新刊1506


新 刊 1506



宗教学大図鑑
島薗進・中村圭志=監修 三省堂 4200円
〈「五大宗教」と言われるヒンドゥー教、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教については、それぞれ30~40ページにわたって詳しく解説。その起源から歴史、教義や儀礼・慣習について、教典や宗教者の言葉の引用を交えながら紹介する。「近代・現代の宗教」「その他の宗教・宗派」「日本の新宗教」など、世界の諸宗教について、一般の読者に向けてまんべんなく記述した、便利なガイドブックの決定版。〉

おしえてブッダせんせい こころのふしぎ
宮下真=著 永岡書店 1100円
〈子どもたちが日常の生活で抱く疑問や悩みを、仏教の考え方をベースにブッダさんが答える絵本。見開き完結のQ&A形式なので、どのページからでも読めて、気軽に仏教の教えに親しむことができる。〉

仏教の本流を往く
川口勇=著 東方出版 1800円
〈『法華経』こそは、坊主=仏教僧侶として生ききるための力であった。仏教の原点に立ち、「仏教とはなにか」「仏教の本流とはなにか」を真摯に問い続けてきた著者の50年にわたる迷いと結論。〉

アジアの文化遺産 過去・現在・未来
鈴木正崇=編 慶應義塾大学出版会 2160円
〈文化遺産は、博物館に保管され、展示される遺物とは異なり、現在生きている人々の生活実践に関わり、過去から受け継がれ、現在を生き、未来へと継承されるものである。現代社会では、文化遺産を単に保護・保存するだけでなく、どのように付き合い、活用し、未来に託すかが問われている。本書は文化遺産を過去の中に閉じ込めずに、生きている遺産として多元的に把握しようとするものである。〉

禅者列伝 僧侶と武士、栄西から西郷隆盛まで
宇井伯寿=著 書肆心水 6804円
〈禅者中の禅者から禅の影響が見落とされている武人と為政者まで、近代仏教学を開拓した碩学が平易に語る。〉

心を整える 高野山のお経CDブック
高野山一乗院=著 アスコム 1296円
〈このCDには、高野山一乗院の朝勤行がそのまま収録されています。一乗院では、毎朝、朝勤行が行われるのですが、「心が落ち着く」「元気になれる」「リフレッシュできる」と喜ばれ、朝勤行を目当てに訪れる人もいます〉

今こそ知りたい!空海と高野山の謎
『歴史読本』編集部=編 新人物文庫 中経出版 800円
〈開創1200年記念! 弘法大師の生涯と伝説を10のキーワードで探り、聖地・高野山の歴史と見どころを完全紹介! 夢枕獏氏のインタビューや密教の基礎知識も掲載した、読み応え抜群の1冊。〉

現代アジアの宗教: 社会主義を経た地域を読む
藤本透子=編 春風社 4200円
〈カザフスタン、モンゴル、カンボジア……社会主義政策を経た地域では、政策変化後になぜ宗教が再活性化するのか。フィールドワークによる人類学的アプローチによって、宗教と社会の関係を問いなおす論集。〉

仙 無法の禅
玄侑宗久=著 PHP研究所 1620円
〈本書は、葛藤のなかで、峻厳な青年僧から洒脱な和尚さんとなる仙がいの境地について、若き日からの作風の変遷や、断片的な資料から考察し、著者ならではの見地から力強くせまっていく。仙がいの禅画を深く理解するうえで、貴重な道標となる好著。世に知られる代表作も多数収録され、眺めるだけで癒される。〉

よくわかる日本の仏教
村越英裕=著 別冊宝島 宝島社 680円
〈日本人の生活に深く馴染んだ「仏教」のあれこれを、図解・写真を用いて解説した“一番簡単”な仏教入門ビジュアルムック。読んでなぞって、意味を知る「般若心経」「日本の仏像入門」など、なるほど納得の仏教情報が満載です〉

日本の国宝建築
志村直愛=著  980円
〈日光東照宮や出雲大社などの神社、東大寺や中尊寺などの寺院、姫路城や松本城などの城、旧東宮御所や大浦天主堂といった洋風建築など、永い時を超えていまなお美しさを極める国宝建築の数々を迫力の写真群で紹介します。神社や寺院、城郭、塔、書院といった建造物の構造についてもわかりやすく解説。また、国宝建築を撮ることをライフワークとしていた写真家・土門拳の作品も特別掲載しました〉

