記事0707


記 事 0707



パティパダー8月号 日本テーラワーダ仏教協会 600円
 智慧の扉:無常の見方と「無価値論」
 巻頭法話:口から漏れる放射能
 根本仏教講義:人生改良計画4:偽善者に幸福は来ない
 釈尊の教え・あなたとの対話(120):世俗の「ムダ」と、聖の「ムダ」
 パーリ経典を読む:沙門果経(30)
 気づき(3)
 パーリ語アイウエ?オ(60)
 ジャータカ物語(92)吉祥物語
 八王子戒壇ではじめての出家式レポート
 2007年度総会報告

暮らしの中の仏教語 第189話 広大寺 メールマガジン
 戒名 法名 俗名 本名

薫の葉書 2007/7/29 fromkiyama メールマガジン
 「祈りのことば」その三 懺悔文

中外日報7/28付 中外日報社
 「仏教と平和」で自由討論 本願寺派安居で懸席者8人
   慈悲や不殺生・非暴力中心に
 厳かに西村新管長入山式
   天台真盛宗管長・第43世西教寺貫首
 湊素堂前管長の小祥忌 大本山建仁寺
   僧俗500人、遺徳偲ぶ

仏像の修復 第26号 仏像文化財修復工房 メールマガジン
 7月26日 地震被害に際しての御仏像への処置
 7月25日 石造物の倒壊の危険
 7月23日 柏崎の地震被害を間近に
 7月16日 地震がありました。

中外日報7/24付 中外日報社
 密教教化賞に5氏 真言宗各山会常任委で決める
   10月、根来寺で表彰式
 中越沖地震 曹洞宗から三百万円
 広島平和記念公園で世界平和の祈り
   天台宗特別布教 酒井大阿闍梨大導師に

大仏さんのつぶより情報205号 奈良県広報広聴課 メールマガジン
 鹿くんのふ~んなるほど「藤原京ルネッサンス」 シンボルイベントを先取り!
 奈良県からのニュース 万葉文化館の七夕祭 ほか
 地域の話題 吉野山灯りコンテスト展 ほか
 季節の伝統行事・特別開扉 綱越神社のおんぱら祭 ほか
 花だより 帯解寺、興福寺の百日紅 ほか

中外日報7/21付 中外日報社
 本堂が泣いている 震災の柏崎から現地ルポ
   「土蔵造り」揺れに弱く
 高田派・生柳宗務総長が辞任 昨春再選、任期半ば
   25日立候補締め切り来月8日開票
 「地球温暖化防止」優先政策に
   各政党に「宗教者の提言」 WCRP日本委

暮らしの中の仏教語 第188話 広大寺 メールマガジン
 躾 ぶしつけ(不躾)

SVA MAIL NEWS メルマガ28号 シャンティ国際ボランティア会 メールマガジン
 新潟県中越沖地震 支援活動を開始しました
 アジアに絵本を届けるコンサートVOL.2 8月3日に東京で開催
 アフガニスタン報告会 8月5日静岡で開催
 絵本ボランティア募集 7月21日絵本作業します
 チャリティコンサート 7月28日茨城で舌沙織里ピアノリサイタル
 夏募金 ただいま受付中です
 好評!SVAブログ 毎日更新しています

青松寺通信7月号 萬年山青松寺 メールマガジン
 キッズサンガ2007 8/4(土)
 授戒会事後講座『青松講座』 8/25(土)金子真介師
 その他の集い

中外日報7/19付 中外日報社
 大屋根崩れ、墓石が散乱 新潟県中越沖地震
   またも"衝撃"仏教王国北越路
 前進座の「法然と親鸞」開幕
   4年間、全国350公演
 石鎚山で「お山開き」 修験者、 信者が参集

オモロイ坊主を囲む会通信 第107号 日本上座部仏教協会 メールマガジン
 オモロイ坊主の人生問答!
   「仏教を勉強すると、商売もうまく行くのでしょうか?」
 ナニワの坊主の仏教入門その79 心を主となす

ブルータス No. 621 マガジンハウス 680円
 ニッポン観光2007
   遷都1300年を迎える奈良の「合間」を散歩

中外日報7/14付 中外日報社
 宗教団体推薦の候補者に聞く
   参議院通常選挙本社アンケート 政教分離「現状で」が大半
 広島・長崎へ「平和行脚」
   日本山妙法寺 五十年目の夏
 第74世・高橋新法主の認証式
   浄土宗大本山金戒光明寺
 平成の"普陀洛渡海"
   中国観音霊場会が開創25年・姉妹縁組15年記念し普陀山参拝

薫の葉書 2007/7/15 fromkiyama メールマガジン
 「祈りのことば」その二
   開経偈

僧侶NET新聞 第二号 僧侶NET メールマガジン
 精進料理について / 晃仁
 現代葬儀考(2) / 龍照
 仏教各宗派の智慧
 チベット仏教の智慧(2) / 捨無
 真言密教の智慧(2) / 文隆

仏像の修復 第25号 仏像文化財修復工房 メールマガジン
 応急修復に行ってまいりました。
 仏像の調査のお手伝いに行ってきました。
 仏像の調査会に参加して参りました。
 重要文化財「渡辺邸」に寄ってみました。
 鋳造仏について
 文化財指定を受けると、修復に際して補助が受けられます。
 葉で見分ける
 NHK大河ドラマ
 文化財級の建物が転売に
 獅子・狛犬の調査
 よくよく考えてみると
 桃太郎の山車(だし)
 神田祭り
 国立文化財機構が発足
 珍しい御像

中外日報7/12付 中外日報社
 政教分離 神話か理念か 京都仏教会が「研究会」
   現実を考慮し再構築の時 島薗教授
 そろーり お顔が胴にドッキング
   「壷阪大仏」工事進む
 非戦平和の思い新たに 本願寺派
   安芸教区で「平和願う念仏者の集い」 滋賀教区基推委が「平和へのつどい」
 来秋マニラでACRP大会
   WCRP日本委員会が理事会・評議員会

