新刊1502


新 刊 1502




聖地巡礼 世界遺産からアニメの舞台まで
岡本亮輔=著 中公新書 中央公論新社 780円
〈人は何を求めて、そこへ向かうのか ?それは、どのような意味を持つのか? サンティアゴ巡礼や四国遍路、B級観光地、パワースポット、アニメの舞台など、多様な事例から21世紀の新たな宗教観や信仰のあり方が見えてくる。〉

生類供養と日本人
長野浩典=著 弦書房 2000円
〈供養塔を丹念に踏査し、土地の風土や歴史、習俗と動物(生類)とのかかわりの深さから〈供養〉の意義を次々に読み解いてゆく。さらに西洋のいけにえとしての〈供犠〉と日本の慰霊としての〈供養〉とはどのように違うのかということにも言及した労作〉

こころの幸 無財の八施
森清範=著 角川マガジンズ 1500円
〈世界に誇る京都・清水寺。その貫主(=住職)である著者が、仏教の教えをやさしく説いた一冊。「財」を用いず誰もが行える八つの「施し」を繰り返すことで、仏法が自分の心に生きてきます。〉

心を癒す禅の教え
嶺興嶽=著 SB新書 SBクリエイティブ 800円
〈自分の心を客観的に見つめ直し、心の落ち着きを得ることによって、今ある力を最大化する禅の手法を説く。坐禅を始める人向けに、基本となる姿勢や呼吸の方法なども、イラストを交えて具体的に説明する。〉

早わかり世界の六大宗教
釈徹宗=著  842円
〈宗教がわかれば世の中が見えてくる。知っているようで意外と知らない、ヒンドゥー教、神道、ユダヤ教、キリスト教、イスラーム、仏教の六大宗教。各宗教が拠り所とする「聖典」をもとに、その魅力をわかりやすく解説した、興奮と発見に満ちた宗教入門書〉

巨大仏巡礼
クロスケ=著 扶桑社 1300円
〈田園地帯や山岳地域に突然現れ、我々を魅了するどころか、大いに困惑させる“建築物”巨大仏像。全国を巡り撮影をしてきた著者がその魅力と“正しい巡礼の仕方”をガイドする。〉

ブッダに学ぶ賢者のマネジメント 経営者、リーダーに贈る仏教説話
生田一舟=著 アスペクト 1600円
〈もう、迷わない! 健全なビジネスは健全な魂から生まれる! 元エリート銀行マンの禅僧が仏教説話集「ジャータカ」を読みながら説くビジネスの真理と企業の存在意義。〉

「古代学」とは何か 〔展望と課題〕
上田正昭=著 藤原書店 3564円
〈文字史料を批判的にも考察しつつ、遺跡や遺物、神話や民間伝承なども総合的に考察することによって日本古代の実相を明らかにするのが、“古代学”である。神道のありよう、「天皇」号の始まり、鎖国史観の是正、日本版中華思想の克服、沖縄のまつり……独特の着眼点を盛り込んだ、必携の「古代学」入門!〉

禅的老い方
境野勝悟=著 三笠書房 1000円
〈過去を思わず、未来を憂えず、今日一日を充実させるための「禅的」老い方論〉

人生に決まりごとなんてない
柿沼忍昭=著 三笠書房 1000円
〈禅僧にして、禅デザイナー、精進料理研究家としても活躍する著者が教える、こだわらない、とらわれない「人生の秘訣」〉

日本人にとって聖なるものとは何か 神と自然の古代学
上野誠=著 中公新書 中央公論新社 880円
〈一神教とは異なり、日本人にとって神は絶対的な存在ではない。独特の宗教観や自然観はどう形成され、現代にまで影響を及ぼしているか。「カムナビ」「ミモロ」などのキーワードを手がかりに記紀万葉の世界に分け入り、古代の人びとの心性に迫る。〉

役行者のいる風景 寺社伝説探訪
志村有弘=著 新典社 1000円
〈「超人役行者小角」の存在する風景を著者撮影の写真で紹介しつつ、その写真から見えてくる姿を通して役行者の歴史上の存在意義を考察。〉

