話題0710


話 題 0710



ダライ・ラマへの勲章でチベット僧院封鎖
 CNN(10/25付Web)によれば、ダライ・ラマ14世に米議会の最高勲章が授与されたことを受け、中国チベット自治区ラサで少なくとも1カ所の僧院が軍部隊によって封鎖されています。人権団体「国際チベット運動」によると、軍部隊に包囲している僧院には、何百人もの仏教僧が留まっているといいます。別団体「チベット人権民主センター」は、勲章授与を祝っていたチベット人8人が中国当局に拘束されたと伝えました。

ナポリで異宗教間サミット
 AFP通信(10/24付Web)によれば、イタリアのナポリで聖エジディオ共同体主催の異宗教間サミットが開催され、各宗教の指導者、政治家、約300人が参加しました。3日間の日程で10月23日に「神の名の下に行う暴力や戦争は神への冒涜だ」とする共同声明を発表して閉幕しました。

ダライ・ラマ14世が11月15日に来日
 産経新聞(10/23付Web)によれば、ダライ・ラマ14世が、11月15~23日の日程で来日を計画しています。来日は昨年11月以来1年ぶり。日本の仏教団体などの招きによるもので、日本滞在中、11月17~18日に三重県伊勢市内で宗教関係のフォーラムに参加し、20日には横浜市内で講演の予定。日本政府は来日目的について「政治活動ではなく、宗教活動」として入国を受け入れる方針だそうです。

佛教大が45年ぶりに仏教学部を復活へ
 朝日新聞(10/23付Web)によれば、佛教大学が2010年春をめどに仏教学部を設置する計画を発表しました。佛教大では1965年に仏教学部を文学部に改組して以来、現在は文学部人文学科に浄土・仏教コースなどが残るだけで、今回は特色を出すための戦略で45年ぶりに復活。開設されれば西日本唯一の仏教学部になる見通しです。

国史跡比曽寺跡で墓地を無断造成
 朝日新聞(10/22付Web)によれば、奈良県大淀町の世尊寺が文化庁の許可を受けず国史跡の境内に墓地約300平方メートルを造成していました。同境内は聖徳太子創建と伝えられる飛鳥時代の比曽寺跡。3年前に檀家の要請を受けて霊園を幅15メートル長さ20メートル拡張し25区画を造成し、古代から中世にかけての遺構が破壊された可能性もあるといいます。

ダライ・ラマ受勲めぐりチベット寺院で衝突
 読売新聞(10/21付Web)によれば、中国チベット自治区ラサ郊外にある仏教寺院で10月17日、ダライ・ラマ14世が米議会から勲章を授与されたことを祝おうとした僧侶約900人と、これを制止しようとした警官隊とが衝突しました。香港紙・明報によると、受勲を祝う文言を寺院外壁にペンキで書こうとした僧侶の頭を警官が殴ったことが引き金となって衝突。死傷者の有無は不明です。

星野円道さんが難行の堂入りを達成
 産経新聞(10/21付Web)によれば、比叡山中の明王堂で10月13日から「堂入り」に挑んでいた比叡山延暦寺大乗院住職の星野円道さんが10月21日未明、満行して堂を出ました。星野さんは平成15年から回峰行を開始。断食、断水、不眠、不臥で不動真言を唱え続ける難行達成した行者は6年ぶりで戦後12人目です。

第35回泉鏡花文学賞に立松和平「道元禅師」
 朝日新聞(10/20付Web)によれば、金沢市主催の第35回泉鏡花文学賞に、立松和平さんの「道元禅師(上下)」(東京書籍)が決まりました。副賞100万円。授賞式は11月7日午後2時から金沢市文化ホールで開かれます。

大谷派本願寺函館別院など重文へ
 朝日新聞(10/19付Web)によれば、文化審議会が新たに建造物10件を重要文化財に指定するよう文部科学相へ答申しました。このうち仏教関連は、大谷派本願寺函館別院(北海道函館市)と常称寺(広島県尾道市)です。

興福寺五重塔の立入禁止範囲を拡大
 奈良新聞(10/17付Web)によれば、奈良市の興福寺五重塔の瓦が落下する危険が強まったため、同寺が立ち入り禁止範囲を拡大しました。瓦の破片が今年に入って2回確認され、万一の危険を避けるため、周囲の木製柵をこれまでより北に7メートル、西に9メートル広げました。

星野圓道さんが千日回峰行の堂入り
 産経新聞(10/13付Web)によれば、比叡山で千日回峰行に挑んでいる大乗院住職の星野圓道さんが10月13日、比叡山・無動寺谷の明王堂に9日間こもる「堂入り」に入りました。星野さんは昭和50年東京都生まれで、平成15年から千日回峰行に入っています。

[訃報]前田常作さん 画家
 前田常作さん=まえだ・じょうさく。10月13日、心臓発作で死去、81歳。現代的な「マンダラ画」で知られる。代表作に「西国巡礼」「坂東巡礼」など。79年に日本芸術大賞、89年に仏教伝道文化賞。元武蔵野美術大学長。〔朝日新聞10/13付〕