暮らしの中の仏教語 第187話 広大寺 メールマガジン
 度量 測量 思量 商量 無量

大仏さんのつぶより情報205号 奈良県広報広聴課 メールマガジン
 鹿くんのふ~んなるほど 「奈良遷都1250年祭」
 奈良県からのニュース なら燈花会能 ほか
 地域の話題 ナポ君メールの登録受付中 ほか
 季節の伝統行事・特別開扉 法華寺の蓮華会式 ほか
 花だより 喜光寺、唐招提寺の蓮 ほか

中外日報7/7付 中外日報社
 沖縄に初の天台宗寺院
   地蔵院の金城永眞住職 土着信仰も取り入れて
 「最期」大きい家族の存在
   「死への準備」シンポ・アンケート 浄土宗総合研
 韓国で統一教会実質主催のサッカー国際大会 清水エスパルス出場
   霊感商法対策弁護士連絡会 参加撤回を要請
 長崎の仏教者も厳しく
   久間前防衛相の失言に

薫の葉書 2007/7/9 fromkiyama メールマガジン
 「祈りのことば」その一
   慈悲の瞑想

大法輪8月号 大法輪閣 840円
 〈日本の仏像〉物語
   第一部 飛鳥時代
     法隆寺・釈迦三尊 法隆寺夢殿・救世観音 広隆寺・弥勒菩薩
   第二部 白鳳時代
     法隆寺・夢違観音 山田寺・仏頭
   第三部 奈良時代
     薬師寺・薬師三尊 東大寺法華堂・不空羂索観音 東大寺戒壇院・広目天
     東大寺・毘盧舎那仏 東大寺・誕生釈迦仏 興福寺・阿修羅
     唐招提寺・鑑真和上 葛井寺・千手観音 秋篠寺・伎芸天
   第四部 平安時代初期
     東寺講堂・不動明王 渡岸寺・十一面観音 観心寺・如意輪観音
   第五部 平安時代後期
     平等院鳳凰堂・阿弥陀如来 鞍馬寺・毘沙門天
     中尊寺・一字金輪 興福寺・迷企羅大将
   第六部 鎌倉時代
     東大寺南大門・二王 六波羅蜜寺・空也上人 中山寺・馬頭観音
     浄瑠璃寺・吉祥天 東大寺・地蔵菩薩 高野山・制た迦童子
     三十三間堂・迦楼羅王 禅林寺・見返り阿弥陀 高徳院・鎌倉大仏
 絵羅漢さまの寺小田原市・玉宝禅寺/駒澤探道
 施無畏/江里康慧
 母殺しの少年と赤ちゃんポストに思う/本多隆朗
 プチ出家願望に対し僧侶はどう応えるか/中野東禅
 仏像写真ひとり語り 釈迦苦行像/市原悦子
 釈尊への問いかけ 環境倫理・仏教からの提言2/奈良康明
 曽我量深師はこう語った 本願の仏地2/寺川俊昭
 鉄笛
   家事手伝い/杉本研士
   死を思う/楠かつのり
   異郷の孫たち五十名/小山内美江子
   「共作」顛末記/板垣信
 仏教の眼 パズル/植田観樹
 私の「縁は異なもの」 ジャンヌの髪/太田治子
 私の出会った仏教者 二つの光に導かれて/二木てるみ
 小説良寛(八)/立松和平
 ブッダのことば〈パーリ仏典入門〉小部経典5/片山一良
 辺境人の宗教性/内田樹
 聖地探訪記出雲/井上宏生
 はじまりの空海〈密教を問う〉密教倫理(最終回)/宮坂宥勝
 新・『般若心経』入門原典から読む『般若心経』6/渡辺章悟
 日蓮聖人『観心本尊抄』を読む(14)/北川前肇
 霞ヶ浦和尚の風言葉(21)/形山睡峰
 重々無尽のいのち『華厳五教章』を読む(25)/竹村牧男
 仏教看護の可能性(2)現在の看護現場から/藤腹明子
 医は仏道認知症(2)認知症の予防法/高田明和
 『維摩経』を読む8 維摩は現代人をどのように批判しているのか/菅沼晃
 『涅槃経』入門1 『涅槃経』とはどんなお経か?/田上太秀
 河童の川流れ経 その14/小島宗光
 仏教なんでも相談室/鈴木永城
 西行 歌と生涯 鳥羽田のおも/松本章男

寺門興隆7月号 興山舎 年間購読12600円
 墓地経営許可を当局に取り消された寺院の実情と恐怖
 宗門の建物災害補償は本当に被災寺院のためになるか  
 宗教法人が設けた公益法人が残余財産の規定で追い詰められている
 引きこもりの若者を救いたいと自立支援ホームに粉骨砕身の住職あり   
 <各宗伝道標語5>密教大衆布教で「いのち」を掲げた訳   
 三万人余の子供に里親和尚の手を   
 古い墓石はどうなるのか!?   
 [徹底取材] ビックリ寺院拝見「足湯ドームを新設した寺」   
 [寺院・住職に直言提言]
   倉嶋厚「私の育った仏教的環境」
   今江祥智「おかげさまで…」
 [ショートルポ]
   国民投票法成立で寺院活動が監視される
   和歌山県臨済宗妙心寺派寺院の裏山に風力発電の大反対
   宮城県真言宗智山派寺院住職横領事件で下された刑
   三重県真宗高田派住職殺人事件判決公判

Precious8月号 小学館 720円
 酒井順子さんと、のーんびり、四国お遍路紀行

和樂8月号 小学館 1300円
 一四〇〇年の時を超え、今も崇高に輝く太子の理想 聖徳太子の夢、法隆寺の謎
   聖徳太子が見た理想とは何か 法隆寺に込められた想い/大野玄妙
   わからないから美しい、不思議だから心ひかれる 法隆寺 仏像の真
   永遠に封じ込められた謎かけに思いを馳せる 法隆寺 伽藍の秘密

