中交流も宗教用具産業も大困惑!?
 若者の就学を支える各宗派の奨学金制度
 はやらそう! 大晦日からの「二年参り」で寺院の活性化
 震災も師父逝去も乗り越え伽藍復興を遂げた不屈の寺族ドキュメント
 魚の供養碑を全国に巡って分かったこと
 守秘義務を護らぬ宗教者は罰せられると知るべし 
 プロが教える法衣の上手な洗い方
 寺院・住職に直言提言
   赤瀬川原平「場所からの仏教」
   佐藤賢一「フランス革命と宗教」

在家佛教1月号 在家仏教協会 440円
 「欲生即ちこれ回向心なり」〔前編〕/高史明
 かのように、生きていく/菅原伸郎
 基本的信頼を柱とする人格形成/松田正典
 「なむあみだぶつ」いっしょに称えましょう!/土屋正道
 仏教に何がおきているか?〔前編〕/薄井秀夫
 学ぶ喜びに包まれて 中村元先生と東方学院の思い出/黒川文子
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予定1212


予 定 1212



ラジオ「宗教の時間」12/30
 NHKラジオ第2「宗教の時間」12月30日午前8時半 - 9時の放送は、アンコール、愛知学院大学教授・木村文輝「アジアの仏教さまざま」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、上智大学グリーフケア研究所所長・高木慶子「いのちという贈り物」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」12/30
 NHKEテレ「こころの時代 宗教・人生」12月30日午前5時 - 6時の放送は、アンコール、岡村美穂子「心に枠のない世界 鈴木大拙館をたずねて」です。
 同番組の12月29日午後1時 - 2時の再放送は、牧師、高麗博物館理事・東海林勤「小さき者に導かれ」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」12/23
 NHKラジオ第2「宗教の時間」12月23日午前8時半 - 9時の放送は、上智大学グリーフケア研究所所長・高木慶子「いのちという贈り物」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、満福寺住職・佐々木正「信心の花 妙好人の教えるもの」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」12/23
 NHKEテレ「こころの時代 宗教・人生」12月23日午前5時 - 6時の放送は、牧師、高麗博物館理事・東海林勤「小さき者に導かれ」です。
 同番組の12月22日午後1時 - 2時の再放送は、立正大学教授・北川前肇「シリーズ 永遠のいのちの教え 法華経のことば(9)」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」12/16
 NHKラジオ第2「宗教の時間」12月16日午前8時半 - 9時の放送は、満福寺住職・佐々木正「信心の花 妙好人の教えるもの」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、花園大学名誉教授・西村恵信、シリーズ「夢窓国師“夢中問答”をよむ(9)日常のなかで」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」12/16
 NHKEテレ「こころの時代 宗教・人生」12月16日午前5時 - 6時の放送は、立正大学教授・北川前肇「シリーズ 永遠のいのちの教え 法華経のことば(9)」です。
 同番組の12月15日午後1時 - 2時の再放送は、鋳物師・黄地耕造「祈りの音を永遠に」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」12/9
 NHKラジオ第2「宗教の時間」12月9日午前8時半 - 9時の放送は、花園大学名誉教授・西村恵信、シリーズ「夢窓国師“夢中問答”をよむ(9)日常のなかで」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、工業技術コンサルタント・岡村貴句男「“正法眼蔵”への歩み」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」12/9
 NHKEテレ「こころの時代 宗教・人生」12月9日午前5時 - 6時の放送は、鋳物師・黄地耕造「祈りの音を永遠に」です。
 同番組の12月8日午後1時 - 2時の再放送は、アンコール、基督教独立学園校長・安積力也「待てない時代にどう育てるか」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」12/2
 NHKラジオ第2「宗教の時間」12月2日午前8時半 - 9時の放送は、工業技術コンサルタント・岡村貴句男「“正法眼蔵”への歩み」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、慶円寺住職・譲西賢「煩悩から解放されるとき」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」12/1
 NHKEテレ「こころの時代 宗教・人生」12月2日午前5時 - 6時の放送は、アンコール、基督教独立学園校長・安積力也「待てない時代にどう育てるか」です。
 同番組の12月1日午後1時 - 2時の再放送は、仏師・江里康慧「仏を彫るということ」です。
 教育テレビ・こころの時代
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