禅の言うとおりにやってみよう
星覚=著 大和書房 1300円
〈苦しい心は、心で解決するより禅のいう通りに手や体を動かしてみよう!ベルリンに住む僧が教える、日常生活の中で実践できる禅の方法〉

司馬遼太郎 東北をゆく
赤坂憲雄=著 人文書院 2000円
〈イデオロギーの専制を超えて、人間の幸福を問いつづけた司馬遼太郎は、大きな旅の人であった。その人は見つめようとしていた、東北がついに稲の呪縛から解き放たれるときを。たとえば、異なる原理の思想をもって、蜜と乳の流れる山河への可能性がひらかれるときを。いくつもの東北へ。いま、それぞれの道行き。〉

高野山 癒し
久利康暢=著 主婦と生活社 1200円
〈高野山の塔頭寺院のひとつ金剛三昧院の副住職が、「許し」と「いやし」のメッセージを伝えます。〉

こころと体が軽くなる「ありがとう禅」 潜在意識をクリーニングする瞑想CD付
町田宗凰=著 角川学芸出版 1728円
〈「人間関係や仕事が好転」「夢が実現」「うつ病が快復」など、これまでに1万人以上がその効果を実感してきた「ありがとう禅」。宗教的体験と科学的分析により生まれた、シンプルで簡単なのにすべてを変える瞑想法!〉

空海はいかにして空海となったか
武内孝善=著 角川選書 角川学芸出版 1836円
〈空海は「われわれ衆生も本来的には仏となんら変わらない」という認識・宇宙観に達していた。そこに至る空海の真像を、出自の問題、仏道への志向と神秘体験、入唐求法と恵果との出会いという前半生から探る。〉

日本文学の大地
中沢新一=著 角川学芸出版 1728円
〈権力と性愛が交差する源氏物語。幽玄の神秘主義を湛えた新古今和歌集。驚異的軽薄さの背後に人間の深淵を垣間見せる東海道中膝栗毛……。傑作古典を生んだ日本人の心の大地を探り、日本文学の新たな見方を提唱する。〉

ラク~に生きるヒントが見つかる 般ニャ心経
加藤朝胤=著 リベラル社 1100円
〈般若心経の262文字には現代に生きる私たちのヒントになる教えがつまっています。癒される猫の写真とともに、気楽な気持ちで般若心経の世界を味わってください。きっと、今ある小さ"ニャ"幸せに気づけるはずです。〉

史料学探訪
東野治之=著 岩波書店 2800円
〈2011年,中国から出土した百済人将軍の墓誌(678年)に「日本」とあることから,にわかに日本国号の成立問題が焦点となった.このとき決着をつけたのは著者の短いエッセイだった.日中文献の該博な知識に基づく史料解読の精確さ,独創性に定評のある著者が,長年書き綴ってきたエッセイから選りすぐりの作品を集める.〉

おとなの仏教入門
村越英裕=監修 宝島社 499円
〈大人なら知っておきたい仏教の常識を、図解や写真、イラスト満載でわかりやすく解説します。〉

るるぶ高野山
JTBパブリッシング 864円
〈開創1200年記念大法会の概要のほか、1日モデルコースや、壇上伽藍・奥之院などのみどころを徹底ガイド。宿坊は52ヶ寺全掲載!〉

無門関提唱
山川宗玄=著 春秋社 2200円
〈古来親しまれてきた代表的な禅の古典『無門関』を、当代随一の禅僧が自在闊達に提唱。現代の我々に〈禅の心〉を痛快に説き尽くす快著。この無門関提唱は、禅・仏教の神髄を求める人々にとって必読の書となろう。〉

般若経大全
小峰彌彦・勝崎裕彦・渡辺章悟=編 春秋社 4800円
〈『般若心経』『大般若経』『理趣経』等がよく知られる般若経は40種類を超す膨大な経典群。本書はその般若経を歴史・文献・思想から図像や美術、曼荼羅、さらに日本における般若経信仰の実態や供養法・儀礼・法会等の実際面に至るまで、総合的に解説した「般若経の百科全書」。〉