戒律文化第5号
戒律文化研究会=編 法蔵館 2625円
 泉涌寺出身の律僧 金沢文庫の聖教を手がかりに/高橋秀栄
 中世社会における持斎の受容/大塚紀弘
 中世鎌倉名越の律宗寺院 東栄寺を中心として/落合義明
 奈良国立博物館蔵神泉苑請雨経法道場図について/内田啓一
 湛睿筆『破僧違諫戒勘文』に関する一考察/道津綾乃
 京都東山太子堂考/松尾剛次

中外日報7/5付 中外日報社
 長崎県仏が発足 まず長崎、佐世保、島原の三市仏で
 節つけ安心語る 浄土真宗の「節談説教」復活 築地別院で 布教大会
 禅語がカルタに 花園大学で"だるま"制作
 金峯山寺蔵王堂で記念法要 世界遺産登録3周年迎え誓い新た

サライ7月19日号 小学館 650円
 絵心なしでも描ける「仏画」入門
   そも仏画とは……
   自宅で描くために揃えたい初歩の仏画道具一式
   基本を練習する
   「釈迦如来」の描き方
   下絵を墨線で写す
   仏画用語集
   「釈迦如来」に色をぬる
   「地蔵菩薩」を顔彩で塗る
   私と仏画/湯川れい子
   「仏花」を色鉛筆で塗る
   仏画 聖観音
   「普賢菩薩」をクレヨンで塗る
   仏画 愛染明王
   仏画教室・通信講座案内

中外日報7/3付 中外日報社
 中国から四禅僧来日 日本僧堂での滞在経験、報告 第六回の日中禅僧交換交流
 宗教界からも非難の声 久間防衛相の原爆発言
 伊勢神宮 大宮司に鷹司尚武氏

オモロイ坊主を囲む会通信 第106号 日本上座部仏教協会 メールマガジン
 「第一回オモロイ・坊主サロン in 荒木町・坊主バー」のご案内
 ナニワの坊主の仏教入門その79 第一の矢と第二の矢

電子説法 第1343号 法華コム メールマガジン
 輸血拒否と医療

暮らしの中の仏教語 第186話 広大寺 メールマガジン
 明暗 あかり 灯明 伝灯

中外日報6/30付 中外日報社
 世界平和を祈る塔、建立 二年後目標、韓国国内に
   韓日・日韓仏教文化交流大会
 訴訟情報開示など要請
   曹洞宗会一般質問 旧多々良学園問題で追及
 市有地の神社は「政教分離」違反
   札幌高裁も一審支持
 鶴岡八幡宮が新加入
   全国八幡宮連合総会開く

在家佛教8月号 在家仏教協会 440円
 仏教と倫理を考える/竹村牧男
 六波羅蜜と六種供養/高畑俊孝
 ただ、念仏/加藤辨三郎
 閑古錐/松原泰道
 千の風は菩薩の風/荒崎良徳
 古代仏教史の論点/吉田一彦
 「衣食足りて礼節を知る」は本当か?/保坂俊司
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話題0707


話 題 0707



[訃報]久野健さん 仏教彫刻史研究家
 久野健さん=くの・たけし。7月27日、すい臓がんで死去、87歳。元東京国立文化財研究所情報資料部長。著書に「平安初期彫刻史の研究」など。〔東京新聞7/27付〕

柏崎の寺社6割が危険と診断
 東京新聞(7/26付Web)によれば、新潟県中越沖地震で、柏崎市中心部にある寺社の本堂・本殿の約6割が応急危険度判定で危険と診断されたことが分かりました。同地域の寺社43のうち「危険」の赤紙が25、「要注意」の黄紙が3、「使用可能」の緑紙は15。大半は瓦ぶき屋根の古い木造建築のため倒壊などの深刻な被害を受け、再建や修理には多額の費用が掛かる上、檀家の自宅や墓も被災しているといいます。

ブッダの菩提樹を寺が切り売りか
 朝日新聞(7/24付東京本社発行本紙夕刊2面)によれば、インド東部ビハール州ブッダガヤで、マハーボーディ寺院の住職らが6月に、菩提樹の枝を切り落として売った容疑でインドの司法当局に告発されました。寺院の庭師の告白によれば、昨年7月に住職の指示で菩提樹の枝2.4メートルを切断、20~30センチの長さに切り分けて100~1000ドルで売ったといい、この枝で外国の仏教徒たちは小さな仏像を作るらしい、とも話しているそうです。寺側はこの事実を否定しています。ブッダはこの菩提樹の下で悟りを開いたといわれており、実際は1880年頃に暴風で倒壊した際、以前にスリランカへ移植されていた若木を再び植えたのが現在の木とされています。

愛染寺の再建資金を募金で調達
 四国新聞(7/24付Web)によれば、県道の道路建設で立ち退きを余儀なくされていた香川県高松市牟礼町の愛染寺が、地元住民らの募金活動で移転し再建されることになりました。50年以上前から無住職で檀家もいなかった同寺は土地の名義変更手続きが難航。地元信者の要望で住職に就任した今雪真善さんが手続きを進め、2005年に土地問題は解決。不足する再建費用を地元の60-80代の女性12人が中心となって募金活動を実施し、来春完成の見通しがついたといいます。

京都の仏教系大が定員割れで苦戦
 東京新聞(7/26付Web)によれば、京都にある仏教系大学が近年、定員割れに苦しんでいます。仏教学部だけの単科大である種智院大は学部名を2008年から「人文学部」と変更。花園大は2002年に仏教学科を「国際禅学科」に改称しましたたが04年以降も定員割れが続いています。仏教大は定員を満たすものの3年前に仏教学科が姿を消し、大谷大では真宗学科が2年連続で定員割れだといいます。

