新刊0904


新 刊 0904



親鸞 別冊太陽スペシャル
別冊太陽編集部=編 平凡社 2625円
〈平安から鎌倉へと混乱する時代を生き抜き、現代においてなお同時代性を失わない親鸞の思想について、親鸞研究の第一人者たちが探る決定版。親鸞聖人750回大遠忌記念出版。〉

ブッダの優しい論理学 縁起で学ぶ上手なコミュニケーション法
石飛道子=著 サンガ新書 サンガ 819円
〈ブッダの教えの中から、できるだけ宗教的な要素を取り除き、私たちに役立つ論理的な思考方法を抜き出しました。西洋論理では注目されなかった「優しさ」という言葉を焦点に、人との交流の巧みな手段を学ぶ、実用的な論理学の入門書。〉

Power up Your Life 力強く生きるためにブッダが説いたカルマの法則
アルボムッレ・スマナサーラ=著 サンガ新書 サンガ 893円
〈お釈迦様は、人生を決定するメカニズムを「カルマ(業)」という言葉で説明されました。「カルマ(業)」とは、あなたの心の中にある「原因と結果の法則」。思い通りに生きるための具体的な実践方法がそこにあるのです。〉

仁王 知られざる仏像の魅力
一坂太郎=著 中公新書 中央公論新社 987円
〈誰でも知っている仁王像。だが、怖れられ、愛されるがゆえに、その姿や言い伝えは様々だ。北海道から沖縄まで百三十箇所を紹介する。〉

禅林句集
足立大進=校注 岩波文庫 岩波書店 945円
〈各種の禅宗語録に見える言葉=禅語の語彙集である禅林句集は,室町期から次々と編まれ,心の指針を与えてくれる金句集として,禅僧には禅語に習熟するための手引きとして読まれてきた.今回,約3500の秀句を選び,検索の便のため,字数順,50音順に収めた〉

一度は拝したい奈良の仏像
山崎隆之=著 学研新書 学研 924円
〈興福寺阿修羅像、運慶・快慶の傑作など、仏像のスーパースター奈良に偏在している。日本人なら一度は見ておきたい、これら超一級の彫刻を、長年修復・研究に携わってきた著者が、直接仏像に触れ合ってきた体験を活かし独自の視点で解説する。〉

入門 哲学としての仏教
竹村牧男=著 講談社現代新書 講談社 777円
〈仏教とはこんなにモダンな思想だったのか! 実体を否定する縁起と無我。意識下の世界を究明する唯識思想。現代哲学を先取りした思想の本質を、第一人者が解き明かす入門書。〉

百寺巡礼第八巻 山陰・山陽
五木寛之=著 講談社文庫 講談社 590円
〈中国の黄檗宗の面影を感じる東光寺。天下随一の奇観、三佛寺投入堂。『暗夜行路』の舞台・大山寺と森鴎外の眠る永明寺。凛然と聳える瑠璃光寺の塔を見ながら、尾道、出雲、萩、津和野。歴史を動かした土地の息吹を感じる。〉

人は死ぬから生きられる 脳科学者と禅僧の問答
茂木健一郎、南直哉=著 新潮新書 新潮社 714円
〈我々はどこから来たのか、そしてどこへ行くのか。人類誕生以来、問われ続けてきたアポリア(難問題)に、脳科学者と禅僧が挑む。〉

白隠禅師物語
上村貞嘉=著 淡交社 1575円
〈読みやすくわかりやすい文章で、白隠の誕生から悟りを得るまでを中心にご紹介します。禅の用語も脚注でわかりやすく簡便にご覧いただけます。さらに巻末には、いつでも誰でもすぐ始められる健康法として注目をあつめている白隠考案の「なんその法」をイラストで紹介します。〉

古寺歩きの愉しみ 京都 花の寺・隠れ寺
川端洋之=文・写真 淡交社 1890円
〈秘仏、庭園、名花名木や、伝説、物語などがある寺院を中心に選び、実際に読者が訪問したくなる案内記。〉

現代の人間と宗教*15講
薗田坦=著 法蔵館 1890円
〈現代人にとって「宗教」とは何か? 日本を代表する宗教哲学者が、宗教の様々な問題や現代社会における人間と宗教の関係について15回の講義形式でわかり易く解説する。〉

證空浄土教の研究
中西随功=著 法蔵館 9975円
〈法然の高弟であり、浄土宗西山派の祖である證空。本書は原資料を丹念に読み込み、総合的な見地から證空の信仰、思想、人間像、歴史的影響を考察した日本浄土教研究者必読の書。 〉

