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Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

鈴木茂・・・。シゲル、ゲルニを決められず。

2009-02-19 05:47:36 | 日本のロック・ポップス
とってもステキなニュースが入って参りました。

「元はっぴいえんど・鈴木茂、大麻逮捕」

まざましテレビでも取り上げてますね。
一般紙や、テレビで「鈴木茂」の名前が出て来るなんて、
なんてステキな日なのでしょう・・・。



あの名盤が色褪せますなぁ。

・・・まぁ、音楽屋なんて、こんなモンなのかもしれませんが。

でも、いい年コイて(57歳)、カッコわりぃ。

そして、このニュースには唖然としました。

 ↓↓↓

「はっぴいえんど:名盤「風街ろまん」出荷・販売停止 鈴木茂容疑者の逮捕で」

ポニーキャニオン、キングレコード、クラウンレコードは、
バカ会社という事が判明しましたね。(薄々分かってたようなもんですが・・・)
コレと同じ判断をするなら、ビートルズも、マイルスも、ビル・エヴァンスも、
全部、今後出荷停止にすればイイ。(別の会社だけどサ。)

それにしても、このバカ会社たちは、
何故こういう愚かな事を行なうのか?

分かり切ってますね。
下らないリスク回避、ですよね。
そう。「回避」ですよ。
取り除かないで、避けるだけ。
臭いものは、フタをしても無くならないのに、
取り除く勇気がないから、取りあえずの措置しかとれんのよ。
だから、そのリスクと並べて置いてある「価値」も一緒に
フタをしてしまう訳よ。バカ過ぎる。

こんな愚か者達に「作品」でもある「商品」を
預けておいて良いのでしょうかね?
(でも、コレが、ニッポンの一般的な会社の「正常」な判断でしょう・・・。)

今日は、鈴木茂にガッカリし、
レコード会社(←と言うよりニッポン企業)の愚かさにムカムカして
始まるステキな一日。

ん~、朝からこんな更新をしてしまい、いつもより一時間出発が遅れるな・・・。
(それでも、8時には会社に着くからイイけどサ。)

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「Rap Phenomena / ラップ現象」(1981)

2009-01-13 21:55:55 | 日本のロック・ポップス

YMO
『BGM』(1981)

久々にコレ聴いてまして、
「Rap Phenomena / ラップ現象」に、
かなりヤラれてます。
メチャクチャにカッコええです。

気になるポイントは二つ。
近代西洋音楽から、ハミ出る二カ所。

一つは、西洋のハーモニーとは異なる、雅楽とかと同じ複音によるメロディ。
ココで「和音」と言わなかったのは、西洋音楽と違って「調」に「和」しないからデス。
つまり、これ五線譜に書くと、臨時記号だらけなんデス。(聴きゃ、分かります)
近代西洋音楽に慣れた耳には、かなり不安定で異様に聴こえますね。
祭り囃子みたいなメロディが、バックの一応西洋的に組織されたサウンドと、
和せずに浮きまくります。
実に気持ち悪く不安定。
これが、16ビート、テクノリズムに載せられてます。
気持ち悪くて気持ちイイ。

そして、その上に乗ってくるのは、細野さんのラップ。
極端なイコライザーを掛けられた、異様な声。
メロディのナイ歌。
リズムと韻だけの歌。
即ちラップ。
西洋の教養ある音楽のヒトにはナイ発想の音楽。

トータルすると、当然ですが、メチャクチャにバランスが悪い。
そんで、そこがカッコイイ。

なんで、こんなモンでカッコ良くできるンでしょうか?

細野サンはやっぱり天才ですね。

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「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」(1973)

2008-12-04 00:31:02 | 日本のロック・ポップス


コレ、最高っス。本気でカッコイイ!

『シャフト』とか、『スーパーフライ』で使われててもオカシクない!

つまり、70年代初頭のニューヨークなサウンドってコトじゃね~か・・・!

ん~。

70年代のニッポンはスッゲぇ~ぜ!

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そのSPEEDは大丈夫なのぉ?