世界最古のナーランダ大学が復活へ
 読売新聞(7/18付Web)によれば、古代インドで5世紀ごろに創設された仏教の世界最古の最高学府とされるナーランダ大学(僧院)が2009年にも復活する見通しとなりました。インド政府が提唱し、ビハール州に敷地243ヘクタールを確保、再興を目指す著名な学者ら11人が「顧問グループ」として初会合をシンガポールで開き、方針を決めたといいます。仏教や哲学のほか歴史、言語、ビジネス、経営まで幅広い分野を研究する公立の大学院大学として生まれ変わるそうです。

東大寺南大門再建の作業場を発掘
 朝日新聞(7/18付Web)によれば、奈良市の東大寺旧境内で、鎌倉期に再建された南大門の木材を加工した作業場跡とみられる遺構が見つかりました。奈良県立橿原考古学研究所によると、南大門の北西約50メートルの東大寺学園中・高校の旧校舎跡地から木くず5片のほか、17カ所の塀、2基の井戸跡を発見。木くずは南大門と同じヒノキで3、4センチ四方・厚さ数ミリ、作業中に手斧で削り飛ばされたものとみられます。

出雲築山遺跡で仏具などが出土
 山陰中央新報(7/18付Web)によれば、出雲市上塩冶町の上塩冶築山古墳南側の発掘調査で「佛」などと記された奈良・平安時代の墨書土器片14点などが出土しました。出雲市文化財課によると、墨書土器は直径10センチあまりの坏型で、そのほか大刀の飾りである捩り環(約8センチ)や六世紀後半の銅わんの縁ふちの一部、八世紀のものと思われる文字を刻んだ鉄鉢形土器(高さ13センチ)などの仏具片が多数出土し、地域仏教施設があった可能性が高いといいます。

平泉の現地調査はスリランカ人が有力
 岩手放送(7/11付Web)によれば、来年の世界遺産登録を目指す「平泉の文化遺産」が8月下旬にも、ユネスコの諮問機関イコモスによって現地調査が行われます。文化庁によると、調査員として派遣されるのは、仏教徒が70%を占めるスリランカの専門家が有力だといい、その価値を充分理解してもらえると期待がもたれています。

伏見の石仏倒壊で2小学生が謝罪
 朝日新聞(7/2付Web)によれば、京都市伏見区の石峰寺で今年4月に五百羅漢の石仏のうち30体が倒された問題で、同区内の小学4年と6年の男児2人が「自分たちが倒した」と小学校に名乗り出て、校長や保護者らと同寺を訪れ謝罪しました。男児2人は寺の敷地内に入ったボールを取りに行った時、石仏に足が当たって倒れたのを面白く思い、ほかの石仏も倒したといいます。

竜門石窟仏頭をめぐり返還訴訟
 時事通信(6/30付Web)によれば、中国河南省洛陽市の竜門石窟で1930年代の混乱期に盗掘された仏像頭部2個の返還を求め、北京の弁護士・劉洋氏が持ち主であるロサンゼルス在住のスペイン系米国人男性を相手取り提訴しました。中国で法的手段を通じた文化財の返還請求は初めてだといいます。

タイが仏教の国教規定を見送り
 時事通信(6/29付Web)によれば、タイ憲法起草議会が6月29日、新憲法案に仏教を国の宗教と規定することを見送りました。イスラム教徒との摩擦回避を理由に反対した議員もいたといいます。
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予定0707


予 定 0707



展覧会「京都五山 禅の文化」7/31~9/9
 東京国立博物館平成館で7月31日(火)から9月9日(日)まで、特別展「足利義満600年御忌記念 京都五山 禅の文化」が開催されます。情報サイト
 主催者情報:〈禅僧の肖像彫刻の迫真の存在感、死の直前に筆をとった壮絶な墨蹟、雪舟の師、周文の作とされる水墨画、五山僧が水墨画の上に漢詩を寄せ書きした詩画軸、中国的な造形を示す仏像、仏画など200点を越す名品が集まります。〉

展覧会「考古学で見る仏教の変遷」7/31~9/17
 和歌山県立紀伊風土記の丘で7月31日(火)から9月17日(月)まで、夏期企画展「考古学で見る仏教の変遷」が開催されます。情報サイト
 主催者情報:〈考古学的な調査研究の成果から、県内の仏教の変遷について考えます。第1部では、白鳳期から天平期(奈良時代頃)にかけて築造された県内各地の古代寺院やその後の火葬の広がりを紹介します。第2部では日前国懸宮に隣接する神宮寺や密教寺院、経塚の出土遺物等を通して、古代末期から中・近世にかけての仏教の変遷を追います。〉

展覧会「地獄と極楽」7/21~8/19
 和歌山県立博物館で7月21日(土)から8月19日(日)まで、企画展「地獄と極楽 “あの世”のイメージ」が開催されます。情報サイト
 主催者情報:〈命あるものが避けることのできない「死」という現象。かつて人々は、死後の世界を“この世”から続く別の世界ととらえ、様々な死後の世界のイメージを作り上げてきました。お盆の時期に地獄の絵や極楽浄土の絵などを展示し、それらを通して昔の人々が抱いた“あの世”への恐れと憧れのあり方を、ご覧頂きたいと思います。〉

ラジオ「宗教の時間」7/29
 NHKラジオ第2、「宗教の時間」7月29日午前8時半~9時の放送は、東北大学教授・佐藤弘夫「偽書が告げる真実 中世日本人の精神構造」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、妙法院門跡・菅原信海「日本人の神仏観」です。
 ラジオ第2・7/29番組表

