マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)
『Thriller』(1982)
言わずと知れた特大ヒットアルバムですが、
意外とちゃんと聴いてないっスよね。
イマイチ、あんまり良い印象はナイんすよ。
で、久しぶりに聴きました。
したっけ、やっぱり売れたのには理由があったと分かりましたワ。
ヴォーカルのグルーヴが凄いンすよ。(曲にも依りますけど。)
アルバムとしては、前作の『Off The Wall』(1979)の方が全然イイですが、
でも、マイケル氏のヴォーカルの成熟度って点では、圧倒的に『Thriller』ですね。
で、全曲凄いかっていうと、そうじゃなくって、ハッキリ言って、
タイトル曲や「Beat It」は要りませんね。
あまり有名ではないトラック、例えば「Wanna Be Startin' Somethin'」とか
「Baby Be Mine」とかが圧倒的に凄いと思います。
特に1曲目の「Wanna Be Startin' Somethin'」。
メチャクチャにカッコええです。スンゲぇグルーヴしてます。
もう、最初っから最後までグルーヴしかないですが、
ホントに、スゲぇです。圧倒的です。
この曲、細かいシンコペを強調したベースに、
色んな形のグルーヴを載っけるって狙いの曲なんスけど、
ベースのシンコペに応酬するマイケル氏のヴォーカルが生むグルーヴは、
ホントに見事です。
ちなみに、ベースのフレーズはこんなヤツです。
↓↓↓
(記事トップにある音声のみの動画参照っス)
ハッキリ言って、遊びは一切なし。
もう、ヒタスラこれだけです。
そんで、これに応酬するヴォーカルのパターンは、大雑把に言って、
4種類なんスが、その中で、3番目に出て来る4小節のパターンの
それの、1回目が特に凄い。
48秒からの4小節。
ココ、聴き逃しちゃダメです。
コレ、何回か出てくるんすけど、とにかく凄いのは1回目デス。
たまたま、歌詞の関係で、譜割が一回目だけ違うんス。
わずか10秒ほどのこの部分を聴くだけでも、
このアルバムには価値があります。
そんくらいスゴイです。
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テープの貸し借りなんかもよくしてましたね~。
この頃はノーマルポジションでノイズリダクション
もナシでしたよ!
あぁ~、そういう時代でしたね。
TDKのADとか、SONYのBHFとか、マクセルのUDIとかが標準でしたね。
そんで、Metal-ESと、ドルビーCが憧れでした!
・・・で。
今は、LOOK566が憧れですぅ~!