2008-11-26 23:49:38 | 日本のロック・ポップス


SPEED
「あしたの空」(2008)

ハッキリ言って、次の曲に期待するしかアリマセンな~。
ワタシとしては、”引き算の要らない天才”であるシマブクロさんが、
開き直って、突進を始めて欲しいのデスが、なんか、この曲、
後期SPEEDの延長線上にあって、無駄にオトナな仕上がりデス。

ん~、あしたの空は曇ってるぞ~。

せっかく再結成したのなら、「国民的アイドル」となって煮詰まっちゃった、
あの後期のSPEEDとは違う事やればイイのにね。

イヂチさんも、シマブクロさんという至宝を扱いかねてるのかねぇ~。

SPEEDに、滋味なんか要らないデス。
グルーヴ、グルーヴ!
その一辺倒でイイじゃないのサ!

とにかく、期待してます!


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杉真理『Swingy』(1978)って、CDになってたのぉ?

2008-11-26 00:13:55 | 日本のロック・ポップス

杉真理&レッド・ストライプス
『Swingy』(1978)

まさか、こんなモンがCD化されてたとは思わなかったぞ!

アタクシ、中学三年生だった1984年、コレ、貸しレコ屋から借りまシて、
カセットテープに録りまシてな。
それを数年前に、我がMacさ、AIFFにシて取り込んで、そんでAACにシて、
今、iPodにへーってますワ。
ビニールからテープ、そんでデジタル2段階ってな感じで、
シチ面倒クセー事をやってまで、聴き続けてるンですよ。

そんで、今日、久しぶりに聴いてまシたサ。

したっけ、冒頭3曲の演奏が、神懸かりでサ。
こんなに、スゲェ演奏だとは思ってなかったンすけど、コレ、スゲェですね。

誰ですか、このスゲェ上手いギター。
誰でスか、このスゲェ上手いベース。
誰っスか、このスゲぇ上手いドラム。

2曲目の「僕のレディー」が特にスゴイですね。

鈴木茂ぅ?林立夫ぉ?
ワカンネぇけど、そう言うレベルの凄さ。
ベースは細野さんではナイね。(そうだったりして・・・)
でも、ユーミンの「コバルト・アワー」を思い出しました。
そういうスっゲぇグルーヴです。

この16ビート。
これは、ソウルブラザー達には奏でられない、端正なファンキーさ。
ブラックじゃない。
東京16ビート。
なんて、品があるんでしょうか。
品があるのに、血が湧く、実にエキサイティングな、東京ポップス16ビート。
コレって、1970年代後半の、あの、東京ポップスにしか無い感覚な気がします。
カ~っ、スげぇなぁ、最高だワ!

と言うワケで、気まぐれで、「杉真理 Swingy」でググググってみたら、
ア~マ~ゾォ~ンにヒットしまして、おぉ~、コレ、去年CD化したンすね。

ヌヌヌヌヌぬぬぬ・・・・・・。

・・・。
・・・・・・。

ポチっ。

・・・。

・・・・・・。
・・・・・・・・・。

・・・と言うワケで、届いたらまた、書きます。

やべ~、ポチって・・・、ポチってサ・・・、ポチってねぇ・・・。

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・・・CDじゃダメ?

・・・あ、じゃ、コッチで。


  ↓






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「マンデー・モナリザ・クラブ」(1979)

2008-10-21 00:23:06 | 日本のロック・ポップス

ピンク・レディー
「マンデー・モナリザ・クラブ」(1979)

日曜登攀倶楽部、などと申しました語感の元は、この曲名なんデスがね。
コレ、カッコイイんですよ。
知ってますよね?
全然ヒットしなかった曲。
ピンクレディーの人気の暴落を象徴するような曲。

ジャケ写がマズイですよね。
ブルーとかホワイトとかの爽やか系はダメですよ。
ギラギラのグリッターじゃなきゃね~。
ナニシロ、ドスの利いた姐さん系ディスコ楽曲ですからね。
お子様向けからイメージ・チェンジするなら、一気にやらなきゃね~。