テレビ「こころの時代」7/29
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」7月29日午前5時~6時の放送は、禅僧トーマス・カーシュナー「人生の荷物は少ない方がいい」です。
 同番組の同日午後2時~3時の放送は、彫刻家・池田宗弘「わたしのサンティアゴ巡礼」です。
 教育テレビ・7/29番組表

ラジオ「こころの時代」7/24~7/30
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」7月24日(火)~7月30日(月)の放送内容は次の通りです。
 7/24(火)黒潮の瞳を見つめて(1)
        児童文学作家・漆原智良
 7/25(水)黒潮の瞳を見つめて(2)
        児童文学作家・漆原智良
 7/26(木)園長先生のひとりごと(1) (アンコール放送H19.4.5)
        幼稚園園長・小塩節
 7/27(金)園長先生のひとりごと(2) (アンコール放送H19.4.6)
        幼稚園園長・小塩節
 7/28(土)71歳の挑戦(H19.7.8大阪・松原市深夜便のつどいから)
        雑誌「上方芸能」代表・木津川計
 7/29(日)「わが人生の歌語り」第28回
        作家・五木寛之/聞き手・須磨佳津江アンカー
 7/30(月)《開票速報・参院選2007で深夜便は全て休止》
「ラジオ深夜便」番組表

展覧会「仏さまの彩り」7/14~8/19
 奈良国立博物館で7月14日(土)から8月19日(日)まで、親と子のギャラリー「仏さまの彩り」が開催されます。情報サイト
 主催者情報:〈人々は古くから、季節の移り変わりが映し出すさまざまな色を感じ取り、自らもいろいろな素材や技法をもちいて色を表現し、生活や信仰の場を彩ってきました。今年の親と子のギャラリーは、仏像や仏画、経典などを文字通り美しく彩っている「色」に注目します。〉

ラジオ「宗教の時間」7/22
 NHKラジオ第2、「宗教の時間」7月22日午前8時半~9時の放送は、妙法院門跡・菅原信海「日本人の神仏観」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、薬師寺副住職・山田法胤「こころを立ち上げる」です。
 ラジオ第2・7/22番組表

テレビ「こころの時代」7/22
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」7月22日午前5時~6時の放送は、彫刻家・池田宗弘「わたしのサンティアゴ巡礼」です。
 同番組の同日午後2時~3時の放送は、牧師・太田愛人「パウロの手紙を語る(4)異なる福音に対して」です。
 教育テレビ・7/22番組表

テレビ「秦野市さくら寺計画」7/24
 NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」で7月24日午後1時20分~同49分に「町を組み上げる 秦野市さくら寺計画」が放送されます(再放送)。番組サイト
 主催者情報:〈神奈川県秦野市にある曹洞宗・太岳院。鎌倉時代から続くこの古刹の新しい本堂を、世界的な建築家・安藤忠雄さんが設計。今秋の竣工を目指し建築中である。いま秦野では、お寺の新築をきっかけに、人と人、人と地域、世代と世代をつなぐさまざまな試みが広がっている。たとえば、檀家が中心になって地域に桜を植えようという「さくら寺計画」。お寺の前に公園を作り、その管理は市民のボランティアで行おうという「公園里親制度」。番組では、秦野市でお寺を中心に「町が組みあがっていく」様子をドキュメントする。〉

展覧会「鑑真和上展」7/14~9/2
 福岡市博物館で7月14日(土)から9月2日(日)まで、唐招提寺金堂平成大修理記念「国宝 鑑真和上展」が開催されます。情報サイト
 主催者情報:〈本展は、唐招提寺金堂平成大修理を記念し、唐招提寺の歴史的な意味と当時の唐の円熟した芸術を背景にはなひらいた天平時代の仏教美術の至宝を紹介するものです。8世紀に制作された日本最古の肖像彫刻であり、唐招提寺の精神的象徴として1200年以上にわたり大切に伝えられてきた国宝・鑑真和上坐像を中心に、国宝9件26点、重要文化財34件69点を含む140点を一堂に公開いたします。〉

ラジオ「こころの時代」7/17~7/23
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」7月17日(火)~7月23日(月)の放送内容は次の通りです。
 7/17(火)生きる意味を考える(1)
        樹洩陽舎コモレビシャ舎幹・栖雲幸雄
 7/18(水)生きる意味を考える(2)
        樹洩陽舎コモレビシャ舎幹・栖雲幸雄
 7/19(木)国際協力の伏流 後方支援の四半世紀(1)
        ペシャワール会事務局・福元満治
 7/20(金)国際協力の伏流 後方支援の四半世紀(2)
        ペシャワール会事務局・福元満治
 7/21(土)今を新たな「戦前」にしないために
        児童文学作家・今江祥智
 7/22(日)海中散歩を楽しむ(1)障害者ダイバーを支えて
        ダイビングインストラクター・椎名勝巳
 7/23(月)海中散歩を楽しむ(2)障害者ダイバーを支えて
        ダイビングインストラクター・椎名勝巳
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」7/15
 NHKラジオ第2、「宗教の時間」7月15日午前8時半~9時の放送は、薬師寺副住職・山田法胤「こころを立ち上げる」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、駒沢大学教授・片山一良「原始仏典“ダンマパダ”をよむ」(4)です。
 ラジオ第2・7/15番組表

テレビ「こころの時代」7/15
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」7月15日午前5時~6時の放送は、牧師・太田愛人「パウロの手紙を語る(4)異なる福音に対して」です。
 同番組の同日午後2時~3時の放送は、刀匠・河内國平「技とこころを伝える」です。
 教育テレビ・7/15番組表

展覧会「仏像の道」7/27~08/4/6
 東京国立博物館本館特別5室で7月27日(金)から2008年4月6日(日)まで、特集陳列「仏像の道 インドから日本へ」が開催されます。情報サイト
 主催者情報:〈今回の展示では、仏像の誕生したガンダーラから中国、朝鮮半島、日本の仏像20点余を選び、それぞれの時代、地域で、どのような仏像が作られ、人々の信仰を集めていたのかをたどってみたいと思います。〉