山をおりた親鸞 都をすてた道元 中世の都市と遁世
松尾剛次=著 法蔵館 2310円
〈親鸞、法然、道元、叡尊といった鎌倉新仏教の宗祖たちはなぜ山をおり都市をめざしたのか。遁世=世間との関わりをさけるのではない、逆説的遁世観を軸に描き出す新しい中世史。〉

禅僧が贈る言葉
須田道輝=著 大法輪閣 1890円
〈人生に密着した坐禅を勧めた老僧が、人生のさまざまな問題に悩む人たちに呼びかける情熱あふれる言葉の数々。「ヘコンでヘコンで、もどらない人へ」「この世を超えた価値を求める人へ」ほか、平易な日常語の短文で、仏教的生き方・考え方をアドバイスする。 〉

古寺をゆく1 興福寺
「古寺をゆく」編集部=編 小学館101ビジュアル新書 小学館 1155円
〈唯識の教えのもと、《天平空間の伽藍復興》を掲げて、中金堂の再建をめざす興福寺の「いま」と未来を知る1冊。
古寺めぐりに最適の、持って歩けるコンパクトな「古寺をゆく」シリーズ誕生! 〉

六道輪廻
大谷暢順=著 講談社 1575円
〈野村万作主演・監修、野村萬斎主演・演出で話題の新作舞台劇「六道輪廻」の原作本!〉

四国八十八ヵ所 歩き遍路のはじめ方 大人の遠足BOOK
松村博一=著 JTBパブリッシング 1575円
〈四国八十八ヵ所を44日で歩いた著者が、体験を元に歩き遍路のためのノウハウやアドバイスを紹介。〉

見る、読む、わかる仏像の世界
村越英裕=著 インデックス・コミュニケーションズ 1470円
〈姿、形、アイテムなどから読み取る、仏さまのひみつ! 本書では、3つのポイントに沿って仏像の世界を解説します。(1)仏像の見分け方(2)仏像のメッセージの読み取り方(3)仏像に関する仏教の歴史 これであなたも仏像ツウ!〉

見る、読む、わかる「般若心経」の世界
村越英裕=著 インデックス・コミュニケーションズ 1470円
〈仏教の教えを人生に活かしたいあなたのために、そのヒントを紹介します。仏教の基本から『般若心経』まで、楽しく、わかりやすく解説! 〉

生きる智慧 ブッダの人生哲学
平岡聡=著 グラフ社 1365円
〈仏教にまつわる言葉36をわかりやすく解説。心に染みる、暮らしに生きる人生哲学としてのブッダの教え集。浄土宗総本山・知恩院発行「知恩」の人気コラム書籍化。〉

禅的生活のすすめ
高田明和=著 角川学芸ブックス 角川書店 1365円
〈禅的生活は、禅の思想の基礎をおさえ、坐禅、瞑想、呼吸法を身につけること。日常のちょっとした心がけで禅を実践すれば、こころと体が健康になる! 医学博士がすするめる禅的生活の秘訣。〉

善光寺の謎 今明かされる「怨霊封じ」の真実
宮元健次=著 祥伝社黄金文庫 PHP研究所 600円
〈630万人の参詣客も知らない、「ご本尊」と「戒壇めぐり」の秘密〉

心を込めて生きる 超人的修行を遂げた大阿闍梨の生き方
塩沼亮潤=著 PHP研究所 1470円
〈大峯千日回峰行を満行した著者が、もっとも大切にしている「わがままな心をおさめ、心を込めて生きる」という心得を、やさしく説く。〉

てくてく地蔵のしあわせ問答
鈴虫寺=著 PHP研究所 1365円
〈わらじを履いた幸福地蔵に願えばご利益があると人気の鈴虫寺。寄せられるお悩みに対し、幸福になるための心のあり方をやさしく説く。〉

般若心経入門 いまを生きる100の知恵
花山勝友、花山勝清=著 PHP研究所 1470円
〈日々の悩みや苦しみへの対処法から「死」についてまで、「般若心経」に秘められた知恵の中からメッセージを100項目に集約して解説。〉

叱られる幸せ 滋味あふれる説法CD付き
川澄祐勝=著 サンマーク出版 1995円
〈著者の川澄住職は、自らが「叱られ通しの人生」だったからこそ、いまの実りがもたらされたと語ります。豊富なその「叱られ体験」から得た叱り方・叱られ方の真髄がここにあります。子育て中の親御さんはもちろん、生徒指導に悩む教職関係の方、そして上司・部下の関係でお困りのビジネスマン必読の書!〉