寂光院千年の姫子松で能面を制作
 産経新聞(10/10付Web)によれば、京都市左京区の寂光院の境内に約1000年にわたって植わっていたとされる枯れ木を材料にした能面が作られ、同寺に奉納されました。平清盛の娘建礼門院徳子や仕えた阿波内侍を表現した能面を制作したのは能面師の梅原如山さんら3人。この名木「千年の姫子松」は近年枯れつつあり、平成12年の火事で火がかかって傷みが進行したため、約3年前に上部が伐採されました。

ミャンマーで拘束された僧侶は500人以上
 CNN(10/6付Web)によれば、ミャンマー反軍政デモの武力鎮圧で拘束した僧侶は500人以上で、うち109人は聴取を続けていると同国軍事政権が述べたと国営テレビが伝えました。また、デモを主導した僧侶4人の行方を追っており、仏教界幹部に居場所などの情報提供を求めたとも報じているといいます。

ミャンマーの反軍政デモを世界の仏教徒が支持
 AFP通信(10/5付Web)によれば、ミャンマーの軍事政権に対する僧侶や市民らの抗議デモに、世界中の仏教徒の支持が集まっています。同国の僧衣の色にちなみ今回の抗議行動を「サフラン革命」と呼ぶ動きが出てきており、ダライ・ラマ14世はこの革命に真っ先に支持を表明する声明を発表。政治的抵抗の歴史を持つベトナム統一仏教協会の副会長Thich Quang Do師は自身の僧院からミャンマーで抗議する人々へ向けて、共通の戦いだと励ますメッセージを送り続けているといいます。

拘束僧侶4000人を刑務所移送へ
 読売新聞(10/2付Web)によれば、ミャンマー軍事政権は反政府デモに参加した僧侶約4000人を拘束し、近く刑務所に移送する方針であると、英BBCのビルマ語放送が消息筋の話として報じました。また、政治犯収容所として知られるインセイン刑務所に収監された僧侶らが即決裁判で禁固6年の刑を科せられたと、ミャンマー民主化勢力のウェブサイトが伝えています。

ミャンマー混乱に便乗したウイルスメールが出回る
 毎日新聞(10/1付Web)によれば、「ミャンマーのデモを支持するメッセージ」と称してダライ・ラマからのメッセージを装うウイルス付き電子メールが出回っていると、英ソフォスが注意を呼び掛けています。メールは英文で、添付したワード文書(ファイル名は hhdl burma_001.doc)を読むように促していますが、文書を開くとトロイの木馬型ウイルスを植え付けられるそうです。

名古屋で僧侶らがデモ犠牲者を悼み祈り
 中日新聞(10/1付Web)によれば、ミャンマー軍事政権のデモ弾圧で犠牲になった現地の僧侶や市民そして映像ジャーナリスト長井健司さんを悼んで、10月1日朝に名古屋市中区の久屋大通公園で、ミャンマー人と日本人の仏教僧ら約40人が祈りをささげました。同公園では9月29日から42時間のハンガーストライキが行われ、参加メンバーらは愛知県庁にミャンマーの現状への理解と支援を求める要望書を提出しました。
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記事0710


記 事 0710



西日本新聞10/30付(Web > 文化) 西日本新聞社
 私と親鸞(1)ありありと姿想像して/五木寛之氏

東京新聞10/23付(本紙夕刊・心のページ) 東京新聞社
 死者との交わり 「千の風になって」考(下)/奈良康明
   生者の励みとなるのが「霊」

東京新聞10/16付(本紙夕刊・心のページ) 東京新聞社
 死者との交わり 「千の風になって」考(上)/奈良康明
   日本の習俗と真っ向から対立

パティパダー11月号 日本テーラワーダ仏教協会 600円
 智慧の扉: 瞑想はただ一つの道
 急報:ミャンマー情勢
 巻頭法話:人の価値を決めるリトマス試験紙
 根本仏教講義:なぜ苦は偉大なる真理なのか1
 釈尊の教え・あなたとの対話(123):勝利者の生き方
 パーリ経典を読む:沙門果経(33)
 Mindfulness in Plain English:気づき(6)
 パーリ語アイウエ?オ(63)
 ジャータカ物語(95)ティッティラ鳥物語
 スマナサーラ長老の著書をたどる(その3)
 講演会レポート

中外日報10/27付 中外日報社
 宗教で「民族同化」ねらう 日本宗教界の旧満州進出全体像明らかに
 宗会に経費五千万円諮られず 創刊の広報紙で追及
 真福寺借入金一括返済で経費節減 智山派定期教区代表会で全議案可決
 フィンランド民謡と天台声明 延暦寺根本中堂で日本初共演

大仏さんのつぶより情報212号 奈良県広報広聴課 メールマガジン
 鹿くんのふ~んなるほど 救世観音の生まれ変わり聖徳太子
 奈良県からのニュース なら食と農のフェス ほか
 地域の話題 大和の竹を考えるシンポ ほか
 季節の伝統行事・特別開扉 法隆寺の秘宝展 ほか
 花だより 天の川もみじまつり ほか