仏弟子達のことば註(三)パラマッタ・ディーパニー
村上真完・及川真介=訳註 春秋社 16000円
〈パーリ経典の小部に含まれる「長老偈」「長老尼偈」と、その注釈書「パラマッタ・ディーパニー」の全訳。本巻は「長老偈」第16偈集から最終の大集までとその注釈を収録。〉

シリーズ日本人と宗教(3)生と死
島薗進・高埜利彦・林淳・若尾政希=編 春秋社 3200円
〈日本人の精神性を問い直す、注目のシリーズ第3弾! 本巻では、近世・近代の宗教の世俗化を死生観の立場から考察する。中世から大きく変貌した死者の問題を、寺檀制度・文芸・殉死などの社会事象・戦没者の問題などから、当時の人びとの現世観・来世観とあわせて検討し、近現代の死生観を展望する。〉
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記事1502


記 事 1502



大法輪3月号 大法輪閣 864円
 これだけは押さえておきたい 仏教の基本
   第一部 仏教を知るためのポイント
   「お釈迦さま」の5つのポイント〉
   「基本の教え」の5つのポイント
   「お経」の3つのポイント
   「世界の仏教」の5つのポイント
   「仏教美術鑑賞」の6つのポイント
    新聞・テレビに登場する仏教語
   第二部 日本仏教を知るためのポイント
   「日本仏教史」の8つのポイント
   「日本仏教十三宗」ガイド
   「お寺」がわかる4つのポイント
   「主な仏教行事」ガイド
   「霊場めぐり」の4つのポイント
    教科書に出てくる日本仏教名僧ガイド
 信州「塩田平」の名刹、龍王山中禅寺を訪ねて/棚澤幸夫
 光明中/井澤隆徳
 新・にっぽん聖地巡拝の旅〈六〉東日本大震災 被災地の神と仏/玉岡かおる
 漱石・明暗を行く 胃病死の謎を解く(八)/山崎光夫
 慈悲のかたち 仏教ボランティアを通して(14)/大菅俊幸
 老子随想〈七〉/蜂屋邦夫
 随筆説法いのち輝かす仏教(22)/篠原鋭一
 リレーコラム 仏教の眼 いのちあるものへの慈しみ/衣斐弘行
 私の「縁は異なもの」お正月/太田治子
 鉄笛
   借りた本は返せない/山城むつみ
   三島由紀夫と東京オリンピック/山内由紀人
   手帳とアリバイ/山本晁重朗
 涅槃会巡拝記〈四〉仏の里で涅槃図展/竹林史博
 宮沢賢治の「春と修羅」と法華経/渡辺宝陽
 天台思想入門〈6〉/新田雅章
 道元の思想と書(13)/岩井孝樹
 いま、仏教を学ぶことの意味(40)/菅沼晃
 『安心決定鈔』を読む(21)/佐々木隆晃
 日蓮紀行(54)日蓮が一類は生死一大事の時/福島泰樹
 〈コラム仏心を問う3〉生と死/形山睡峰
 熊沢蕃山の見果てぬ夢(十)/横田喬
 小泉八雲の「耳なし芳一」と阿弥陀寺/志村有弘
 「妙好人」再考(上)/塚田幸三
 〈気まぐれ新シリーズ〉暮らしに生かす禅ライフのすすめ6/花岡博芳
 「存在」から「いる」へ/木井昭一
 文芸にみる女人たちの菩提心1『平家物語』と祇王/三野恵
 京の街を歩く(26)白川と岡崎/井上満郎
 山頭火の風景 波音の菜の花の花ざかり/田主誠
 遍路で学ぶ生きる知恵(81)科学と宗教との共存/武田喜治
 雑学から学ぶ仏教(56)一休禅師に学ぶ4/瓜生中
 仏教なんでも相談室/鈴木永城
 「井戸端けんこう談義」(31)強烈なライバル/立川らく朝
 〈大法輪 アーカイブス〉宮中の「永平寺料理」/秋山徳蔵