で、曲は、ものすごくカッコイイんですよ。
典型的なディスコビートにロックなギターが絡む!
豪快に豪華なストリングスとブラス!
そして、まだまだ若いのにドス声のW姐さんヴォーカル!
あんまり、カッコイイんで、これ、オリジナルは誰よ~?
とか、思ったら、阿久-都倉の、モロにピンクレディー・オリジナル楽曲でやんの。

・・・。
・・・・・・。

コメント返しは明日します!
(すんまそん・・・。)

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岸辺で悶絶。

2008-10-06 20:07:03 | 日本のロック・ポップス

太田裕美
『君と歩いた青春』(1981)

これに入っている、「サヨナラの岸辺」って曲が凄いです。
正しくは、曲じゃなくって、裕美サンのヴォーカルがすンげぇです。

ファルセットと地の使い分け。
発音タイミング。
声の切り方。
力の入れ方、抜き方。
ヴィブラートの、深さ、速さ。
もぉ~、完璧。

ホント、もの凄い完成度です。
悶絶するくらい凄まじい完成度です。
ってか、ワタシ、本日、悶絶してます。
ん~、スッゲぇよ~ッッッッッ!!!

ここまで、完璧に歌うには、相当な神経を使っている筈。
モノスゴイ神経の細やかさと、ソレを貫く意志。
サスガ、A型です。
コレはO型には不可能な、完璧さ。

ちなみに、哀愁のメロも素晴らしく、作曲は裕美さんご自身デス。
(このアルバムは一曲を除き、あとは全部、太田裕美作曲っス。)

曲調は、ハードボイルドな別れ歌デス。
正しくは、別れるコトが、ほぼ決まったような状況のヒトらの心情と風景の曲なんスけど、ん~、なんつうか、「ルビーの指環」の前段みたいな感じ。
世間の「太田裕美」のイメージとは違う楽曲ですけど、まぁ、そんなコトぁ、どうでもイイでしょう。

とにかく、スゲぇ、ハイレベルな一曲です。

聴くべし。

君と歩いた青春
太田裕美,松本隆,小此野木七枝子,ちあき哲也,山川啓介,来生えつこ,伊勢正三,岡本おさみ,岡田冨美子,KURO,大村雅朗
ソニーレコード

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オヤジ『乙女 パスタに感動』に感動。

2008-09-27 09:39:56 | 日本のロック・ポップス
タンポポ
「乙女 パスタに感動」(2000)

この曲、イイですね。
かなりツボに来ます。
タイトルは“パスタ”ですが、かなりイケてるバブルガム・ポップ、あるいは、キャンディ・ポップって感じデスね。
鮮やかな原色の甘~いキャンディと、抜けるような青空って感じ。

アレンジが見事ですね。
60年代と70年代のポップなトコを上手く抽出して、「現代」をちょっとだけマブした感じ。
使い古された表現ですが、「懐かしいのに古くない」感じ。

かなり、アチコチに「そのまんま」過去のグレートなミュージシャンのパーツを使ってますね。
オリジナルな発想というより、このアレンジはコラージュかもしれません。

イントロとかオブリガードとかのギターは思いッ切りクイーン。
間奏とかエンディングは完全に中~後期のビートルズ。
間奏のバックのピアノには「I Want To Tell You」を感じますね。
それから、エンディングなんかモロに「Getting Better」。
ベースはアチコチでポール・マッカートニーな、ウネネネネネ・ベースですね。
エンディングとかのバックでうす~く流れてるコーラスは何だか10ccみたい。
と、そんな感じで、コラージュなアレンジなんスけど、コレ、剽窃じゃないし、コラージュと言うよりは、センスが良いオマージュなんでしょう。
アレンジャーの永井ルイと言う人を調べてみたら、やっぱり、ビートルズとかクイーンとか10ccとか好きらしいですね。

コレを筆頭に、2000年頃のモー娘。さん達の楽曲は中々にアナドレないものが多いと思います。
うん、この曲は、私的「よく出来たポップス・ベスト10」に入るな~。
ホントにとってもよく出来た魅力的なポップスだと思うワ。