わかる! 「禅」超入門
TJ MOOK  880円
〈疲れていたり、せわしなかったりする現代人の心を整える思想として、海外の成功者も多く取り入れている「禅」。禅の基本の思想、発祥と歴史をはじめ、日常生活の中で簡単に取り入れられ、悩みを解決する手段としての「禅」の精神をわかりやすく紹介する入門書です。食事・睡眠・整頓・仕事・人間関係など、すぐに実践できるものばかり。これで今日からあなたの心も軽くなるはずです!〉

神さま・ほとけさま 宗教ってなんだ!
本木洋子=著、柳下ミキ=絵 玉川大学出版部 1400円
〈複雑で奥が深い宗教や信仰心といった精神的な世界。なかでも日本では神の世界と仏の世界は互いに影響しながら共存してきた。本書では「御嶽」「龍神」「お百度参り」「彼岸」「恵比寿」「四苦八苦」「以心伝心」など、暮らしや信心、季節の行事、仏教からきたことばなどから「信仰」の世界を読み解き、理解を深めていく。〉

いのち輝く365日
川村妙慶=著 国書刊行会 1400円
〈日本各地の法話会、テレビやラジオでもひっぱりだこの人気女性僧侶・川村妙慶からあなたへ――。季節のうつろいを心と体で感じながら、毎日を大切に生きるための、一日一つの「言葉の贈り物」。二十四節気に関する24のエッセイも併録。〉

まんだら絵解き図鑑
大角修=著 双葉社 1620円
〈地獄極楽絵とも呼ばれる熊野観心十界曼荼羅から日蓮の題目曼荼羅までをわかりやすく絵解き。地獄と極楽についてもっと知りたい。好奇心を満たす大人のための絵本。〉

愛と悲しみと
梶原敬一=著 方丈堂出版 2160円
〈現実世界の中で生きる方向を見失い、人とのつながりを見失って絶望していたとき、浄土という世界に触れ、“浄土の力で人間を回復”していった心の軌跡を探る。この浄土の世界が、“現実の世界を真実として輝かせている”ことをこの身が少しずつ感覚しはじめていると気付かされる。〉

親鸞 1 叡山の巻
丹羽文雄=著 P+D BOOKS 小学館 650円
〈弾圧、非難と闘いながら、浄土真宗を創始し、あくまでも人間として生き抜いた親鸞の苦難の生涯を描く大作。4部作の第1巻〉

仏像礼讃
籔内佐斗司=著 だいわ文庫 http://www.daiwashobo.co.jp/ 972円
〈「せんとくん」の生みの親が、各地の仏像を時代順に訪ねながら、その魅力にせまる。新しい拝観手引!〉

日本仏教は謎だらけ
三田誠広=著 双葉新書 双葉社 886円
〈仏教伝来から平成の新仏教まで芥川賞作家・三田誠広が日本仏教52の謎を解き明かす!〉

寺院消滅 失われる「地方」と「宗教」
鵜飼秀徳=著 日経BP社 1728円
〈方崩壊の根底に横たわる寺の消滅問題について、日経ビジネスの記者が全国の寺や檀家を取材し、徹底的にルポ。玄侑宗久氏らのインタビューを交えてこの問題に迫る〉

酒井大岳の「語るより歩む」
酒井大岳=著 太陽出版 1404円
〈半世紀にわたる布教体験を通してさずかった仏教の真実の教えを、聴く人の心の底に届くやさしい言葉で伝える。本書は、住職である著者の講演録をまとめたものである。〉

仏教考古学事典 新装版
坂詰秀一=編著 雄山閣 7344円
〈初の本格的な「仏教考古学」の事典、待望の新装版刊行。「仏教」、「釈迦の遺跡」をはじめ、寺院、仏像、仏典、仏具、墳墓などに関する項目および日本を中心とする遺跡を解説。〉

まんがと図説 般若心経をよむ
宮坂宥洪=監修 にちぶんMOOK 日本文芸社 1080円
〈本書は漫画と図説によって、宗派を問わず般若心経の魅力に触れていただく、格好の入門書です。悠久の仏教史の中での般若心経の大いなる意義を紐解き、わかりやすい自由訳と読経、写経の手ほどきも掲載しました。漫画は、古今の「こころの旅」のオムニバス・ストーリーです。〉
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