展覧会「瀬戸内寂聴展」7/12~23
 日本橋高島屋8階ホールで7月12日(木)から23日(月)まで、作家生活50周年記念「瀬戸内寂聴展 生きることは愛すること」が開催されます。主催:NHKサービスセンター、読売新聞社。情報サイト
 主催者情報:〈寂聴さんは「切に生きる」ことを自らに厳しく課してきました。一方で、日々の暮らしの細やかな情感を、寂聴さんならではの言葉で表現し、天台寺や寂庵での法話にみるように、多くの人々に生きる喜びを伝えてきました。作家生活50周年のこの機に、天台寺の仏像や寂庵の愛用品を含め、寂聴さんのすべてを盛大に展覧します。ぜひお越しください。〉

展覧会「旅順博物館展」7/14~8/26
 青森県立美術館で7月14日(土)から8月26日(日)まで、「旅順博物館展」が開催されます。情報サイト
 主催者情報:〈県立美術館開館1周年に当たる「旅順博物館展 西域仏教文化の精華」では、旅順博物館が誇る6万点以上の豊富な収蔵品から、われわれ日本人の歴史と文化に、大きな影響を与えた仏教にかかわる文物をメーンに、100点を展示します。仏教はインドで生まれ、交易の大動脈として知られるシルクロードが東西を貫く「西域」 (現在のタリム盆地一帯) で、独自の発展を遂げました。展示はこの西域出土の文物が中心となります。中でも年代の入った仏典写本としては、世界最古となる約1700年前書写の「諸仏要集経」の一部と推測される断片が展示されます。仏教伝来の貴重な足跡であり、国内外を通じて初公開となります。また中国の国宝に当たる一級文物は初公開5点を含む15点が入ります。〉

ラジオ「こころの時代」7/10~7/16
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」7月10日(火)~7月16日(月)の放送内容は次の通りです。
 7/10(火)良寛さんが教えてくれたもの(1)
        全国良寛会常任理事・松本市壽
 7/11(水)良寛さんが教えてくれたもの(2)
        全国良寛会常任理事・松本市壽
 7/12(木)ともに太陽の愛を 福祉事業60年の軌跡(1)
        姫路社会福祉事業協会理事長・門口堅蔵
 7/13(金)ともに太陽の愛を 福祉事業60年の軌跡(2)
        姫路社会福祉事業協会理事長・門口堅蔵
 7/14(土)名もなき人々の命の重さ
        作家・神坂次郎
 7/15(日)希望があれば瞳は輝く(1)
        タイ国「農業及び職業訓練センター」理事長・谷口巳三郎
 7/16(月)希望があれば瞳は輝く(2)
        タイ国「農業及び職業訓練センター」理事長・谷口巳三郎
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」7/8
 NHKラジオ第2、「宗教の時間」7月8日午前8時半~9時の放送は、駒沢大学教授・片山一良「原始仏典“ダンマパダ”をよむ」(4)です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、大乗寺住職・東隆真「禅の人間教育」です。
 ラジオ第2・7/8番組表

テレビ「こころの時代」7/8
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」7月8日午前5時~6時の放送は、刀匠・河内國平「技とこころを伝える」です。
 同番組の同日午後2時~3時の放送は、詩人、墨彩画家・加島祥造「内なる風に吹かれて」です。
 教育テレビ・7/8番組表

テレビ「美の壺 五重塔」7/6
 NHK教育テレビで7月6日(金)午後10時~10時25分に、「美の壺 五重塔」が放送されます。
 主催者情報:〈身近なテーマを中心に、美術鑑賞を3つのツボでわかりやすく指南する新感覚美術番組。今回は「五重塔」。案内役:谷啓〉

ラジオ「こころの時代」7/3~7/9
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」7月3日(火)~7月9日(月)の放送内容は次の通りです。
 7/3(火)出会いは人生の宝 97才を生きる(1)
        ユースホステル名誉ペアレント・森岡まさ子
 7/4(水)出会いは人生の宝 97才を生きる(2)
        ユースホステル名誉ペアレント・森岡まさ子
 7/5(木)イラクの子どもたちは、いま(1)
        日本イラク医療支援ネットワーク事務局長・佐藤真紀
 7/6(金)イラクの子どもたちは、いま(2)
        日本イラク医療支援ネットワーク事務局長・佐藤真紀
 7/7(土)アンコール 絵と青春、そして戦争 (H19.4.21放送)
        画家・永井潔
 7/8(日)ギターの弾き語りで、地域にエールを!
        元・東京都庁IT推進室長・木谷正道(1)
 7/9(月)ギターの弾き語りで、地域にエールを!
        元・東京都庁IT推進室長・木谷正道(2)
「ラジオ深夜便」番組表
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新刊0707


新 刊 0707



新版古寺巡礼京都第12巻 延暦寺
梅原猛=監修 半田孝淳、瀬戸内寂聴=執筆 淡交社 1680円
〈最澄によって開宗され、千二百年の歴史を誇る天台宗の総本山である比叡山延暦寺。巻頭エッセイに2007年禅光坊住職に就任された瀬戸内寂聴師をむかえ、その魅力を紹介します。〉

牧師が読みとく 般若心経の謎
大和昌平=著 実業之日本社 1575円
〈現役の牧師がアプローチする般若心経本。仏教研究者で、かつサンスクリット語に精通する著者が、従来の般若心経本とは違った新しい視点で、二百六十二文字の般若心経を解説する。〉

名文で巡る 国宝の観世音菩薩
青草書房 1680円
〈白洲正子が、神秘的な微笑みから「一番美しい仏」と称えた奈良・法隆寺の救世観音や、和辻哲郎が「美しく古びた銅のからだから一種の生気が放射して来る」と、その妖艶な美しさに惹き付けられた奈良・薬師寺の聖観音など。一流作家の「名文」で、全国10体の観世音菩薩像を巡る。さまざまな作家の視点が一冊に詰まった、新しい古寺・仏像巡りの”ガイドブック”です。〉