アイドル・ポップス、侮るべからずっス。

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1977年の大橋純子は、どう考えても「奇跡」ですね。

2008-09-18 23:23:23 | 日本のロック・ポップス


大橋純子 & 美乃家セントラル・ステイション
『JUNKO OHASHI』

昨日からの続きデス。

さて。

このベスト盤は、18曲を収録しているンすけど、そのうち、13曲までが、1977~1978年の作品デス。
特に1977年のは素晴らしいデスね。
1977年のアルバム二枚は、今は廃盤なんスよね。
リイシューを強く望みます。

それにしても、美乃家セントラル・ステイションは、佐藤健の東京・ファンキー・クリスタル・ポップスと、土屋昌巳の東京・ギラギラ・スペース・ファンクの配分が絶妙です。(ちなみに、東京云々、は、出身地は関係ねぇっス。適度な、アクの抜け方と、お高くない品の良さが、「昭和50年頃、あっちこっちから集まって来た20代が作っていたトーキョー・サウンド」なんだと思うんスよ。)

サウンド的には、瑞々しさを残して熟したリズムセクションに、控えめながらタイトなホーンセク、そんで、音量バランス的には大きめながら軽やかなストリングス。簡単に言うと、瑞々しいのにサラっとしてるンすよね。しなやかだけど、ネバつかない。こんな絶妙なサウンドって、1970年代後半、昭和で言うと50年代前半の、この一時期にしか存在してない気がします。(太田裕美サンの「ピッツア・ハウス22時」(1978)とかも、そんな時代ならではの傑作ですよね。)

そんで、大橋姐さんのヴォーカルは、誇張全くなしで「完璧」ですね。「崩し」とか「暴走」を含めて完璧です。
どうして、北海道の炭坑町からこんな都会的なシンガーが生まれたんでしょう?不思議デス。

個人的には、ニッポンのポップス史上最高の女性シンガーだと思います。

サウンドも最高だし、1977年の大橋純子は、どう考えても「奇跡」ですね。

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庄野真代はライブ屋で聴きたい。

2008-09-05 00:30:29 | 日本のロック・ポップス


庄野真代
『Reminiscence』(2008)

・・・悲しいくらい低予算。

センスはあっても、安っぽくなってしまう、打ち込みトラックに乗せる、超一流のヴォーカル。
いくら、アレンジャーが、80年代に一世を風靡した小田裕一郎であっても、これじゃぁ・・・。

・・・悲しいハナシです。

でも、庄野真代というヒトが、素晴らしいヴォーカリストであると言うコトは、再認識致しました。
かなり、スゲぇ歌い手ですね。

出来れば、ホールでのコンサートより、ライブ屋で聴きたい。
ピアノトリオとか、小編成のバンドをバックにして、歌って欲しいです。
鳥肌、確実だと思います。

まぁ、きっと、生で聴く機会はあるでしょう。
スケジュール、要チェックですね。

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夏が来た!

2008-08-03 07:29:49 | 日本のロック・ポップス
「夏が来た」ではなく「夏が来た!」であります。
このビックリマークにピンと来たアナタ、さすがデス。
そうです。キャンディーズです。1976年の夏のヒット曲。
意外に覚えてない曲かもしれませんね。
(ワタシは30年近くスッカリ忘れていました。)

さて、1976年のキャンディーズは、ご存知「春一番」(1975)が大ヒットしたワケっスが、そのヒットを受けての「夏が来た!」は、確固たる"セルフ二番煎じ楽曲"です・・・。どういうコトかと言うと、楽曲のイメージがサワヤカ系季節モノってコトで「春一番」と全く同じ路線で、音楽的にもリズムが全く一緒でのぉ~。アレンジ自体もほとんど一緒。特に、ドラムが全く一緒。そういう意味では、「夏が来た!」は、かなりのトホホ楽曲です。とは言え、ワタシはコッチの方が全然好きでして、ってか、キャンディーズのヒット曲で一番好きなのはドレかと聞かれたら(聞かれませんが)、今なら「夏が来た!」っスと答えるくらい好きな曲デス。
(そう言えば、二番煎じ的トホホと言えば、「年下の男の子」の次の「内気なあいつ」のセフル二番煎じ振りもミゴトです。曲は悪くはナイのですが。)