お寺へ行こう! No.21 りらく メールマガジン
 りらくんのお寺むだ話 円相
 仏教豆知識 六波羅蜜の話 6
 阿闍梨誕生

オモロイ坊主を囲む会通信113号 日本上座部仏教協会 メールマガジン
 オモロイ坊主の人生問答!「良き師と出会うためには?」
 はにー和尚の、「あなたのための仏教。」第二弾!
 オモロイ坊主を囲む会、プロフェッショナル・ボランティア緊急募集!
 ナニワの坊主の仏教入門その87「在家者の実践その1」

暮らしの中の仏教語 第197話 広大寺 メールマガジン
 鉢 鉢巻き 鉢合わせ

中外日報10/25付 中外日報社
 仏教学部45年ぶり復活 佛教大に"西日本唯一"
 「財政運営軌道に乗る」 智山派第104次定期教区代表会開く
 新宗務総長に杉浦氏 西山深草派
 海外初の曹洞宗立専門僧堂 仏・パリ郊外の禅道尼苑に開単
 自殺問題を考えるシンポ 超宗派の僧侶らが活動を紹介

産経新聞10/21付(Web > 生活 > 暮らし・余暇) 産経新聞社
 プチ修業、カフェ、僧衣ファッション…お寺で「癒やし」

中外日報10/20付 中外日報社
 密教の独自性再評価を 日本密教学会学術大会でシンポ
 成相寺に新住職晋山 石坪弘眞氏が継職
 ミャンマー情勢が議論に WFB、韓国で初の小規模国際会議

朝日新聞10/20付(Web > トラベル > 愛の旅人) 朝日新聞社
 九條武子と良致
   大震災でしなやかに強く

読売新聞10/20付(Web > 関西発 > 文化 伝統 > 天平の煌めき) 読売新聞社
 シルクロード行(3)サマルカンド
   東西衝突、製紙伝える

All About 10/15付(Web > 国内旅行 > 神社・寺めぐり) All About
 宿坊に泊まる韓国旅 世界遺産海印寺前編

中外日報10/18付 中外日報社
 宗議の僧俗間"格差"是正 23日開く本願寺派定宗選挙規程変更案上程へ
 天台宗定宗開く 「教学財団」を「振興事業団」に
 聴衆千人、感動の声明 高田派が伝承五百年の響き
 新会長に持田氏選ぶ 日中宗懇総会開く

暮らしの中の仏教語 第196話 広大寺 メールマガジン
 お茶を濁す

オモロイ坊主を囲む会通信113号 日本上座部仏教協会 メールマガジン
 オモロイ坊主の人生問答!「今の自分に苦しんでいます。」
 はにー和尚の「あなたのための仏教」
 ナニワの坊主の仏教入門その86「根本煩悩その5…悪見」

中外日報10/16付 中外日報社
 大遠忌の円成誓う 坪井浄土門主、知恩院で晋山奉告法要
 西山浄土宗光明寺で開基蓮生法師800回忌大法要
 千日回峰行「堂入り」 延暦寺明王堂に星野圓道行者
 竹村牧男東洋大学教授に栄誉 中村元東方学術賞

薫の葉書 2007/10/14 fromkiyama メールマガジン
 「祈りのことば」その十
   白骨の御文

ジッポウ 3 2007秋 ダイヤモンド社 1500円
 親鸞が好き!
   吉本隆明×糸井重里対談「僕たちの親鸞体験」
   インタビュー 親鸞を演じるということ/嵐圭史
   インタビュー 親鸞を書くということ/津本陽
 誰も見たことのないハワイ

中外日報10/13付 中外日報社
 日常生活に溶け込む姿勢を 新宗連「宗教の新しい役割」でシンポ
 大谷派門首夫妻 ブラジルに初出向
 42選挙区・56議席が無投票 浄土宗宗議会議員選
 来年50年の智山青年連合会 記念リレー法要
 役行者霊蹟札所会 加盟36寺社が出開帳

産経新聞10/11付(Web >生活 >トレンド・話題) 産経新聞社
 仏教、若者にじわり浸透
   座禅、寺コンサート…癒やしも

中外日報10/11付 中外日報社
 目標下回り「厳しい結果」 本願寺派、参院選で「総括書」
 「寺庭婦人の役割」討議 妙心寺派第11回教区寺庭婦人会長会開く
 亡きいのちの継承を 特別伝道高野山結集大会を厳修
 ミャンマー情勢で声明 WFB

仏事コンサル見習と学ぶ、葬儀やお墓のこと第1号 典正 メールマガジン
 お金に関する話

心が豊かになる暮らしの情報 Vol.52 滝田商店 メールマガジン
 今月の一口法話
 秋の七草
 秋の七草の説明
 歳時記 きのこ
 浅草情報 金龍の舞・菊供養ほか
 十月の節季と満月
 秋の名句 松尾芭蕉・与謝蕪村