名文で巡る 国宝の阿弥陀如来
青草書房 1680円
〈白洲正子が「それはもはや「極楽浄土」ではなく、聖衆が来迎する瞬間の光景だ。」と讃えた京都・平等院の阿弥陀如来坐像や、井上靖が「若い日の私が、こそこそ魂を休ませる場所だ」と信じた京都・浄瑠璃寺の九体阿弥陀など、一流作家の「名文」で、全国11体の阿弥陀如来像を巡る。さまざまな作家の視点が一冊に詰まった、新しい古寺・仏像巡りの”ガイドブック”です。〉

道元禅師 上 大宋国の空
立松和平=著 東京書籍 2205円
〈日本から中国へ,膨大な取材と9年にわたる執筆。これまで至難とされた人間道元の実像と思想の全貌に迫る立松和平渾身の記念碑的作品。〉

道元禅師 下 永平寺への道
立松和平=著 東京書籍 2310円
〈日本曹洞宗の開祖・道元は真実の求法の地を求め,ついにその理想の場所を北陸の地に見出す。永平寺建立,『正法眼蔵』大成に至る,記念碑的長編小説完結篇。〉

9歳から99歳までの 絵本 般若心経
瀬戸内寂聴=著 講談社 1575円
〈世界の子供たちが幸福への願いを込めて描いたイラストと、瀬戸内寂聴によるわかりやすい現代語訳のコラボレーション。ひらがなでも読み書きができ、般若心経のもつ深遠な意味を、お子さんも一緒に考え、楽しむことができる。〉

新装版 寂庵説法
瀬戸内寂聴=著 講談社 1365円
〈人はなぜ、生き、愛し、そして死ぬのか――。命の根源を見つめながら、生について語る、瀬戸内寂聴、渾身の説法(ことば)。大ロングセラー書が、読みやすい活字になって新装復刊!〉

すらすら読める 正法眼蔵
ひろさちや=著 講談社 1785円
〈キイ・ワードは「身心脱落」。道元は、釈迦の正法を正しく読み取る智慧を、弟子たちや後世のわれわれに教えようとしました。それが『正法眼蔵』です。総ルビつき原文、著者オリジナル現代語訳つき 〉

自由訳 十牛図
新井満=著 四季社 1200円
〈「千の風になって」の著者による自由訳。読みやすくわかりやすい実用のバイブル。悟れるかもしれない……この本なら。人生の最終目的とは何か? それは第十図に書かれている。〉

寂聴訳 絵解き般若心経
瀬戸内寂聴=著 横尾忠則=画 朝日出版社 1000円
〈 生きることの意味を、悩みの正体、心のはたらき、因縁、煩悩、お経の効果、というテーマでやさしく講話。本書を一読し、般若心経に直接触れると、悩みから自由になる生き方が自然と身につきます。横尾忠則氏による、24枚の壮大な般若心経マンダラによる絵解き。誰でも簡単に写経ができる「写経手本」付。手のひらに収まるコンパクトサイズ。〉

京都の歴史を足元からさぐる 洛東の巻
森浩一=著 学生社 1980円
〈日本の都として千余年の歴史を誇る古都・京都に秘められた日本の歴史遺産の数々!東山の隠された歴史の跡を実地に歩き、新発見のエピソ-ドを綴る森史学の集大成!〉

インド人に学ぶ
齋藤親載=著 学生社 1800円
〈いま、世界でもっとも注目を浴びているインド!長期駐在の経験からインド財閥とビジネス、今なお残るカ-スト等、インドとインド人の生の姿を紹介! 〉

あなたがあなたになる 48章
真城義麿=著 東本願寺出版部 800円
〈京都、大谷中・高等学校長である著者が、生徒や保護者に向けたメッセージ。現代を生きるなかで悩んだり、不安になったり、苦しんだりするあなたに、「大丈夫。心配ないですよ」とヒントを投げかけます。〉

バガヴァッド・ギーターの世界 ヒンドゥー教の救済
上村勝彦=著 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1050円
〈宗派を超えて愛誦されてきたヒンドゥー教の最高経典が、仏教や日本の宗教文化、日本人の思考に与えた影響を明らかにする。〉

道元禅師の寺を歩く
楽学ブックス JTBパブリッシング 1680円
〈道元の生涯を辿りながら永平寺を中心にその精神を培った寺を訪ねる。曹洞宗の教義や座禅の意味も解説。〉

『坐禅用心記』に参ずる
東隆眞=著 大法輪閣 2520円
〈著者・東師は坐禅の指導者という立場からその豊かな体験を基に、『坐禅用心記』の原文に沿って、さらに懇切丁寧に読み解く。坐禅に関わる人必携の坐禅入門書。〉

瞑想脳を拓く 脳生理学があかすブッダのサイエンス
有田秀穂・井上ウィマラ=著 佼成出版社 1890円
〈本書は、脳生理学者とヴィパッサナー瞑想指導者による共同研究レポートです。どのうようにすればブッダや禅僧の悟りを追体験することができるのか。それを脳波や脳内セロトニン量の測定からあきらかにしていきます。〉

21世紀 仏教への旅 ブータン編
五木寛之=著 講談社 1785円
〈チベット密教の王国を行く! 化身と輪廻転生を信じる人びとは死を恐れない。標高3000mの山道の果てに見た幸福の姿とは?〉

あらすじで読む親鸞の教え
加藤智見=著 図説シリーズ 青春出版社 1134円
〈念仏を称えるだけで、なぜ人は救われるのか。「他力」とは、「悪人正機」の本当の意味とは──本書では、仏教界の常識を破った肉食妻帯の破戒僧・親鸞がたどりついた阿弥陀如来の救いの本質に迫ります。〉