ホレ、「夏が来た!」です。
みなはれ、聴きなはれ
↓↓↓↓↓



ん~、エエねぇ~。
こういう、アッサリしすぎかもしれない、全くアクのナイ曲が、ある意味でキャンディーズの真骨頂かもしれんね。と、最近(と言っても一年くらい前から)、思ってまして、実は、この次のシングルである「ハート泥棒」は少々アクのある歌詞でサ、「ミスターX」とか歌詞に出て来ちゃうンすが(覚えてますよね?)、でも、そっちの路線は、「ハート泥棒」の一週間くらい前に発売されている「ペッパー警部」のピンクレディに任せておけばエエじゃん、と言う感じがしますよね。まぁ、「警部」は「泥棒」より強かったってぇハナシもありまスが、セールス的にはピンクレディの方が全然上だったワケでサ、ピンクレディの人気の「広さ」はセールスに繋がるけど、キャンディーズの人気の「深さ」はセールスに直結しないって事なんでしょうね。今になれば分かります。

えぇ~、そんでデスね、ド派手路線で、アクだらけで、ギラギラに印象が強いピンクレディは主に小中学生に受けまくって売れまくったケド、哀しいコトにコアなファンが決して多くはなかったんでしょう。結局、世間からは数年で飽きられて、何か寂しい感じの解散でしたね。それに対し、キャンディーズの当時のコアなファン(コチラはピンクレディのファンより年齢層が上、当時の高校生・大学生が中心でしょ?)はキャンディーズに飽きたりしないから、今年になって「全国キャンディーズ連盟2008大同窓会」開催なんつコトが起きるんでしょうね。

で、何が言いたいかっつと、奇を衒わない正統派が、結局は長く愛されるんでねーのか、と言うコトであります。
つまり、エレキベースならフェンダーの4弦、自転車ならクロモリっつコトね。
ジェイミスのエクリプス、いいなぁ。(←結局、コレが言いたかったのか?)

(ちなみに当記事は昨年の8/8からの続きデス。珍しく、ちゃんと続編を書けました。・・・ってか、今日の我が記事こそが世界一のセルフ二番煎じだワ。)

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ゥオォオオオ~ライッ!和田アキ子峠。

2008-07-01 21:25:42 | 日本のロック・ポップス


和田アキ子
『和田アキ子リサイタル~日劇に於ける実況録音』(1973)

ィイェアァァアァッ!

ッハアァァァ~ッ!

ゥオォオオオ~ライッ!

フェァッ!

一曲目の「夏の夜のサンバ」の冒頭のアッコさんの雄叫びをカタカナでコピーすると、以上の四行になります。
かなり頑張って、完コピしたつもりなんですが、どうでしょう?
(このレベルに仕上げるのに50分掛けて推敲しました・・・。)

このアルバムを持っている赤ペン先生諸氏、添削をお願いします。

それにしても、ソウル歌謡に於けるアッコさんの、風圧はホントすげェな~。
洋モノのカヴァーも当然すげェんスが、やっぱ、一曲目の「夏の夜のサンバ」が一番スゴイ。ってか、冒頭の四行が一番スゴイっすワ。

このアルバムは、バリバリのソウル歌謡と、『仲よし音頭 日本一だよ』(←昭和37年の和モノ映画)みたいなネーミングのセンス(をカルピス的に五倍希釈で薄めた歌謡曲テイスト)の世界とがハイブリッドしているアルバムです。(別に、そんなタイトルの曲がある訳じゃないでス)

で、実は、まだまだアッコさんは大御所ではなかった事がよくわかるMCが実は、一番の聴きものだったりします。

そんなワケで、この記事、「また近いうちに和田峠に行こうか」と言う予告記事なんでゴザイマす。

ィよろしく。

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ゆる~く復帰。CKBのファンクから。

2008-06-09 21:59:45 | 日本のロック・ポップス
クレイジーケン・バンドの昨年のアルバム『Soul電波』(2007)には、弩級の低重心ファンクが3曲収録されているワケですが、コレは掛け値なしにカッコイイです。