SVA MAIL NEWS メルマガ31号 シャンティ国際ボランティア会 メールマガジン
 秋のイベント
   アジアの子どもに絵本を届けるコンサート 癒しの音楽&フェアトレード
   クラフト・エイド タイ生産者報告会
   チャイルド・ブック・サポーター 「小さな絵本の大きなチカラ」

大法輪11月号 大法輪閣 840円
 知っておきたい仏教とお寺のしきたり
   しきたりの大事さ/松原泰道
   第一部 仏事のしきたりQ&A
     葬儀・法事のしきたりQ&A/清水祐孝
     お墓参りのしきたりQ&A/鈴木永城
     仏壇・お勤めのしきたりQ&A/服部法照
     お盆・お彼岸のしきたりQ&A/塩入亮乗
   第二部 生活に生かしたいお寺のしきたり・作法
     僧堂のしきたり・作法/中尾良信
     巡礼・遍路・写経のしきたり・作法/小松庸祐
     食事作法・精進料理のしきたり・作法/佐藤達全
     お寺・僧侶に対するしきたり・作法/小峰一允
     仏教行事のしきたり・作法/村越英裕
 増上寺 巨大都市に生きる念仏の寺/田村仁
 人々唯識/横山一如
 法脈の道/宮城泰年
 空海 いのち輝くことばいのちの映えを生きる/寺林峻
 釈尊への問いかけ 輪廻と無我説 仏教信仰と民俗1/奈良康明
 曽我量深師はこう語った『親鸞の仏教史観』2/寺川俊昭
 仏教の眼 正義の使者?と仏教徒の使命/植田観樹
 私の「縁は異なもの」ちひろさんと母/太田治子
 鉄笛
   午後の声/川口晴美
   先進国の資源浪費は集団的エゴイズム/戸田潔
   エゴセントリックな日本人/湯浅譲二
   アイデアノート/くじらいいく子
 一科学者の仏教者への期待/観山正見
 小説良寛(十一)/立松和平
 ある日の内山興正老師/櫛谷宗則
 ブッダのことば〈パーリ仏典入門〉小部経典8/片山一良
 インディアン、お寺に来る!デニス・バンクス師との交流/山田俊尚
 四国遍路結願 報道写真家・石川文洋さん/岸野亮哉
 新・『般若心経』入門原典から読む『般若心経』9/渡辺章悟
 日蓮聖人『観心本尊抄』を読む(17)/北川前肇
 重々無尽のいのち『華厳五教章』を読む(28)/竹村牧男
 だれでもわかる時宗入門(2)/朝野倫徳
 心と身体に効く寺社 円通寺の坐禅と二胡の会/朝倉一善
 全日本仏教会財団創立五十周年を迎えて/齋藤明聖
 医は仏道 認知症(5)栄養を摂ろう/高田明和
 仏教看護の可能性(5)四摂法を看護に生かす/井上ウィマラ
 『涅槃経』入門4 修行が仏性を生む/田上太秀
 融通念佛宗と良忍上人2/吉村しょう英
 遍路で学ぶ生きる知恵3 とらわれない心で生きる/武田喜治
 河童の川流れ経 その15/小島宗光・迎田秀仁
 西行 歌と生涯讃岐行脚/松本章男

寺門興隆10月号 興山舎 年間購読12600円
 都内1万坪の大刹で兄81歳と弟76歳が争う僧門の責任
 62歳副住職が90歳住職に給与訴訟を起こした名刹を辱める父子崩壊  
 僧階トップに昇り詰める条件と僧階の本当の価値
 14カ寺が行った本堂の地震対策の方法と費用   
 寺院拝観料300円は本当に「高い」か   
 環境大臣登録の環境カウンセラーになった住職が試みる寺院の役割   
 廃寺や無住寺に新たな道を拓く検証   
 異色和尚登場「国立天文台長は住職後継者」   
 寺院・住職に直言提言
   福島敦子「仏教の発信を」
   佐々木譲「荒野の僧房」

和樂11月号 小学館 1300円
 正倉院展2007年版公式ガイドブック

旅行読売11月号 旅行読売出版社 400円
 寺社めぐり
   格式高い禅刹で己を見つめ直す古都の旅<鎌倉>
   上野の森に江戸をしのび、人気の寺町谷中へ<上野公園、谷中>
   修験道の山に泊まり城下町の古刹に下りる<羽黒山、鶴岡>
   秋の近江路。名刹と観音の里をめぐる<湖東三山、湖北>
   大和路の国宝を鑑賞し、悠久の時の流れに身を置く<斑鳩、奈良>

サライ10月18日号 小学館 650円
 「あおによし」奈良へ
   まほろばの古墳・遺跡を歩く 飛鳥古代史の旅
   聖徳太子ゆかりの世界遺産の古刹 一日かけて歩く「法隆寺」
   文士と歩く大和路
   平城京絵巻 国の礎は奈良にあり
   ならまち散策と旅の便利帳