四国八十八ヶ所 はじめての遍路
頼富本宏=監修 NHK出版=編 NHK出版 1995円
〈単なるガイドでなく、用具、参拝の作法、歩き方など、初心者に向けた遍路のハウツーを実践的に紹介。さらに遍路研究の第一人者・頼富本宏師による解説を加え、より深くお大師様のこころに迫ることのできる一冊。八十八の札所の紹介も収載。〉

全注・全訳 般若心経事典
米澤嘉康=著 鈴木出版 11550円
〈般若心経の語句をすべて注解した初めての事典です。新進気鋭の研究者が、般若心経のすべてを読み解き、わかりやすく解説しています。見開きで完結し、見やすくレイアウトされています。法話や講話、寺報などにも使える、寺院必携の本!〉

日本の仏教の事典 ニューサイトムックエソテリカ事典シリーズ
藤巻一保、大角修、吉田邦博=著 学研 1575円
〈奈良仏教から近代の教団まで、日本仏教の代表的宗派を網羅紹介する一冊。各宗派の、開祖、本山、歴史、教義、名僧、名刹、用語解説などを豊富な写真・図版とともに紹介。また、分派の詳細なチャートを付した。〉

知識ゼロからの親鸞入門
本多弘之=著 幻冬舎 1260円
〈悪人がなぜ救われるのか。極楽浄土は本当にあるのか。悪人正機説、他力本願、肉食妻帯などキーワードで日本人の人生観、死生観の基礎をつくった男のすべてがわかる。不安の時代、必読の一冊。〉

歌に潜む仏教のこころ
長田暁二=著 国書刊行会 3570円
〈明治・大正・昭和・平成のヒット曲に、仏教のこころと教えを探る!〉

スマナサーラ長老の悩みをなくす7つの玉手箱5 幸せを呼ぶ呪文
アルボムッレ・スマナサーラ=著 国書刊行会 997円
〈自分を破壊する「妄想」に勝つ呪文!〉

日本仏教の教理形成 法会における唱導と論義の研究
蓑輪顕量=著 大蔵出版 9975円
〈日本仏教黎明期の学僧たちの教理研鑽を促進したのは、朝廷や貴族が主催した格式高い法会であった。法会の言説を記録した資料を読み解き、その様子を明らかにする。〉

日本百名塔
須磨一彦=著 中央大学出版部 3570円
〈国指定の国宝・重要文化財としての五重・三重・多宝・宝の各木塔は総計で百三十基ほどあり、このうち屋内の撮影禁止のもの四基を除く百二十六基を独自に撮影。落慶年、様式、特徴などの基礎知識を簡明に付記し、仏教史、仏塔史、構造図も一般読者向きのレベルで解説した写真集。〉

わらえる仏教18話
中村行明=著 ミニー吉野=画 出帆新社 1470円
〈目次より=アニー、けんちん、チャムチャバプー、テンジン、バクシーシババ(ほか)〉

もっと知りたい興福寺の仏たち
金子啓明=著 東京美術 1890円
〈本書は、鎌倉時代の「興福寺曼荼羅図」や調査結果を手がかりに、現存する仏像が本来どのお堂に安置されていたのか、誰が何のため造像し、意味するものは何であったのかを歴史と信仰を踏まえ解明。興福寺仏像ガイド本としても最適。〉

ありがとさん いまが誕生、いまが極楽
板橋興宗=著 サンガ 1680円
〈ただ当たり前の息づかいに仏を訪ね、己に足りるつれづれ綴る、十九の掌編〉

空海 塔のコスモロジー
武澤秀一=著 春秋社 2310円
〈仏教に造詣の深い建築家が、東寺や法隆寺の五重塔などと比較しながら、高野山の根本大塔に込められた空海の思想や宇宙観、その独創性などを読み解く。〉

正法眼蔵4 原文対照現代語訳道元禅師全集(4)
鏡島元隆=監修 水野弥穂子=訳註 春秋社 5250円
〈75巻本のうち、諸悪莫作第31、伝衣第32、道得第33、仏教第34、神通第35、阿羅漢第36、春秋第37、葛藤第38、嗣書第39、栢樹子第40、三界唯心第41、説心説性第42を収録。〉
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