「HEMI HEMI DODGE CRUISING」
「LADY MUSTANG」
「てんやわんやですよ(album version)」

どれも、コンガ(伊達弦サン!)のパンパンに張った空気感がスゲェでぇ!
で、それぞれの曲から連想する曲ってのがあって、つまりね。


War「Low Rider」(1976)


Tower Of Power「Squib Cakes」(1974)


Sly & The Family Stone「Family Affair」(1971)

と言うコトなんスがね。

割と分かりやすく、コレらの曲を感じるのデス。
(モチロン、これらの曲ダケが源泉ではナイですよ。そんで、曲自体が似てる訳ではナイですよ。アレンジのソコかしこに分かりやすく連想させるパーツが組み込まれてるってコトです。)

で、コレ。
オンガクへの愛が浅いヒトに言わせると「パクリ」って表現するンすよね。

違うっつーのね。
ココには間違いなくリスペクトが入ってるモンね。
パクリなんて言う、浅いモンではナイわっつのね。
これは確実にオマージュだワ。

ソレをね。
パクリって言っちゃ、全然違うよね。

そして、これ、確実にCKB仕様の仕上がりだっつーのね!
それを聴き取れんかったら、モッタイナイじゃんね。
そもそも、パクリの要素のナイ音楽なんて、ドコにもナイでしょ!
ついでに言っておくと、連想したファンクの大御所達の曲より、ワタシはCKBのこれらの曲の方が好きだ。

もっと対峙して全身で感じろ。
あるいはもっと入り込んで全身で感じろ。
半端にアタマで聴くな。

と、まぁ、そんなコトで、やっぱ、オンガクっつのは、理性と生理のアイダで感じるのが一番楽しいと思うワ。

(復帰第一弾がワケの分からん音楽論でスマン、諸氏よ。次回は風張峠ズラよ!)

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パフューム / 『GAME』(2008)

2008-05-03 01:11:41 | 日本のロック・ポップス
パフューム(Perfume)
『GAME』(2008)

かなりキテます。
個人的にへヴィ・ローテーション中です。

徹底的にヴィブラートとスラーを省いた、つまり、直線的であって、かつパーツの繫ぎ目がハッキリと分かる、そんなコトを意図的に聞き手に意識させるヴォーカルがスゲェ心地ヨイです。プロデューサーの中田ヤスタカはやっぱりアザといヒトです。
で、このシンドいスタイルのヴォーカルを頑張ったパフュームのお三方にも拍手です。(ま、ブツギリで録ったのかもしれませんけどね。)



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どしゃぶりの雨の中で関戸フリマ?

2008-04-18 05:48:37 | 日本のロック・ポップス
ソウル歌謡の大傑作であり、和田アキ子の最初のヒット曲である「どしゃぶりの雨の中で」(1969)は当然みなさんご存知でしょうな~?押忍!
で、気が付いたのですが、この曲、サビ(「♪どぉ~しゃぶり~のっ」)に入った最初の音が、平歌(←サビじゃないとこ)のどの音よりも低い音なんすね。サビでガツンとドスを利かすと言うのは、サスガにアッコな曲でありますが、しかも発音されるのは、もっとも男らしい濁音である「ど」なんでアリマス。時代を超えて残る傑作と言うのは、このように、楽曲と演者の特質がベストマッチした時に生まれるのかもしれませんね。

さぁ。明日は、関戸での半年に一度のフリーマーケットの日です。
自転車好きの方々は(←ヒトゴトみたいに言ったりする)、どしゃぶりの雨の中でもフリマに出かけるのでしょうか。ワタシは出かけませんが、「青山テルマより関戸フリマだべ」くらい言いながら、てるてるボーズを作るくらいの事はできましょう。たぶん、その効果で午後には雨が上がりますので、それからコソコソと出かけます。

(ちなみに、ピストの納車は伸びそうです・・・。)

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