中外日報10/6付 中外日報社
 「Net縁」を立ち上げ 入寺希望者や結婚相手を紹介
 御室派定宗七議案を承認 長期展望に立つ財政計画必要
 平安絵巻さながらに 法華大会中日華やぐ
 ミャンマー政府の武力弾圧 平和解決訴え署名活動

薫の葉書 2007/10/5 fromkiyama メールマガジン
 「祈りのことば」その九
   お地蔵さまのご利益

お寺へ行こう! No.19 りらく メールマガジン
 りらくんのお寺むだ話 脚下照顧
 仏教豆知識 六波羅蜜の話 5

中外日報10/4付 中外日報社
 ミャンマー政権弾圧に抗議 広島で本願寺派僧侶らデモ
 京都仏教会緊急理事会で声明文採択 ミャンマー問題
 本尊、天蓋等平成大修理が完成 平等院で奉告法要
 来年から「帰敬式受式運動」 佛光寺派第163定宗

アエラ10月8日号 朝日新聞社 360円
 スリランカから来た僧

仏像の修復 第27話 仏像文化財修復工房 メールマガジン
 仏像の搬入を行いました。
 新潟県まちづくりコーディネーター養成講座を修了しました。
 新潟日報に載せていただきました。
 新聞の取材を受けました。
 仏像の調査に行ってまいりました。
 「まちづくり講座」の続き
 新潟県の「まちづくり講座」に行ってきました。
 団塊世代の活用を 文化財保護審議会が提言
 新聞記事「自治体主体の文化財保護へ」文化庁の政策
 文化財レスキューに行ってまいりました。
 中越沖地震 御仏像の応急修復ボランティア
 赤紙の誤解 中越沖地震
 火祭り

暮らしの中の仏教語 第195話 広大寺 メールマガジン
 茶の間 茶屋 茶話会

心のともしび第46号 山野鈍海 メールマガジン
 鈍海のちょっとコラム 便利な物差し 山野鈍海遺稿集より
 献体中の祖父(故 山野鈍海)と最後の面会ご報告 徳行
 徳行からの手紙 大好きなおじいちゃんへ

家庭画報11月号 世界文化社 1050円
 錦秋の奈良を行く

中外日報10/2付 中外日報社
 「僧侶のデモ参加は覆鉢行」 全日本仏教会が声明文
 緊迫のミャンマー 仏教者ら大使館前で抗議集会
 気多神社裁判、国が控訴
 大法会準備事務局長に岩田氏 高田派宗議会全十議案可決
 本門佛立宗第186回臨宗 上程4議案可決

在家佛教11月号 在家仏教協会 440円
 利他行/奈良康明
 老婆心/西川玄苔
 祈りのこころ/小林暢善
 宗教戦争/安田暎胤
 七福神は融和の象徴/浜島典彦
 「不思議」の世界/清水守拙
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予定0710


予 定 0710



ラジオ「こころの時代」10/30~11/5
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」10月30日(火)~11月5日(月)の放送内容は次の通りです。
 10/30(火)アンコール 地図が語る戦争と平和(1)(H19.9.6放送)
        旅ジャーナリスト・菊地正浩
 10/31(水)アンコール 地図が語る戦争と平和(2)(H19.9.7放送)
        旅ジャーナリスト・菊地正浩
 11/1(木)アンコール 出会いは人生の宝 97才を生きる(1)(H19.7.3放送)
        ユースホステル名誉ペアレント・森岡まさ子
 11/2(金)アンコール 出会いは人生の宝 97才を生きる(2)(H19.7.4放送)
        ユースホステル名誉ペアレント・森岡まさ子
 11/3(土)高松塚古墳・石室解体を終えて
        奈良文化財研究所保存修理科学研究室長・肥塚隆保
 11/4(日)身心一如の健康法(1)
        京都市薬師禅寺住職・樺島勝徳
 11/5(月)身心一如の健康法(2)
        京都市薬師禅寺住職・樺島勝徳
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」10/28
 NHKラジオ第2「宗教の時間」10月28日午前8時半~9時の放送は、立教大学教授・佐藤研「イエス像の探求」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、関西学院大学教授・窪寺俊之「魂の渇きを癒やす ホスピスの体験から」です。
 ラジオ第2・10/28番組表

テレビ「こころの時代」10/28
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」10月28日午前5時~6時の放送は、越前市御誕生寺住職・板橋興宗「仏道に生きる」です。
 同番組の同日午後の放送は、別番組のためありません。
 教育テレビ・10/28番組表

ラジオ「こころの時代」10/23~29
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」10月23日(火)~10月29日(月)の放送内容は次の通りです。
 10/23(火)アジアのカタチ、アジアのこころ(1)
        グラフィックデザイナー・杉浦康平
 10/24(水)アジアのカタチ、アジアのこころ(2)
        グラフィックデザイナー・杉浦康平
 10/25(木)滝はとどろき、水は語る 世界の百の滝を訪ねて(1)
        写真家・白川義員
 10/26(金)滝はとどろき、水は語る 世界の百の滝を訪ねて(2)
        写真家・白川義員
 10/27(土)ふるさとと歌への思い(10/6 香取市の公開録音から)
        作曲家・弦哲也
 10/28(日)特集・わが人生の歌語り第31回
        作家・五木寛之/聞き手・須磨佳津江アンカー
 10/29(月)LD(学習障害)に向き合って
        東京学芸大学教授・上野一彦
「ラジオ深夜便」番組表