月刊住職2月号 興山舎 年間購読12600円
 檀家総代選びの失敗から学ぶ必ず成功する総代人事の仕方
 宗派の予算は無駄に使われていないか? 10大宗派を比較検証する
 僧侶の懲戒処分を公示する宗派と非公開の宗派の現状
 バーミヤンの大仏は今どうなっているのか
 被災地に建立が進む公的な追悼施設にどんな問題があるのか
 性同一性障害を乗り越えて女性僧侶となった苦難の道
 イギリス人女性と住職の夫婦二人三脚で山寺が輝いた
 厳冬下になぜあえて水行寒行をするのか
 節分の日にお寺がしている創意工夫? 大人気の5カ寺の節分行事に学ぶ
 お墓に対する意識調査の結果から分かる顕著な変化〔1〕
 人口減少社会に宗教は、寺院はどうなるのか〔1〕
 激変する葬送にいかに対処すればよいか!? 〔17〕
 無縁墳墓の歴史と今日的問題〔3〕
 住職も知るべき認知症との向き合い方
 寺院・住職に直言提言
   松島トモ子「鞍馬天狗の最後を偲んで」
   門田隆将「生と死の狭間で闘う者とそれを嗤う者」

在家佛教3月号 在家仏教協会 453円
 鈴木大拙を読み直す『日本的霊性』/末木文美士
 聞く念仏・聞かせる念仏/池見澄隆
 「憲法」が危ない/蓑輪秀邦
 東日本大震災と移動図書館/鎌倉幸子
 歳を取るということ/知名定寛
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予定1502


予 定 1502



ラジオ「宗教の時間」2/22
 NHKラジオ第2「宗教の時間」2月22日午前8時半 - 9時の放送は、アンコール、陸前高田市正徳寺住職・千葉了達、正徳寺坊守・千葉寿子「ただ、共にいることを」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、下関市功山寺住職・有福孝岳「道元禅師は心をどう見たか」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」2/22
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」2月22日午前5時 - 6時の放送は、アンコール、精神科医師・永尾雄二郎「普遍の法をどうきくか」です。
 同番組の2月21日午後1時 - 2時の再放送は、立教大学名誉教授・鈴木範久「シリーズ 道をひらく 内村鑑三のことば(5)死者との対話」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」2/15
 NHKラジオ第2「宗教の時間」2月15日午前8時半 - 9時の放送は、下関市功山寺住職・有福孝岳「道元禅師は心をどう見たか」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、関西学院名誉教授・船本弘毅、シリーズ「聖書によむ“人生の歩み”第11回 老い・病い」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」2/15
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」2月15日午前5時 - 6時の放送は、立教大学名誉教授・鈴木範久「シリーズ 道をひらく 内村鑑三のことば(5)死者との対話」です。
 同番組の2月14日午後1時 - 2時の再放送は、石清水八幡宮宮司・田中恆清「“中今(なかいま)”を生きる」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」2/8
 NHKラジオ第2「宗教の時間」2月8日午前8時半 - 9時の放送は、関西学院名誉教授・船本弘毅、シリーズ「聖書によむ“人生の歩み”第11回 老い・病い」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、藤井雅子「ある科学者の信心 父・東昇の場合」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」2/8
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」2月8日午前5時 - 6時の放送は、石清水八幡宮宮司・田中恆清「“中今(なかいま)”を生きる」です。
 同番組の2月7日午後1時 - 2時の再放送は、アンコール、医師レシャード・カレッド「国境なき“針と糸”」です。
 Eテレ・こころの時代

ラジオ「宗教の時間」2/1
 NHKラジオ第2「宗教の時間」2月1日午前8時半 - 9時の放送は、藤井雅子「ある科学者の信心 父・東昇の場合」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の再放送は、アンコール、曹洞宗国際センター所長・藤田一照「坐禅 花開くごとく」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」2/1
 NHK・Eテレ「こころの時代 宗教・人生」2月1日午前5時 - 6時の放送は、アンコール、医師レシャード・カレッド「国境なき“針と糸”」です。
 同番組の1月31日午後1時 - 2時の再放送は、アンコール、安楽菴主・村上光照「仏の世界を生きる」です。
 Eテレ・こころの時代
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