生と死からはじめるマンダラ入門
森雅秀=著 法蔵館 2415円
〈マンダラを生んだインドの世界観死生観を辿りつつ、マンダラをその構造と機能から解明。日本に至る図像内容の変化、ユングのマンダラ観まで多様な切り口でマンダラを語り尽す。〉

ブッダとイエス・キリスト
ドラモンド=著 八木誠一・田中友敏=共訳 法蔵館 2730円
〈敬虔なクリスチャンであり広い視野から長年に渡り宗教間対話を進める宗教学者が、最新の研究成果をもとにブッダとイエス・キリストの生涯とその思想を解明。〉

苦悩とけて絶対の信へ 西田哲学を契機として
海邉忠治=著 法蔵館 1260円
〈絶対の仏と相対の私とは、離れようにも離れられない裏表の関係であり、必然、不離の関係である。絶対の信を求め続けた著者が最後に到達した究極の宗教体験を語る書下し。〉

新版古寺巡礼京都第11巻 銀閣寺
梅原猛=監修、有馬頼底・久我なつみ=執筆 淡交社 1680円
〈銀閣寺で親しまれる慈照寺は、足利義政が山荘として造営に着手した東山殿を遺命によって寺院とした。付近の賑わいを感じながら参道に到着、謎めいた光景に閑寂な美を感じる。やがて眼前に展開する絵に描かれたような伽藍の数々は、幽玄な禅の世界を表現している。〉

となりの神さま ニッポンにやってきた異国の神々の宗教現場
ペ昭=著 扶桑社 1470円
〈木造アパートの6畳間が道教のお寺、雑居ビルの一室にミャンマー寺院、裏山でイスラム教徒の土葬……。出稼ぎや移住、国際結婚などにより日本にやってきた外国人とともに、世界各国の神さまたちも続々と入国し、我々の身近な場所に鎮座している。著者が10年に渡り撮り続けてきたその衝撃の現場を紹介。〉

般若心経を書く 筆に魂をこめて
片岡鶴太郎=書、板橋興宗=対話 毎日新聞社 1680円
〈書、絵画のみならず、陶器、漆器、ろうけつ染めなど幅広い創作活動を行っている片岡鶴太郎と越前市御誕生寺住職の板橋興宗が「般若心経」について対話する。片岡鶴太郎書の般若心経も掲載。〉

滝田栄、仏像を彫る
滝田栄=著 毎日新聞社 1680円
〈等身大の不動明王木像の制作に挑む俳優・滝田栄。なぜ仏像を彫るのか? そこに託された思いと体験を通して、現代人の生き方を考える。〉

迷いと確信 大乗仏教からテーラワーダ仏教へ
山折 哲雄、アルボムッレ・スマナサーラ=著 サンガ 1890円
〈宗教学者とテーラワーダ仏教長老による、ブッダの「法(ダンマ)」をめぐる画期的対話。〉
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話題0706


話 題 0706




FM時報に大満寺の鐘の音を採用
 河北新報(6/27付Web)によれば、せんだい泉エフエム放送(fmいずみ)が7月から、泉区の大満寺にある鐘の音を午後6時の時報として使用します。同寺副住職が会長を務める「サンタピアップみやぎボランティア会」では15年前からカンボジアに学校を建てる活動に取り組んでおり、時報が活動の底上げにつながればと関係者は話しているそうです。
(6/29)



知恩院鶯張りの廊下の音が消える見通し
 読売新聞(6/17付Web)によれば、京都市東山区・知恩院の鶯張りの廊下の音が平成の大修復で消える見通しになりました。長年の歳月で緩んだくぎが床板の留め金具にこすれて音がするもので、寺では「50年、100年が過ぎれば再び(すき間が生まれ)聞こえるようになるはず」と話しているそうです。
(6/17)



興禅寺が地震による廃材で塔婆を建立
 北國新聞(6/12付Web)によれば、輪島市門前町の興禅寺の市堀玉宗住職が能登半島地震で全壊した寺の跡地に本堂の廃材を使った塔婆を建立し、再建資金を募る托鉢を始めました。同寺は曹洞宗總持寺祖院の末寺で、高さ約4メートルの塔婆はがれきの中から取り出されたケヤキの梁を使用。塔婆の横には難を逃れた地蔵を安置しました。
(6/12)



1300年不動の蟹満寺本尊が今秋動く
 京都新聞(6/7付Web)によれば、京都府木津川市山城町の蟹満寺の本尊・釈迦如来坐像が、本堂の建て替えに伴い今秋10月末ごろにいったん動かされることになりました。創建時からおよそ1300年不動の歴史で初めての移動といわれます。計画では約20メートル東にある駐車場に修理所を建設、新たな本堂に09年12月ごろ戻して開眼供養を営むといいます。
(6/10)



東大寺転害門のはりに水色絵の具で落書き
 毎日新聞(6/8付Web)によれば、奈良市雑司町の東大寺転害門のヒノキのはりに、水色の絵の具のようなもので落書きされました。縦約32センチ横27センチの範囲に幅約2センチの筆かはけで書いたとみられます。国宝の転害門は人が通るとセンサーで警報が鳴るようになっていましたが、今回は作動しなかったといいます。
(6/10)



勝山市が差し押さえの五重塔を今秋に公売
 福井新聞(6/5付Web)によれば、勝山市が大師山清大寺の五重塔や九龍殿、大講堂などの建物と土地約3万2000平方mを今秋に公売します。これらは06年に旧相互不動産から同寺に譲渡されていますが、それ以前に同不動産を傘下に入れる相互タクシーの市税大口滞納に見合う額として市の差し押さえ物件となっていました。固定資産の評価額は約47億円。公売の時期は11~12月の予定。同寺は越前大仏で知られています。
(6/5)


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