テレビ「美の壺・野仏」10/19
 NHK教育テレビ10月19日午後10時~同25分の「美の壺」で「野仏」が放送されます。番組公式ページ
 主催者情報:〈道端にたたずむお地蔵さんに、そっと手を合わせる…。日本人の心のよりどころである「野仏」。その多くが江戸時代に建てられたもので、村の守り神・供養塔・道しるべとして、庶民の生活と深いかかわりを持ってきた。野仏の彫りをよく見ると、石工の匠(たくみ)の技と、そこに秘められたドラマが浮かび上がる。一つ一つ異なる個性的な姿は、さまざまな願いが込められた証しだ。時を超えて語りかけてくる「野仏」の魅力を紹介する。〉

ラジオ「宗教の時間」10/21
 NHKラジオ第2「宗教の時間」10月21日午前8時半~9時の放送は、関西学院大学教授・窪寺俊之「魂の渇きを癒やす ホスピスの体験から」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、駒沢大学教授・片山一良「原始仏典“ダンマパダ”をよむ(7)」です。
 ラジオ第2・10/21番組表

テレビ「こころの時代」10/21
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」10月21日午前5時~6時の放送は、牧師・太田愛人「パウロの手紙を語る(7)想いは西へ」です。
 同番組の同日午後2時~3時の放送は、国際日本文化研究センター教授・小松和彦「妖怪と“暮らす”人生 こころの闇を見つめて」です。
 教育テレビ・10/21番組表

展覧会「宋元仏画」10/13~11/25
 神奈川県立歴史博物館で10月13日(土)から11月25日(日)まで、開館四十周年記念特別展「宋元仏画」が開催されます。
 主催者情報:〈中国、宋元時代に制作され、海を越えて日本にもたらされた羅漢図や十王図など、国宝、重要文化財を含む約130点の舶載仏画をご覧いただきます。なお、本展にあわせ今年3月に修理が完了した当館所蔵の十六羅漢図(重要美術品)全十六幅を公開します。〉

ラジオ「こころの時代」10/16~22
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」10月16日(火)~10月22日(月)の放送内容は次の通りです。
 10/16(火)北海道民謡に心の文化を探る(1)
        北海道教育大学名誉教授・吉田源鵬
 10/17(水)北海道民謡に心の文化を探る(2)
        北海道教育大学名誉教授・吉田源鵬
 10/18(木)ホノルルマラソンへの道 両足義足の私(1)
        会社経営・島袋勉
 10/19(金)ホノルルマラソンへの道 両足義足の私(2)
        会社経営・島袋勉
 10/20(土)アンコール 老いてこそ「市民」(H18.12.2放送)
        作家・小田実
 10/21(日)先達に学ぶ(1)
        宇治田原、耕雲庵・櫛谷宗則
 10/22(月)先達に学ぶ(2)
        宇治田原、耕雲庵・櫛谷宗則
「ラジオ深夜便」番組表

テレビ「笑いに込めた仏の教え」10/14
 NHK教育テレビ10月14日午前9時~10時の「新日曜美術館」で「笑いに込めた仏の教え 仙がい義梵と禅画」が放送されます。出演:玄侑宗久。番組公式ページ
 主催者情報:〈にんまりと笑った蛙が一匹。横には「座禅して人が仏になるならば」との言葉が…。座禅するだけで仏になれるのなら蛙はとっくになっているという意味である。分りやすい言葉とユーモアに満ちた絵、そしてそこに込められた深い意味。江戸後期の禅僧・仙?は自由奔放な表現を通じて禅を庶民に伝えようとした。中には○と△と□だけの絵も。そこには一体どんな意味が?仙?の実像を辿りながら思わず笑いたくなる絵の謎解きを楽しむ。〉

ラジオ「宗教の時間」10/14
 NHKラジオ第2「宗教の時間」10月14日午前8時半~9時の放送は、駒沢大学教授・片山一良「原始仏典“ダンマパダ”をよむ(7)」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、大谷大学名誉教授・寺川俊昭「精神主義と現代」です。
 ラジオ第2・10/14番組表

テレビ「こころの時代」10/14
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」10月14日午前5時~6時の放送は、国際日本文化研究センター教授・小松和彦「妖怪と“暮らす”人生 こころの闇を見つめて」です。
 同番組の同日午後2時~3時の放送は、グループホーム“ふうせん”代表・角田妙子「あなたと共に生きたい」です。
 教育テレビ・10/14番組表

展覧会「良寛」10/5~11/18
 倉敷市立美術館で10月5日(金)から11月18日(日)まで、特別展「良寛 生誕250年記念」が開催されます。
 主催者情報:〈倉敷市玉島ゆかりの良寛和尚の生誕250年を記念して、新潟県長岡市にある 良寛終焉の地・木村家に伝わる門外不出の良寛作品を中心に展示します。加えて、良寛の書をこよなく愛した日本画家の安田靫彦、彫刻家の平櫛田中、書家で歌人であった清水比庵らの作品や良寛ゆかりの地を訪ね歩き写真に撮り続ける小林新一氏の作品などをあわせて展示。〉

ラジオ「こころの時代」10/9~15
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」10月9日(火)~10月15日(月)の放送内容は次の通りです。
 10/9(火)わらべ唄の心を伝える(1)
        わらべ唄伝承者・阿部ヤヱ
 10/10(水)わらべ唄の心を伝える(2)
        わらべ唄伝承者・阿部ヤヱ
 10/11(木)笑顔の女将を育てたい(1)
        女将塾大女将・三宅美佐子
 10/12(金)笑顔の女将を育てたい(2)
        女将塾大女将・三宅美佐子
 10/13(土)食は土から生まれる
        「京都土の塾」主宰・八田逸三
 10/14(日)熱帯雨林の再生を願って(1)27万本・17年の歩み
        東京大学名誉教授・村井俊治
 10/15(月)熱帯雨林の再生を願って(2)27万本・17年の歩み
        東京大学名誉教授・村井俊治
「ラジオ深夜便」番組表

展覧会「熊野本宮大社と熊野古道」10/6~11/25
 和歌山県立博物館で10月6日(土)から11月25日(日)まで、「世界遺産登録記念特別展 熊野本宮大社と熊野古道」が開催されます。
 主催者情報:〈平安時代以来、皇族から庶民まで多くの人々が、熊野をめざして難行苦行の道を歩き続けました。この特別展では、紀伊路・中辺路と呼ばれた熊野参詣道沿いに残された数多くの文化財を紹介するとともに、熊野詣の最初の目的地であった熊野本宮大社に伝えられた宝物から、人々が熊野に込めた思いとその歴史を明らかにするものです。〉

展覧会「木喰展」10/6~11/4
 明石市立文化博物館で10月6日(土)から11月4日(日)まで、「特別展 生誕290年 木喰展 庶民の信仰・微笑仏」が開催されます。
 主催者情報:〈木喰は、大正時代の民芸運動家・柳宗悦に再発見され、以来多くの人々を惹きつけてきました。本展では、各地の現存作品の中から、木彫仏をはじめ、書画などの資料も交えた約140点を展観し、庶民の信仰の中で守られ続けた「微笑仏」の魅力を探ります。〉

ラジオ「宗教の時間」10/7
 NHKラジオ第2「宗教の時間」10月7日午前8時半~9時の放送は、大谷大学名誉教授・寺川俊昭「精神主義と現代」です。
 同番組の同日午後5時半~6時の放送は、圓照寺住職・谷川理宣「無明からの目覚め」です。
 ラジオ第2・10/7番組表

テレビ「こころの時代」10/7
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」10月7日午前5時~6時の放送は、グループホーム“ふうせん”代表・角田妙子「あなたと共に生きたい」です。
 同番組の同日午後の放送は、別番組のためありません。
 教育テレビ・10/7番組表

ラジオ「こころの時代」10/2~8
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「こころの時代」10月2日(火)~10月8日(月)の放送内容は次の通りです。
 10/2(火)”漬物”は日本の食文化(1)
       宇都宮大学名誉教授・前田安彦
 10/3(水)”漬物”は日本の食文化(2)
       宇都宮大学名誉教授・前田安彦
 10/4(木)世界の寄木細工と出会って(1)
        考古学者・金子皓彦
 10/5(金)世界の寄木細工と出会って(2)
        考古学者・金子皓彦
 10/6(土)「りらの木」を想う
        俳人・宇多喜代子
 10/7(日)生涯現役ランナーの夢尽きず(1)
        日本マスターズ陸上競技連合会会長・鴻池清司
 10/8(月)生涯現役ランナーの夢尽きず(2)
        日本マスターズ陸上競技連合会会長・鴻池清司
「ラジオ深夜便」番組表
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新刊0710


新 刊 0710



どうする東アジア 聖徳太子に学ぶ外交
豊田有恒=著 祥伝社新書 祥伝社 777円
〈国を率いる真のリーダーとは何か。混乱の時代を乗り切るヒントがここに。かつて日本にはあった! 国家の気概 国民矜持〉

人生を豊かに生きる12章 「おまかせする心」で楽になる
松原泰道=著 祥伝社 1680円
〈満百歳を迎えた現代の語り部がやさしく説き明かす長寿の秘訣から人間関係の悩みまで(折込付録著者自筆『延命十句観音経』)〉

浄土 その解体と再構築 濁世を超えて、濁世に立つ1
本多弘之=著 樹心社 2600円

親鸞に真実を求めて 伝統に自己を聞く
本多弘之、寺川俊昭=著 樹心社 1500円
〈私塾・相応学舎に全生涯を捧げられた無位無冠の本願の生活者安田理深師の25回忌を縁にして、師との出遇いに恵まれた二人の塾生が、師から与えられた教学的課題を、全身全霊を込めて今ここに明らかにする。〉

南大門の墨壺
岩井三四二=著 講談社 1785円
〈平家侵攻で焼失した東大寺を再建すること、それが東大寺番匠・夜叉太郎にとって、死んだ母と妹への鎮魂と、己の腕の見せ所だった。鎌倉期の奈良・東大寺再建秘話。〉

複数の「古代」
神野志隆光=著 講談社現代新書 講談社 756円
〈『古事記』と『日本書紀』の違いは何を意味するのか。「聖徳太子」はいかに完成したのか。『万葉集』はなぜ「歴史」なのか。「古代」の見方をくつがえす一冊。〉

日蓮
三田誠広=著 作品社 1800円
〈元寇目前の末法の時代、一個人の解脱や往生を求める既成宗派を徹底的に批判、国の柱として現世の変革を提起した信念の宗教家。その卓絶した思想と生涯を描ききる書下ろし本格歴史小説。〉

救世観音像 封印の謎
倉西裕子=著 白水社 2520円
〈明治にいたるまで千年もの長い間、布に覆われ封印状態にあった法隆寺夢殿の本尊、救世観音像。造仏年代やその目的、封印にいたる経緯など古代史解明の鍵となる様々な謎を解き明かす〉

日本人にとって神とは仏とは 日本人の信仰や宗教的なものの考え方
永田美穂=著 ごま書房 1800円
〈なぜ家の中に仏壇と神棚があるのか?なぜ正月は神社に参拝し、お盆はお寺に行くのか?〉

改訂 浄土教における信の研究 信楽峻麿著作集第1巻
信楽峻麿=著 法蔵館 15750円
〈釈尊によって説かれた仏教の中で、大きな流れを形成した浄土教、さらに独自の発展をとげた親鸞思想を仏教全体の中で正しく意義付けようとする著者の壮大な仕事の集大成。浄土教理解の確かな枠組みが明確に示される。〉

改訂 親鸞における信の研究 上 信楽峻麿著作集第2巻
信楽峻麿=著 法蔵館 13650円

改訂 親鸞における信の研究 下 信楽峻麿著作集第2巻
信楽峻麿=著 法蔵館 13650円

日本仏教民俗学の構築 五来重著作集第1巻
五来重=著 法蔵館 8925円
〈柳田國男、折口信夫に次ぐ民俗学者と評される著者の、未公刊博士論文「日本仏教民俗学論攷」はじめ、仏教民俗学を構築した主要論文を収録した半世紀にわたる研究成果の集大成。〉

熊野比丘尼を絵解く
根井浄、山本殖生=編著 法蔵館 6300円
〈「熊野歓心十界図」で絵解きし、熊野信仰を全国に布教した熊野比丘尼。250点以上の絵画史料と、数多くの文献史料を博捜し、熊野比丘尼の宗教者としての実像にも迫る画期的大冊。〉

『正法眼蔵 袈裟功徳』を読む
水野弥穂子=著 大法輪閣 2205円
〈道元にとって袈裟は「釈尊の皮肉骨髄」であり、「仏身・仏心」であった。そんな袈裟の重大さ・功徳、種類・かけ方・縫い方等々を説き、袈裟への信仰があふれた巻を、道元研究の第一人者にして、お袈裟を縫う会で多くの人々を指導してきた著者が、綿密な訳と、懇切な注・解説で紹介。〉

まごころを生きる
安田暎胤=著 大法輪閣 1680円
〈老いも、病も、そして死も、仏の「まごころ」で乗り越えよう。人はもっと優しく、楽しく生きられるはず……。奈良・薬師寺管主が、平易な言葉で現代人に語りかける、珠玉の法話集。「三越劇場」で毎月、恒例で行われている「まごころ説法」の、待望の書籍化!〉

鞍馬寺 新版古寺巡礼京都第14巻
梅原猛=監修 信樂香仁、道浦母都子=執筆 淡交社 1680円
〈深い信仰、豊かな自然、はっきりとした四季のめぐり、長い歴史と文化財、また清々しい山の気や神秘的な雰囲気… 鞍馬寺が創建されて千二百余年、無数の宝ものがその歴史に織り込まれています。遠い昔が今につながり融けあっている鞍馬寺は、いのちが安らぐ別天地です。〉

多田等観全文集 チベット仏教と文化(全1巻)
多田等観=著、今枝由郎=編 白水社 6510円
〈明治45年(1912年)、インドからブータンを経てチベットに入り、その後10年にわたってチベットの寺院で修行を積み、チベット仏教の仏典を日本に請来した多田等観の論文・エッセイを一冊に纏めた。〉

源信とパウロ 『往生要集』と『書簡』における神秘主義の比較
高見伊三男=著 春風社 3360円
〈仏教とキリスト教における巨人を神秘主義の観点から比較考察することで、両教の対話と発展の新たな可能性をさぐる。仏教、カトリック、そしてプロテスタントのたどるべき道を示す希望の書。 〉
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